黒夜行

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崖っぷち町役場(川崎草志)

僕は、田舎で生まれ、いっとき都会で過ごし、また別の田舎に住むことになった。今住んでいるのは、「田舎」というほど田舎ではないが、「大都市」ではない、地方の一都市だ。

本書の面白さは、「地方に生きる」という事象を、「日本全体における戦争の一地点」とみなしたという点だろう。

『「そりゃあやるさ。南予町が生きるか死ぬかのゲームの真っ最中だからね」
「生きるか死ぬ?なんだか大げさな言い方ですね」
「何が大げさなものか。首都も、大都市も、地方都市も、農村も、全部、互いの生存をかけた戦争に突入しているんだ」』

一応誤解がないように先に書いておくが、本書は、タイトルの響きや表紙の雰囲気から想像できるような、地方を舞台にしたライトミステリと言った感じの作品だ。堅苦しいなんてことはまったくないし、難しいことも何もない。ただ本書は、ベースとして、「地方の生き残り」を「戦争」だと捉えるような視点がある、ということだ。

少し長いが、南予町を、そして恐らく全国の過疎が進んだ自治体に共通するだろう問題がぎゅっとまとまった箇所があるので、引用してみたい。

『子どもを産もうとする。しかし、近くに産婦人科の病院はない。子どもが生まれる。子どもはしょっちゅう熱なんか出すが、近くに救急病院はない。さらに、子どもが進学する時にはまた問題が起こる。地元の学校に進学、そして、ここで就職というのなら別だが、大学に行こうとするとそれなりの進学校に入れる必要がある。だが、この町にそんなものはない。それで子供は、この町から出ていく。もし子供が大学に進学したら、その専門知識を生かせるような職場はここにはない。つまり、子供は帰ってこない。沢井さんは、老後は都会に戻るか、田舎で孤独に暮らすかの選択を迫られる。その時期には、再び、医療の問題が出る。衰えた体に病気が出始める。しかし、この町には大きな病院がない。重い病気になれば、八幡浜か宇和島の病院に頼らざるを得ない。さらに重い病気になった人は、松山まで搬送される。都市部に治療に通うとなると、莫大な費用がかかる。その時に収入は年金だけだ』

この発言をしているのは、本書で“名探偵役”を担う、町役場職員の一ツ木だ。彼は南予町とはまるで関係ない余所者でありながら、恩ある人物からの引きでこの町にやってきた。そして、その優秀過ぎる頭脳を生かして、日本中が巻き込まれている生き残り戦争に勝とうと奮闘している男だ。

本書の面白さは、まさにここにある。通常、「探偵役が謎を解く動機」は曖昧にされることが多い。謎を解くことが趣味だから、叔父さんが刑事だからなどなど、色んな設定が存在するものだが、「謎を解く動機」がはっきりしているケースは少ないように思う。

本書は、それが明快だ。一ツ木は、「南予町に人を残し、また人が入ってくるようにするため」に謎を解くのだ。そもそも謎解きなどという面倒なことには関心がない一ツ木は、その目的のために重い腰を上げる。

謎自体は複雑なものではないし、解決策も含めてライトな作品だ。しかし、「何故謎を解くのか」という理由が明快で、しかもその理由が「町を存続させるため」という、今日本中の自治体が直面している現実をベースにしている、というのが、ミステリを非常に現代的な切り口で描いたな、と感じた。

読めば分かるが、本書で登場する謎は、地味だし、解かれてしまえば大したものではないのだが、しかし、「元から住んでいるが故の思いこみ」や「新しく移住した人間だからこその身勝手さ」など、どの地方でも起こっているだろう些細な軋轢をベースにしているというのもとても上手いと思う。そしてだからこそ本書は、「地方に人を呼び、定住させるには何をしなくてはならないのか?」という問いの答えを拾うという読み方も出来ると思う。なかなか良くできたミステリだなと思う。

内容に入ろうと思います。
本書は、愛媛県南予町を舞台にした、7編の短編が収録された連作短編集です。
まずは全体の設定から。
松山の出身だが、祖母が昔から住んでいる南予町へと移り住み、南予町役場で働き始めて2年目を迎えようという沢井結衣は、今日も元気にスクーターで役場まで通勤している。何夜長は、三方を山に囲まれ、一方は海に面し、主な産業は農業・林業・漁業・公務員業という、典型的な過疎の町だ。
結衣は新年度から「推進課」に異動になる。町民から全幅の信頼を集めていた前町長が創設したものだが、突発的な心臓発作により亡くなってしまった。現町長の本倉市は、企業勤めから市長になった人で、町おこし案をひっさげて当選するも、的はずれなアイデアばかりで、役場の人間はうんざりし始めている。
「推進課」が何をする部署か分からないまま向かうと、あと数年で定年を迎える、推進課室長である北耕太郎と、変人と噂が先行する一ツ木幸士の二人が将棋を指していた。一ツ木に至っては、何語なのかも分からない難しい本を読みながら、盤面も見ずに将棋を指していた。
…大丈夫か、推進課…?

