黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体(適菜収)

内容に入ろうと思います。
本書は、現在の日本を動かす最大勢力である「B層」について分析しつつ、そこに、ほらゲーテも昔こんなこと言ってるよ、今の日本もそんな感じでしょう?と、ゲーテの言葉を引用している、と言う内容です。
内容に入る前に絶賛しておきましょう。これ、マジ面白い!!時々新書を読むけど、久々の超超超大ヒットです、僕の中で。
さて、まず「B層」とは何か。
この呼び方の起源は、2004年12月15日に、スリードという広告会社が作成した、「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」という資料に載っている呼び方をそのまま使っているものです。これは、いわゆる郵政選挙と呼ばれる、小泉純一郎が大勝した選挙において、内閣府が広告会社に依頼したものです。
そこには、郵政民営化に賛成かどうか、IQが高いかどうか、によって、国民を四つに分類し、それぞれにA層~D層という名前をつけています。
その中で、郵政民営化に賛成でかつIQが高くない人たち、を「B層」と名付けています。
本書では、それをそのまま流用する形で「B層」という呼び方を使っています。本書における「B層」の定義を抜き出してみます。

『B層、とは、知的程度がそれほど高くなく、A層(財界勝ち組奇業・大学教授・マスメディア)から投下されたメッセージをそのまま鵜呑みにしてしまう層です。企画書にあるように、「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」ですね。
B層は自分のたまで考えるのではなく、A層から結論を与えられるのを待っている。逆にA層にとって、B層は最大の顧客なので、B層向けコンテンツを中心につくるようになります。
その結果、A層とB層の間で増幅作用が発生し、巨大なB層エネルギーが誕生する。そしてこれが社会全体を飲み込んでしまった状態が我が国の現在です』

本書の冒頭には、こう書かれています。

『今、日本を動かしているのは誰だと思いますか?
内閣総理大臣ですか?
財務官僚ですか?
アメリカですか?
いいえ、ちがいます。
B層です。』

ここを読んだ瞬間にもう、この作品は間違いなく面白いだろうなぁ、と直感しました。

その後にこんな風に続きます。

『誰もがうっすらと気づいていたけれど、表立っては言えなかったこと。それは、今の日本の最大の謙抑者がB層であるということです。』

そう、確かに気づいていた。はっきりと、明確に、ズバッとした言葉で自分の中で表現できていたわけではないけど、確かに僕も気づいていた。いやーな雰囲気とともに、そういう最大勢力の存在には気づいていた。本書はそれを、明快な言葉でズバッと文章にしてくれたので、本当にすっきりしました。

本書の目的を著者はこんな風に書いています。

『本書の目的は、B層を批判したり、からかったりすることではありません。B層を「上から目線」で非難するのは、無意味であり見当違いです。
(中略)
B層が一定の割合で存在するのは必然ですし、B層をなくすことはできません。そうではなくて、わが国におけるB層の急拡大が、歴史上どのような土壌の上に発生したものであるのか、そして、それがわが国の将来にどのような影響を与えるのかについて考える必要があるのです。』

B層が存在することは仕方ない、というのは僕もその通りだなと思うのです。僕の周りにも、あぁこの人はまさにB層だな、というような人がいたりしますけど、そういう人たちの考え方が変わるとはとてもじゃないけど想像出来ないのです。確かに、B層の急拡大はちょっと恐ろしい。僕と同じような恐ろしさを日々実感する人もきっと少なくはないだろうと思います。それでも、結局僕らはB層と共に生きていかなくてはいけない、じゃあどうするのか、というような方向性で考えなくてはいけないんですよね。
と、ここまで色々書いてきましたけど、一つ僕の中で大きな前提があります。僕は本書を、メチャクチャ面白いと感じましたけど、恐らくそれは、『自分はB層ではない』という大きな前提を自分の中に設けている、ということのはずなんですね。でもそれは、過信しすぎるのは怖い。本書を読み続けてずっと感じていたことは、自分がB層だったらどうしよう、という恐怖です。
例えば本書にはこんな文章がある。

『B層の特徴は歴史を知らないことです。そして歴史は趣味の一種であり、それを知らなくても生きていけると、かたくなに信じています。』

僕はそういう人間なんですね。歴史を学ぶことにどれだけの価値があるのか、実感できない。だから、歴史をまったく知らないのです。もちろん、自分が歴史について無知だ、という自覚はあるので、歴史に関わる部分に関しては沈黙する、という程度の節度はあるつもりですが、歴史を学ぶ意志は結局ないわけです。
また僕は、前の民主党が政権をとった選挙の際、少なくともあの瞬間だけは、確実にB層でした。本書を読む限り、あの選挙における民主党のマニュフェストは、詐欺みたいなものだったんだそうです(もちろん、分かっている人には当然の話なんでしょうけど、僕は政治の話も無知でして)。あの時は本当になんとなく、周りの雰囲気に流されるようにして投票をしたのでした。普段はB層ではないかもしれないけど、B層として振舞ってしまう瞬間がある、という可能性はもちろんあります。本書を読んで本当に、B層的な行動だけはすまい、と思ったし、知らないウチにB層的な行動を取ってしまっているかもしれないことを物凄く恐ろしく感じました。
本書は、様々な話が出てくるわけですが、基本的には政治の話が多い。B層が力を持つことで政治がどう変わってしまったのか。
本書にはズバッとこう書かれている。

