黒夜行

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楽園(花房観音)

「◯◯であること」に対して、必須となる要素が何なのか、それはものによって大きく変わってくる。

「親であること」であれば「子どもへの愛情」が、「日本人であること」であれば「日本語や日本の文化や国籍」が、「ヒーローであること」であれば「正義感」など、それぞれ違ってくる。

では、「女であること」に対しては、どんな要素が当てはまるだろうか?ここにどうしても「性」が絡んでくるような気がしてしまうのは、僕が男だからだろうか。「

いや、そうではない。まさに本書は、「女であること」と「性」の分かちがたい結びつきを描き出す本なのだから。

「男として見られる」と「女として見られる」というのは、「男」と「女」を入れ替えただけの文章だが、その意味は大きく変わる。「男として見られる」というのは、もちろん様々な捉え方が出来るが、「男らしさを感じる」というような、やや広いニュアンスを感じ取ることが出来ると僕は思う。しかし、「女として見られる」という文章になると一転、これは何故か「セックスの対象として見られる」という意味が強くなる、と僕には感じられる。

あなたはどう感じるだろうか?

僕の感じ方を前提に話を進めていくと、「女として見られる」という文章が「セックスの対象として見られる」という要素を大部分含むというこの事実が、「女であること」の要素が「性」であることをうまく示す例ではないかと思うのだ。

何故そういうことになるのだろう?

これは僕が男だからかもしれないが、「男であること」にはあまり「性」の要素が絡まないように感じる。大分薄れたとはいえ、男の社会的な役割が「働くこと」「家族を養うこと」にあるという昔からの共通認識が、「男であること」に「性」の要素を感じさせないのだろう。

しかし「女であること」の場合には、社会がどんな風に変わろうとも、「子どもを生む」という要素が切り離されることはない。「子どもを生む」ためには「セックス」が必要であり、その結果、「女であること」には「性」の要素が分かちがたく含まれてしまうことになる。

女たちは様々な形で、「女であること」の悦びや不条理を胸に抱く。

『セックスは生殖や欲望のためだけのものではない。孤独を知る人間が、人肌の温かさを手に入れ、生きていることを思い出すためのものでもある』

『女に生まれて、女でよかったと、自分を愛することができる。
男たちを愛することで、私は私は愛するようになれた。』

「セックス」によって「女であること」を確認できた女は、年齢に関わらず、そこに悦びを見る。それは、どれだけ料理を褒められようが、どれだけ子育てを褒められようが満たされない。「妻であること」でも「母であること」でもなく、「女であること」を確認するためには、「性」に触れる以外ないのだ。

『このまま自分は、男と寝ることなく死んでいく。
それでいいはずだったのに、何故こんなに胸が苦しくなるのだろう。』

『不公平だ。自分より年上の夫は、まだセックスを楽しんでいるようなのに、自分はどうして「女として終わった」と思い込もうとしているのだろう。』

『ひとりで死ぬことがこわいと考えるたび、性欲が強まっていくのは、きっと寂しいからだ。何も残さず、誰とも人生を分かち合えず、死んでこの世からいなくなり忘れ去られるなんて、生まれてきた価値がないに等しいじゃないか。』

『いつまで自分は「女という商品」でいられるのだろうかと、ふと楽園を歩きながら考えた。もう夫にすら触れられなくなった女でも、商品になるのだろうか、と。』

「女であること」を確かめることが出来ないでいる女たちは、一様に不安定になる。それは、「明らかに綺麗になった隣人」の存在故だ。自分と同じぐらいの年齢の、しかもつい先日夫を亡くしたばかりの中年女が、恐るべき美しさを手にしている。明らかに、「女であること」を確かめることが出来る環境がそうさせている。田中みつ子というその女が、女たちの心をざわつかせる。

『朝乃は、みつ子の変貌を目の当たりにする度に感じる不安の正体をはじめて理解した。
楽しそうなみつ子を見ていると、自分自身が信じている「幸せ」が揺らぐのだ。』

何故田中みつ子にそれが出来て、自分たちには出来ないのか。いや、そもそもそういうことではない。自分たちの年齢であれば、もう「女であること」に囚われずに生きていられてもおかしくはないのに、何故ここまで振り回されるのか。

