黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

「MdN 2015年4月号 乃木坂46 乃木坂46 歌と魂を視覚化する物語」を読んで

『エンターテイメント界のど真ん中にいるコンテンツでありながら、あんなに作家性を出してもOKなのは、いい意味で狂ってると思うんですよ。それなりに予算があって、前向きなキャストがそろっていて、自由なモノが撮れる…。クリエイターが育ちやすい環境なんです』

『普通は稟議を重ねていく内に上で潰されちゃうもんでしょ。でも、ここには秋元さんっていう人がいる。だから、秋元さんの周りのクリエイティブの世界って狂気に満ちてるけど、刺激的なんですよね』

乃木坂46を好きになってまだ1年弱。歌や踊りなどの部分よりも、彼女たちの言葉や価値観に関心を持ってきた僕は、乃木坂46関連の制作物全般については疎い。乃木坂46にハマったきっかけになった「悲しみの忘れ方」こそ、ドキュメンタリー映画という制作物だったが、それ以降は雑誌記事・書籍・ネットの記事・個人ブログなどをチェックしながら乃木坂46を追いかけてきた僕は、乃木坂46のクリエイティブの部分はよく知らないままだった。

しかしどうも、乃木坂46というのは、クリエイティブという観点から見た時、驚くべき異端さを有しているようだ。

『結果的にカメラマンの色に染まっていますし、僕はそれでいいと思っているんです』

『やっぱり今、クリエイティブの現場がシステマチックになっている。以前は、テレビ、映画、音楽、出版、いろんな世界に良くも悪くも狂気に満ちた情熱とこだわりを持った異常な制作マンがいっぱいいたんです。時代の流れもあってだんだん、チームで合議制でとなるとサラリーマン化されてくる。制作担当者のやってる主な仕事が、制作ではなく制作進行になってしまうことが多くなってる。そうじゃないだろと。やっぱり制作マンは制作の中心にいないとものは絶対作れないはずなんです』

乃木坂46のクリエイティブは自由度が高い。だからこそ新しい才能が育つ、と指摘する声もある。

『これから乃木坂46のMVや個人PVで育っていくクリエイターはもっと出てくると思いますよ』

『有名な監督もとても素敵な作品を作っていただきますけど、乃木坂が最初だったよねっていうクリエイターがいっぱいいるのはとても誇らしい』

何故このような自由なクリエイションが可能なのか。そこには、AKBとは違い専用劇場を持たないアイドルであるという点、秋元康というプロデューサーの存在、AKBとの差別化が至上命題であるという点など様々な要素があるが、乃木坂46がすべて同じ事務所で一体としてマネジメントを行っている強さもあるという。

『どうしてもこの人数でやってくれとか指定されるとデザインの幅がかなり狭まるので、クリエイティブに対しての信頼が厚いのはありがたいことです。また、通常、ジャケット制作する際には、マネジメントとレーベルの意見で板挟みになることがあるのですが、乃木坂46の場合、今野さんがマネジメントと絵作りを兼務しているので、意見が一本化されている点も非常にやりやすかったですね』

『アイドルの場合、クオリティの高い写真を撮るのは大前提でやらなきゃいけないこと。それに加えて、乃木坂46の強みとして、マネジメントとレーベルが一体になっているという点があります。なので、ジャケットもメンバー全員が同じ日、同じ場所に集まって一発撮りができる。写真にこだわっているのも、この利点を活かしてAKB48と差別化できるからという側面も大きいです』

『(「透明な色」のメンバーを連れたロケハン写真のキャプション)メンバーをロケハンに呼べるということに驚くが、そこに運営サイドと川本さんの本気度がうかがえる』

乃木坂46は、容姿の整った女の子が集まっているアイドルグループ。ただそんな風に見られがちだろう。確かに、彼女たちの個々のポテンシャルは乃木坂46というグループにとって大きな要素ではある。しかし、乃木坂46を外部から支える、ある意味で「乃木坂46」というブランドを作り出してきたデザインもまた、乃木坂46の大きな一部と言える。様々な要因が揃っても、なおやり続けるのが困難なアイドル育成に、彼らは日々挑んでいる。シングル発売ごとに、全メンバーの個人PVを撮影する。可愛く撮られることを重視したいはずのアイドルのジャケット撮影で、一枚絵にこだわる。水中での撮影やセルフタイマーでの撮影など、完成度やスケジュールの関係で困難な撮影でも強行する。乃木坂46だからこそ可能なやり方で、メンバーとクリエイターは、ともに「乃木坂46」という世界を作り出していく。

乃木坂46のメンバーは、シングル制作期間、「製作中なんです」と言うという。そしてこれは、他のアイドルでは聞かれない表現であるようだ。

『―シングルを作っている期間、乃木坂46のみなさんは「製作中なんです」と言うんですけど、他のグループでそういった言葉を聞かないんですよ。メンバーとして積極的に参加している意識があるのかなと。
橋本:めっちゃみんな気にしてます。次はどんな曲なのか、いつ振りVがくるのか、次はどんなMVだろうって。11枚目のMV衣装に関しては2パターン提案されて、当初はAでいこうと考えられていたみたいなんですけど、私たちは曲やダンスの感じで明らかにBのほうがよかったので、そのことを伝えたら監督も「Bにしましょう」と言ってくれたんです』