「見えない古道」
推進課に、「戦時中に山道を歩いてたどり着いた民家にお世話になったからその場所を探してほしい」というお爺ちゃんがやってきた。探しますよ、と安請け合いをする一ツ木。さらに町長が、「町おこしのために夜に知られていない古道を探せ」と命じてきた。これも安請け合いする一ツ木。しかし一ツ木は、天気予報を見るばかりで、家や古道を探しに行くどころか、推進課から出ようともしない…。

「雨中の自転車乗り」
採算が合わないということで民間バス会社が撤退したために、前市長の時代に町営バスを走らせた南予町。しかし現町長が、誰も乗っていないバスを見かけた、利用状況を調査せよ、と言ってきた。誰も乗っていないバスは、高校からの帰りで使われる路線でよく見られるらしい。高校に通う三人の内一人は、雨の中自転車を飛ばす姿を度々目撃されていて…。

「巫女が、四人」
旧住民と新々住民のトラブルが絶えない。新々住民というのは、現町長が呼び寄せた人たちのことだ。消防団協力費など払わないと言って消防団員と揉め、消防団員の一人が殴られたために訴えると息巻いているらしい。その殴られた消防団員が結衣の幼馴染の菊田君だった。結衣はもう少し待ってほしいと抑える。一方で消防団員は、室町時代から続く秋祭りの神楽で舞う巫女が、練習の時3人のはずなのに4人いた、と言って聞かない。状況が分からないなりにその謎も調べることになったが…。

「至る道」
認知症を患っている吉川のお爺ちゃんがまた行方不明だと放送で流れている。最近多いな。しかしここしばらく南予町には、徘徊している高齢者を見つけるといい事が、家まで連れて行くとさらに幸運が、という噂が流れているからすぐに見つかる。吉川のお爺ちゃんがよくじっと立っている場所は、一ツ木の友人がやっている会社の敷地内にあるのだが、一ツ木の推理で吉川のお爺ちゃんが何故ここにやってくるのかが明らかにされ、ある状況を利用して吉川のお爺ちゃんの徘徊を減らせるアイデアを実行に移す…

「南の雪女」
温暖な南予町に7センチの積雪の予報が。事態を予測し対処しろという町長だが、彼は市長に「自衛隊を要請するかもしれない」と連絡をしていて不興を買う。結衣は何故か雪にざわついた気持ちになる。特に、幼馴染の菊池君の敷地の付近を歩くと感じるのだ。南予町にはかつて、雪の降る日に失踪した女性の話が秘密裏に伝承されていて…。

「空き家の灯り」
植林のイベントを企画した一ツ木だが、このイベントは長く続けられないかも、という。移住促進策だと一ツ木は言うが、実際結衣も、何故植林が移住促進と結びつくのか分かっていない。町議会議員の山崎さんは、そんな植林を含めた移住促進策全般に不満を持っている。余所者が増えること自体を歓迎していないのだ。その狭量な考え方に鼻白む一ツ木。その一方で、空き家に灯りがついているのを不審に思ってその集落まで向かった結衣と一ツ木だったが…。

「夜、歩く者」
前町長が、町外の人に向けた貸し農園を整備したが、現町長がその利用規約を甘々に変えてしまったがためにトラブルが起こっている。敷地内に小屋を建ててはいけない、というルールを取り払ったために、小屋を建てて棲みついている者がいる。一ツ木は、住民票を移しているわけではない人間が住んでいる状況が許せないようだ。一方で、夜一人暮らしの老人が倒れ救急車で搬送されたが、誰が救急車を呼んだのかという謎が残り…。

というような話です。

短編ごとに出来不出来は感じましたが、全体的にはとてもうまくまとまった、よく出来た作品だと思いました。

個人的に好きなのは、「巫女が、四人」「至る道」「空き家の灯り」かな。

「巫女が、四人」は、物語の中心がどこにあるのかが、謎が解かれた後でないと分からない、という物語の構成がとても面白いと思いました。読み進めながら、この話の何が「謎」なのかは全然掴みきれませんでした。殴られた、というのは被害者も加害者も分かっている話だし、「巫女が四人いた」という話にしたって、ただそれだけなら大した話じゃないでしょう。普通なら「見間違い」で終わる話です。しかしやがて「地方に移住することの辛さや悲しみ」みたいなものが明らかになっていくという展開で、うまく出来てるなぁ、と感じました。

「至る道」は、問題の解決の仕方が面白い話でした。推進課は比較的、同時に二つの問題を抱え込むことが多くて、ほとんどの話では、その二つの問題が一つのことを根っこにして同時に解決される、という話なんだけど、この話は、片方の問題を上手く利用してもう一つの問題を解決する、という流れになっています。一方の問題を解決策として使うことで、両方の問題を解決するというなかなかアクロバティックなことをやっている話で
もちろんそうなるように物語の設定を組み立てたんだろうけど、上手いなと思いました。

「空き家の灯り」は、「地方で生きるために大事なこと」の核心の核心みたいなものを感じさせてくれる作品で、その核心を鮮明に描き出すための舞台設定がとても上手い作品だなと感じました。その核心こそまさに、「何故植林イベントをしているのか?」という問いに対する答えなわけなんだけど、結衣を含め多くの人間がその答えをなかなか想像出来ないでしょう。しかしこれこそまさに、「ずっと住んでいるから当たり前すぎて気づかないこと」であり、「移住してきたから気づけるけどその重要さを伝えられないこと」であるという意味で、地方における問題の本質を捉えている話なのかなと感じました。ある意味でこれは、余所者である一ツ木だからこそ捉えることが出来る核心であるとも言えるかもしれなくて、一ツ木が余所者であるという設定も上手く生かされた話なのかなと感じました。

愛媛県でもトップクラスに美人だろうと言われる秘書課の三崎紗奈が一ツ木のことを好きなんだけど、一ツ木があまりにも鈍感で人間に関心がないから全然進展しないとか、「北室長が言うならやりますよ」と従順に従う北室長と一ツ木の関係とか、謎の多い一ツ木の過去みたいな、全編を通じて散りばめられる人間模様もあって面白い。サラッと読める作品ではあるのだけど、考えさせられる作品でもあって、今読んでおいて損はない作品だという感じがします。

川崎草志「崖っぷち町役場」

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小説・新書以外

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コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
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5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

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2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
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5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
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9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
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7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
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3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
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