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まほり(高田大介)

僕は「歴史」というものが基本的には好きではない。その理由はシンプルで、「書き残されたものがどうして”正しい”と言えるのか」という疑問が根底にある。

例えばツイッターなんかを考えてみてもよく分かる。デマや流言なんか、あちらこちらで飛び交っている。もちろんこれは、「誰もが発信者になれる時代ゆえの現象だ」と捉えることも可能だ。昔は、文字を読める人も書ける人も少なかったのだから、同列に論じることは意味がないという主張もあるだろう。しかし一方で、「歴史とは勝者が残すものだ」とも言われるし、勝者にとって都合の悪い歴史は残りにくいのもまた事実だろう。また、「聖徳太子はいなかった」「鎌倉幕府の始まりは1192年じゃなかった」など、教科書に書かれていた事実がどんどんと改定されていく。そういう部分への「不信感」みたいなものもある。

僕は、「歴史学」について詳しい知識があるわけでもないので、勝手な憶測を積み重ねた上での忌避でしかないのだけど、そんな風に考えて、僕は「歴史の正しさ」みたいなものが信用できない。

本書では、そんな僕の「歴史への疑い」がちょっと変容するようなことが結構描かれている。そういう意味でも本書は面白い作品だと思った。

【史料の伝存自体がすでに書いたものの底意、保存したものの意志の働きを帯びているということです。そしてそれを出来うる限り客観的な形で今日に読み解き、将来に向けて紹介伝承していこうとする我々史学者の営みもまた、同じくなんらかの底意、なんらかの意志の働きを免れえないということなんですよ。史学そのものが透明なものではありえない、史学こそが、何らかの歴史、何らかの事実というご大層なものが形作られ、維持されていくのに手を貸してしまわざるをえないという、この背理に自覚的でなければならない理屈でしょ。歴史学は廉潔であろうとすればするだけ、客観性という幻想に対して慎重であらねばならない】

作中に登場するある史学者の言葉だが、この言葉から僕は、量子論の「観測問題」を思い出した。

ここで指摘されていることは、「なんらかの形で史料に接しようとする人間の意志が、史料の客観性を失わせる」ということだと思うが、同じようなことは、物理学でもある。「量子」というのは、原子などの非常に小さいものを指すが、それを扱う「量子論」では、「量子を観測するという行為が、量子の存在状態に影響を与えてしまう」と解釈されており(まだこの「観測問題」は決着がついていない)、つまり、「観測するという行為が量子の状態を変化させてしまうから、我々は量子を正確に”観測”することができない」と、現在では結論されている(ハイゼンベルクの不確定性原理)。

これは先程引用した話と、ほとんど同じといえるだろう。

別の箇所で、主人公がこんなことを言っている。

【(今調べている歴史的な事柄が)事実であったとしてもだよ、他でもないこの一事ばかりを追究するということが、とっくに俺の主観に彩られているだろう。何故この事ばかりを問題にするのか―そうした俺の拘りが既にして問題を主観的にしてしまっているんだ。歴史が残る、歴史を残すということ自体が無垢の客観性を保証してはくれない、むしろそこに意図と動機を刻んでしまう…】

これについても、現代的な例証を引っ張ってくることが出来る。例えば、ワイドショーなんかでよくある不倫報道。僕は、不倫が殊更に悪いものだと思っていないが、とりあえず世間では悪いことということになっている(まあ、不倫というのが、誰かを叩いたり貶めたりするのにうってつけの題材であり、それが故に、叩いたり貶めたりしている自分を正当化するために、不倫を殊更に悪者扱いしている、という側面はあると思うけど)。で、世の中に出てくる不倫報道って、数年前のものだったりすることもある。もちろん、事実は数年前でも、情報提供がなされたのが最近だ、というケースももちろんあるだろう。しかし不倫報道の中には、「対象となる人物の悪評が、その人物に最もダメージを与えるタイミング」で報じられるものもある。出馬しようとしているタイミングや、新しい番組が始まろうとしているタイミングなどである。もちろん報じる側は、雑誌の売上や視聴率なんかを見込んでそういうタイミングを選んでいるわけだけど、これなどまさに、「事実が主観によって歪められている事例」と言っていいだろう。事実そのものが変わるわけではないが、その事実を捉え、報じる側の人間がどういう主観を持っているかによって、その事実の受け取られ方は大きく変わっていく。

