佐藤優直伝!最強の働き方 令和時代の生存戦略(佐藤優)
内容に入ろうと思います。
本書は、著者が朝日カルチャーセンターでの連続講座をベースにした、マルクス「資本論」をベースにした働き方の話です。
本書に書かれている内容は、面白い部分もあったし、なるほどと思う部分もあったんだけど、本書にはなかなか致命的な欠点がある。
それは、「喋り言葉のまま」ということだ。
編集の意図は僕には分からないが、恐らく、「著者が喋っている雰囲気は残したい」ということだったんだろうと思う。しかし、人間が普通の喋っていることをただ文字に起こすと、基本的には意味不明な文章になる。喋っている時は、身振り手振りも使えるし、「あれ」「それ」と言った指示語も何を指しているのか流れで分かる。でも、それをただ文字に起こしても、よく判らない文章になってしまう。
で、僕の感触的に、本書はどうも、それをやってしまった本に思える。これ、本当に著者OKしたのかなぁ。それがちょっと僕には信じられない。文章を読んでても、全然すんなり頭の中に入ってこない。著者が喋っている雰囲気は残したい、という意図なんだとすれば、少なくとも僕にとっては大失敗だ。
特に、P135の、外務省のロシア課長の話は、さっぱり理解できなかった。3ページちょっとぐらい、何が書いてあるのかさっぱり理解できなくて、自分の頭が悪いのかな、と思ったりした。
内容に触れたい部分もなくはないんだけど、ちょーっとそういった感じで、文章が酷いので、諦めたい。ちょっともったいないなぁ。
佐藤優「佐藤優直伝!最強の働き方 令和時代の生存戦略」
本書は、著者が朝日カルチャーセンターでの連続講座をベースにした、マルクス「資本論」をベースにした働き方の話です。
本書に書かれている内容は、面白い部分もあったし、なるほどと思う部分もあったんだけど、本書にはなかなか致命的な欠点がある。
それは、「喋り言葉のまま」ということだ。
編集の意図は僕には分からないが、恐らく、「著者が喋っている雰囲気は残したい」ということだったんだろうと思う。しかし、人間が普通の喋っていることをただ文字に起こすと、基本的には意味不明な文章になる。喋っている時は、身振り手振りも使えるし、「あれ」「それ」と言った指示語も何を指しているのか流れで分かる。でも、それをただ文字に起こしても、よく判らない文章になってしまう。
で、僕の感触的に、本書はどうも、それをやってしまった本に思える。これ、本当に著者OKしたのかなぁ。それがちょっと僕には信じられない。文章を読んでても、全然すんなり頭の中に入ってこない。著者が喋っている雰囲気は残したい、という意図なんだとすれば、少なくとも僕にとっては大失敗だ。
特に、P135の、外務省のロシア課長の話は、さっぱり理解できなかった。3ページちょっとぐらい、何が書いてあるのかさっぱり理解できなくて、自分の頭が悪いのかな、と思ったりした。
内容に触れたい部分もなくはないんだけど、ちょーっとそういった感じで、文章が酷いので、諦めたい。ちょっともったいないなぁ。
佐藤優「佐藤優直伝!最強の働き方 令和時代の生存戦略」
- 関連記事
-
- 世界の名画 仕掛けられたメッセージ(博学面白倶楽部) (2019/07/25)
- 営業と詐欺のあいだ(坂口孝則) (2019/07/03)
- しないことリスト(pha) (2019/05/04)
- 人殺しの息子と呼ばれて(張江泰之) (2019/07/17)
- いるいないみらい(窪美澄) (2019/06/29)
- 14歳からの資本主義 君たちが大人になるころの未来を変えるために(丸山俊一) (2019/07/22)
- 話すチカラをつくる本(山田ズーニー) (2019/06/06)
- コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった(マルク・レビンソン) (2019/06/13)
- 努力不要論 脳科学が解く!「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本(中野信子) (2019/01/29)
- これが物理学だ!マサチューセッツ工科大「感動講義(ウォールター・ルーウィン) (2019/01/02)
Comment
コメントの投稿
Trackback
http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3810-4217fbb3