黒夜行

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コミュニケイションのレッスン(鴻上尚史)

僕は、「世間」とのコミュニケイションが苦手だ。
…と書いても、意味不明だろう。まずこの辺りを理解してもらえるように文章を書いていこうと思う。

本書はタイトルの通り、コミュニケイションのレッスンのための本だ。「人とうまく話すことが出来ない」「自分ではちゃんと話しているつもりなのに相手が全然理解してくれない」「誰かと対立した立場で交渉事を行うのが苦手」というような人に対して、どうしたらその状態を解消出来るのか、そのアドバイスをしてくれる作品です。

『けれど、30年以上演劇の演出家を続けてきて、一つだけ分かったことがあります。それは、「コミュニケイションは技術だ」ということです。技術ですから、やり方次第でどんどん上達するんだ、ということです。
コミュニケイションは、まさにスポーツと同じようにやればやるだけ上達します。間違いありません。コミュニケイションは純粋に技術の問題なのです』

『コミュニケイションが下手なことは、あなたの人格とはなんの関係もありません』

『決して焦らないように。
コミュニケイションの上達は、スポーツの上達と同じなのです。
焦ったり、変わらないことをくさったり、早急に結果を求めては、却ってマイナスになるのです。
なかなか変わらないこと、ゆっくりとしか結果が出ないことをどうか楽しんで下さい。
それが、コミュニケイションの技術を上達させる一番の近道なのです』

これが、本書のスタンスです。このスタンスから分かるように、小手先の会話のテクニックなんかを紹介して終わり、というような本ではありません。コミュニケイションの上達には時間が掛かると言い、小手先のテクニックを知るだけでは結果的にはどうにもならないのだ、ということをまず理解した方がいいでしょう。その上で、何をどう意識して練習を繰り返せばいいのか、そういうことを学んでいきましょう。

さて、本書で最も重要な概念を登場させましょう。それが、「世間」と「社会」です。著者は、日本には(世界的に見ても日本にだけ)「世間」と「社会」(さらに、「世間」が流動化した存在としての「空気」)という層が存在して、その層毎にコミュニケイションのやり方がまったく異なるのだ、ということを指摘します。

それぞれ、定義してみましょう。

『「世間」とは、あなたと利害・人間関係があるか、将来、利害・人間関係が生まれる可能性が高い人達のことです。
「社会」とは、今現在、あなたと何の関係もなく、将来も関係が生まれる可能性が低い人達のことです。』

要するに、「世間」というのは会社の同僚とか、クラスメートとか、子育て中の母親の公園仲間などです。そして「社会」というのは、同じ電車にただ乗ってるだけの人とか、全然関わりのない人などです。

欧米には「社会」しか存在しないそうです。だから欧米人は、状況や誰と会話をするかによってコミュニケイションのあり方を変えることはない。しかし日本には、「世間」と「社会」という別々の層があって、それぞれで通用する話し方や言葉が異なるということが、コミュニケイションを難しくしていると指摘するのです。

さらに著者は、日本における「世間」は今、中途半端に壊れている、と指摘します。中途半端に壊れているからこそ、コミュニケイションに支障を来たす場面が様々に存在するのだ、という話を著者は自分の考えや様々な実例を挙げて展開していきます。

それを踏まえて、もう一度僕の冒頭の話に戻りましょう。

僕は、「世間」とのコミュニケイションが苦手だ。
僕は、外から見ただけではまず分からないだろうコミュニケイション障害(自分でそう自覚してるだけで、診断されたりしたわけではない)を抱えている。
それは、初対面の人間や関係性の薄い人間とはいくらでも話せるけど、関係性が近くなるに連れてどんどん話せなくなっていく、というものだ。

恐らく、世の中の多くの人は真逆だろう。初対面ではぎこちなくて、でも仲良くなっていくに連れて話しやすくなっていくだろう。
僕にはその感覚は、あんまりない。

僕はたぶん、子どもの頃から、「世間」とのコミュニケイションに違和感を覚えていたと思う。家族と話す時も、クラスメートと話す時も、なんか違うな、という感覚をずっと捨てきれないでいた。

大人になって振り返ってみると、その「なんか違う」という感覚は、「仲間内でしか通じない言葉や価値観」に対する違和感だったように思う。
この、「仲間内でしか通じない言葉や価値観」の圧力みたいなものは、どんどん強くなっているように思う。普段そういう状況の中にずっぽりはまっていて、違和感を覚えることがない人にはまったく理解出来ない感覚だと思うのだけど、LINEのスタンプや略語や顔文字など、仲間内で特定の意味を持たせた“言語”でやり取りすることの気持ち悪さみたいなものが、僕にはずっとある。みんなが同じものを評価して、毎回同じような展開の話で笑うような会話の流れに違和感を覚える。僕はそれよりも、お互いがどういう前提の元に立っていて、お互いの違いを理解して、その上で相手がどんな考えを持っているのか聞いたり、自分がどんな価値観を持っているのかを話す、という方が好きだ。僕がまた話したいと思う人は、「どんな話をしても共感してくれる人」ではなく、「基本的に違うことを理解しつつ、違うことを尊重できる人」だ。