先の主人公のセリフも、そういう意味がある。僕らはなんとなく、「歴史的事実は固定的なものだ」という印象を持ちがちではないかと思う。大昔に起こったことであるし、「歴史的事実」が「固定的」なものなんであれば、どういう掘り出し方をしたって「変わらない」と思うのはある意味で当然だと言えるだろう。しかし、そうとも限らない。というか、そうではない。「掘り出し方」によって、「事実」の捉えられ方は明白に変わってしまう。

本書は、古文書の記述なんかが出てくる、ちょっとハードな民俗学ミステリで、正直、ちょっとついていけない部分もあった。しかし、そういう「過去の時間軸」に存在するものはともかくとして、「現在の時間軸」に存在する、「歴史というものとどう向き合い、どう掘り出していくべきかを考える人々」の話は、非常に興味深かった。「歴史」というものには今まで苦手意識しかなかったが、やはりそこには「食わず嫌い」的な要素があったようだ。もちろん、「歴史の教科書」は、まだ全然好きになれないけど、「歴史」というものと様々なスタンスで関わろうとする人々の物語を読んで、なるほど、一概に忌避するのも違うかもしれないな、という気分になれた。

内容に入ろうと思います。
大学生の勝山裕は、大学院進学を目指して勉強中だ。とりあえず大学に入った、というチャラチャラした連中とはあまりソリが合わないのだが、ひょんなことからある卒研グループの飲み会に誘われることになった。都市伝説をテーマに研究をまとめようとしているが、そもそもの研究手法からおぼつかない連中に、初歩の手ほどきをしただけであったが、その会話の中で裕は気になる話を耳にした。裕の出身に近い上州のある村で、子どもたちが二重丸が書かれた紙がそこかしこに貼られていることに気づいた、という話だ。その話自体は、明確なオチがあるわけでもなく、二重丸の正体も不明なままだったが、裕は、その話の出どころである、まさに子どもの頃に二重丸の紙をみんなで探したという張本人からも話を聞いた。何故そこまでこの話に興味を持ったのか。その二重丸の紙は、「こんぴらさん」と関係があるとされていたのだが、その表記が「琴平」だった。そしてその名前は、裕の母親と関係があるかもしれないのだ。裕の母親は幼い頃に亡くなっているのだが、父親からも、あるいは戸籍上からも、母親に関して確たる情報が得られない。唯一、旧姓が「琴平」あるいは「毛利」と関係するかもしれない、という話を知っているのみだ。そんな僅かな手がかりでしかなかったが、裕は夏休みのついでに帰郷し、調べることにしてみたのだった。帰郷に際して、近在の図書館に足を運ぶと、そこに偶然、高校時代に塾で仲良くなった飯山香織が働いていた。裕は香織にその都市伝説の話をしたところ、香織は裕の調査を手伝うという。古文書などを元に、神社の由縁などを調べる裕たちだったが、その調査の過程で一人の少年と出会う。なんと、裕たちが行き着いたある曰く付きの村に、同じく注目し、独自に調査をしているようなのだ。その少年曰く、その村には、”馬鹿(知的障害者を指す方言)”の女の子が監禁されている、というのだが…。
というような話です。

面白かった。面白かったけど、色々言いたいこともある。手放しで褒められるかというと、そうではないのだ。その辺りの話を色々書いていこう。

まず、物語全体としては、非常に良く出来ていると思う。導入の都市伝説の話から、まさかこんな展開になるとは、という感じだ。裕たちは正直、この物語の本丸のことは知らずに調査を始めた。「本丸」というのは要するに、少女の監禁だ。裕たちは、そんなことが行われているとはつゆ知らず、別の動機(母親に繋がる何かがないか)から調査を進めるのだ。一方で、少年(淳という)は、最初から「本丸」をめがけて調査をしていた。しかし悲しいかな、子どもに出来ることには限界がある。この「裕たちの文献方面からの知識」と「淳の実地調査の知識」が組み合わさることで、普通には捉えられない「歴史の暗部」に迫ることが出来るのだ。

【歴史は遡ればきっと何らかの…残酷無残に行き当たるもんですよ。歴史に分け入れば、そうした時代の無残、時代の酷薄に迫ることになる。どこか猟奇趣味めいた気味を帯びてくるのは普通です】

