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リペア RE*PAIR(吉永南央)



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僕には、未来も過去もない。ないのとほとんど同じ、という意味だ。

未来。
僕は、半年以上先の未来のことを考えないようにしている。実際的には、一ヶ月以上先のことはほとんど考えていない。将来的な展望とか野心とか目標とか、そういうものは一切ない。持たないようにしている。

そういうものに縛られるのが億劫だからだ。億劫なだけならまだいいが、時にそれらは僕を苦しめる。
望んだ未来がやってこないことは、ただただ心を荒ませる。それが大それた未来じゃなくても、些細な望みであっても、実現しない時は実現しない。そして、実現したところで、思った通りの未来がやってくるだけだ。そんなの、面白いだろうか?

未来を、自らの手で引き寄せるだけの意志と行動力を持った人を、時々見かける。いつでも僕は、そういう人に対して、凄いな、という感覚を抱く。能力や意志の強さに感心している部分もある。しかし、なんというのか、その盲目さに驚いている部分もある。望んだ未来が必ず手に入ると確信しているかのような、それを疑いもしていないような生き方に、僕は不思議な気分になる。そして、僕には、能力という点以上に、その盲目さを手にできないという意味で、そういう生き方を選択することは出来ないな、といつも感じる。

過去。
僕は過去のことを考えることがほとんどない。
過去が僕の今の人生を形作っているのだ、という意識はきちんとある。しかし、その認識を、それ以上のものとは捉えないようにしている。それは、過去に何があったとしても、後悔もしないし、殊更に感謝もしないという態度を導く。

僕は、過去の記憶が本当にない。小中高の記憶は、ほとんどまっさらだと言っていいほどだ。友人や教師の名前も、どんな出来事があったのかも。その当時流行っていた歌やマンガも、友人同士の間にあった空気感も。何もかも、既に僕の記憶には残っていない。大学時代のことはまだ朧気に記憶がある。しかし、その後10年以上働いた職場でのことは、直近のものを除けばもうほとんど記憶がない。

「今」は、瞬間的に「過去」へと変わっていく。僕は常に「今」の中にいて、一瞬前まで「今」だった過去のことには、もう関心が向かない。過去を覚えていないのは、その過去が「今」だった時点で、特別関心がないからだ。「今」が瞬間的に「過去」に変わっていくことを知っているから、だったら覚えておくこともないかと、常に「今」を受け流しながら生きているからだ。

『時が過ぎるのをじっと待ち、仕事に打ち込んでも、こうやってまた過去が追いかけてくる』

だから、こういう感覚を抱くことはない。

それはある意味で、幸運だったのだろうという感覚もある。僕を捉えて離さないような強烈な過去は、なかったということだ。受け流そうとしても出来ないような、強い過去は。

あるいはそうではないかもしれない。

僕は子どもの頃から、逃げることばかり考えてきた。何か新しいことを始める時は、新しい環境に飛び込むことは、逃げ道を用意してから進んだ。ドミノを並べる時のストッパーのようなものだ。何があっても、最悪ここまで崩れるだけでなんとか自分を守れる。取り戻せる。そういう逃げ道を、ちゃんと意識して作って世の中と関わってきた。

『あきらめることが上手になりすぎて、ほしがり方すら忘れてしまったように見える』

逃げることばかり上手になりすぎて、世の中との関わり方すら忘れてしまった。そういう生き方をずっとしてきた。

だから、未来も過去も、僕を捕まえることが出来ない。僕を押しとどめることが出来ない。

未来に何か期待することもなければ、過去を後悔することもない。「今」という瞬間の中に常にいて、未来とか過去は、人生の中で時折僕の前に顔を出すだけ。ある意味ではそれは、生きていないみたいなものだ。コマ撮りの写真がずっと並んでいるだけで、動いていない。瞬間瞬間しか存在しない。

そういう生き方を、積極的に目指してきた。未来に期待せず、過去を後悔しないような生き方を。人生から、時間の流れとか、未来や過去と言ったものを除いていくような生き方を。未来に期待しないように始める前から何でも諦め、過去を後悔しないように目の前の現実は基本的に受け入れる。

