黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

図書館の魔女(高田大介)



style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-6432176788840966"
data-ad-slot="9019976374"
data-ad-format="auto">



本書の感想を書くことは、「日本の感想を書くこと」に近いものがある。

日本について何か感想を書いてくれ、と言われた場合、そこには山ほどの切り口が存在する。観光・歴史・言語・方言・地域性・食…などなど、「日本」というテーマをどう切るかというのはいくらでも設定しうるし、その切り口が曖昧なままでは文章をうまく書くことはままならない。

本書についても、まったく同じだ。著者は、切り口が無限にあるように感じられる「世界」を丸ごと作り上げてしまったのだ。

確かに、SFやファンタジーというジャンルは、僕らが普段生活しているのとは違ったルールで動いている世界を作り上げるところからスタートすることが多い。魔法が使えたり、時間旅行が出来たり。とはいえ、そうやって組み上げた世界には、ちゃんと見ようとしなくても空白地帯がたくさんあるということに気づくはずだ。主人公たちが住んでいる隣の国はどうなっているのか、自分たちが住んでいる国の言語の変遷がどうなっているのか、彼らが住んでいる町がどんな風に成り立っているのか…。SFやファンタジーというジャンルにしても、物語の進行上必要な部分は濃密に設定し、それ以外の部分についてはそこまで明確に決めてしまわずに小説を書いていくのではないかと思う。

本書を読むと、著者は世界の細部の細部まで何もかもすべて組み立ててしまっているのではないか、と感じさせられてしまう。本書に描写されていない部分についても、「これこれの部分はどうなっているんですか?」と著者に問えば、瞬時に答えが返ってくるのではないか、と思わされる。

本書はそれほどまでに、すべてが濃密に描かれる凄まじい作品だ。

僕らが「日本」というもの全体について文章を書くことが困難なように、本書についても、物語全体を要約したものを提示する、などということはほとんど不可能だ。何らかの切り口を設定して、その断面はどんな風になっていますよ、という形でしか本書を紹介することが出来ない。これから本書についてあれこれ書いていくつもりだが、いくつか切り口を提示しながら内容に触れていこうと思う。

まずは、非常に大雑把な設定だけ書いておこう。
舞台となるのは、西大陸と海峡を挟んで向かい合う、東大陸に位置する一ノ谷、そこに高く聳え立つ図書館である。「高い塔」と呼ばれるこの図書館にはかつて、タイキ様と呼ばれる図書館のトップ、通称「図書館の魔法使い」と呼ばれる者がいて、その類まれな手腕によって、争いや小競り合いの絶えなかった周辺諸国の和平を陰から実現に導いた経験から厳然たる支配力を有している。一ノ谷においても、王宮や議会に強い影響力を持ち、武力も政治力も持たないはずの、ただ書物を収集し収蔵しているだけの図書館が、国の中枢として力を持っている。
そして、タイキ様から禅譲され、今では「図書館の魔女」と呼ばれているのが、マツリカだ。彼女の姿を直接目にする者は少ないが、見た者は必ず驚かされることになる。何故ならマツリカは、まだ幼い少女だからだ。しかしそれでいて、いくつもの言語を解し、驚異的な戦略力を持つ、まさに「魔女」という名に相応しい存在だ。
マツリカには、もう一つ、「図書館の魔女」というイメージからは想像もつかないとある特徴がある。それは、「喋ることが出来ない」というものだ。彼女は、手話によって自身の考えを他人に伝えることしか出来ないのだ。
一方。一ノ谷の山奥で人知れず修行をし続けていたキリヒトは、「先生」の指示によって慌ただしく里へと降りることになった。キリヒトは、山奥に篭っていてもその名が聞こえてくる「高い塔」に自分が行くのだと理解した。マツリカ様と出会ったキリヒトは、その博識や高い伝達能力に驚かされた。そして、「文字を知らない」自分が、マツリカ様の元で図書館の業務を行うことが出来るのだろうか、と不安になる。マツリカは、先代のタイキからキリヒトを勧められたが、まさか文字が読めないとは思ってもいなかった。これでは、図書館の業務などとても任せられない。しかし、タイキにはタイキなりの遠望があるのだろう。キリヒトに何が出来るのか分からないが、とりあえず手話通訳としてマツリカの声となるべく鍛え上げることにする。
こうして、やがて周辺諸国にその名を轟かせることになるマツリカとキリヒトは出会ったのだった。
という、冒頭の冒頭の部分だけ説明して、内容の紹介は終わろうと思います。書こうと思えばいくらでも書けるんですけど、いくら書いてもキリがないので、最初の最初だけで終わっておきます。

さて、本書の切り口の一つは、「言語あるいは書物」です。
著者は言語学者であるようで、本書では殊更に「言語」あるいは「書物」についての思索がふんだんに盛り込まれていきます。それらはかなり刺激的で、読んでいてクラクラしてくるような話として展開されていきます。なるほど、物事を突き詰めて考えるというのはこういうことなのかと、そして、物事を突き詰めて考えるとこんな風に本質が浮き彫りになってくるのだ、ということが、主にマツリカの鋭い思考によって描かれていきます。

『書かれた瞬間に、それは言葉だった。読まれようその時に、それは言葉であるだろう。人は文字を通して、言葉を書き、言葉を読む。文字が言葉なのではないんだよ。おなじく声が言葉なのではない、手振りが言葉なのではない。言葉はその奥にある。言葉自体は目には見えない、言葉自体は耳には聞こえない』

『お前質は言葉を手段か何か、道具のようなものと考えていたんだろう。(中略)言葉はなにかを伝えるためにあるんじゃないよ。言葉そのものがその何かなんだ。言葉は意思伝達の手段なんじゃない。言葉こそ意思、言葉こそ「私」…』