「仲間内でしか通じない言葉や価値観」が多用されるのが、「世間」という場所だろう。僕が好きな、「お互いの違い」を出発点に話をするのは、「社会」という場所だろう。

ただ僕は大人になるまで、「世間」でのコミュニケイションに苦手だ、という事実に気づかなかった。それはそうだ。子どもの頃というのは正直、「社会」に触れることがほぼないからだ。色んな理由で「社会」に触れる子どももいるだろうけど、学校と家の往復で勉強ばっかりしてた子ども時代の僕には、周りに「世間」しかなかったのだ。
だから僕は、「世間」でのコミュニケイションではなくて、コミュニケイション全般が苦手なんだとずっと思っていた。しかし、徐々に「社会」と関わるようになる中で、少しずつ僕は、「社会」での方がコミュニケイションがうまく行くような気がする、という自分を発見していくことになった。

僕が得意なコミュニケイションというのは、「スキマを埋める」である。以前関根勤がテレビで、「自分はパテ芸人だ」と言っていたことがある。パテのように、その場の状況や会話の間を埋めるのが自分の役割だ、みたいなことを言っていて、凄く共感したことがある。僕も、同じような部分がある。その場にいる人間のポジションや、全体の雰囲気なんかを考えて、その場に足りない役割を自動的に選びとってしまう。又吉直樹は、「周りが喋れば自分は喋らないし、周りが喋らないなら自分が喋る」みたいなことを言っていたことがあるけど、僕もまったく同じである。

ただこれは、「世間」でのコミュニケイションでやるとめんどくさい。その場に足りない役割を、ずっと押し付けられるような格好になってしまうことが多いように思う。その点「社会」でのコミュニケイションなら、自分のポジションが固着することは少ない。その時と同じメンバーが揃うということはないだろうし、であれば僕のその場その場での役割もどんどん変わる。そういう部分で気が楽なのかなと思っている。

徐々にそういう自分を自覚していった僕は、今ではSNSの類はほぼ止め(ツイッターだけはアクティブに使ってた時期があったけど、もう使ってない)、「世間」に取り込まれないように気をつけている。また、周りの人と異なった振る舞いを意識的にやるようにもしている。「世間」というのは、同じような価値観を持っている人同士で作り出されるだろうから、自分自身に異質な振る舞いを課すことで、これも同じく「世間」に取り込まれないようにしているのだ。

そして僕自身も、そういう「世間から意識的に外れようとしている人」、あるいは「普通に生きているつもりなのに何故か世間から外れてしまう人」に興味を抱くことが多い。一言で言えば、「世間」をなるべく避けている人だ。むしろ、そういう人じゃないとなかなか関心が持てない。

もちろん僕も、完全に「世間」でのコミュニケイションを拒絶したいわけではないし、「社会」でのどんなコミュニケイションも得意なわけではない。とはいえ、全体的には、「世間」でのコミュニケイションは苦手で、「社会」でのコミュニケイションは得意だ。本書は、あくまでも「世間」と「社会」を区別して考えろ、と書いているだけで、どちらか一方におけるコミュニケイションについてしか書かれていないわけではない。けど、ざっくり言うと、「社会」でのコミュニケイションの方法の方に比重が置かれているように思う。そういう意味で、僕にとってとても有益な本というわけではない。しかし、「世間」と「社会」を区別して、それぞれに合わせたコミュニケイションを採るべきであるという考え方そのものに凄く関心したし、コミュニケイションに悩んでいる(特に「社会」でのコミュニケイションに悩んでいる)人に勧めたい、という気持ちになるという意味で本書は実にオススメだ。

「世間」と「社会」の違いについては、その区分が本当にくっきりするようになってきた。「世間」の人とは、LINEやFacebookで繋がって濃密にやり取りする。そして、そうではない人はすべて「社会」であって、「社会」に属する人とは基本的に関わらない。そんな人間関係が、むしろ当たり前になりつつあるように思う。
僕は、この状況はとても恐ろしいと、何度もこのブログで書いたことがある。

かつてインターネットなどというものが存在しなかった頃は、住んでいる場所が近い、というだけの理由で学校に集められて、まるで価値観の合わない人とそれでも友達になるしかなかった。近くにいる人以外と友達になる手段が、極端に限られていたからだ。
だから、異質な人とも、無理やりにでも関わる必要があり、そういう中で他者とのコミュニケイションのやり方を学んでいったはずだ。

