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アンデッドガール・マーダーファルス 1巻(青崎有吾)



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内容に入ろうと思います。
舞台となるのは、吸血鬼やケンタウロス、人造人間や切り裂き魔など、古今東西の様々な“物語”の中の存在が実在する世界だ。
19世紀末。既に世界では、化け物狩りが進んでいた。吸血鬼や人狼などは、人間に害をもたらす存在だとして迫害され、化け物ハンターたちがその命を狙い、その存在はかなり絶滅の危機に瀕していた。
そんな中ヨーロッパでは、人類親和派の吸血鬼が登場する。その一人であるジャン・ドゥーシュ・ゴダール卿は、<人間の生き血を吸わない>という宣誓書にサインをし、政府から人権を得た史上6人目の吸血鬼だ。彼の妻であるハンナは元人間であり、吸血鬼となった後、子供らと共に、ジーヴルの街の東側にある深い森林地帯の奥にある、ヴァーグ・ド・フォリ城-“波打つ狂気の城”で暮らしている。吸血鬼は、銀製品と、カトリック教会が1260年に開発した“聖水”のみが弱点であり、それ以外のどんな攻撃に対しても、すぐさま治癒したり回復したり再生したりする。日光がダメで夜しか活動出来ないが、力は人間では太刀打ちできないほど強い。ゴダール卿はちょっと資産家であり、ジーヴルの街に対して莫大な援助金を渡している。そんな風にして、人類とうまくやっていこうと考えているのである。
ある日、仕留めた鹿を携えて城まで戻ると、ハンナが杭のようなもので貫かれ、さらに聖水を撒かれた状態で死んでいるのは見つかった。鍵を掛けていたはずの倉庫に、数日前にハンターから奪った銀の杭を保管していたのだが、そこにべっとりと血が付着していた。
ゴダール卿は、悲しみに暮れたが、犯人を捕まえるべく、探偵を雇うことにした。それが、怪物専門という奇矯な探偵、通称“鳥籠使い”である。
彼らは、日本人の二人組、真打津軽と輪堂鴉夜である。彼らは、スペインで屍食鬼(グール)を飼っていた教団を壊滅させ、ノルウェーで人魚にかけられた殺人容疑を晴らすなど、人間が忌避する怪物絡みの事件を軒並み解決してきた。しかし、具体的にどう活躍したのかという情報はほとんど伝わらず、ただ「大変有能である」という評判だけが伝わっている、非常に謎めいた探偵なのだ。
やってきた“鳥籠使い”は、およそ信じられないような風体で現れ、そして颯爽と事件を解決していく…。
というような話です。

とにかく凄い物語でした!メチャクチャ面白いし、見事です。本格ミステリ作品で、まだこんなことがやれるんだ、と新鮮な驚きを与えてくれた作品です。

まず、設定に驚かされました。こういう、異形の者たちが実際に存在する世界を舞台にした作品、というのは実際のところ存在するでしょう。でも大抵の場合、その設定自体にさほど大きな意味はなかったりすると思います。
本書の場合、異形の者たちが存在する世界だからこそ起こりうる事件だし、また、異形の者たちが存在する世界だからこそ“ミステリ”として成立する物語なわけです。この点が見事だなと思いました。

たとえば、吸血鬼の事件のメイントリックは、恐らく本格ミステリをほどほどに読んだことがある人なら、一度は触れたことがあるような、古典的なトリックだと言ってしまっていいかもしれません。だから本書は、トリック自体の斬新さで勝負してくる作品ではない。本書は、使い古されたそのトリックを使って、どれだけ新鮮な驚きを与えることが出来るか、その点にこそ重点がある。

詳しく書きすぎるとネタバレに繋がるかもしれないから抑えるけど、このトリックは本作でしか成立しえないだろう。見事に整えられた舞台設定の中に、このトリックがピタッとハマるのだ。この使い古されたトリックが明るみに出ることによって、事件の根底が一気にひっくり返されてしまう。そのカタルシスたるや見事だと思いました。

また、異形の者が存在する世界という設定は、事件だけではなく、探偵たちとも密接に関わってくる。この点も素晴らしい。この物語には、何故かれらが探偵にならざるを得なかったのか、という問いに対する答えが、物語世界の構造そのものに内包されているのだ。

なかなかそんな探偵小説はないだろう。古今東西様々な探偵が生まれてきただろうけど、多くは、類まれなる推理力が元からあったからとか、係累の誰かが刑事で手伝いをする内になど、弱い形での“探偵になることを決めた物語”があるに過ぎない。しかし本書の場合は、真打津軽にも輪堂鴉夜にも、探偵としてヨーロッパ各国を飛び回らなければならない切実な理由があるのだ。これも実に巧いと思う。著者がこの物語をどこから着想したのか、それは僕には分からないけど、どこから着想したにせよ、物語の世界観と、事件のトリックと、探偵にならざるを得なかった理由が、一つの一貫した流れの中で生み出されているという構成が、作品をもの凄く力強く立たせていると感じる。本書は、ただノリだけで、異形の者たちが住む世界を舞台として選んでいるのではない。異形の者たちの存在が、あらゆる場面で世界に立ち現われてくる見事な構成なのだ。

