黒夜行

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桜の下で待っている(彩瀬まる)

新幹線でどこかに行く時は、大抵、何か日常ではない用事がある。日常の用事(通勤など)で新幹線を使っている人も、多少はいるだろうが、ほとんどそんなことはないだろう。新幹線、という響きは、非日常を引き連れてくる。

僕は、「日常」というものが、なんとなく胡散臭く感じられてしまうことがある。胡散臭い、というのは変な表現だけど。うーん、なんて言うのかな、嘘っぽい感じがする。「日常」を形作るものが、なんだか嘘っぽい。なんというのか、「こういうのが日常ってやつなんですよ」と、まるで押し付けられでもしたかのようなもので出来上がっているように感じられてしまうのだ。

「日常」を生み出すものは色々ある。仕事、家族、恋人、食事、趣味…などなど。でもそういうものは、「日常」を生み出すものであればあるほど、「こういうのが日常ってやつなんですよ」というよくあるものへと引きつけられる磁力を持つ。なんか違うな、といつも思う。そういうのを望んでるんじゃないんだけどなぁ、と思ってしまう。

僕の抱いている違和感に共感できない人も多いだろう。そうだろうと思う。普通はこんなことに違和感を持たずに、みんな「日常」を形作って日々生活をしている。だからこそ余計に「日常」というのは、「こういうのが日常ってやつなんですよ」という性質を強固なものにしてしまう。みんながみんな無意識の内に受け入れ従っている「日常」というものが、大多数の人間によって無条件に形作られていくことで、誰も意識的には望んでいないとしても、「日常」というのは否応のない強制力を持ち始めてしまうように思うのだ。

なんか嫌だなぁ、と感じる。

だからこそ、僕はなるべく「非日常」の中で生きていたいなと思う。もちろん、それは語義的に不可能だ。普段変わりなく過ぎていく日々のことを「日常」と呼ぶのだから、「非日常」を生きるためには、毎日毎日、前日とは違う変化がなければならないことになる。それは無理だ。

ただ、「日常」の中で生きざるを得ないとしても、その中に随時「非日常」が割り込んでくるような、そんな環境や状態をなるべく維持したいとは考えている。幸いにも、比較的長い期間、そういう時間を過ごすことが出来ているように思う。非常にありがたいことだ。いつまでこんな状態を続けられるか分からないが、「非日常」が否応無しに飛び込んでくる「日常」が少しでも長く続いてくれたらいいと思う。

新幹線がたどり着く場所はいつも、誰かにとっての「非日常」の空間だ。「日常」から逃げ出したのか、「日常」から出たくないのに出ざるを得なかったのか、そういう事情は様々だが、彼らは「非日常」にたどり着いて、そこで「日常」では感じられないもの、見られないもの、触れられないものを感じ取る。その些細な変化を掬い取る物語だ。

内容に入ろうと思います。
本書は、5編の短編が収録された短編集です。

「モッコウバラのワンピース」
智也は新幹線で宇都宮へと向かう。ここには、十年前には縁もゆかりもなかった67歳の祖母がひとり暮らしをしている。親族中が反対した、ある男性との恋を貫いて、旅行先で知り合った堀川雄太郎との生活を始めてしまったのだ。色々あってひとり暮らしとなった祖母の生活を補助するために、母か智也が頻繁に宇都宮までやってきている。
智也は付き合っている心美先輩との関係がちょっと不穏に成りかけている。智也にはどうにもしようがない事情でだ。そんなモヤモヤを抱えながら、親族中を振り回した祖母とあちこちを巡る。

「からたち香る」
律子は、恋人である由樹人の実家である福島へと向かっている。震災の後、福島は「フクシマ」とカタカナ表記され、良くない出来事が起こった時だけニュースになった。そういう土地で、どういう人がどんな生活をしているのか、律子にはイメージ出来ないでいた。実家で急におとなしくなる由樹人に頼りなさを感じつつも、時折微妙な雰囲気を感じたり思わず出してしまったりしながら、律子は、「フクシマ」のイメージを変えていく。

「菜の花の家」
武文は、実家のある仙台へと向かっている。母の七回忌のためだ。かなり多くの親族が集まる賑々しいイベントだが、実家に着いてみると事情があって坊さんの到着が遅れているという。武文は、姉である淑子から、姪の百花をアンパンマンミュージアムに連れて行ってくれと頼まれる。かつての母の干渉や、様変わりしてしまった仙台の街、まったく変わらないアンパンマンの世界などを感じながら、武文は新幹線の中で夢見た謎めいた景色の場所を思い出し、百花と共にそこに向かうことにする。そしてそこで、思いがけない再会がある。

「ハクモクレンが砕けるとき」
知里は、平日に結婚式をやるなんてと憤っている父親と、なだめる母親と共に新幹線で花巻へと向かっている。叔母さんが結婚するらしい。知里は先日、小学校の同じ掃除の班だった女の子が不慮の事故で亡くなったという事実を知った。だから、新幹線も怖い。事故になるんじゃないかと怖い。
実家に着くと、「むうちゃん」と呼ばれている女の子に出会う。彼女に誘われるようにして、知里は死を巡る幻想的な旅路へと足を向けさせられる。

