黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

神は数学者か? 数学の不可思議な歴史(マリオ・リヴィオ)

本書は「数学」についての本である。
しかし、この説明では恐らく不完全だろう。本書は別に、「数学の定理(ピタゴラスの定理など)」や「未解決問題(リーマン予想など)」についての本ではない。本書は、「数学そのもの」についての本なのだ。より具体的に言えば、「数学者が、数学をどういうものとして捉えてきたのか?」についての本である。

意味が分かるだろうか?

数学に興味がない人には、この疑問の意味そのものが理解できないかもしれない。「数学をどういうものとして捉えているか」なんて、そんなもん「数学」として捉えているに決まっているだろう、と。しかしそう簡単な話でもないのだ。数学の世界には、数学者の間でも意見が分かれている事柄がある。それが、

「数学は「発見」か?「発明」か?」

という問題である。

【数学は人間の心とはまったく独立して存在するのか?つまり、天文学者が未知の銀河を発見するのと同じように、われわれは単に数学的な真理を発見しているのか?あるいは、数学は人間の発明にすぎないのか?】

これが、本書の中心的な問いである。僕は、この疑問について昔から知っていたので、すんなり理解できたが、この疑問に始めて出会った人向けに、もう少し説明を加えてみよう.

例えば、星のことを考えよう。今でも世界中にアマチュアの天文学者がたくさんいて、新しい星を発見すると、申請して好きな名前を付けられたりする。こういう場合、星を「発明した」と表現する人はいないだろう。新しく発見された星は、発見される以前から存在していたはずだ。その人がその場所に望遠鏡を向けたから、その星が生まれた、なんてことはありえない。星を見つけるプロセスは、明らかに「発見」だ。

一方、言語について考えてみよう。世界中には、日本語や英語やフランス語など、限りない言語がある。これらを「発見した」と主張する人は、恐らくいないだろう。例えば日本語が、「日本語を使う者」が現れる以前から存在していて、「日本語を使う者」がそれを「発見した」のだ、などという可能性はほとんど存在しないだろう。だから言語が生まれるプロセスは「発明」だ。

では数学はどうだろうか?これは、実は一筋縄ではいかない問題なのだ。

数学を「発見」と捉えたい人は、数学があまりにもあらゆる場面で見事に適用される事実に驚嘆する。本書では、【数学の偏在性と全能性】と表現されているが、自然界のみならず、人間の活動に至るまで、数学で記述できない対象はほとんど存在せず、また数学によってありとあらゆることが驚異的な精度で説明がつくのだ。例えば冒頭で、ブラック・ショールズ方程式の話が登場する。これは、金融業界でオプション価格決定理論で用いられるものだが、この方程式が生み出された背景には、ブラウン運動という物理的な現象があったのだ。自然界の出来事を記述する方程式が、人間の営みである金融の世界でも適用できる。数学者のウィグナーはこのことを【数学の不条理な有効性】と呼んだが、何故こんなことが起こりうるのか?

これに対して、「神」(つまり、この世界を設計した人)が数学者だったのであり、神は数学に基づいてこの世界を生み出した、つまり数学は実体を持つ紛れもない存在なのだ、と考えるのが「発見」派だ。こういう立場を「プラトン主義」と呼ぶ。数学の驚異的な応用力を考えると、このように考えたくもなるが、しかし、「数学が実在する」という考え方にも色んな意味でも問題がある。

一方、「発明」派は、また違う主張をする。数学というのは、ゲームのルールのようなものであり、実在するものとの関連性などなくても構わない、考える。例えば人間は、眼の前のものを数えるのに「1,2,3…」という自然数を使う。しかしこの「自然数」という概念を、僅かな前提から論理的に導き出すことも可能だ。数学というのは、「無矛盾性」さえ保たれていれば問題ないのであって、「無矛盾性」が保たれるように人間が規則を定めて「発明」しているだけなのだ、という主張だ。こういう立場を「形式主義」と呼ぶ。確かに、本書で劇的な衝撃だったと描き出す「非ユークリッド幾何学」の登場によって、「プラトン主義」(「発見」派)は衰えたように見えるが、しかし「形式主義」(「発明」派)の場合、どうして数学がこれほどまでに様々な場面で見事な働きをするのか、うまく説明できない。

