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不屈の棋士(大川慎太郎)



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人工知能によって、人間の仕事がどんどんなくなっていく、という話は、ちょっと前からじゃんじゃん出始めている。どんな仕事がなくなっていくのかというリストさえ、色んなところで目にするようになった。しかしどうだろう。実際の生活の中で、「人工知能によって、今の自分の仕事がなくなるかも…」と実感できる人は、まだそう多くはないだろう。

そういう意味で言えば、現代の職業の中で、最も人工知能の影響にさらされている一つに、棋士を挙げることが出来るだろう。

様々な評価の仕方があり、統一の見解こそないものの、本書を読んだ僕の印象では、既にソフトの棋力は、現役の棋士と互角かそれ以上なのだ、ということがよく分かった。

『ソフトと戦っても勝てない、と予想しています(勝又清和)』

『仲のいい棋士には、解説が終わった後に、「あれは人間が勝てるレベルじゃないよ」という話をしました(西尾明)』

こういう発言をしている棋士もいるほどだ。

『江戸時代から400年以上の歴史を有する将棋界。
言うまでもなく、棋士は常に実力最強の存在だった。棋士はその誇りを胸に競い続け、将棋ファンは尊敬と憧憬の念を抱いてきた。
将棋の強さこそ棋士最大の存在価値。それは当然の感覚であり、いちいち疑問を差し挟む者など存在しなかった。
コンピュータの将棋ソフトが驚異的な力をつけるまでは―』

そう棋士は、人工知能によって今まさに影響を受け続けている存在なのだ。

本書は、現役棋士11人に、コンピュータの将棋ソフトの捉え方や関わり方を問うたインタビューをまとめた作品だ。羽生善治・渡辺明という将棋界のスーパースターもいれば、コンピュータ将棋に造詣の深い者、コンピュータ将棋に負けた者、コンピュータ将棋を良く思っていない者など、様々な立場の棋士が、それぞれの将棋観を語っていく。

『将棋界は「強制」が少ない世界なのだ。だから自由な発想で物事を考え、それぞれが好き勝手に意見を述べることができる。これは将棋界の豊潤さの証明であり、財産だろう』

将棋連盟に所属していても、基本的に棋士は一人で活動する存在だ。だからこそ、自分の哲学に則って行動することが出来る。コンピュータ将棋との距離のとり方も様々で、それぞれの個々の哲学が密接に絡まり合っている。特に、ソフト研究を最も採り入れていると言われている若手棋士・千田翔太の将棋への取り組み方は印象的だ。

『これからは「棋力向上」を第一に目指してやっていこう、と(千田翔太)』

『公式戦で勝つよりも、純粋に棋力をつけることを第一としようと。(千田翔太)』

そしてそのために千田は、ソフト研究を採り入れる。

一般的に将棋の勉強法は、「棋譜並べ、詰将棋、実戦」だ。しかしこの勉強法を千田は、『その従来のやり方だと、個人の資質に大きく左右される。うまく人は才能がある人(千田翔太)』と判断する。そして、ソフト研究によって様々な形勢判断を自分の内側に取り入れていくことで、従来の方法よりも多くのものを吸収することが出来る、と語るのだ。

『現状、千田のソフトに対する姿勢が周囲に理解されているとはいい難い。先駆者の宿命ではあるのだが、苛立ちを感じることもあるだろう。
だが、未来は違うはずだ。これからプロになる若者の多くは、躊躇なくソフト研究を取り入れていくだろう。千田も自分の後を追ってくるであろう若者たちには大いに関心があるようだった』

ソフトをどう取り入れていくのか、というスタンスは、今まだに過渡期といえるだろう。どういう距離の取り方が正解であるのかは誰にも分からない。そういう意味で、千田翔太という棋士が10年後20年後にどうなっているのかは、とても楽しみだ。

本書には、ソフトが登場したことによるメリット・デメリットが様々に語られるが、最も印象的だったのは「怖さ」に関する話だ。

『人の頭なら相当わからない難解で長手数の詰みでも、ソフトはわかっている。この変化は詰むか詰まないかがわからないから踏み込めない、という話がソフトにはないわけでしょう。つまり人間が持つ「怖さ」という感覚が存在しない。それはちょっと違いますよね。強いんだろうけど、別物というか(渡辺明)』