『どんなに逃げても年をとることは避けられないこと、大きな波に逆らうように手足をばたつかせる姿が無様であることぐらい、わかっています。けれどもそうせざるをえなかったんです。途中で、「女を降りる」ことが怖くてできませんでした。』

女は、いつまでもは女ではいられない。明確な理由はないが、女たちはそのことを理解している。
ならば、いつまでなら女でいられるのか。何故女でいることに固執してしまうのか。女であることを諦めることは駄目なのか。女であることを諦めきれない場合どうすべきなのか。

女たちは、かつても今も、「楽園」という名で呼ばれる場所で、おのおのの葛藤に身悶えする。

内容に入ろうと思います。
本書は、序章と最終章を除けば6編の短編が収録された連作短編集です。
まず大枠の設定から書きましょう。

京都の鴨川のほとりに、かつて「お茶屋」があった。そこは、男が女を買う、特殊な地域だった。高級料亭と見間違えるような建物の中で、少し年齢を重ねた女性たちが、寂しさ故にやってくる男たちを癒やし、女たちもまた癒やされていた。ここはかつて、「楽園」と呼ばれていた。
3年ほど前、「楽園」は閉鎖され、その跡地に「楽園ハイツ」という名の2階建てのアパートが建てられた。その建物に住む6人の女性が、本書の語り部たちだ。

「温井朝乃 47歳」
同じアパートに住む田中みつ子が、明らかに綺麗になった。そのことに、朝乃は心がざわつく。自分はもう、長いことセックスをしていない。夫は外で風俗に行っているようだ。自分には「妻」という居場所しかないのだから、この居場所を手放さないように文句も言えない。近くで「楽園」という喫茶店を営む、鏡林吾という偽名のような名前の男も、妖しい雰囲気を醸し出す。端的に、セックスの匂いがするのだ。
このままセックスをしないで死んでいく。それは当たり前だと思っていたのに、何故心がざわつくのだろう。

「唐沢マキ 38歳」
世の夫婦は、セックスレスが当たり前のようだけど、女はそれで耐えられるのだろうか?世の中の夫たちは、妻の性欲に無頓着過ぎる。
当時大学生だった小早川鉄矢と出会い、体の関係になってもうそれなりの時間が断つ。いつもマキの部屋にやってきてセックスをして、時々お金をせびってくる。返ってきたことはない。田中みつ子が素人投稿雑誌に載っていると教えてくれたのも鉄矢だ。
自分は性欲が強いのだろうか。お金で鉄矢とのセックスを買っているのだろうか。

「寺嶋蘭子 42歳」
蘭子は、誰からも美しいと言われる容姿を持っている。けれど、セックスが怖い。かつての夫に「セックスが下手だ」と言われたことが、未だに心に傷として残っている。
セックスに対する怯えを誰かに消し去って欲しい。自分から男を求めることなどできないから、求められたい。そう思っているのに、自分が望んだようにはいかない。蘭子の孤独は、セックスを恐れていることから生まれているはずだ。それさえなければ、もっと幸せな生き方が出来るはずなのに…。

「和田伊佐子 44歳」
伊佐子はかつて4年ほど、「楽園」で働いていたことがあった。あれほど喜ばれる仕事をしたことは、これまでに一度もない。蔑まれる職業であることは知っているが、哀れまれるのは違う、と感じた。伊佐子にとって「楽園」での日々は、楽しかった。
いつの間にか保証人になっていたことで背負わされた借金を返すために飛び込んだ「楽園」は、借金返済の目処が立ったことと、恋人が出来たことをきっかけに去った。その後、妻子ある男性と付き合い、略奪する形で結婚し、穏やかな日々を過ごしていたが、夫が退職を迫られ、生活は大きく変わった。今日も夫は、ハローワークにも行かず、家でゴロゴロしている。

「田中芽以奈 17歳」
父親が死んだばかりだというのに、誰かに依存していなければ生きていけない母親は、媚びる男を見つけ出してきては自分を着飾っている。醜悪だ。自分の年令を受け入れられない姿ほど醜いものはないということを、本当に分かっていないのだろうか?
芽以奈は30歳までに死にたい、と思っている。若さを失った女が生きていくには、日本という国はあまりにも生きづらいことを理解してしまっているからだ。芽以奈は今、元カレの斡旋で売春をしている。父親が死に、母親が自分のことしか考えていない現状、自分でなんとか稼いで生きていくしかない。

