黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

奇跡の人(原田マハ)



style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-6432176788840966"
data-ad-slot="9019976374"
data-ad-format="auto">



常々僕は、「伝える」ということは「変換」だと思っている。当たり前だ、と思う人もいるかもしれないが、世の中を見ていると、そのことが理解できていないように思える人を結構見かける。

僕には、「伝える」を「頭の中のものを言語化する」ということだと思っている人が多いように感じられる。もちろん、その側面はある。というか、頭の中にあるものを言語化しなければ、何も伝わらないのは事実だ。しかし、それでは絶対的に足りない。

「伝える」というのは、相手の関心や知識不足に応じて、「頭の中のものを言語化して、さらに変換することだ」と。

例えば、子どもに勉強をさせたいと思っている親がいるとする。親は、自分の頭の中に「勉強をさせたい」という思いがあるから、それをそのまま「勉強しなさい」という風に言語化する。しかし、これでは相手には届かない。子どもが勉強しないのは、勉強したくないからであって、そんな子どもに「勉強しなさい」とだけ言って勉強するようになるはずもない。

さて、もしその子どもがゲームが大好きで、将来ゲームを作る人になりたい、と思っているとしよう。もしそうであれば、僕はその子に「数学」と「英語」に関心を持ってもらえるような話が出来るかもしれない。

以前ネットで、恐らく世界的に有名なプログラマーなのだろう人が、「プログラマーになるにはどんな勉強をしたらいいか?」という問いに答える記事を見かけたことがある。そのプログラマーは、「何を措いても数学と英語を勉強しろ」と回答していた。何故か。

まず、最先端のプログラミングには、確実に数学的な知識が必要になってくる。プログラミング言語は扱えるけど数学は不得意、というのは、例えていうなら、人物を描くのは得意だけど背景を描くのは苦手、みたいな感じだろうが。マンガであればその辺りは分業でやる仕組みが整っているが、プログラミングは限りなく個人的なものなので、独力で完成させることが多い。その時、自分の内側に数学的な知識がなければ、トップを狙うようなプログラミングは組めない、ということだった。

英語については、もっと話はシンプルだ。プログラミング言語というのは日進月歩で、日々新しいものが生まれる。それらは日本で誕生することもあるが、これまで生まれたプログラミング言語もほとんどは欧米で生まれている。となれば、プログラミング言語に関する最新の情報を手に入れるためには、英語が読めなければ話にならない、という理由だ。

子どもにこういう説明をして、「一流のプログラマーになるには、何が何でも数学と英語が出来ないとダメだ」と伝えれば、もしかしたら子どもは勉強をするようになるかもしれない。

僕は、これを「伝える」ことだと思っている。

僕は日々仕事で、「伝える」ことを意識しなければならない状況にいる。もちろんこれは、広い意味で捉えれば、働いている人の多くがそういう状況にいることだろう。上司への報告、部下への指示、クライアントへの説明、顧客へのアピール…。「伝える」ことが求められる状況というのは多岐に渡る。

その時に、「変換」という意識があるかないかで大きく結果が変わってくるだろう。「自分が何を伝えたいのか」を意識することはもちろん大事だ。しかしそれ以上に、「それを伝えるためにどう変換しなければならないか」ということが最も大事なのだ。

そして、それをするために、相手のことを知り、想像する意識を持たなければならない。

相手に自分の言いたいことが伝わらない時、相手の理解力のせいにしたがる人がいる。しかし、ほとんどの場合、それは言いがかりだ。100%とは言わないが、ほとんどの場合は、伝える側の能力に問題がある。

読みながら、そんなことを考えさせられる作品だった。

内容に入ろうと思います。
「重要無形文化財」の制定前夜、文部省の役人二人は猛吹雪の中青森にいた。重要無形文化財の制定のために尽力した男が、その人のためにこの法整備をしようと思い立ったのだ、と熱弁を振るう三味線弾きがいる。キワという老婆は、しかし彼らの前で三味線を弾こうとしない。もう自分は弾くのをやめたのだ、と。しかし一人が、“あの人”が望んでいるとしたら?と耳打ちする。途端、キワの反応が変わる。
“あの人”―「奇跡の人」と称された、三重苦を背負ったれんである。
去場安は、明治4年の岩倉使節団の留学生として、9歳でアメリカに渡った。日本初の女子留学生である。幼い頃から弱視であった安を心配した父が、アメリカで教育を身につけることで安の将来を照らそうとしたのだ。22歳で帰国した安は、自分が学んだすべてを日本の女子に学んで欲しい、そのためには人生を捧げてもいい、と考えていたが、日本では未だ「女はしょせん子供を産み育てるために存在するもの」と捉えられており、安の理想を実現できるような場はどこにもなかった。
そんな折、父が安を留学生として推挙した伊藤博文から、安の元へと手紙が届いた。そこには、青森県に住む一人の少女のことが綴られていた。その少女は、目が見えず、耳も聞こえず、口も利けないのだという。こんな少女の教育に、興味がおありですか?
伊藤博文からのそんな申し出に、安はすぐに飛びついた。そして6日掛けて青森までやってきたのだ。
青森でも有数の富豪である介良家は、当主・貞彦を筆頭に大きな屋敷住まいである。そこに、れんはいた。奥の座敷に幽閉されるようにして、獣のような扱いを受けていたのだ。
れんを救ってみせる―。安は、途方もない道のりを予感しながら、れんの教育へと身を投じていく…。
というような話です。

