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砕け散るところを見せてあげる(竹宮ゆゆこ)



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前の職場にいた女の子のことを思い出した。

生きることが辛そうな女の子だった。

初め、そのことは全然分からなかった。誰とでも、いつでも楽しそうに喋っていたし、輪の中心になれるタイプの女の子だとずっと思っていた。働いている時間帯の関係もあって、当初はほとんど関わりがなかったのだけど、ちょっとしたきっかけから仕事上よく話すようになり、そういう話をする中で、彼女のパーソナリティが少しずつ分かってきた。

外的な要因が何かあったわけではない。少なくとも、僕が話を聞いている限りでは。いじめられているとか、暴力を振るわれているとか、そういうことはない。一つだけ、ちょっと厄介な人間関係を抱えてはいたけれども、ごく一般的な基準で考えれば、それ一つだけをとって、生きることが辛くなるようなものではないように思えた。純粋に、彼女の気持ちの問題だ。

でも、外的な要因があるかどうかは、実は関係ない。僕自身も、他人には理解できないような理由で大学を辞め、他人には理解できないような理由で死にたいと思ったことがあった。だから、僕には彼女が何に苦しんでいるのか、正確なところは掴めきれなかったけど、でも、生きるのが辛いという彼女の訴えを疑ったことはなかった。

人と関わるのが辛い、と彼女は言っていた。

初めは、何を言っているのか理解できなかった。あんなに誰とでも楽しそうに話しているじゃないか、と。でも、しばらく話す内に、僕と近いタイプの人間なのかもしれない、と思えてきた。攻撃は最大の防御。自ら積極的に喋ることで、他者との関わりをある一定水準のところで留めている。そんな風に見えてくるようになった。

遺書を書いたことがある、と彼女は言った。僕も遺書を書いたことがあったので、ひとしきりその話で盛り上がった。
毎日死にたいと思っている、と彼女は言った。僕にもそういう時期があったという話をした。そして、出来れば死なないでくれると嬉しい、という話をした。

僕がしたことは、彼女の話を聞くことぐらいだ。他には、別に何もしなかった。彼女のいう「他者」には、間違いなく僕も含まれているはずだった。近い感覚を持っていたから、他の人には話さないようなことも僕に話してくれていたと思うのだけど、それでもきっと、僕も「他者」の一人だったと思う。あるいは、それは僕の言い訳だったかもしれないが。自分が何もしないための言い訳。

『そう開き直りつつ、実はうっすらと、俺はまさに飢えシマウマに「肉っしょ!」をやらかしているんじゃないか―彼女の生き方の領域を侵犯しているんじゃないか、と思うこともある。』

他者と出来るだけ関わりたくない、と思っている彼女にとって最も理想的な状態は、誰とも関わらずに一人でいることだろう。僕の存在は、「彼女の話を聞いてあげている」という自己満足に覆われた、厄介な邪魔者に過ぎないのではないか。そう感じてしまうこともあった。彼女が、他の人と楽しそうに話している姿を思い出すと、怖くなった。僕は、その姿がフェイクだと知っている。だったら、自分に向けられたこの姿がフェイクではないと、どうして言えるだろうか?
僕は、彼女のことを考えているフリをしながら、やっぱり自分のことを考えていた。彼女に拒絶されるのは、怖かった。

『飢えたシマウマに、俺は肉を差し出したのだ。
シマウマは肉を食べないのに。たとえ飢えて死んだって、肉なんかいらないのに。草だよ、と騙して肉を食わせるような真似を、俺はした。
俺のことを信じているのを利用して。玻璃のためになにかしたいという、俺の都合を満たすために。そして玻璃は、そんな俺の傲慢な素顔に気が付いたのだろう』

僕の、話すことで楽になってくれたらいいな、という気持ちは本物だった。嘘偽りなく本物だった。でも、安全な場所から良い人を演じようとしているだけなのではないか、という疑念は、自分の中にずっとあった。僕は、本当に、彼女のためになることをしているのだろうか?