「田中みつ子 45歳」
この内容は紹介しないことにします。

というような話です。

非常に面白い作品でした。僕が男である以上、ここで書かれていることを安易に「分かる」というわけにはいかないが、女たちの葛藤が凄くリアルだと感じた。何よりもこの作品で描かれる葛藤は、普通表に出てこないものだ。女性同士でさえ、本書に登場する女性たちが持つ悩みや葛藤を打ち明けるようなことはほとんどないだろう。自分の内側に秘めたまま、どうにもしようのないモヤモヤを抱えたまま自分がとりあえず納得できる仮の答えにしがみついておくしかない。

若い時には、自分が「女であること」など考える必要もないほど当たり前のことだろう。しかし年を重ねるにつれて、それが当たり前ではないのだという現実が、徐々に忍び寄ってくる。「女であること」が少しずつ遠ざかっていく音が聞こえていく中で、それを為す術無く見守るしかない現実が、足音を響かせながらやってくる。

そうなった時、どうするか。彼女たちの振る舞いは様々だ。「女であること」に固執し、自分の年齢でも「セックス」が受け入れられる場を追い求める者。「女であること」を手放さざるを得ないことを理解しながら諦めきれずに思い悩む者。「女であること」を容赦なく突きつけてくる環境にいた過去を持つことで、その葛藤にあまり囚われずにいられる者。同じアパートに住む彼女たちが、かつて「楽園」だった場所で、「女であること」の自覚に揺れながら過ごす様を描き出す、という設定が、とても面白い。

この作品では、男が女を買う場所を、女にとっても癒やしの場なのだ、という風に描き出していく。

『こういう場所を非難する人たちや、私たちを侮蔑したり、逆に見当違いの同情をよせる人たちがたくさんいることはもちろん知っている。
どれもこれも、違うのだ。法律とか理屈とか常識とか、そういうもので判断されるのではなく、ただ溢れる欲望を抱く人間が生きていくために、この場所が男には必要で、そこでしか生きられない女たちもいる、それだけの話だ。』

体を売ることで、女は「女であること」を確認することが出来る。そして、「女であること」が男を癒すことが出来ることを知り、自分の存在価値を知ることが出来る。そういう形でしか自分の存在価値を認められない女もいるし、そういう人にとってこういう場はなくてはならない。決して男だけのためのものではないのだ、という視点は、この作品全体を貫く一つの思想みたいなもので、それに貫かれているところがこの作品の潔さだと感じられる。

こんな文章も印象的だった。

『煙草もだめ、売春もだめ、不倫もだめ、あれもこれもだめ、何もかもだめばっかりの世の中だけど、それで実際に綺麗になるんだろうか、人も、世界も。欲望を受け止めるものをどんどん禁じていったら、人間が歪んでしまうってことをわかってないやつらが多すぎて、うんざりする』

つい先日見たテレビで、水族館の珊瑚の水槽を綺麗にしているものは珊瑚の死骸だ、という事実を知った。水槽の水を、珊瑚の死骸を入れたプールと循環させることで、常に水を綺麗に保ち続けることが出来るという。珊瑚だけでは、水は濁る。

僕たちは、あらゆる「汚いもの」に「だめ」と言うことで、水を綺麗にしてくれるはずの「珊瑚の死骸」を排除してしまっているのかもしれない。綺麗にしようと思ってした行為が、逆に水を濁らせている結果を引き寄せてしまっているのかもしれない。

女たちの葛藤は「珊瑚」だろうか。あるいは「珊瑚の死骸」だろうか。「女であること」の葛藤を描ききった一冊だ。

花房観音「楽園」

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6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
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10位 辻村深月「島はぼくらと
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13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
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13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
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3位 浅野いにお「うみべの女の子
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5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
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1位 横山秀夫「64
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3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
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6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
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9位 山本弘「詩羽のいる街
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16位 朝井リョウ「何者
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
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3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
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3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
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10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
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15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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