さて、数学者の間にこのような二つの立場があるのだ、ということを理解した上で、本書では、「発見か?発明か?」という数学の捉え方が、時代によってどのように変遷してきたのかという数学史が描かれていく。この構成はなかなか見事だ。「発見か?発明か?」という観点から数学の歴史を紐解いていくことで、それぞれの時代で数学がどのように捉えられていたのかが分かり、そしてそういう背景があったからこそ様々な考え方や理論が生まれていったのだ、ということが非常にわかりやすくなっている。著者自身の結論も本書には書かれていて、その結論も興味深いが、本書ではやはり、「数学」というものに対して多様な見方が存在する、ということが理解できる構成が非常に面白いと思う。

さてでは、「発見か?発明か?」の数学的な歴史をざざっと追ってみよう。

元々数学は、「発見するもの」として捉えられていた。それを明確に打ち出したのが、「ピタゴラスの定理」で有名なピタゴラスだ。正確には「ピタゴラス学派」と呼ぶべき集団のことなのだが、この学派は

【数とは、天界から人間の道徳まで、万物に宿る生きた実体であり、普遍的な原理であった】

という捉え方をしていた。まさにこれは「プラトン主義」的であり、探検家のように、「数」という世界を探索して、様々な真理や定理を「発見」すると考えていたのだ。

その考え方は、プラトンやアルキメデスと行った錚々たる数学者たちによって高められ、ガリレオが最初の到達点とも言うべき場所へと辿り着く。

【科学哲学者のアレクサンドル・コイレ(1892~1964)はかつて、ガリレオが科学的思考にもたらした革命は一点に集約されると指摘した。それは、数学が科学の文法だという発見である】

彼は、科学と数学を分かちがたく結びつけた。そして、観測データを適切な数学理論に組み込まなければ、現実を有意義に説明できない、ということを示したのだ。

さらに、哲学者として有名なデカルトが、幾何学と呼ばれる世界に革命的な発想を持ち込んだ。それが、「デカルト座標系」である。誰もが学校で習う、x軸y軸のあの座標のことだ。この表記法によって、あらゆる事柄が数学で体系的に表現することができるようになったのだ。

そういう土台の上に現れたのが、科学界に燦然と輝く大天才・ニュートンである。

【ニュートンは4%程度もばらつきのある観測や実験から、100万分の1の精度を上回る重力法則を築き上げた。彼は史上初めて、自然現象の説明と観測結果の持つ予測能力を統合したのである。物理学と数学は永久に結び付き、科学と哲学の分離は避けられなくなった】

そんなニュートンに多大な影響を与えた本が、デカルトの『幾何学』だった。当時は、「幾何学」こそ重要で有用性があり、世界を記述するための法則であり、これこそが神が創造した永久不変の真理である、というような捉え方をされていたのだ。

こうして、

【数学と科学の境界が見分けの付かないほどぼやけ、数学を理解することと、科学の広大な領域を探求することが、ほぼ等しい意味を持つようになった】

という状況が生まれることになった。

また、「幾何学」とはまた違う、「確率・統計」の話もなされる。【数学の不条理な有効性】という点で最も興味深いのは、「正規分布」の話だ。「正規分布」というのは、お寺の鐘のような形のグラフであり、体重・IQ・メジャーリーグの平均打率・株式指数の年間利益率など、様々なデータが「正規分布」に従う。まったく無関係に思えるデータ、しかも自然界の事柄だけではなく、人間の特徴や人間の活動などありとあらゆる場面において「正規分布」が登場するというのは、やはり数学こそが神の言語であるという証明なのではないか?