しかし今は、「近くにいる価値観の合わない人」を無視して、「遠くにいる価値観の合う人」と友達になれる時代になった。「価値観の合わない人」と僅かであっても関わるのは無駄で、そんな暇があれば「価値観の合う人」と濃密な時間を過ごしたい。そういう価値観がどんどん増していると思う。そのためのツールも、次々に現れ、大勢が使うことによって、そのツールの使用を許容するだけではなく、「「価値観の合う人」と濃密に過ごすことは良いことだ」という価値観を肯定する雰囲気が作られている。

そんな時代に生きる僕らが、コミュニケイションに障害を抱えるのは、ある種当然のことなのである。異質な人と関わらずに、仲間内だけで喋れば喋るほど、どんどん言葉を費やす必要がなくなってくる。前提や価値観を共有していない人に話す時には10の言葉を費やさなければ伝わらないことでも、仲間内なら2ぐらいの言葉で伝わってしまう。それは楽だし、濃密だけど、しかしはっきり言ってそれは、コミュニケイションではない。正確に言えば、「世間」のコミュニケイションではあるのだけど、「社会」のコミュニケイションではない。「社会」のコミュニケイションの経験が圧倒的に不足しているのだから、コミュニケイションが下手になるのも当然だ。

『「人間は分かり合えないのが普通の状態だ」と思うからこそ、分かり合えた時はとても嬉しいのです』

これはまさにその通りだと思うのだけど、「価値観の合う人」と話すのが日常になっていると、「人間は分かり合える」という感覚が根付いてしまうだろう。だから、自分の価値観が通じない、「社会」に属する人と出会うと、すぐに遮断してしまう。

『あなたとわたしがどう違い、けれど、どう歩み寄れるかを知るために、コミュニケイションのスキルを獲得するのです』

まずこの大前提を理解しましょう。この大前提が理解できなければ、あなたはコミュニケイションのスタートラインに立てません。
日本と欧米のコミュニケイション本を比べた時、明らかに一点、決定的に違う点があると著者は書きます。
それは、日本のコミュニケイション本にはほぼ間違いなく、「分かり合えないことを前提にしましょう」と書いてある、というのです。
欧米のコミュニケイション本には何故その記述がないのか。それはつまり、彼らにとってそれは確認するまでもない、当たり前のことだからです。大前提だからです。人間なら話せば分かる、と思っているのは、もしかしたら日本人だけなのかもしれません。

「どんなに言葉を費やしても分かり合えないかもしれないなら、コミュニケイションなんて無力だ」 そんな風に感じる人もいるかもしれません。僕には正直、その気持ちはよく分かりません。共感できることよりも、自分とは違う(そして大多数の人とも違う)価値観を持った人間と出会えることの方がよっぽど楽しいと思います。元々僕みたいな考え方を持っている人間にとっては、「社会」でのコミュニケイションは特に苦痛ではありません。むしろ、同質化を強要されているように感じてしまう「世間」でのコミュニケイションはしんどさを感じます。

本書には、コミュニケイションに際して具体的にどうすればいいのか、という話もたくさん書かれています。「常に笑顔である必要はない」「まず挨拶をすること」「共感しながら聞くこと」「面白い話をする必要はない」「丹田に力を入れること」など、書いてあることは割とどんな本にでも出てきそうなものばかりです。そういう、具体的な手法の部分で、特に目新しいような部分はありません。ただ本書は、「世間」と「社会」をきっちりと定義し、この二つが存在することでコミュニケイションに支障を来しており、またそのことに気づいていないから改善が難しいのだ、という気付きを与えてくれる作品です。その気付きを得た上で、どんな本でも当たり前に語られる色んな手法を試すことで、理解や定着が早いだろうな、という感じがします。本書は、ただのテクニック本ではない、という点で、非常に価値がある作品だと思いました。

コミュニケイションに自信がなかったり不安を感じている人は、もちろん読んだ方がいいでしょう。でも僕は、誰よりも、コミュニケイションに自信があったり不安を感じていない人が読むべき本かもしれない、と感じました。「世間」で凄く良くコミュニケイション出来ているから、自分にコミュニケイション障害があることに気づいていない人というのは、結構いるのではないかと思います。そういう人は、本当に読んだ方がいいと思います。僕自身は、「社会」でのコミュニケイションはそこそこ出来るので、「世間」でのコミュニケイションの特訓をしなくちゃいけないんだろうと思うんだけど、「世間」というものが持つ特徴にどうにも違和感を覚えてしまいやる気が起こりません。困ったものです。

鴻上尚史「コミュニケイションのレッスン」


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