19世紀を舞台にしているのは、実際にそれらの作品群が書かれた時代を舞台にしたからだと思うのだけど、この設定は、クローズドサークルを必然的に生み出しているという点でも非常に面白い。普通ミステリの中でクローズドサークルは、雪の山荘や絶海の孤島などで作られる。それは、“警察がやってこない”という状況を作り出すためだ。科学技術の進んだ警察がやってきては、物語的に面白くならない場合、そういうクローズドサークルが作られる。

しかし、クローズドサークルを作品に登場させる時、作品はどうしても不自然になってしまう。本格ミステリを読む場合の“お約束”のようなもので、本格ミステリ読みにはさほど気にならないのだろうけど、一つの作品として見た場合、やはりクローズドサークルが作られる状況というのは、大抵不自然に、作品に都合が良すぎるように感じてしまう。

しかし本書の場合、警察は登場したとしても、現代のような進んだ科学技術を持っていない。そういう意味で、緩くクローズドサークルが作られているのだ。そしてそれを、まったく作為的に感じさせない。実に魅力的な舞台を整えたものだなと関心しました。

僕は物語に関して、一つ敢えて触れていない部分がある。それにはフランケンシュタインが関わってくる(この一文は、後々僕がこの文章を読み返した時、内容を思い出すためのものだ)。多分知らないまま読む方が面白いだろう。フランケンシュタインが関わる部分も、実によく出来ている。このパートこそ、異形の者たちが存在する世界であるが故に成り立つ話で、その斬新さには驚かされることだろう。

さて、次にキャラクターの話をしよう。こちらについても、書かない方がいいだろうと思う部分が多いのであれこれは書けないのだけど、とにかく、真打津軽と輪堂鴉夜のキャラクターは素晴らしい。実に魅力的で、惹きつけられる存在である。

確かに、ライトノベルに登場してくるようなキャラクターに、一見すると思える。しかし、この二人には、話が進んでいくことで明らかにされていく、深い背景が存在する。彼らの存在そのもの、生きる理由、探偵を続ける理由などなど、彼らの背後には、読者の誰もが想像もしえないような広がりのある物語が横たわっている。その一つ一つの歴史を知る度に、ただ無邪気で破天荒なだけのキャクターなのではないということが伝わってくるのだ。

真打津軽と輪堂鴉夜についても、世界観の設定と同様、見た目の面白さだけでキャラクター設定をしたわけではない、世界観と密接に繋がった要素が存在する。特に輪堂鴉夜は、普通には存在し得ない存在だ。しかし、著者が生み出したこの特殊な世界の中で、輪堂鴉夜は“論理的に”存在しうる。その斬新さ。ノリや見た目のインパクトだけで設定されたような物語の登場人物が色々いる中で、あからさまな異形であるにも関わらず存在理由にこれほど違和感のないキャラクターも珍しいだろう。

また、真打津軽と輪堂鴉夜のやり取りがなかなか面白い。殺人現場にいるとは思えないほどの珍妙なやり取りや、脈絡なく上げる笑い声など、独特な世界観を持っている。それでいて、輪堂鴉夜が展開する推理の論理展開は見事としか言いようがない。メインの事件の解決だけでなく、輪堂鴉夜は細々とした推理をいくつも披露していくのだけど、その知性がなかなか魅力的である。

また、真打津軽は、輪堂鴉夜の弟子という立ち位置であるが、喋らせたら天下一品である。相手を煙に巻く手腕も、くだらないことを延々喋り続けるアホらしさも、芝居の前の口上のような軽妙さも、口から生まれたかのような振る舞いが面白い。二人は、ある意味で二人で一つであり、しかしその一つが異様にデカイという感じのペアだ。お互いがお互いの存在を必要としているという点でも、なかなか魅力的な関係性である。

輪堂鴉夜は、『人間の行動原理なんて考えるだけ無駄』と切り捨てる。著者は、平成のクイーンと呼ばれているらしい。僕は、エラリー・クイーンの作品をたぶんほぼ読んだことがないから分からないのだけど、恐らく、論理で詰めていくタイプのミステリなんだろうと思う。本書も同じで、輪堂鴉夜は、動機だの心理状態だのを基本的に考えない。あくまでも、目の前の状況を観察し、仮説を立て、それを検証していくというやり方で事件を解決していく。それはどうしても、冷たい印象を残す捜査になりがちだと思うのだけど、しかし本書の場合、常にふざけているような真打津軽が全体のバランスを取ることで、怜悧なだけの物語にはしていない。そこも良いなと思う。

この物語は、シリーズとして続いていきそうだ。「名探偵コナン」と同じく、事件は事件として横糸として存在するが、物語を縦に貫いていく縦糸もあって、それが本作ではまるで解消されない。そちらの展開もなかなか気になるところだ。

物語の筋だけ追えば、実に本格ミステリ的な作品だ。しかしそこに、過剰なまでの装飾を施すことで、本作をただの本格ミステリ作品に留めていない。また、ただの装飾に思えたことが、実は作品の根幹と密接に関わっていくという構成もまた見事だ。本格ミステリを読んで、こんなに清々しく、さっぱりとした気分になったのは、たぶん初めてだろう。

青崎有吾「アンデッドガール・マーダーファルス 1巻」


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