「スターリンの葬送狂騒曲」を観に行ってきました
内容に入ろうと思います。
1953年のモスクワ。当時書記長だったスターリンは、秘密のリストを作っており、そのリストに載っているものは処刑されていた。処刑を実行していたのが、秘密警察のNKVDだ。誰もが、スターリン同志の機嫌を損ねないようにビクビクしながら生活していた。
スターリンの周辺にいる、NKVDの長官や各種大臣らも同様に、スターリンの機嫌を損ねないようにしながら行動していた。そんな彼らにしても安泰ではない。知らぬ間に、リストに名前が載っていることがあるのだ。
そんなある夜、スターリンが自室で倒れた。翌朝、その報告を受け取ったNKVD長官のベリアは、この機に乗じて権力を集約させようと、スターリンの即金だったマレンコフを担ぎ上げつつ、こそこそと動いていた。しかし、委員会メンバーたちにはベリアに対する不満が累積していき、ついにフルシチョフが反旗を翻す…。
というような話です。
史実をベースにした作品のようで、ある程度歴史の知識が必要かもなぁ、と思ったりしました。世界史を学んだ人にとってこの映画で描かれていることが常識なのかどうか僕には分からないけど、登場人物たちの関係性とか、当時のソビエトの状況とかは、なんとなく知ってるといいのかなと思いました。
スターリンの死から、取り巻き連中がわらわらする話なんだけど、個人的な感覚では、作中で色々な要素が描かれていて、どれがこの物語の核なのか捉えるのが難しかったな、という気がしました。この映画では、最終的にはベリアが処刑されるわけなんだけど、その歴史的事実を知っていて見る人は、この映画のどこに注目して見るべきかを捉えながら見れるような気がします。でも僕にはそれができなかったので、色々登場してくる人達の誰がメインの人物で、誰がそうでないのか、どこに注目して映画を見ればいいのか、ちょっと難しかったです。一応、主要登場人物の役職と名前は、画面上に表示されるんだけど、いっぱいいすぎてちょっと整理できなかったです。
権力闘争って、醜いし、ホント馬鹿馬鹿しいなって改めて感じました。
「スターリンの葬送狂騒曲」を観に行ってきました
1953年のモスクワ。当時書記長だったスターリンは、秘密のリストを作っており、そのリストに載っているものは処刑されていた。処刑を実行していたのが、秘密警察のNKVDだ。誰もが、スターリン同志の機嫌を損ねないようにビクビクしながら生活していた。
スターリンの周辺にいる、NKVDの長官や各種大臣らも同様に、スターリンの機嫌を損ねないようにしながら行動していた。そんな彼らにしても安泰ではない。知らぬ間に、リストに名前が載っていることがあるのだ。
そんなある夜、スターリンが自室で倒れた。翌朝、その報告を受け取ったNKVD長官のベリアは、この機に乗じて権力を集約させようと、スターリンの即金だったマレンコフを担ぎ上げつつ、こそこそと動いていた。しかし、委員会メンバーたちにはベリアに対する不満が累積していき、ついにフルシチョフが反旗を翻す…。
というような話です。
史実をベースにした作品のようで、ある程度歴史の知識が必要かもなぁ、と思ったりしました。世界史を学んだ人にとってこの映画で描かれていることが常識なのかどうか僕には分からないけど、登場人物たちの関係性とか、当時のソビエトの状況とかは、なんとなく知ってるといいのかなと思いました。
スターリンの死から、取り巻き連中がわらわらする話なんだけど、個人的な感覚では、作中で色々な要素が描かれていて、どれがこの物語の核なのか捉えるのが難しかったな、という気がしました。この映画では、最終的にはベリアが処刑されるわけなんだけど、その歴史的事実を知っていて見る人は、この映画のどこに注目して見るべきかを捉えながら見れるような気がします。でも僕にはそれができなかったので、色々登場してくる人達の誰がメインの人物で、誰がそうでないのか、どこに注目して映画を見ればいいのか、ちょっと難しかったです。一応、主要登場人物の役職と名前は、画面上に表示されるんだけど、いっぱいいすぎてちょっと整理できなかったです。
権力闘争って、醜いし、ホント馬鹿馬鹿しいなって改めて感じました。
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