「桜の下で待っている」
意外な人物が主人公になるが、素性は伏せておこう。
彼女は日々忙しく働いている。合コンにも出るけど、離婚した両親を見ているため、家族というものの良さを本当には理解できていないだろうと思っている。合コンがあった夜、弟がやってきた。どうやら相談事があるらしい。

というような話です。

なかなか良かったと思います。新幹線に乗ってたどり着く先は確かに「非日常」なんだけど、とはいえその「非日常」は誰かにとっての「日常」であって、だから突拍子もない世界が描かれるわけではない。誰かの「日常」の中に闖入してしまうことで「非日常」を経験することになる者たちが、そのちょっとした「非日常」の中で何を感じるのかを丁寧に拾っていく。

『日々変わっていく、かつての姿を思い出せなくなりつつある実在の故郷の町よりも、ジャムおじさんのパン向上の方が率直ななつかしさを訴えてくるぐらいだ』

『同じ車両に乗っているおばさん二人は、さきほどから癖の強い早口でしゃべっていて、律子にはほとんど内容が聞き取れない。けれど、由樹人にはちゃんとなんの話をしているのかわかるのだろう。東京では誰よりも近い二人でいられるけれど、この土地には私の存在よりもさらに深く、由樹人に染みついているものがある』

『自分がどこかに帰るより、居心地よくするから誰かに帰ってきてほしいな。遠くから、新幹線で来てほしい。私が見つけたきれいなものを一緒に見て、面白がってほしい。そういうのがやってみたくて、家族が欲しいのかも』

新幹線に乗って故郷へと向かう話が多いが故に、本書にはこんな風に、故郷に対する様々な感情が描かれる。あまりの変化に違和感を覚える者、自分ではない誰かの故郷に対して何かを思う者、あるいは、戻れるような故郷を持たない者なども登場し、それぞれ故郷というものに対する考え方を見せる。

僕自身は、故郷がどうということには、ほとんどこだわりがない。実家にいた頃、特別良い思い出があるわけでもなく、かといってトラウマになるほど嫌だったことがあったわけでもなく、特にどうということのない場所だった。それは、実家や故郷に限らない。どこに住んでいても、その土地に特別な愛着を抱くことはない。いつでもその環境から離れられるぞ、とういう感覚を捨てるのが怖くて、その環境に根を下ろすことを本能的に避けているんだと思う。

それは、こんな感覚とも少し近いものがあるかもしれない。

『福島がどうこうではないのだ、と窓に映る物憂げな自分の顔を眺めて気づいた。震災から三年、福島は確かにまだ複雑な状況にあって、だからそういう土地に住む人と接することに緊張があるのは本当だけれど、それが一番の理由ではなくて。それよりも、ただの個人として出会い、好きになって、これからは一緒に生きていこうと、三十路に差しかかる大人二人が決めたのに、誰かにその決定を許してもらわなければならない、好かれるようにふるまい、自分を調整しなければならない、ということが嫌なのだ。自分や相手の所有権を、家や親に握られているような閉塞感。でもそんなことが気になるのは、私がまだ大人ではなく子どもだからだろうか』

この感覚は、凄くよく分かる。土地というものに愛着を持てないのは、土地というものに縛られたくないからだし、それは人でも変わらない。僕は、自分で物事を決定しなくても、決定権さえある状況なら特に不満はない。しかし、決定権がない(ないように見える)状況には抵抗したくなってしまう。だから、彼女のこの葛藤は、なんだか凄くよく理解できてしまった。その葛藤を、福島という土地への微妙な揺らぎと重ね合わせて描く、というところが非常に自覚的なんだろうし、面白いと思った。

福島に関しては、こんな描写も興味深かった。

『わかっていないと失礼だと思い込んだ、にわか仕込みの数字と知識。お母さんたちはたとえ私が震災や原発事故についてなにも調べずに訪れても、新しい家族として温かく迎えてくれただろう。むしろ、なんの変哲もない暮らしをしている人たちのところへ、そんな風に身構えて訪れたことの方が、よっぽど失礼だったのではないだろうか。』

これは僕自身も、状況こそ大分違うけど、似たような感覚を抱いたことがあるので、分かる。こういう場合、どう振る舞うべきかの正解は実に捉えにくいが、結果的に不正解であった場合のマイナスが非常に大きいので、どうしても慎重になってしまう。彼女の葛藤は、3.11後の日本において、様々な形で顕在化していることなのかもしれない、という感じがした。

『新しい、きれいなワンピースを着て誰かに見せたいなんて、もう長い間、考えたこともなかったんだ』

本書ではこんな風に、人間の微細な感情の動きみたいなものもグッと捉えていく。今引用したこの文章は、非常に印象的だった。人間が何か行動するのには、やはり理由がある。その理由は、外からは見えにくいかもしれないし、時には全然理解できないかもしれないけど、本人の中では筋の通った理屈がきちんとあることが多い。登場人物たちは「非日常」と接することで、普段意識しないその「理由」みたいなものに触れることが出来るのかもしれない。一話一話は短いけど、そんな風に繊細に人間を切り取っていく感じが良い。

派手さはまったくないのだけど、新幹線という「非日常」への移動手段をうまく利用して、様々な人間模様を描き出していく作品です。

彩瀬まる「桜の下で待っている」

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3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
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8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
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1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
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5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
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16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
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18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
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コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
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9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
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1位 千早茜「からまる
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)