黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

暴虎の牙(柚月裕子)

正義のために悪になれる、というのは、賛否両論あるだろうが、カッコイイな、と思う。

僕は静岡出身だが、静岡には「清水の次郎長」と呼ばれる有名な犯罪者がいる。いつの時代の人なのかはっきりは知らないが、不正やあくどいやり方によって多くの金を持つようになった者だけを狙って金品の強奪を繰り返していたという。僕はなんとなく「清水の次郎長」を、市民にとっての「ヒーロー」のような捉え方をしている。

子供の頃、「正義」というのは、なかなかシンプルで分かりやすいものだった。戦隊モノでも、アニメでも、絶対的な悪と、絶対的な善がはっきりしていて、善が悪を打ち負かすことが「正義」だと思っていた。

しかし、大人になると、シンプルにそう捉えることが難しくなっていく。机上の空論のような「正義」を唱えたところで、なかなか社会に影響を与えることは難しい。あるいは、「正義」であると名乗って活動をしていても、裏で何をしているのか分からない。そういう、非常にファジーな状況に多々遭遇することになる。

そうなって初めて、「正義」というものについて考えるようになる。

今の僕にとっての「正義」の捉え方は、「最終的な被害を受ける側が最小限の被害で済む」というものだ。

例えば、「清水の次郎長」の例で説明しよう。「清水の次郎長」は、あくどいやり方で金儲けをしている人間ばかりを狙っている。この場合、「最終的な被害を受ける側」は誰かというと、あくどいやり方で金儲けをしている人間に搾取されている人、ではないかと思う。「清水の次郎長」から直接的に金を奪われる人間は、そもそも金をたくさん持っているわけだから、「最終的な被害者」とは思いたくない。それより、搾取されている人たちを「最終的な被害者」と捉えたい。そして、「清水の次郎長」は、そうした搾取されている人たちの鬱憤を晴らすために盗みを行っているのだから、搾取されている人間の気持ち的な被害は減じられる、ということになるだろう。

この場合、僕は、犯罪者である「清水の次郎長」を、「正義」と捉えたい。

「正義」というのは、犯罪の有無そのものではない、と思っている。それより、誰にどういう被害をもたらすかが重要だ。その過程でどれだけ犯罪行為があろうとも、守るべき人がきちんと守られているならば、それは「正義」と捉えていいのではないか、と僕は思う。

そういう意味で、大上章吾も、沖虎彦も、僕は嫌いになれない。というか、全体的には好きだ。

まったく立場の異なる二人だが、どちらも、「堅気への被害を最小限にする」という意志は共通している。悪同士で潰し合っている分には、なんの問題もない。もちろん、積極的に悪の道に踏み入れたわけではなく、そうせざるを得なかったという人も多数いるだろう。しかし、やはり、一歩でも悪の道に踏み入れてしまったら、以後、その人の発言を、仲間以外の人が信じる理由はなくなる。そういう意味でやはり、悪の道を進むには、理解できているかどうかに関わらず、覚悟が必要だ。

沖虎彦は、悪の道に進まざるを得なかった人だ。それはもう、切実に、避けようもなく。それは非情な運命であり、軽々しく言ってはいけないが、不幸な境遇だと思う。しかしそういう中で、彼は、ある意味で真っ当な価値観を身に着ける。誰だったら傷つけていいか、骨の髄まで理解しているのだ。

一方、大上章吾は、詳しくは覚えていないが、そういう生き方をするかどうか、選択できる立場にあったのではないか、という気がする。しかし、人生のいくつかの分岐点を経て、彼は、悪の世界に飛び込んでいく決意をする。そうすることで、「正義」が実現できると信じて。

暴力というのは、天災のようなものだ。いつどこでどんな風にもたらされるのか分からない。しかしそういう、普通にはコントロールできないはずのものを、支配下に置こうとした。

そういう意味で、大上章吾という男はやはり別格の凄さを感じさせるし、抑えきれない衝動を抱えつつも、堅気には可能な限り手を出さなかった沖虎彦もまた、筋が通った男だなぁ、と感じさせられた。

内容に入ろうと思います。
本書は、「孤狼の血」シリーズの完結作。大上章吾と日岡秀一が共に登場するという、豪華な内容になっている。
沖虎彦は、五十子会の組員でシャブ中だった男を父に持ち、壮絶な子供時代を過ごした。ギャンブルに金をつぎ込み、母や子に暴力を振るいまくる父親にうんざりした虎彦は、父親を殺し、幼馴染である三島考康と重田元と共に、山中に埋めた。
また彼は、彼を慕って集まってくる者たちを集めて、呉寅会という愚連隊を結成。ヤクザに憧れる者は徹底的に排除し、ヤクザのケツ持ち無しで、一本(独立独歩)で広島で暴れまわった。ヤクザをまったく恐れない連中として、ヤクザの間でも知られる存在となった彼らだったが、地元・呉原でなりふり構わず暴れたせいで身の危険を感じ、広島市まで出てきた。
そこで彼らは、大上章吾(ガミさん)と出会う。広島北署二課暴力団係、いわゆるマル暴である大上は、恐喝まがいの金の回収をしていたところに割り込んできて、勝手に場の仲裁をしやがったのだ。
大上は、五十子会にいた沖勝三を記憶していて、様々な情報から、虎彦が彼の息子だと理解する。広島ヤクザについてはあらゆる情報が入ってくる大上の元にも、沖たちの情報はほとんど入らない。ヤクザを恐れない愚連隊であること、五十子会の組員でありシャブ中だった父親を憎んでいる、という情報から、大上は、沖は使える、と判断した。
大上は、マル暴の刑事であるが、高校の同級生であるという関係で、瀧井組の瀧井銀次と昵懇の仲だった。この瀧井組は、五十子会と対立している。瀧井組は、筋の通ったヤクザであり、同級生のよしみもあって、大上は肩入れしていた。ということはつまり、大上は、警察の立場でありながら、五十子会を徹底的に潰すための動きを常にしていたのだ。
そのために、沖は使える。
そういう思惑から、大上は沖につきまとうようになっていくが…。
というような話です。

