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きままな娘 わがままな母(藤堂志津子)

僕は、「一緒にいることが前提になっている関係」というのが得意ではない。家族とか、恋人とか、ずっと一緒に働いている同僚とかだ。むしろ、初対面の人といる方が楽である。
一緒にいることが前提の相手とは、どんな自分でいればいいのか、よく分からなくなる。
僕は割と、「自分」というものがなくて、その場の状況とか特定の誰かとかに合わせて自分のあり方を変えていくタイプの人間だ。どんな状況でも一貫して残っている性質ももちろんあるだろうけど、その場で求められているであろう「僕像」を勝手に察しして、それに合わせる、というやり方が、自分の生きかたに合う。
しかしこのやり方、長期的な関係性にはうまく合わないのだ。何故なら、ずっと相手に合わせ続けていると、どこかでしんどくなるからだ。
短期的には、どんな状況でも、どんな人にでもかなり合わせられるんだけど、そこから長期的な関係に移行し始めると、自分が決めたキャラクターに縛られすぎて疲れてしまう。端から、長期的な関係に向かない人物像を設定してるのだ。短距離を全力で走れはするけど、長距離をじっくり走るのは苦手なのだ(これは、人間関係の話で、実際に走る話では、僕は長距離を走る方が得意である)。
だから僕は、長期的な関係性が前提になっている関係というのは、本当にうまくいかないのだ。
それをふまえた時、”家族”というのは本当に不思議な存在だなと思う。
恋人だとか同僚だとかであれば、基本的には短期的な関係からスタートするはずだ。その相手と、かなり長い間一緒にいることになるかどうか、それは最初の段階では分からないから、お互い短期決戦の可能性も考えつつ人間関係を築いていくはずだ。
しかし、結婚して夫婦になるというのはともかく、自分が両親の子供として生まれて来た時は、本人の意思に関係なく、長期的な関係としてスタートするのだ。
また、関係性を基本的にキャンセル出来ない、というのも不思議だ。恋人や同僚は、何らかの行動を取れば、すぐに恋人は同僚という関係性は消える。しかし、”家族”の場合は、法律に則ったきちんとした手続きを踏まない限り、”家族”という関係性は消えはしない。
そんな関係性、”家族”以外にはなかなかないだろう。
僕は子供の頃ずっと、自分の両親に対して違和感を覚えていた。その当時の僕は、「自分の両親」という個人の問題だと思っていた。自分の両親が、人間的に僕という人間と相性の悪い性質を持っているからうまくいかないのだ。もし僕が、別の両親の元に生まれていれば、もしかしたらもっと良い関係を築けていたかもしれない。
具体的にそんな風に言語化していたわけではないけど、概ね僕はそんな風に考えていたのではないかと思う。
しかし大人になって僕は、”家族”という存在そのものに対して違和感を覚えていたのだろう、という結論に達するようになった。「自分の両親」の個人的な性質の問題ではなく(まあそれもゼロではないだろうけど)、僕は”家族”というものの距離感がダメで、誰の両親のところに生まれてきても、きっと僕はうまく関係性を築けないのだろう、と考えるようになった。
”家族”には、どんな人物が家族であるのかを決めたり拒絶したりする権利はないし、”家族”であるかどうかは、お互いの相性や性質に関係なく勝手に決まる。「血が繋がっている」「同じ釜の飯を食べた」というぐらいの共通項しかなく、年齢も性格も生き方も価値観も、基本的には全部違うのだ。そんな面々が、”家族”というだけの理由で一緒にいることになっていることへの強烈な違和感は、未だに僕の中に残り続けている。
そんな風に考えているから、僕は、”家族”間の相性が悪いことは当たり前だと思っている。血が繋がってて、同じ釜の飯を食べただけで、なぜ価値観まで同じになると考えられるのか、僕にはそれが不思議で仕方がない。「家族だから」という理由で、様々な法律や制度やルールが作られていると思うけど、僕は常に、「家族だからなんなんだ」と思っている。それより、学生時代入れ込んだ部活の仲間とか、起業して辛い時期を乗り切った仲間とか、そういう関係性の方が、”家族”なんかよりもより強い関係性になるんじゃないのかなぁ、と思ってしまう。
とはいえ、どんな人間であっても、親から生まれた以上、生まれて来た者はすべて”家族”を持っている(持っていた)という形を取ることが出来るのは、とても良い仕組みである、と感じる。部活に入れ込んだり、起業したりしなければ、人間同士の強い関係性が作れない世の中よりも、とりあえず性格や価値観の違いは無視して、ある一定のルールで”家族”という括りを作り、様々な制度やルールによって、”家族”こそが一番強い繋がりなのだ、という価値観を植え付けることで、生まれてきた大半の人が、生まれながらにして強い繋がりを手に入れることが出来る、というシステムは、なるほど良く出来ていると思うのだ。
そんなひねくれた考え方しか出来ない僕には、やはり、現代の”家族偏重”とでも言うべき価値観には馴染めないのだ。一昔前であれば、日本でも、死産は多く、また育てば育ったで労働力扱いという時代だった。「家族の繋がり」というような感覚は、どこかの時点で(なんとなく明治時代辺りな気がするけど)生まれてきたものだろう。別に”家族”を良いものと捉えることに反対はしないけど、結局性格や価値観の違う者どうしの集まりでしかないし、あまり期待しすぎても報われないのではないか、と思ってしまうのだ。