同じ話を、さらに将棋を鑑賞することまで含めた議論に持ち込んでいる発言もある。

『将棋というのは人間同士の勝負で、お互いに答えを知らない中でやるものじゃないですか。怖さはあるけど、それに打ち勝つことも大事なわけです。ファンにもそこを楽しんでもらっている部分があると思う。もちろんソフトの手だって全部が正解ではない。でも、ソフトを使うと怖さを取り除くとまでは言わないけど、薄めているのは間違いない。勝負としてのおもしろさが減ってしまったら、スポンサーやファンがどう思うでしょうか。そういう状況が続けば今後、棋士全体が対局だけで食べていくのは大変でしょう。本当の上位棋士しか生き残れなくなる気がします。
―勝負というのはお互いに怖さを持つ中でやる。これが山崎さんの信念ですね。
そこが一番おもしろいところだと思います。答えがわからない中で、自分が正解と信じている手を指していく。その中で自分ができる工夫をしていくことが大事なんです。ただソフトを使うと、自分を信じる部分が薄れてきますよね。自分より強い、自分にはない発想に頼るようになると、それまでの局面認識や経験を元に培った判断が変わってくる。それはどうなのか(山崎隆之)』

この話が一番面白いと感じた。そう、問題は、棋士とソフトどっちが強いか、ということではないのだ。そうではなくて、将棋という勝負やゲームがちゃんと生き残っていくのか、ということだ。ソフト研究によって「怖さ」を失ってしまえば、対局から面白さが削られてしまう、という部分は、人工知能が将棋界に与える一番クリティカルな問題なのではないか、という風に感じました。

『たとえば詰将棋に関しては昔からコンピュータの方が解答が速いって知ってるけど、コンピュータの計算競争なんて誰も見ないでしょう。それと同じ。人間が暗算の競争をやるから見るんですよ。どっちが先にミスるんだ、っていう(渡辺明)』

『人間の勝負とはまったく別物ですから。トップ棋士同士とはいえ、やはり人間の将棋はミスありきなんです(渡辺明)』

『人間にしか指せない将棋とかそういうことではなく、人同士がやるからゲームとして楽しめるんです(渡辺明)』

渡辺明のこれらの発言は、棋士だけではなく見る側にも重要な問題だろう。トップ棋士でももうソフトに勝てないんだろ、と言って将棋を見ることから離れてしまった人もいるだろうが、やはり、人間同士が知力を尽くして闘うからこそ将棋は面白いのだ、という感覚が皆どこかにあるはずだ。そこに、ソフト研究という形でコンピュータが入り込むことで将棋がどう変わっていくのか。それらについても後で触れるつもりだが、まずは別の棋士の似たような発言を引こう。

『車がいくら早くても、人間が100メートル走で10秒を切ったらすごいでしょう。それと同じように、「人間の頭脳でここまで指せるんだ」と見守っていただきたいです(勝又清和)』

さて、実際にソフトを使うことで棋士としての力がどうなるのか、という部分についても、印象的な指摘があった。

『ソフトの示した手がプラス評価(※ソフトが盤面をどう捉えているかという評価値の話)だとしますよね。「じゃあ優勢なのかな」と思って実戦で採用する。その局面が仮にプラス300点だとして、その後の手順が自分が経験したことのないギリギリの攻め筋なんです。だからその後の指し方がわからないというか、間違えてしまう。コンピュータ的にはいけるのかもしれないけど、針の穴を通すような際どい攻めは自分の技術では導き出せない。だからソフトの評価値を重要視するあまり、自分のスタイルを見失っている部分はあるかもしれません(村山慈明)』

この指摘は非常に重要だろう。これは、棋力を上達させるには、答えではなくプロセスを学ぶ必要がある、という話だ。

『学ぶことは結局、プロセスが見えないとわからないのです。問題があって、過程があって、答えがある。ただ答えだけ出されても、過程が見えないと本質的な部分はわからない。だからソフトがドンドン強くなって、すごい答えを出す。でもプロセスがわからないと学びようがないという気がするのです(羽生善治)』

確かにその通りだ。先の村山慈明の指摘は、まさにこのことを言っている。

ソフトは、盤面を数字で評価してくれる。しかしその評価は、「俺(ソフト自身のこと)がミス無く指すって前提でこの点数ね」ということでしかない。ソフトがどう指すつもりでいるのかは、ただ評価値を見ているだけでは分からない。ソフトはいくらでも先の展開を読めるし、ミスもしない。だから、無謀な手筋でも押し通せる。しかし人間にはそれが出来ない。だから、プロセスを理解しないまま評価値だけを受け入れてしまうことの怖さがある。

これは恐らく、今後将棋界以外でも問題となっていくだろう。人工知能は、恐らく何らかの答えを出してくれる。人工知能が処理まで実行してくれるなら問題ない。しかし、人工知能に答えだけ教えてもらって、その上で人間が実行する、という状況があるとして、その場合人間にはプロセスは理解できないかもしれない。そういうことは、人工知能と共存していかなければならない過程でいくらでも起こりうるだろう。