『B層社会では、政治の低レベル化が進みます。政治家としての能力より、B層に受ける能力のほうが重要になってくるからです。』

それを意識的にやっているのが、小沢一郎であり、小泉純一郎であるんだそうです。小沢一郎は、民主党のマニュフェストが実現不可能であると当然分かっていたし、識者にもそう指摘されていた。しかし、その識者による指摘がB層に届かないことも見抜いていた。そこに小沢一郎の天才性がある。また小泉純一郎は、民間調査会社に世論調査をさせ、政権の支持率が上がることを確認してから参拝を決定した、というような話も本書には出てきます。
B層は、自分に分からないものを徹底的に受け入れない。理解出来ないものを遠ざける。だから、安倍晋三が「戦後レジームからの脱却」と掲げた時、「レジーム」を理解できなかったB層は無視した(と書いてる僕も、レジームの意味は分からない)。一方で、自分の土俵の話には徹底的に食いつく。だからこそ、麻生太郎の漢字の読み間違いには恐ろしい勢いで食いついた。
B層に受けるパフォーマンスが出来るか否か。もはやそれだけが政治家としての評価の対象になってしまっているわけです。
そもそも著者は、『民主主義は最悪の政治形態』と書いています。というかこれは著者だけの意見ではなく、過去様々な知識人が同じ事を言っていたらしいのです。政治に直接民意を反省させてはいけない。これは、ナチス初め、様々な過去の教訓からも明らかなんだそうです。
僕は、『民意を尊重する医者がいたら嫌でしょう』という喩えで凄く納得しました。確かに。医療も政治も、プロがプロによる判断によって動かすべきなのかもしれない、と思いました。
本書には他にも、様々な話が出てくる。章立てとして括られているものとしては、「B層グルメ」と「B層カルチャー」がある。どちらも、B層の存在がいかにグルメやカルチャーに壊滅的な打撃を与えたのか、という話が書かれます。
書店員的に頷けるのは、ベストセラーの話。ここ最近のベストセラーはほとんど、B層が反応することで生み出されている。そしてテレビも本もそうだけど、何故これほどまでに低レベルなコンテンツが溢れているのかというと、頭のいい人間がB層を対象に商品をつくっているからだ、と本書では書かれています。書店の現場にいると、そうだよなぁ、と凄く実感できてしまう話でした。
ちょっと前の話だけど、バイト先のスタッフに話の流れで、『まあ、テレビで言ってることなんて半分以上嘘だからね』って言ったら、「へぇ~そうなんだ~、知らなかった。」という反応をされました。テレビで言ってるから正しい、と鵜呑みにしてしまう人が多いんだなぁ、と実感した出来事でした。もちろんテレビにしたって雑誌にしたって正しいことも書いてあるだろうけど、基本的には、A層の言うことを疑問なく受け入れるB層向けの、誰かが儲かったり都合が悪い部分を隠したり何かの流れを作ったり、そういう意図が隠された情報が垂れ流されている、というのが正しい認識だろうなぁ、と思うんですね。まあ、雑誌は元々読まないし、テレビは最近本当に見なくなったからあくまでもイメージですけどね。
僕は自分が一流にはなれないし、一流のものを理解できるわけでもないということはもう知っています。だからこそせめて僕は、三流のものを必要以上には認めない、という立ち位置をなんとか保とうと思っています。
本書は、なかなか過激なことも書かれているので、内容すべてに賛同しているわけではないけど、B層という最大勢力を定義し、B層がいかに危険な存在であるかを明確に文章にしてくれている、という点で、僕の中で本当にしっくりくる作品でした。メチャクチャ面白かったです!「ゲーテの警告」っていうタイトルは、本当に売れなさそうな匂いしかしませんが、本書を読む限り、これはきっと著者の意向なんだろうなぁ、と勝手に想像しました。この内容なら、いくらでもB層が手に取りそうなタイトルをつけて売り出すことは出来ただろうと思います。でも著者はそれを良しとしなかった。敢えて「ゲーテの警告」という、B層がまったく反応しなさそうなタイトルをつけたんだろう、と勝手に想像しました。だからこそ僕は、この作品をB層まで届くように売るのが目標です。
本書は、日本人必読ではないかと思う作品ですが、特に物を作ったり売ったりしたりしている人には読んで欲しいかもしれません。もちろん、そんなこたぁもう随分前から知っとるわ、という人もいるでしょうし、読んだところで明確な解決があるわけでもなく殺伐とするだけです。ですが、それでも、B層という層をきちんと意識し、それとどう向き合っていくのか、ということを考えることは非常に大事だろう、と思います。本書で描かれる桑田佳祐のように。
というわけで、本当に是非読んでみてください。久々に新書で僕の中で大大大ヒット作品です。メチャクチャ面白いです。