『ねえ、ケイ。あなたは思うことない?選べなかったもう一つの時間をたどって、生きている自分について』

未来への期待が、人を弱くする。過去への後悔が、人を怠惰にする。

「今」という瞬間を受け入れること。

十年間、苦しみながら、ただその境地を目指して「他人の大切なもの」と向き合ってきた、そんな女性が主人公だ。


保井透子は、亡き父から受け継いだ革製品専門の修理店「アトリエシン」を一人で切り盛りしている。
十年前。透子の時計は止まった。婚約から八ヶ月後、予想だにしなかった理由で、婚約破棄となった。婚約者の堂場敬史(ケイ)は、寧ろ被害者だ。あの事件で、多くの人が傷つき、多くの人が肩身の狭い思いをし、多くの人が様々な形で傷を負った。
あれから十年。未だに捜査を継続している丹羽という刑事が時折顔を見せるが、このつきの市も、ようやく新しい人が移住してきて、事件はようやく過去のものになりつつある。
そんなある日のこと。思いがけない出来事が起こる。
ケイが、アトリエシンの対岸にある賃貸マンションに引っ越してきたのだ。妻と子供を連れて。
ケイの登場は、透子の日常に変化をもたらさないはずだった。あの事件以来連絡は取っていなかったし、引っ越してきたケイと関わりを持つつもりもなかった。透子は、ちょっと厄介な修理依頼を抱えてやってくるお客さんの相手をしながら、変化するはずのない日常を生きるつもりでいた。
しかし。ケイが引っ越してきたことがきっかけだったのか。透子の身辺で、十年前の出来事に絡んだ動きが少しずつ起こる。ケイとも、結果的に隣人として関わりを持つことになってしまう。
やがて。音もなくゆっくりとパンドラの箱が開いたかのように、十年前の亡霊が、透子の日常を狂わせていく…。


時間の流れ方、幸せの定義、家族との関わり方…。これらは人それぞれですべて違う。世の中の大きな勢力(国や大企業など)は、これらがある程度似通っている方が便利だから、さかんに、これらはみんな共通だという幻想を刷り込もうとする。こうだったら幸せですよ、家族とはこんな風に関わるべきです…。でも、そういう言説に世に溢れているという事実そのものが、これらが人々の間で共通認識ではないということを露呈することになっている。

透子にとっての時間の流れ方、幸せの定義、家族との関わり方は、他の人とは大きく異なっている。透子にとって時間はずっと止まったままだし、家族との関わり方は難しいものがあったし、自分にとっての幸せを考える余裕さえ既に失われているような状態だ。

この性質は恐らく、後天的なものだ。十年前の、あの出来事以来だろう。十年前の事件以前の透子の描写はほとんどと言っていいほど存在しないので、比較は出来ない。しかし、人並みに結婚して平凡に暮らしていくことを幸せと考えていた、ごく一般的な女性だったのだろうとは思う。

十年前の事件が、そんな透子を奪った。十年前、新たに生まれた透子は、自分の存在を、まさに名前の通り「透明」にしたのだろう。

『幾つ直したって、自分の名前を刻むわけじゃない。誰一人そばにいてくれなくても、人が大切にするものを直し続けるでしょうね』

透子をそう評する様は醜いが、しかし正鵠を射ているとも言える。修理を専門にする職人が皆そうでなければならないということはないが、透子は自らの存在を消し、『機械も身体の一部』、というよりも、自分の身体を機械の一部にするようにして、自分ではないどこかの誰かが作って、自分ではない誰かの大切な何かを修理する。繰り返すが、十年前の事件以前の透子がどんな性格だったのかは不明だ。しかし、十年前の事件によって、この自らの存在を消す透子が生まれたのだと僕は思う。そして、結果的にそういう性質を身につけたが故に、父を無くした工房を一人で切り盛りすることも出来るのだろうと僕は思う。

透子にとって流れていく時間というものは、一体どういう存在だっただろうか?