図書館についても、マツリカはこんな風に言います。

『未だ知りえぬ世界の全体をなんとか窺おうとする者の前には、自分が自ら手にした心覚えと、人から学んだ世界の見方とがせめぎ合い領分を争ってやまない。そしておのれ自身の認識と余人から預かる知見が、ほかのどこにも増して火花を散らしてせめぎ合うのが、ここ図書館だ。図書館は人の知りうる世界の縮図なんだ。図書館に携わるものの驕りを込めて言わせてもらえば、図書館こそ世界なんだよ』

マツリカの思索がすべて理解できるわけではないし、本書で書かれている言説にはついていけない部分ももちろん多々あるのだけど、脳みそが沸騰しそうな程の濃密な議論や思索は、非常に刺激的でした。

また本書において「言葉」というのは、ただ思索の対象というだけではありません。本書は、剣でもなく魔法でもなく、まさに「言葉」によって世界を切り拓いていくファンタジーなのです。

と言っても、イメージは全然出来ないでしょう。僕も、そのイメージを短い説明で掴んでもらう手段を持っているわけではありません。ただ、例えばこんな一文を引用してみましょうか。

『たった一言の台詞から、一ノ谷の政界に暗躍する陰謀の具体的な部分がほぼ明らかなものとなり始めていた』

その一言というのも書いてしまいましょう。『こんなに嵐がひどくなると知りたらましかば…』です。このたった一言から、マツリカは政界の陰謀を暴くわけです。他にもこういう場面はいくつも出てきます。本書では、武力でも政治力でも人脈力でもなく、「言葉」をどう蓄積し、どう知り、どう捉え、どう使うのかによって目の前の現実を動かしていく、その手腕こそが作品の眼目となっています。普通のミステリのように、読者にすべての情報が提示されているわけではないから、ミステリを読むようにはいきません。読者がマツリカのような推理を展開できる余地はありません。その点を批判する感想をチラッと目にしたことがあるので今それに反論するようなことを書いているわけですが、その点は全然問題ないでしょう。少なくとも本書は、ミステリとして謳われているわけではないのだから。「九マイルは遠すぎる」のような作品とはまた違いますが、とはいえやはり、マツリカの慧眼に驚かされるのではないかと思います。

僕が本書について触れておきたいもう一つの切り口は、「マツリカとキリヒト」です。本書は、色んな切り取り方の出来る作品ですが、ボーイミーツガールとしても非常に面白い作品です。

本書を読み終わった時、マツリカとキリヒトの出会いの場面を思い出して欲しいと思います。そこにどれほどの落差があることか。マツリカとキリヒトは最初、決して良いパートナーではありませんでした。その後、お互いに良いこと、悪いことを繰り返して行きながら、二人の関係性はどんどんと変化していきます。そしてそれは、様々な揺れ動き方を見せながら、分かちがたい、離れがたい関係へと進んでいくわけです。

このマツリカとキリヒトの変化も、読みどころの一つです。
マツリカとキリヒトの物語というだけに区切ってみても、さらに様々な切り取り方が出来るのだけど、作品の中盤に出てきたことがラストに繋がっているな、と感じさせられる箇所があるので、ちょっと引用してみます。

『この子は私と一緒だ。私が望んで図書館の番人の家に生まれてきたのではないように、望んで特殊な教育を受けてきたのではないように、この子だってキリヒトの出る家系とやらに望んで生まれついたわけではないだろう。私が高い塔の魔女であることが私の選んだことではないように、この子がキリヒトであることは彼が選んだことではない』

『図書館においで。お前の意志で。つとめではなく、宿世ではなく、先生の命令によってではなく、お前自身の意志で図書館を選びなさい。私がそのために道をあけてやる。』

マツリカが何故こんなことを考え、あるいはキリヒトに言わなければならなかったのか。それは是非本書を読んで欲しいのだけど、とにかく彼らの関係性は、彼らの間に起こったやまほどの激動によって大きく揺れ動き、形を変え、その過程で二人は一つになった。特殊な生き様を強いられた二人がどう生き、どう選択し、どう行動したのか。その一つひとつを是非追っていって欲しい。

そして本書は、全体的に「駆け引き」の物語である。基本的に政治や軍事を背景にした展開が物語全体を支えている。様々な根深い対立構造を抱える周辺地域をどうとりまとめるのか。その方策や道筋のために、様々な形で間諜を放ち、情報を分析し、戦略を練る。それは、高い塔がこれまでもずっとやり続けてきたことではあったのだけど、そこにキリヒトという不確定要素が入り込むことで、それまで存在しなかった新しい未来を切り拓いていくことが出来るようになった。そしてそれはやがて、誰もが想定もしていなかった形で、周辺諸国の火種を取り除いていくことになる。その手腕は、見事としか言いようがない。

駆け引きという点で、僕が非常に印象的だった場面がある。これも詳しくは書かないのだが、ある重要な部品が壊れたことで一ノ谷側が窮地に追い込まれる場面だ。ここは、素晴らしかった。マツリカのマツリカたる対応には、きっと誰もが痺れることだろう。

さて、あれこれ書いたが、僕がここで書いたことは、本書の魅力の1万分の1にも満たないだろう。僕のこの文章を読んで、もしかしたらちょっと面白そうかもと思ってくれた方、その1万倍面白いので、是非読んで下さい。半年掛かってもいいから読んで欲しい一冊です。

高田大介「図書館の魔女」







関連記事

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3403-bc9f8dc3

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
10位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)