内容に入ろうと思います。
36歳の沙良は、母親の駒子と一緒に暮らしている。会社務めだが、思い切って退職し、実家を改築して事務所を作り独立したのだ。昔以上に、母親と過ごす時間は増えた。
母である駒子は63歳。数年前に夫を亡くしている。筋金入りの専業主婦であり、今ではパートをしてはいるものの、基本的にずっと家にいる。料理や編み物などを得意とし、沙良と二人分の料理はいつも駒子が作っている。
二人の関係は、共犯者的な側面もあり、また厄介者同士であることもある。
お互いに、相手の存在を”便利だ”と感じている。家事全般をしてくれるので沙良は手をわずらわせる必要はないし、あまり気を回す必要がない相手であるので、話半分で聞いていても大きく問題になることはない。ダラっとした格好のまま、部屋の中でボーッとしていても、生活は進んでいくし、誰かの目を気にする必要もない。そういう意味で沙良には快適な空間だった。
駒子にしても、娘がずっと傍にいてくれるのはありがたいことだ。いつまでも親として娘を甲斐甲斐しく世話することが出来るし、一人で暮らす寂しさも味わうことはない。そういう意味で駒子にとっても、沙良は”便利”な存在なのだ。
しかし同時に、お互いはお互いにとって厄介な存在でもある。
沙良にしてみれば、駒子は干渉の強い母親、ということになる。娘の生き方や考え方に意見したり、それらを無視して自分の意見を曲げなかったりして、そういう時の母親の頑なさを見るにつけ、沙良はうんざりさせられる。
駒子からしても、沙良は、自分の言う通りにしない娘、なのだ。駒子は駒子なりに沙良のことを考えて様々なことをしているのに、沙良にはそれが伝わらないことある。その苛立ちを感じさせる相手なのだ。
そんな、共犯者でもあり厄介者でもある二人の日常的な関係性を中心にした連作短編集です。

なかなか面白い作品でした。僕は男なので、正直”母娘”の関係というのは分かりません。本書では、沙良の口を借りることで、沙良が駒子に対して感じることは、世の同年代の女性が多く感じていることだ、と書いている。そうだとすれば、母娘の関係はなかなkに複雑だなと感じるのだけど、しかしちゃんとはイメージ出来ない。それでも、沙良と駒子の関係性は、些細な違和感を疎かにせずにじっくり描くことによって、男の僕にでもその微妙なニュアンスが伝わる感じで描かれていると感じました。

母親の発するめんどくささを感知出来るのは、どうも女性だけのようです。母親が、性別で自身の振る舞いを無意識で変えているのか、あるいは同じ振る舞いを見ているのに男には感知出来ないのか。このことを本書では、『しかしそれは、息子たちの感性のアンテナは素通りし、娘たちのアンテナにだけ引っかかるといった点もほぼ共通していた』と表現されている。僕は、母親とはちょっとあまり良い関係ではなかったから、男である僕が母親の振る舞いをスルーしていたのか、それはちょっと分からないのでなんとも言えないのだけど。

沙良が覚える違和感は、本当にささいなものなのだ。母親が、大したことでもないのに、過去の記憶を改ざんした思い出を話すこと。頼んでもいないことをさも当然のように推し進めようとすること。自分の願望を一方的に押し付けようとすること。確かにそれぞれ鬱陶しいんだけど、目くじらを立てるほどでもないと思えることも多い。しかし、長く一緒に暮らしているからだろう、些細な部分こそ余計目について鬱陶しく感じられてしまうのだろう。沙良は、自分が駒子との二人暮らしで恩恵を受けているという自覚もあるわけで、ある程度許容しようという意識もある。この辺りのバランスは非常に繊細で、長く一緒に暮らした者同士の阿吽の呼吸、みたいなところもあって、収まるところに収まるようになっているのもなかなか面白い。