『玻璃があのトイレの用具入れから手を伸ばして、俺に鍵を渡してくれた時。あの時おそらく玻璃は、暗くて冷たい孤独の穴から自ら這い出そうと決めた。俺を信じて、それまでの孤独の重みを預けてくれた。少なくとも俺にはそう思えた。』

彼女にもし何かがあったら、僕は何をするだろう、と考える。何が出来るか、ではなく、何をするか、だ。僕は、何もしないような気がする。彼女がこちらに寄りかかってきそうになったら、逃げるような気がする。それ以上は無理だと思うかもしれない。分からない。分からないけど、逃げる自分のイメージは容易く浮かぶ。踏みとどまる自分は、あまりイメージできない。安全な場所、というのはそういう意味だ。何かあった時、手を伸ばしても届かなかったと言い訳出来るぐらいの距離にしか、彼女に近づかなかったような気がする。そういう自分の臆病さを、悟られているんじゃないか、という怖さも、ずっとあった。

印象的だった出来事がある。
彼女の環境が変化し、連絡が取れなくなった時期があった。その時期僕は、彼女のためになったらいいなと思って、あることをした。なんてことはない、些細なことだ。しかし、久々に連絡が取れた彼女から、お願いだからそれは止めて欲しい、と言われた。

その時僕は、ちょっと安心した。彼女は僕に、止めて欲しいと拒絶することが出来るということが分かった。であれば、それまで拒絶されてこなかったことにも意味が出てくる。これまで彼女の話を聞いていたことは、プラスかどうかはともかく、マイナスではなかったのだろう、と思えた。

お互いに既に前の職場から離れている。物理的な距離も離れてしまった。今でも時々、僕が連絡をしたり、彼女から連絡が来たりする。連絡が取れる度に僕は、まだ死んでなくて良かった、と思う。

ヒーローになることは、なかなか難しい。


これは、濱田清澄と蔵元玻璃の物語だ。
高校3年生、受験直前である濱田は、今では仲の良いクラスメートもいて、高校生活を楽しく過ごしている。ある日、ちょっとした偶然から、全校集会中にいじめられている1年女子を見かける。濱田自身かつて、暗い孤独を味わった経験がある。彼女のことを、見捨てることは出来なかった。いじめている側に「やめろ」と短く言って、とりあえず収まりはした。
問題は、その後だ。
丸めた紙を投げつけられていた女子が、自分の周りに散らばった紙を拾い集めていたのを見てしまう。濱田は、その姿を無視出来なかった。近づいていって、彼女の背中にぽんと触れた。
その瞬間。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
彼女は奇声を発し、濱田を睨みつけた。さっき助けたのが濱田だとは認識できていないのかもしれないが、それにしてもこの反応はなんだ。意味が分からない。
これが、蔵元玻璃との出会いだった。
濱田は、そんなことがあってからも、玻璃のことが気になっていた。わざわざ1年の教室まで様子を見に行ったり、毎日放課後にあちこちに捨てられている玻璃の靴を探しだしては下駄箱に戻していた。
そして、決定的な出来事が起こる。
大げさではなく、死に瀕していた玻璃を濱田が助けたのだった。
「人には決して言うなよ。俺がヒーローだということを」
濱田は玻璃を守ることに決めた。学校で酷いいじめに遭っている。まともに助けを求めることも出来ない女の子を、濱田は守ることに決めた。
しかし、すぐさま玻璃の言葉に唖然とさせられる。
「UFOを、撃ち落とします」
玻璃の敵は、クラスメートではなく、UFOらしい…。

濱田と玻璃の物語は、とても良かった。全体のストーリー展開、キャラクターなど、読ませる力がある。会話や全体のノリが軽すぎるきらいがあって、その点だけはちょっと受け入れがたいと感じたのだけど、レーベルのカラーや、著者がラノベ出身であるという点で仕方ない部分だろうとは思う。読者層を広げるためには、こういうノリの方がいいのかもしれないし。

ヒーローになろうとした濱田に自分を重ねながら読んでいた。僕はヒーローではないし、ヒーローになろうとしたわけでもない。でも、濱田と同じ境遇にいたら、自分はどうしただろうとどうしても考えてしまった。恐らく、濱田のようには行動出来なかっただろう。

濱田も、僕と似たような葛藤をしながらも、ヒーローであろうとした。玻璃のすべてを引き受け、守ろうとした。自分に出来ることを真剣に考え、実行に移した。濱田は、それでもなおヒーローには足りていないと悩むのだが、僕からすれば濱田は十分にヒーローだ。