しかし19世紀に、衝撃的な事実が判明する。それが、「非ユークリッド幾何学」の登場だ。

これまで「幾何学」と表記してきたものは、現在では「ユークリッド幾何学」と呼ばれている。それは19世紀に「非ユークリッド幾何学」が発見されたためだ。では、「非ユークリッド幾何学」とは何なのか?この説明をするためには、「平行線公準(第五公準)」の話をしなければならない。

幾何学(ユークリッド幾何学)は、紀元前300年頃のギリシャの数学者であるユークリッドが生み出した。彼は明らかに正しいと思われる5つの単純な前提(例えば、「すべての直角は等しい」など)から、幾何学の様々な定理を導き出した。その5つの内の一つが「平行線公準」であり、大雑把に表現すると、「平行な2直線は交わらない」というものだ。まあ、当たり前だと感じるだろう。

しかし19世紀になるまでずっと、数学者たちはこの「平行線公準」に不満を抱いていた。何故なら、他の4つに比べて複雑で自明と言い難いからだ(「平行線公準」は実際には「平行な2直線は交わらない」みたいな単純なルールではなく、もう少し厳密で面倒くさい表記がなされる)。だから数学者たちは、この「平行線公準」を、他の4つの前提から導けないか色々試してみたのだが、上手く行かなかったのだ。

そこで、とんでもないことを考える数学者が出てくるようになった。それは、「平行線公準」は満たさなくてもいいんじゃないか?ということだ。要するに、「平行な2直線が交わる」ような幾何学を生み出すことが出来るんじゃないか、ということだ。

そして、実際にそれは出来てしまった。「平行な2直線が交わる」ような幾何学のことを「非ユークリッド幾何学」と呼ぶ。

これは当時の数学者たちに激烈な衝撃を与えた。何故なら、彼らは「幾何学(ユークリッド幾何学)」こそが、【真実性や確実性の極みと言える学問】と考えていたからだ。すなわちそれは、一つに定まるということだ。しかし、「非ユークリッド幾何学」が誕生してしまったことで、「幾何学」にも複数の種類が存在することが分かった。しかも、「平行な2直線が交わる」というような、現実にはおよそ存在するとは思えないような「幾何学」が成立してしまう、ということが分かったのだ。

これによって、「発見」派は大打撃を受けることになる。そして徐々に、「数学って、人間が発明したものなんじゃね?」という考え方が広がるようになっていったのだ。

そういう「形式主義」の数学者にとって、数学に求める唯一のものは「無矛盾性」だった。現実に沿わなくても、複数の幾何学が生まれても、矛盾さえなかったら問題ない、と考える人たちである。数学の本質は自由である、と考える数学者たちは、やがて「論理学」と「数学」を融合させようとする。

本書を呼んで僕が意外に感じたのが、ここだ。僕は、数学の中に論理学が組み込まれていることは当然だと考えていたのだけど、数学に論理学が組み込まれたのは、実は最近のことであるようなのだ。意外だった。論理学を数学に組み込み、普遍的な数学を生み出そうという動きによって、自然数などの一般的な概念も、ごく僅かな前提から論理的に導けるはずだ、と考えられるようになっていく。つまり、数学と現実的な意味とを分離させて、数学を純粋に論理によって構築し直そうというものだ。

論理学を数学に組み込もうとする過程で、さらに「発見」派に打撃を与える事実が分かった。この話は、ちょっと難しい(というか長々説明しないと伝わらない)のでざっと流す程度に書くが、「選択公理」と「連続体仮説」という考え方が、ツェルメロ=フレンケルのその他の公理(前提)と矛盾しない、ということが分かったのだ。

もう少し説明しよう。【「選択公理」と「連続体仮説」という考え方が、ツェルメロ=フレンケルのその他の公理(前提)と矛盾しない】というのはどういうことかと言えば、ツェルメロ=フレンケル公理系の内部では、「選択公理」も「連続体仮説」も、肯定も否定も出来ない、ということだ。本書に載っている例ではないが、これをもう少し分かりやすくするために、こんな例を考えた。