『―シングルの制作期間、乃木坂46のメンバーからは「制作してます」と聞くことが多いのですが、他のアイドルさんからはそういう言葉を聞かないんです。だから、CDにしろMVにしろ、ひとつの作品に対して積極的に参加している意識を持っているのかなと思って。
西野:(長い沈黙)…はい。みんなそういう意識を持ってると思います。おかしいと思ったことはみんなで話して、スタッフさんに提案することもけっこうあるので。それぞれのメンバーがこだわりを持って取り組んでます』

いくらクリエイターが気合を入れていても、撮られる彼女たちが同じ熱を持っていなければ良いクリエイションにはならない。他のアイドルが口にしない「制作中です」という意識が、乃木坂46の中でどう生み出されたのか分からないけど、瞬間瞬間を劇場で見せるスタイルを取れない彼女たちだからこそ、瞬間ではない時間の連なりが生むなにかを重視する形に落ち着いたのかもしれない、と思う。

『乃木坂46の特集を行った理由は、彼女たちが「いま人気のアイドルグループ」だからではなく、そういった前提の向こう側で、そのグラフィックデザインや、映像作品や、衣装や、振り付けが純粋に素晴らしいと思えたからだ。が、素晴らしいから特集をした、といった単純なものでもない。いま例に上げた乃木坂46の視覚表現全般が、彼女たちの存在と不可分にファンに愛され、語られ、魅力の求心力として働いているからというのが非常に大きい。もし彼女たちのCDジャケットが、映像作品が、衣装が、振り付けがこのようなものでなかったら、どれだけ乃木坂46がいまとは違った存在に見えていたか。そして、この魅力はファン以外の人にも絶対に気づかれるべきものだ。この特集は、乃木坂46が視覚表現面のクリエイションを軸に、さらに多くの人に語られるきっかけになると思う』

この特集の巻頭に書かれている文章だ。「そして、この魅力はファン以外の人にも絶対に気づかれるべきものだ。」というのは、僕もそう感じる。乃木坂46のファンになる前、僕は特別「アイドル」というものに偏見は持っていなかったと思うが、しかしそれでも、自分の日常には関係のないものだ、と思っていた。乃木坂46のクリエイションは、「アイドル」という枠の中に押し込められているものではない。乃木坂46という「アイドル」の形に関心が持てなかったとしても、乃木坂46のクリエイションに関心を持つことは出来るのではないか、と僕は感じる。それは、有名無名様々なクリエイターが乃木坂46のクリエイションに参加し、そこから名が知られるようになるクリエイターを次々に生み出していることからも分かるだろう。

乃木坂46のクリエイションは、予定調和を吹き飛ばそう、というような意識で作られている。

『2ndの時ぐらいから秋元(康)先生に散々言われ続けたのが、「見た人をざわざわさせたい。それだけ話題になるものにしたい」と。』

『夏休みになった瞬間の開放感というコンセプトで葉山で撮影したら、秋元先生に「こういう絵はみんな見飽きたのでは」と言われ、再撮影しなきゃいけなくなった。もうみんなぼうぜんとなりました』

『(セルフタイマーでの撮影について)正直、うまく撮れる気が全くしなくて、「しーらない!また再撮影だよ」って思っていて。そうしたら、本人たちのポテンシャルがすごくて、想像以上の動きと表情をしてくれて、結果的に大成功。』

『(セルフタイマーでの撮影について)僕の方でメンバーの顔がきれいに映った写真も選んだのですが、結果的に顔や姿が見切れている、より偶然性の高い写真が採用に。その方が面白いし、それを選んだ運営サイドもすごいなと』

橋本も、こんな風に語っている。

『橋本:でも、何も印象に残らない作品よりは、今でも「あのシーンはなんだったんだ」と議論される作品のほうが、アイドルのMVとしては成功だったんじゃないかと思います』

『橋本:100人中100人が賛になることはないと思うんです。何をやっても少なからず否はあるわけだから、映像作品として評価されるMVを作っていくことが乃木坂の評価にもつながるんじゃないかな。そういう意識はメンバーみんなにあると思います』

『橋本:かわいく明るく撮ることを優先しているアイドルグループは多いと思うんですけど、乃木坂の場合、メンバーは「かわいく撮ってもらいたい」とはもちろん思うんですけど、求められるのはそこじゃなくて作品としての完成度が優先されるというか』

こんな風に、予定調和を吹き飛ばすやり方で、それでも「乃木坂46」というイメージがある範囲内に統一されるのには、作り手側の『ジャケットで一つの世界観』という考え方がある。

『「PVのシチュエーションを借りてジャケットを作ればいいじゃないか」という意見もあるんですが、今野さんも僕らもそれはあまりやりたくない。ジャケットはジャケットで一つの世界観でやりたいという想いがあるんです』