透子は、あの事件があった同じ町に住み続けている。そこには、大なり小なり、透子へ厳しい視線を向ける住人が残っている。年月と共に、他者からのそういう視線は薄れはするだろうが、しかし、透子が自分自身に課してしまっただろう痛みは、薄れていないのではないかと思う。そして透子は、自分に届く痛みはそのままに、その痛みに感覚を鈍麻させる術を、長い時間を掛けて自分の身体に刷り込んでいったのだろう。痛みを消すことは出来ない。しかし、その痛みを受け続けたままでは日常をやり過ごせない。透子から感じるストイックさの背景には、そういう時間の過ごし方、重ね方を感じる。

母親のように逃げるでもなく、ケイのように妥協するでもなく、透子は現実を現実のまま受け入れようとする。それは苦難の連続だっただろうが、恐らくその日々をなんとか乗り切れたのは、革製品の修理という日常があったお陰だろう。

透子の元にやってくる依頼人には、時折、普通ではない人がいる。革製品の修理から、依頼人の人生が透けて見えることがある。

『修理が、私の仕事。余分なことはしないわ』

そう言う透子だが、しかし誰かから誰かへの強い想いが、革製品そのものや、革製品を修理を依頼する背景に溶け込んでいる時、それらの想いに触れ、自分がどう行動すべきか思いを巡らす度、透子の心は軽くなったのではないか。人間が抱く、良し悪し多様な想いに触れる度、自分の過去を薄めることに繋がったのではないか。

『革は記憶するのさ』

父のその教えを目の当たりにする度、あの事件の時に様々に渦巻いた様々な人間の想いも、革製品が記憶した様々な想いの中に紛れ込ませることが出来たのではないか。黙々とミシンに向かいながら革製品と対峙する時間が、ほとんど動かない時間に囚われてしまった透子の日常を、どうにか押し流していったのではないかと思う。

十年前の事件は、様々な場所に後悔の欠片を落としていった。

『母が取り憑かれたように結婚と孫をせがんだのは、透子とよりを戻させないための策だとわかっていたが、気持ちが安定するならと従った。実際、幼い圭を抱き上げる母を見るたびに、これでよかったのだと思った。なのに、このざまだ。だが、どうしたらよかったんだ。十年前に、透子を選べばよかったのか。大切なものを、自分だけが手放さなければよかったのか。火に油を注ぎ、母を打ちのめすとわかっていながら?』

男は、過去を後悔し続ける。変更不可能な未来を抱え、身動きが取れなくなっている男は、過去を悔やみ、仕方がなかったのだと思い込むことでしか、自らの立脚する場所を保つことが出来ない。

『どちらかが背負わなければならない重荷なら、ケイには背負わせたくない』

女は、未来を確定させようとする。はっきりさせないで生きていくことも出来る。そうすることが、透子自身の生活の安泰に繋がるはずだということも当然わかっている。それでも透子は、未来を曖昧なままに留めない決意をする。十年間の優柔不断をすべて吹っ切るかのように、十年前の事件に決着をつけるために、未来を掴みに行く。自分が掴んだものが、自分の手をズタズタに引き裂くのだろうと、強く予感出来ていたとしても。

『苦しみの中に、透子を一人残してきた』

男は、過去に取り残されている。

『もう私たちは一緒にいられない。』

女は、未来を分かつ分岐点を作ろうとしている。

覚悟を決めた女は強い。解説氏が、「静かなハードボイルドの風味も感じた」と書いているのも分かる。

変えられない過去を共有した二人。一人は、変えられない未来に縛られている。一人は、変わらない日常を解放しようとする。二人の過去や未来に対する葛藤や、ちょっとしたことで揺れ動く気持ちが、さざなみのように二人を、周囲の人間を震わせ、十年という時間の輪郭を濃くしていく。失われたものは取り戻せない。ただその事実を確認するためだけに振り回される人々を描く、静かで厳かな物語だ。

吉永南央「リペア RE*PAIR」



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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
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小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
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7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)