例えば、あるイベント会場の入口に警備員がいるとする。この警備員は、「髪の毛が黒い人は通して良く、髪の毛が茶色の人は通してはいけない」というルールが与えられているとする(これがツェルメロ=フレンケル公理系に当たる)。さてこの入口に、髪の毛が赤い人物がやってきたらどうすればいいだろう?警備員は、髪が「黒」の場合と「茶色」の場合しか知らされていないのだから、髪が「赤」の人物にどう対処すればいいのかは確定的ではない。この警備員が、「赤」の人物を通しても通さなくても、与えられた指示とは矛盾しないだろう。

これと同じように、【「選択公理」と「連続体仮説」という考え方が、ツェルメロ=フレンケルのその他の公理(前提)と矛盾しない】というのは、「ツェルメロ=フレンケル公理系」の中では、「選択公理」を採用してもしなくても矛盾が生じないし、「連続体仮説」も同様だ、ということだ。これによって、「選択公理」「連続体仮説」それぞれを「採用する/採用しない」という、4パターンの集合論が生まれることになる。

これは「非ユークリッド幾何学」の時と同じだ。幾何学だけでなく、集合論も複数存在するとすれば、どの幾何学・集合論を選ぶのかは人間の判断でしかなく、結局のところ数学は人間が生み出したものだということになるのではないか?そういう機運が高まりつつあった。

しかし、なかなかそうもいかない。そのきっかけは、偉大な数学者・ヒルベルトがやろうとした「ヒルベルト・プログラム」である。これもなかなか簡単には説明出来ないのだけど、「推論規則によって、公理から定理を導き出すプロセスが無矛盾だということを示す」、みたいなことです。まあ、僕もなんとなくしか理解していないからこれが限界ですが、要するにこれは、「形式主義の勝利宣言をするつもりのプロジェクト」だと思ってもらえばいいと思います。

しかしこの壮大なプロジェクトを、天才・ゲーデルが打ち砕きます。ゲーデルが打ち出した「不完全性定理」は、その中身を説明するとややこしくて難しいんですけど、要は「ヒルベルトさんがやろうとしてることは無理だよ」と突きつける、ヒルベルトにとっては絶望的なものだったわけです。結局のところ、形式主義者も、「数学は不完全なゲームでしかない」という結論しか導くことが出来なかったわけで、「発見か?発明か?」論争は、簡単には決着しないのでした。

本書の最後では、「結び目理論」と呼ばれるものが扱われます。これは、数学という学問の驚異的な一面が如実に理解できる例です。詳しくは触れませんが、要するにこれは、「間違いから生まれた理論を深めていったら、実はそれが生命の仕組みに関わりがあった」というような物語です。初めは、原子モデルを説明するために考えられた理論なのだけど、早い段階でその原子モデルは廃れてしまいます。しかし、その原子モデルを説明するために考え出された「結び目理論」は、純粋な数学の対象として、長く研究が続けられました。しかし突如、この「結び目理論」が、生命の根幹を成すDNAと深い関わりがあることが判明したのです。さらにこの「結び目理論」は、宇宙のすべてを説明すると言われる「万物理論」の候補として注目される「ひも理論」とも関係するのです。

このように、まったく無関係なところから生まれた理論(しかも、最初は間違った認識から生まれた)が、全然別のところで有効性を発揮するということが数学の世界ではしばしば起こるし、どうしてこんな不思議なことが起こるんだろうね?という問題を提起します。

そこから、著者なりの結論が提示される、というような流れになっていきます。

僕自身の感触を書いておくと、やっぱり「発見」だと思いたい、という気持ちがあるなぁ、と思います。「人間が作ったもの」と考えるのは味気ないような気がするし、それに、本書でも繰り返し書かれているように、「人間が作ったもの」であった場合に、どうしてこれほどまでにあらゆる分野において数学が有効性を発揮するのかが説明できないなぁ、と思うからです。

数学史を辿りながら、「発見か?発明か?」という興味深い謎を紐解いていく、非常に興味深い作品でした。

マリオ・リヴィオ「神は数学者か? 数学の不可思議な歴史」

関連記事

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3691-de24f50a

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
10位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)