『(インタビュアーの質問の引用)通常のジャケット制作では、楽曲からイメージを膨らませて考えると思うんですが、乃木坂46の場合、グループのイメージにぶら下がって作るのが個性的だと思います』

そして、こういう作り方を支えるのが、やはり乃木坂46のメンバー一人一人の個性・ポテンシャルだ。乃木坂46運営委員長である今野氏はこう語る。

『例えば最近であればサブカル的な仕掛けなどでプロデュースされるものも多いと思うんですけど、乃木坂の場合はメンバーにないものをこちらが持ってくるのではなくて、メンバーの中にあるものをどうやったら引き出せるかなと考えます。積み重ねていった時にたぶん、その方が無理がこない』

『そうではなくて、メンバーが魅力的であるからこそ、どうやったらその子たちを輝かせられるか、その子たち自身の中にあるものを引き出せるかっていうことを考える』

これは、メンバーも同様のことを感じているようだ。

『―他のアイドルやアーティストのジャケ写と比べた時、乃木坂46のジャケ写はここが違うんじゃないか、というのはありますか?
白石:あぁ。けっこう自然な感じで撮ってもらうことは多いかなとは思います』

『生駒:乃木坂の制作物は、私たちの自然体の姿というか、作ったかわいさじゃなくて、持っている素材を良く見せようという考えが強いんじゃないかと思いますね。自分自身が作品になるという意識ですよね。』

メンバーの魅力を見出し、その魅力をどうクリエイションとして形にしていくのか。その裏側は、実に刺激的だった。「狂気」と称されるクリエイションだからこそ、見るものに届くデザインを生み出すことが出来る。アイドルグループの背景にそんな「狂気」が潜んでいることを知らなかった僕は、非常に新鮮な気持ちでこの特集を読んだ。

最後に、乃木坂46運営委員長の今野氏が、乃木坂46というグループをどんな風に作り上げていったのかに言及している部分を引用しよう。

『―38934人から100人に絞るまでは今野さんの仕事だったんですね
今野:先生に「よくぞこの人材を集めたな」って言わせないと僕の負けだった。そこはもう、命がけでやりました』

『―今野さんの中で、選ぶ基準もはっきり固まっていた?
今野:もちろん。まず、プロっぽい子は駄目だな、と。あとは単純に、そのパーソナルな人間性に惚れるかどうかですよね。この子に何かあるぞ、と感じるかどうか。それとビジュアル的なことで言うと、洋服が絶対似合うなっていう子にこだわりましたね。
―洋服が似合う、というと?
今野:洋服を綺麗に着られる子です。だから実は、骨格なんですよ。うちの子たちが全員ズラッと並んだ時にある程度統一した美しさが出るのは、全員脚が綺麗だからです
―いわゆる「アイドルらしさ」のような基準ではないんですね』
今野:このこがアイドルだったらちょっとびっくりするっていうのが基準だったりするんですよね。橋本奈々未とかは今でもそういう空気感がある。なんでこの子がアイドルをやってるんだろうって。そこが面白さなんですよね

『―そのメジャー感が乃木坂46できちんと出せるのはなぜでしょう?
今野:たぶん、ベースとしてうちのメンバーに共通しているのは「月」の魅力じゃないかな。乃木坂には実は、「太陽」の子は少ない。でも、「月」の魅力って実は日本人にとってはメジャーなんですよね。(中略)そういう意味では彼女たちの存在感って、決してニッチなものでもなんでもない。彼女たちは男の人からも女の人からも憧れられる理想像に近いところにいる。全体像としてメジャー感が消えないのはそういうことだと思いますね』

『自分の中で、これをやってみたいとか、こんなのが好きだよなというだけでやってても、結局自分のキャパシティでしかないわけで。それだったらネタに詰まっちゃうんですよね。でもメンバー自身がアイデアの源になっていれば、実はネタに枯れることはないんですよ。そのかわり、彼女たちをずっと見てなきゃいけない。たまに見に行って、この子こうだよな、ではとてもじゃないけど無理です。毎日毎日、彼女たちのちょっとした変化も見逃さないようにウォッチし続けてる中で生まれるクリエイティブのはずなんで。秋元先生からもよく言われるんですけど、「24時間乃木坂のことを考えないと」って。秋元先生なんかまさにそうだと思う。本当に寝てないですからね。頭全開で考えて、見続けないと生まれてこないんですよね』

そんな風に今野氏が生み出してきた乃木坂46を、生駒里奈はこう評している。それを引用して終わろうと思う。

『乃木坂って「永遠のお試し期間」なんじゃないかと。私もそれでいいと思ってます。今まで乃木坂をどう紹介したらいいのか迷っていたんですけど、ファーストアルバムの「透明な色」というタイトルに「これだ!」と思って。乃木坂はいろんな色に染まることができるし、これからもいろんな可能性を試していきたいんです。でも、このメンバーだからこそ「透明な色」になっているから、乃木坂46は本当に奇跡の集まりなんですよ』

「MdN 2015年4月号 乃木坂46 乃木坂46 歌と魂を視覚化する物語」を読んで


関連記事
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/3096-7b25aca3

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
17位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
13位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)