黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

ベルリンは晴れているか(深緑野分)

凄い作品だと思う。
けど、面白いかと言われると、悩む。

内容に入ろうと思います。
舞台は、1945年、四カ国による分割統治下に置かれたベルリン。主人公のアウグステは、アメリカ軍の食堂「フィフティ・スターズ」で働くドイツ人少女だ。ヒトラーは2ヶ月前に自殺し、ドイツは降伏した。今は、アメリカやソヴィエトなどが、この国を支配している。
仕事を終えて疲れて家に帰った。すると憲兵がやってきて、彼女を連れ出してしまう。連れて行かれたのは警察署で、そこでソヴィエトのNKVD(内務人民委員部)に所属するドブリギン大尉から尋問を受ける。その日、かつてアウグステが世話になったクリストフという男が、毒入りの歯磨き粉を使って死んでいるのが見つかり、その死に関与しているのではないかと疑われているようなのだ。そこからさらに色々な出来事があり、彼女は、元俳優である泥棒・カフカと共に、クリストフの妻・フレデリカの甥であるエーリヒを探すことになった。
そして、その主軸の物語の合間合間に、アウグステの過去の物語が挿入される。戦争が始まる前のドイツで、共産主義者として活動していた両親との関わり合いを描き出していく…。
というような話です。

まず、「凄い」と感じた部分について書きましょう。
本書は、第二次世界大戦前後のドイツを舞台にした作品ですが、様々な描写が、「著者は当時そこにいたのか?」と感じるほど詳細で鮮やかです。この点は衝撃的でした。著者は僕と同じ年なので、そのこともちょっと衝撃ですね。どうやったら、大昔の異国を舞台に、ここまで具体的に詳細な描写が出来るんだろう、と感じました。

その部分は圧倒的だったんですが、物語自体はというと、ちょっとどうかなぁ、と感じてしまいました。

本書の物語部分について触れる上で、僕はヒッチコックという映画監督の言葉を思い出します。正確には覚えていませんが、サスペンス映画をたくさん撮り、評価されたヒッチコックは、「観客になるべく先に教える方がいい」というような発言をしています。

どういうことか。分かりやすいのが、「ジョーズ」という映画(ヒッチコック作品じゃないですけど)でしょうか。「ジョーズ」では、サメが登場する前には必ず「ダーダン」という、あの特徴的な音楽が流れます。観客は、この音楽が流れると、「そろそろサメが出てくるぞ!」と予感します。その状態でサメが登場することでより驚かせることが出来る、というような理屈です。

そして僕は、この理屈は、サスペンスに限らずどんな物語にもある程度応用できる、と考えています。つまり、観客なり読者なりに、「これからこんな風になるんだ」という予感を抱かせる、ということです。もちろん、その予感を裏切ってもいいわけです。ただ、何らかの形で予感を抱かせないと、その後の「やっぱり!」とか「うそっ!」という反応が引き出せなくなる、と思っているのです。

この話を踏まえて、本書の物語部分に触れていこうと思います。

本書は、「先々の展開がどうなるかの予感が少ない物語だ」と僕は感じました。本書は冒頭で、なかなか魅力的なスタートを切ります。一人の少女が捕えられ、よく分からない嫌疑を掛けられ、謎の泥棒とある人物を探すことを決める、というスタートは、なかなか面白いと思います。ただそこから、その「とある人物」がひたすらに見つかりません。ずっと探し続けている。この探し続けている間は、ほぼ「予感のない状態」と言えます。人物は縦横無尽に動いているけど、肝心の物語は全然動いていない。物語そのものが動かないから、予感も抱きようがなく、予感を抱きようがないから、「やっぱり!」も「うそっ!」も感じられない、という時間がかなり長く続く物語だな、と読みながらずっと思っていました。

僕は物語の冒頭の時点では、「彼らが探している人物が割と早い段階で見つかり、その人物と出会うことでさらに物語が動いてくんだろう」と予想しました。でも、そんな素振りはまったくなく、物語の最後の最後になるまでその人物は見つかりません。これはなかなかしんどいな、と思いながら読んでいました。

とにかくこの物語は、最後の最後まで読まないと何だかよく分からないのです。最後まで読めば、「なるほど、これこれこうで彼らは動いていて、こんな感じだったのかー」的なことは分かるんだけど、そこに至る過程では、ほぼ何も分からない。アウグステ自身がほぼ何も分かっていないまま主人公として存在していて、読者も基本的に何も分からないままで、ひたすらに彼らが人探しをしている描写を追うことになる。もちろんその描写の中には、戦争に負けた者たちに苛烈な生活だとか、戦時中の裏切りや自分の悪い行いなど、戦争というものを背景にした辛い場面も色々に描かれていて、そういう部分は単体の描写としては興味深かったけど、どれだけそれらを濃く描こうとも、それらはどうしても「背景」なわけで、メインの物語が進んでいかないことが、僕にはちょっとストレスフルに感じられました。