現実には、沙良や駒子のような関係性が存在しても、お互いがお互いの芯の部分をつつくようなことはしないだろう。本書の面白さは、そこを超える点にある。つまり、沙良は、駒子の鬱陶しい部分を、時折クリティカルに指摘するのだ。
そしてさらに、その指摘に対する駒子の反応も斬新で良い。自分の非を認めずに頑固になるのではなく、自分の非を認めた上で開き直るのだ。

『自分が勝手なこと言ってるのは百も承知よ。でも、もしかして言ってみたら、それが実現することもあるかもしれないでしょう。だから、ばかにされたり軽蔑されるのは覚悟の上で、私はありのままの願いや望みを、こうして口にだしてみることにしたの』

『でもね、沙良ちゃん。人間って、ずっとそのくりかえしできたのじゃないかしら。親は自分のかなわなかった夢や生き方を子に託す。そして子供はそれに反発したり従ったり、親子喧嘩したり、ご自慢の子供になったりといったドラマが、いつの時代にもくりかえされてきた。私、そんな気がするの。六十歳をすぎてから、うまくことばでは言えないけど、そういう人間のシンプルな構図をなんとなく感じるのね』

ここまではっきり開き直ってくれると、いっそ清々しく感じる。余計な駆け引きをすることなく、「相手の価値観を受け入れるか、拒絶するか」のみを考えればいいので、ある意味では楽かもしれないなと思う。沙良にしても、なんて図々しい母親なんだ、という気持ちもありつつも、相手の望みがはっきりしているのはやりやすく感じているのが分かる。遠回しな言い方で、世間の常識に縛られた価値観に染めようとするよりはよほどましだろう。

ストーリーは、沙良の独立、お墓探し、沙良の恋愛、孫問題など、家族という関係性の中ではよく起こりうる、それでいて重要な転機ともなりうる事柄を扱っている。ごく一般的なイベント毎を中心に描き出しているので、その中における沙良と駒子の関係性のありがちな部分、異様な部分をすぐに見分けられるだろう。母娘の関係をリアルタイムで過ごしている人には特に、自分と比較して読むことが出来るだろう。私の母親が駒子みたいだったら、私の娘が沙良みたいだったらどうだろうか?という想像を容易に導く舞台設定は巧いなと感じます。

意固地になった母親をどう宥めるか。恋愛話を聞きたがる母親にどう対処するか。母の兄弟姉妹(沙良の叔父叔母)との関係をどうするか。母親が自分の希望を全開で主張してきた場合どう返事をするか。母親に気持よく料理を作ってもらうためにどう振る舞うか。沙良の視点で展開する物語は、駒子といかにして「一緒に暮らす良い環境を作っていくのか」という点に焦点が当てられていて、些細な違和感の度に母娘の関係がコロコロ変わっていくのが面白い。沙良というフィルターを通して見ているからか、沙良は真っ当で、駒子が時折ぶっ飛んでいるように感じられるのだけど、駒子がなかなかに魅力的に描かれるので、駒子の鬱陶しさを時折忘れてしまう。沙良もきっと同じような感覚だろう。やり方はともかく、常に沙良のことを一番に考えた思考によって、駒子なりの行動が組み立てられていく。もちろんそこには、駒子自身の願望も交じるわけだけど、本心から娘のことを肯定してくれている、認めてくれている、信頼してくれていると感じさせる駒子の有り様は、なんともたくましいし、沙良としても悪い気がしないのだ。

『親はね、子供の成長の節目ふしめをしっかり見とどけて、大きくなった、リッパになったって喜びたいのよ、それだけなのよ。学校の入学や卒業や就職、そして結婚とか出産といった節目にたちあって、そのうれしさをしっかり噛みしめたいの。そう願うのは身のほど知らずなこと?子供にとってはじゃまなこと?沙良ちゃん、私の言ってるのはまちがってる?』

そんな風に臆面もなく言えてしまう駒子の佇まいは、なかなか愛らしいのである。

沙良の弟である一郎、駒子の姉で駒子が一番慕っている早苗叔母、沙良が付き合う相手である五郎太など、沙良と駒子以外の面々も実に魅力的に描かれている。一癖も二癖もあるような面々であり、それでいて日本のどこかにはいそうなキャラクターをきっちり物語の中に登場させる、というのが巧いなと感じる。

晩婚化が進んでいたり、女性が社会進出して一人で生きるようになっていったりする中で、パラサイトシングルと呼ばれるような、沙良と駒子のような関係は、恐らく日本中にたくさん存在することでしょう。家族の数だけ家族の形があるはずなので、誰しもに沙良と駒子の関係性が当てはまるなんてことはありえないでしょう。それでも、家族というものの、そして母娘の関係の本質に近い部分はこの作品の中で巧く描かれているのではないかと感じます。あなたは、沙良と駒子、どちらに共感するでしょうか?

藤堂志津子「きままな娘 わがままな母」


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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)