メチャクチャ面白かった!500ページ近くある、かなり長い物語だけど、一気読みだったなぁ。シリーズ二作目の『凶犬の眼』は、ヤクザの組織の関係性があまりにも複雑で、人間関係・設定などを理解するのに苦労しましたけど、本作はそんなことはありません。ヤクザ同士の抗争の話は出てくるけど、一作目の『孤狼の血』で描かれていたみたいな対立関係なので非常にシンプル。もちろん、本書に名前が出てくるすべてのヤクザの関係性をちゃんと把握しようと思ったらなかなか難しいかもだけど、ストーリーを追っていくために頭に入れておかないといけない部分はかなり少ないです。

本作では、大上章吾が出てくるんだけど、メインで描かれるのは沖虎彦という男。彼は、父親がシャブ中のヤクザだったこともあってヤクザを憎んでおり、ヤクザ連中から金やシャブを奪うという、無謀にもほどがあるやり方で生き延びようとしている。普通は、愚連隊でも暴走族でも、ケツ持ちとしてどこかヤクザがついている(という時代の話だ)。しかし沖は、幼馴染であり、沖と同じく血の気が多い二人とともに、ヤクザばかりを狙って、ヤクザでもやらないような無茶をし続ける。

【沖はヤクザなど怖くなかった。ヤクザは臆病者だ。自分が弱いから、さらに弱い者を痛めつける。バッジを外せば、ただの腰抜けだ。親父がヤクザだったから、よく知っている】

こういう沖を勝手に慕ってできたのが「呉寅会」であり、ヤクザからも恐れられる存在だ。

しかし、「呉寅会」はヤクザではないから、ヤクザについてだったらなんでも知っている大上章吾の耳にも、情報がほとんど入ってこない。また沖も、ヤクザではないから、広島のヤクザだったら誰でも知っている、マル暴のガミさんについて知らない。この設定が良い。沖も大上も、お互いに相手がどんな人物か分からないまま、相手をどう扱ってくれようかと考えながら近づいていく。その距離感の取り方や心理戦みたいなものは、臨場感溢れる感じで描かれている。

やっぱり、ガミさんが良い。特に、沖の視点から描かれるガミさんのとらえどころの無さは見事で、無駄話や明らかな嘘で相手を不快にする感じは、実際に対面したらイライラするだろうなぁ、と思った。ガミさんも、瀧井組に肩入れしているという意味ではまっとうな刑事ではないのだけど、ただそこにもちゃんと理由がある。職業倫理としては認められないと思うが、読者は、「大上が五十子会を潰そうとするのは仕方ないよなぁ」と感じてしまう部分もあるだろう。もちろん、ガミさんは「善」か「悪」かでは捉えられない存在だ。どうしても、受け入れがたい部分もあるだろう。しかし、そういうアンタッチャブルな存在だからこそ出来ることがある。実際に、ガミさんのやっていることは、悪事そのものだったり、悪事を見逃すことだったりと、刑事としてはアウトな行動だが、しかし、ヤクザが堅気に迷惑を掛けないための最善の方法を常に取ろうとしている。ヤクザがいなければ、あるいは、ヤクザが堅気の迷惑になってしまわなければ、ガミさんは「悪」側に寄る必要がない。そういうことが伝わってくるからこそ、憎めない存在だと感じる。

僕は読んだ本についてすぐ忘れてしまうけど、本書には「孤狼の血」に出てきた人たちがたくさん出てくるし、何より、色々あってここではほぼ触れなかったけど、日岡秀一も出てくる。オールスターという感じだ。暴対法が生まれた現在では、本書に描かれたようなヤクザはもう存在し得ない。別に、ヤクザに存在してほしいわけではないのだけど、自分が絶対に巻き込まれることがない物語の世界で、ヤクザや荒くれ者たちの血しぶきを感じられるというのは、凄く良い。確かに、残虐なシーンも多いし、そういう部分を苦手に感じる人もいるだろうけど、様々な「悪」が、その背景にある理由と共に、そうならざるを得なかったものとして描かれていくという意味で、ストーリー上の不快感というのはほとんどないと思う。

一般的な価値観からすれば「悪」でしかない世界・行為を描きつつ、それが、最も大事なものを守るためのギリギリのラインであり、その境界上で踏みとどまろうと努力する男たちを描き出す。とにかく、グイグイ読ませる力のある、メチャクチャ面白い物語です。

柚月裕子「暴虎の牙」

関連記事

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3939-47a5ced2

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
10位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)