これが、ミステリ的な始まり方をする物語じゃなければ、また受け取り方は違ったかもしれません。戦争というものの酷さや虚しさみたいなものを切り取っていく純文学的な感じで物語が始まっていれば、ミステリ的な作品では「背景」になるものが、物語そのものになるでしょう。それならこういう描写の連続でも成りたつかもしれません。でも僕は、本書は非常にミステリ的な始まり方をしたので、そういうふうには受け取れませんでした。

繰り返しますが、凄い物語だと思います。どうやったらこんな物語が書けるのか僕には想像出来ないし、当時ドイツに住んでいた者たちのあらゆる後悔や悲哀みたいなものが強く染み出している物語だと思います。ただ、全体的には、面白いとは言えない物語でした。

深緑野分「ベルリンは晴れているか」

関連記事

Comment

[8834]

こんばんは。
最近急に寒くなり、いよいよ季節も冬か!と寂しい思いをしています。

昨日、この本を読み終えました。着地点がわからず、最後はどう収まるのか?と興味津々でした。新聞などにも取り上げられていて、今ちょっとしたブーム(笑)ですよね。作者の写真を見て、エッ、こんなに若くて奇麗な女性がこの本を…と驚きました。読了後、参考資料(文献)のリストを見て、またビックリしました。私は恥ずかしながら、この作品がミステリとは思っていませんでしたので、敗戦の戦後処理がここまで酷かったのか、と史実として読みました。ソ連、イギリス、アメリカ、フランスがベルリンを分割統治という状況は、ドイツ国民にとっては生き地獄だったでしょうね。またナチスの台頭で、戦争前からこの国はまっとうな神経の持ち主には生き辛い監視社会でした。昔々の世界史の授業で、ユダヤ人を迫害した事実は知っていましたが、この本で何という政策だったのか!と腹が立ちました。主人公アウグステの両親は、剛健な共産主義者だったわけではなく、穏健なリベラリスト程度でしたが、死なざるを得ませんでした。何とも惨い話です!
最後のカフカの手紙で、諸々の真相が分かりましたが、私もここまでは訳が分からずひたすら読み進めた気がします。地名や人名、役職名など馴染みがないものばかりでしたが(泣)投げ出さなくてよかったです。アウグステが殺されなくて好かった、というのが正直な感想です(笑)。それと作者の筆力、これには圧倒されました!私としては読み終えた自分に「ご苦労様」と言いたいです(爆笑)。

話は変わりますが、私も先日「日日是好日」の映画を見てきました。樹木希林さんの遺作でしたね。「万引き家族」より良かったなぁ、と思いました。やはり、形は大切ですよね。華道や茶道など道が付くものは、すべて形から入るのでしょうが、私はそんなに多くの着物を持っていませんので、茶道は無理だと思いました(汗)。最後の方で、細胞の原形質流動の動画が出てきて、提供:理化学研究所とありましたが、これくらいなら自宅にある顕微鏡でも充分見えるのに…と、ビックリしました(笑)。

では、だらだら長くなりましたが、この辺で。
また小説や映画など、いろいろご紹介くださいね。
どうぞ、お元気で。。。

[8843]

こんばんはです~。返信遅くなりました!
ホントに、寒くなって嫌です~。暖房をなるべく使わずに生きているんで、これから厳しい戦いです(笑)

ホントに、当時のドイツの雰囲気をリアルに感じさせる、という意味では凄まじい作品ですよね!僕は歴史のことはさっぱり分かりませんけど、教科書や本の「説明」だけでは、分かった気にさえなれないような現実が、物語という形で提示してもらえると、そのおかしさ、異様さ、信じられなさが伝わってくる感じがします。僕はある意味で、どんな時代にも、後々振り返れば、「こんな時代だったのか!」と未来人が驚愕する現実があると思っています。そういう意味では、僕らが生きていて、僕らが普段目にしている現実にも、僕らが麻痺しているだけで、気づけていない「異様さ」があるんだろうなぁ、なんて思ったりします。

「日日是好日」、良かったですよね!僕は、「万引き家族」の方が好きですけど(笑)。型の大事さは分かっているつもりですけど、映画を見る限り、作動のルールは「、実際に自分がやるとしたらイライラしそうなんで(笑)、僕も無理かなと思います。

「提供:理化学研究所」は、見てなかったなぁ(笑)。ってか、そんな細胞のシーン、ありましたっけ???(笑)

ドラさんも、お身体にはお気をつけて~

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3651-f9a9821f

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
10位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)