自分用のメモで、POPのフレーズを書いておこう。

『日本人必読の書!ゲーテとかマジ関係ねぇから安心して』

『B層が空気を作る。その空気は、日本を滅ぼす』

『自分がもしB層だったら…と思うと恐ろしい!いや、僕はB層じゃない!…たぶん…』

適菜収「ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体」



関連記事
スポンサーサイト

Comment

[4130]

こんにちは。お元気でしたか?
台風15号が関東地方でも暴れまくって大変でしたね。被害はありませんでしたか?
我が家は植木鉢が倒れた程度で済みましたが、お隣は庭木が根元から倒れて、その処理に追われていました。

たった今、この本を読み終えました。奇しくも3連休最後の日です(特に深い意味はありません、笑)。
かなりショッキングな内容でしたね。B層、私などそのものズバリ!だと少々凹みながら読みました(泣)。民主主義の欺瞞というのはうすうす感じていましたが、これが日本を滅ぼす原因に至るとまでは思っていませんでした。しかし、大人が幼児化しているというのは実感として分かります。大の大人がみっともない!と感じる機会が多々ありますので。

私は細川政権ができたとき、日本もこれで大きく変わるだろう、と期待してしまいました。しかし、現実は…。民主党政権になったときは、前回ほどの期待はありませんでしたが、自民党が嫌いなので、少しはよいかなとは思いました。しかし、最初から胡散臭いとは思っていましたよ(笑)。何と言っても「子供手当」、その財源について明確な説明を避けましたよね。子供1人当たりこんな高額(?)な金額を支給するって、狂気の沙汰としか思えません。しかも、子育てに使うという縛りもありませんし。国の負債がこれだけ凄いことになっているのに、更に手当てを支給するのは選挙目的(党の売名行為)でしょうね。ありがたく頂く(我が家は子供が成人していますので)立場ではありませんが、本来子供にお金がかかるのは当然ですし、その覚悟で子供を産み育てるべきです。国からのお金など当てにしてどうする?と思いますよ。

摘菜さんは、普段なかなか言いにくいことをズバッと言い放ってくれたので、読んでいて小気味よかったですが、具体的にはこのB層をどうすればよいのでしょうね。自分の頭で考える、人におもねない姿勢を保持しろ、ということでしょうか。読書についても、古典を読め、とお書きでしたね。同時代の同業の人の著作を読んでも意味がないとか…。これは、私にとってはかなりのハードルです。がちがちの古典は勿論ですが、私自身樋口一葉辺りでも、文章が読めません(泣)。読み慣れないからでしょうが、本当に困ったものです。

この本のタイトルは、ゲーテを前面に出したことでちょっと知的な雰囲気を出していますが、ある意味、これもB層狙いでは?と思いました。新書版ですので、手に取りにくいかも知れませんが、B層って何だ?と思って気にする人もいると思いますよ。やはり通りすがりさんのPOPがここで活躍するかも知れませんね(笑)。

では、だらだら長くなりましたが、この辺で。読書に相応しい気候になりましたね。
読書の秋を大いに堪能しましょう!!

[4131]

こんばんはですー。
台風はちょっと凄かったですね。僕は直接的には被害はなかったですけど、バイト先の店が早仕舞しました。それもあって、その週は仕事を終わらせるのが大変だったなぁ。ドラさんも大きな被害がなくてよかったです。

僕もちょっと恐ろしくなりながら読みました。自分の周りにB層だなぁと思える人は結構いて(主にバイト先)、そういう人たちのことを当てはめながら読みました。とはいえ、感想でも書きましたけど、僕自身も流れに完全に乗っかっちゃった選挙とかあったりで、ダメだなぁ、と思いましたけど。僕は自分は基本的にはB層ではない、と信じたいのですけどね。

僕はそもそも選挙とかまるで興味がなくて(その時点でB層かどうかに限らずダメダメですけどね…)、その時の選挙は、完全に雰囲気で投票しました。この本を読んで、そんな自分が恥ずかしくなりましたですよ。

ドラさんも、古典読めない人ですか!それはちょっと安心しました。僕もまったく読めなくてですね…。作品自体を評価する前に、まず文章が頭に入ってこないんですよね。昔から良いと言われているものを評価できるような人間になりたいものですけど、なかなか難しいです。
ホント、B層はどうすればいいんでしょうね。とにかく僕は、テレビを見ないようにする、っていうのが一番有効なような気がしちゃうんですけどね…。

僕は、このタイトルは、敢えてそうつけたんだろうなあ、と感じました。なんとなく、B層向けにならないように、というような著者の意思を感じました(勘違いかもですけど)。でも僕はこの本を、B層に売りたいんですよねー!頑張ります!

ホント、涼しくなって過ごしやすくなりましたね。
急激な気温の変化に体調を崩さないでくださいね!

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/464-1dd40818

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
10位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)