これは素晴らしい小説だったなぁ。いや、一点、捉え方の難しい問題があるのだけど、そこを気にしなければ凄く良い物語だと思いました。

その問題について先に触れておきましょう。本書は、「去場安」「介良れん」という名前からも分かるように、あきらかに「サリバン先生」「ヘレン・ケラー」をモデルにした小説です。そして僕が感じる難しさというのは、本書の素晴らしさというのは結局、ヘレン・ケラーの素晴らしさなのであって、小説としての素晴らしさではないのではないか、という点です。

ここは正直、読む人によって評価は分かれそうな気もします。僕は正直、ヘレン・ケラーの話はあまり詳しく知らないので、本書を通じて、いかに「三重苦」と呼ばれた困難を乗り越えていったのかを知った、というところがあります。だから、純粋に楽しめました。しかし、ヘレン・ケラーの生涯について比較的知識を持っている人からすれば、ヘレン・ケラーは確かに凄いけど、その生涯を舞台を日本に変えて書いただけでしょう、と思うかもしれません。これはあくまでも僕の予想でしかないので、実際にヘレン・ケラーを詳しく知っている人がどう反応するのかは不明ですが、その点はもしかしたら違和感を覚えてしまう人もいるかもしれない、と感じました。

しかし、僕としては凄く良い小説だなと思いました。ヘレン・ケラーがどんな環境で育ったのか僕は知りませんが、本書ではれんが非常に厳しい環境に置かれています。1歳になる直前に高熱で生死の境を彷徨ったれんは、その時を境に三重苦を抱えてしまう。以来、物を壊したり暴れたりを繰り返し、ついには蔵に押し込められ、いないものとして扱われてしまう。とはいえ、人の口に戸は立てられないもの。れんの存在が障害となり、長男の縁談がことごとく破談になってしまう、ということを繰り返していた。そういう意味でも、れんは厄介者でしかなかったのだ。

そんなところに、安はやってきた。安にとっては、れんとの関わりは試練の連続だった。もちろん、れん自身にも手を焼かされた。初めは、暴れ、噛みつき、ひっかき、というようなことを繰り返した。安も生傷の絶えない日々を過ごした。しかし、そのことには安は落胆しなかった。れんは、見えない聴こえない喋れないという真っ暗闇の状態の中で、女中からいじめを受けながらもなんとかここまで生き延びてきたのだ。9歳で一人でアメリカに生かされた安でさえ、耐えられるとは思えないような状況であり、そんな状況に置かれたれんが粗暴な振る舞いをしてしまうのも仕方ない、と思ったからだ。

安を絶望させたのは、介良家の面々である。れんに酷い振る舞いをしていた女中たちのみならず、当主の貞彦は、れんがあの高熱で死んでしまえば良かったというような発言をし、また、れんが長男の縁談の邪魔にならないような振る舞いをさせてくれさえすればいいのだ、という、安の目標からすればとてつもない低い期待しかしていないのだ。屋敷で働く女中たちには派閥があり、自身も弱視である安自身も嫌がらせを受けることがあった。れんの母・よしに対してさえ、安は憤りを抱く場面がある。

三重苦を抱える少女の教育というだけでもとてつもない労力なのに、屋敷の人間が協力的でないということがさらに安を苦しめていく。この辺りの描写は、当時の日本ならではという感じだろう。安は、アメリカで教育を受け、「自由」という言葉を理解して使える女性だ。しかし、当時の日本はまだ家父長制が強く、また青森という地方においては古い因習も捨てきれない。そういう土地で、安のようなしがらみのなく理想を追求しようとする女性は、とてつもない窮屈を味わうことになるのだ。

しかし安は、どれほど状況が厳しくても諦めなかった。それは、れんのことを信じていたからだ。教育を始めた当初から、安はれんの聡明さを感じ取っていた。彼女は、見えない聴こえない喋れないだけで、人間として持っているべき当然の能力は持ち合わせているのだ、と。であれば、あとは彼女に、三重苦であるが故に自然には身につかない様々な事柄を根気よく教えていきさえすればいい。先に希望が見えていたからこそ、安は諦めることがなかったのだ。

物語的に良いなと感じる場面はいくつもあったが、やはり一番印象的だったのは、長男の縁談の関係で、名家の家長が屋敷にやってきた時の話だ。この時に何が起こったのか、詳しいことはここでは書かないが、幾人もの人間が持つ暖かさみたいなものがすべて良い方向に作用し、類まれな結果を生み出した場面だった。素晴らしいと思います。

そして大事なことは、本書は超特殊な事例を扱った小説ではあるのだけど、「伝える」という観点からすれば誰にでも有用だろうと思われる知見を自然と与えてくれる作品だということだ。冒頭で書いたように、「伝える」というのは「変換」だ。安は、どう変換すればれんに伝わるのかを考え続けた。そして、その努力の積み重ねが奇跡を生み出した。「伝える」ことの難しさに行き詰まっている人は、そういう観点からも楽しめる作品ではないかと思う。

原田マハ「奇跡の人」

関連記事

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3421-83bc0c2e

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
10位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)