『俺は、好きな女の子に、光の中を生きてほしい。幸せそうに笑っていてほしい。その傍に俺がいなくてもいい。そうして新しい孤独を知ったとしても、それを新しい宝だと俺は思える。彼女の世界から俺が消えてもいい。彼女の目には俺が見えなくなってもいい。彼女が笑ってくれるなら、すべてが宝だと思える。きっと大切にできる』

出会ってからの期間が短い割に、そういう極端な価値観にすぐに行き着いたものだな、と思わなくもないが、しかし、玻璃の描写を読むと、その気持ちも分からないでもない。

『自由を失くして捕えられ、息を詰めて耐えることだけが玻璃には普通で、玻璃はいつしかそんな自分に慣れてしまった』

玻璃が抱えていたものの大きさを知れば知るほど、玻璃の凄さが伝わってくる。何も知らなければ、奇行としか思えない彼女の言動が理解でき、ギリギリのところでこの世界に踏みとどまっているのだなということが分かる。玻璃は、とっくに限界を超えていただろう。諦めることが日常になり、良いも悪いも考えることなく、ただ義務のようにして毎日をこなしていく。玻璃にとって人生とは既に、そういうものになっていたはずだ。

そこに濱田が光を差し込んだ。長らく光を浴びていなかった玻璃は、急速に輝き出す。玻璃の本来さを取り戻す。最初の出会いと比べた時のギャップも相当なものだろう。濱田が玻璃に惚れ込んでしまうのは、分かるような気がする。

『孤独になるのが怖かった、と玻璃は言った』

濱田の決意と玻璃の決意がすれ違うようにして物語が進んでいく。玻璃の抱えているものの大きさを濱田は見誤り、濱田を救うために玻璃は自らを犠牲にしようとする。二人は共に、お互いを助けようと力を振り絞る。

『ヒーローは、決して自分のために戦ってはならない』

お互いが、それぞれの存在を強くした。玻璃は、濱田という光を浴びて、暗く辛い地の底のような場所から這い出ようと決意した。そして濱田は、ちっぽけな自分という存在が誰かにとっての光になれるのだという自信を持った。

『今の俺にとって、孤独だった頃は、正直あまり思い出したくない手痛い過去ではある。でも同時に大切な宝物で、財産でもある。捨て去ることなど決してできない。
孤独であるということと、いじめを混同してはいけない。誰にも話しかけられないことと、上履きを後ろから投げつけられることは違う。自分の無価値さに直面して泣くことと、しね、と書かれたゴミを投げつけられるのも違う。孤独は一人で抱えていればやがて宝になるものだが、いじめはそうじゃない。いじめは、痛みと傷しか残さない。叩き潰されれば未来を失う。それに耐える意味などない』

共に孤独を経験したからこそ、一人ではないことに価値を見出すことが出来る。孤独だった時間があったからこそ、隣に誰かいることの心強さを一層実感できる。濱田が経験した孤独と、玻璃が恐れた孤独は、少し違う。でも、濱田も玻璃も、似たような時間を過ごした。だから、聞こえない声が聞こえ、見えないものが見え、差し出せないはずの手を差し出すことが出来た。

『それでいい、って思ってたんです。いつの間にか、私は全部、それでいいってことにしてました。いじめられるのも、他のこともです。いろんなこと全部です。私の思い通りにならないことは全部。目に見えないし、手も届かない、あるって言っても誰も絶対信じてくれない、私の空のUFOのせい。だから私にはなんにもできない。どうしようもない。諦めるしかない。…なのに、先輩は、私のUFOを見つけてくれた』

彼らは、運命と、現実と、そしてUFOと戦う。

『UFOは、空にいます。きっとまた、色々あります。私はきっと今日もいじめられます。でも、見てろ、って思います。その宇宙から見てろ。私は変わるから。せいぜい見てリ、と。…そう思えるのは、先輩がここにいるからです』

一つ大きな不満がある。
物語のラストが、とても分かりにくいと僕は感じた。
正直、色んな場所を何度か読み返さないと、物語全体の整理をつけられなかった。何がどうなっているのか、イマイチ分からなかった。こんな分かりにくい構成にしなければ成り立たない作品だろうか、と思ってしまった。もう少しすっきりさせて、ラストを分かりやすくした方が、濱田と玻璃の物語がちゃんと際立つような気がした。その点が不満だ。惜しいな、と思った。

竹宮ゆゆこ「砕け散るところを見せてあげる」


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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)