『実力がつかないうちにソフト研究を取り入れるのは本当に怖いと思います(村山慈明)』

『―棋力が定まっていない人がソフトを使うのはよくないと思いますか?
まずいでしょうね。棋力が定まっている人間でもうかつに使うとまずい。ソフトとずっと指し続けると感覚がおかしくなって、自分の将棋が崩れます(糸谷哲郎)』

確かに、こういう指摘については納得できるし、将棋以外の場でも認識しておかなければならないだろう。

他にもソフトがもたらすデメリットとしては、

『いままでは、本来ダメなはずの新手もみんなわからないから2年くらい持っていたのが、(ソフト研究によって)即ダメになる。だからスパンがすごく短くなるけど、そもそも戦法の数がそんなにないので、後手番で戦える戦法がドンドン少なくなっていく(笑)(渡辺明)』

『今後は新手を指しても本当に自分で発見した手かどうか証明できませんから(行方尚史)』

など色々挙げられている。

とはいえ、もちろん良い点もある。一番のメリットについては、多くの棋士が指摘している。

『コンピュータのおかげでセオリーや常識にとらわれない指し手が増えてきました。プロ棋士もまだまだ将棋のことをわかっていなかったんだな、ということがわかってきました。こんなことはやっちゃいけない、というタブーもなくなってきた。この先、古い価値観はどんどん廃れていくでしょう。いまの将棋に合った新しい価値観も生まれるんだからそれでいいと思います(勝又清和)』

『将棋の枠組みが広がって、タブーが減った。不安が取り除かれてやりたいことがやれるようになった。(山崎隆之)』

『だからソフトの登場によって、過去の定跡が覆る可能性があるんです(村山慈明)』

『20年間主流だった矢倉の4六銀戦法も指されなくなったように、常識となっていたことがソフトに覆されるようなことも出てきた(行方尚史)』

人間の思考力では、長い長い歴史や積み重ねを経ても到達出来なかった部分に、ソフトはどんどん突き進んでいる。そうやって、ソフトが将棋の新しい常識や価値観をどんどん生み出しているのだ、という指摘が非常に多かった。

また、こんな指摘をする者もいる。

『だから全体的に終盤に時間を残そうとしている人が増えていますね。あとはみんなよく粘るようになりました。相手が間違えることが前提であれば、それは頑張りますよね。これは間違いなくソフトの効果で、将棋の進歩に役立っていると言えるでしょう(糸谷哲郎)』

糸谷哲郎は、『いつの日か棋士という存在がいらなくなる可能性を除けば、メリットばかりだと思っています』とさえ発言しているほどだ。もちろん、ソフトの存在に警鐘を鳴らす者もいる。ソフトの存在をどう評価するかは、まだまだ様々な価値観が入り乱れているのだ。

また、ソフトの登場と直接的な関係があるのかと言われればちょっと疑問符がつくかもしれないが、こんな指摘をする棋士もいる。

『開発者は純粋にソフトを強くしたいと思っている方々ですし、技術に対する意欲が強い。棋士以上にまじめだと思いますよ。そもそも棋士がどれぐらいまじめに将棋をやっているのか、私には疑問です。たとえば一部のベテラン棋士には、「真剣に取り組んでいるのかな」と思うような人がいますからね。それと比べると、開発者の方がよっぽど熱意があると思います(千田翔太)』

『もちろん将棋界にも問題はあります。プロが負ける姿を世の中におもしろおかしく見られてしまうのは、いままで将棋界が胡座をかいていたせいでもあるので。
―胡座をかいていたというのは?
“産児制限”を設ける、つまりプロ棋士になれる人間を厳しく限定して、その代わりにプロになってしまえばある程度は生活を保障する、という互助会的な制度だったことは否定できません。勝負の世界なのに、活躍できなくてもなんだかんだと食べていけたわけです。それは将棋界の甘いところだし、守られていたところだったでしょう。プロ棋士って本当に強いの? と訊かれて胸を張れる人は何人いるのか。だからいまは、将棋界の根本的なところに対して、ソフトというナイフを突きつけられているんです(行方尚史)』

棋士自身から、将棋界全体に対する問題提起がなされる。これもまた、「強制」の少ない将棋界ならではのことかもしれない。「胡座をかいていた」棋士もいるという中で、ソフトの存在がどう将棋界を変えていくのか。こういう問題意識を持つ人間がいるという事実が、将棋界の明るい未来を示唆している、と考えるのは、楽観的に過ぎるだろうか。

大川慎太郎「不屈の棋士」

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