この構成は上手いなと思ったし、「歴史」が「現在」と接続されている怖さ、みたいなものも感じ取れる。実際に、本書で描かれているようなことが、日本のどこかで行われていないとは、誰にも断言できないだろう。

またそれは、「書かれなかった歴史」についても深堀りすることになる。

【大文字の『歴史』に翻弄されながら、左右されながら、それなのに日々変わりなく、年々変化なく過ごされていた大衆の生活というものがあったはずですよね。それを看過して、大文字の『歴史』に目を奪われていたのでは、これは大きな見過ごしになると思うんですよ】

ここではまだ穏やかに、「文字として記録されていない生活史」みたいな話として言及されているが、本書ではさらに、「記録に残すわけにはいかない残虐史」みたいなものに話が及んでいく。今でこそ、普通なら人に話せないようなことも、匿名のブログやSNSなどに書く人たちがたくさんいるが、昔であればあるほど、陰惨な事柄であればあるほど口を噤み、記録に残らないだろう。そういう「書かれなかった歴史」にどうアプローチすべきなのか、ということについて、学者の見解や裕たちの行動などから色々と考えさせられる。そういうテーマが浮かび上がってくるところも面白い。

ただ、そういう歴史学の困難さ、不完全さみたいなものをちゃんと描こうとすればするほど、古文書の記述なんかがバンバン出てきて、ついていくのがしんどくなる。確かに、最後まで読めば、本書で何故これほどまでに古文書が登場するのか理解できる。本書をミステリとして捉えた場合、その「解決」は古文書の記述からなされるのだ。しかし、だからこそ、本書は分かりづらくもある。

確かに、最終的に裕がある解決を見る場面における論理的な展開は非常に面白い。スゴいなと思う。まさにこれは、「古文書」というデータ群の中に、「書かれていない歴史」を見出す「文献探偵」みたいなものだ(裕と香織だけで成し遂げたわけではないが)。古文書単体では分からないが、それらを複数突き合わせ、様々なジャンルにおける知識を積み重ねることで、裕たちは「一定の確度を持った歴史的事実」を探り当てる。実際それは、本書で繰り返し釘を差しているように、「歴史学の中では客観的な事実とは認められない」類のものだ。しかし裕たちは別に、論文を書こうとしているわけではない。だから「一定の確度を持った」という程度で十分なのだ。そういう、古文書を突き合わせた解決は見事だと思う。

ただ、やっぱりなかなかスッとは頭に入ってくれない。理屈は分かるけど、それは主人公が説明してくれているからであって、自分の頭で、提示されたデータを理解して導いたわけではない。ミステリを読む人は、提示された伏線を自ら読み解きながら、結局果たせず、最終的に探偵の解決に委ねる、という読み方をすることが多いだろうけど、本書の場合それをやるためには、本書に登場する古文書をかなりちゃんと読み込まなければならないだろう。そういう意味で、ハードルは高い。

また本書は、文章的にもちょっとハードルがある。「現代もの」で「若い男女」が主人公なのに、「記述が古臭い」のだ。

著者のデビュー作である「図書館の魔女」にも、言ってしまえば記述の古臭さがあったのだけど、しかしそれは、僕は問題に感じなかった。何故なら「図書館の魔女」は、「異世界ファンタジー」だったからだ。「現代」を舞台にする以上、自分が持っている「現代」に関する常識で物事を判断するが、「異世界」を舞台にする場合、その常識の当てはめは有効ではない。だから僕は、「図書館の魔女」においては古臭さは感じなかった。

一方本書は「現代もの」だ。時代は特定されていないと思うが、小学生(かな?)の少年が携帯電話を持っている以上、そう昔ではありえない。で、そうだとすると、裕と香織のやり取りや会話なんかに、どうしても古臭さを感じてしまう。全体として、そこはちょっと難があるなぁ、と感じた。もったいない。

というわけで、全体として、面白いんだけど勧めにくい本だな、という印象だ。「古文書」という要素は、物語の根幹に関わるので仕方ないとはいえ、「古臭さ」はどうにかならなかったかなぁ、と思う。たぶん、年配の人が読む分には、違和感を感じない作りになってるんだろうし、それを狙ってやっているとするなら、それは正解なのだけど。

高田大介「まほり」

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13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
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3位 浅野いにお「うみべの女の子
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番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

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6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
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9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
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4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
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3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
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