黒夜行

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「日本のいちばん長い日」を観に行きました

この映画を見た後の僕の感覚を一言で表現すると、「本人が演じていないノンフィクションなんだろうな」ということでした。

先に、僕が持っている「戦争」に関する知識レベルについて書いておきます。
僕は学生時代、理系だったこともあって、高校時代には日本史・世界史の授業は取らず(今では問題になるでしょうね)、小学校・中学校でも歴史の勉強をしなかったために、ごくごく基本的な事実も未だに知らないままです。大人になって、色んな本を読むようになってから、現代史に限らず、やっぱり歴史の勉強をしたいなと感じることはとても多くあるんですけど、いずれいずれと思って、結局いずれを先延ばしにしている状態です。

なので基本的に、終戦に至る流れどころか、戦争に至った流れやそれからの戦局などについても、ほぼ知りません。「東條英機」「ポツダム宣言」「玉音放送」みたいな超メジャーな単語は知っていますが、じゃあ「東條英機はどんな人?」と聞かれても答えられません(陸軍を率いた人なんだろうな、とは思うけど、じゃあ陸軍大臣とかと何が違うのかと聞かれるとよく分かりません)。というような、本当に何も知らない人間がこの映画を見たと思ってください。

映画は、1945年4月から始まります。陛下は、本人の反対を押し切って、鈴木氏に内閣総理大臣を託します(『もう他にはいない。頼むから、気持ちを曲げて、承諾してもらいたい』)。鈴木は陛下と近い関係にあり(それがどんな関係かは失念してしまった)、陛下の考え(つまりこれは終戦ということなんだけど)を汲んで動いてくれるだろう、という期待が込められていたのだろうと思う。
鈴木にとっての一番の懸念は、陸軍大臣を誰にするかということ。何故なら、東條英機を筆筒とする陸軍の暴走はやはり表面化していて、それを抑えられる人物でなければならないと考えたからだ。白羽の矢が立ったのは、阿南氏。阿南は、「あれだけ部下を殺しても恨まれなかった」と言われるほど陸軍内で人望があり、陸軍大臣が阿南に内定したことが陸軍内で広まると、これで戦局の拡大が期待出来ると兵士たちが高揚するような人物であった。

陛下の意を汲み、終戦に向けた流れを作ろうとする鈴木。陸軍のトップの一人として、またかつて陛下の侍従長を務めた人間として、また一人の軍人として、様々な思い渦巻く中終戦へのレールを敷く決意をした阿南。

『従来の概念に囚われることなく、戦争の終決について研究し、それを実現することを希望する』

御前会議でそう発言した陛下の意を汲まず、暴走を続ける陸軍。
8月15日の終戦へと向けて、ぎりぎりの調整と戦いを続けた者たちの、最後の最後の、長い長い決断の物語。

最初に書いたように、この映画を見て僕は、「本人が演じていないノンフィクション」だと感じました。もちろん、歴史の解釈には様々あるでしょうし、この映画もその解釈の一つだろうということは分かっています。それに、例えば鈴木総理が会議中にそっと漏らした、「耳が悪いのは便利だね。何も聞こえん」みたいなセリフを、実際に鈴木氏が言ったというわけでもないでしょう。とはいえ、基本的な事実は史実に沿って描かれているでしょうし、人物の言動についても、この人物ならこういうことを言ったりやったりしてもおかしくはない、という造形がなされているんでしょう。そういう意味で、ノンフィクションに近い作品なんだろうなと思いながら観ていました。

僕が最も印象に残った言葉は、陛下のこの言葉です。

『わたくしの名の元に始まったこの戦争を、わたくしの本心からの言葉で終決させられるなら、わたくしは嬉しく思う』

あぁ、そうか、と感じました。先の戦争では、それはもう多くの人が傷つき苦しんだことでしょう。でも、ある意味で最も傷つき苦しんだのは、天皇陛下かもしれない、と感じました。「わたくしの名の元に始まった戦争」なわけです。もちろん陛下だって、周囲の人間が自分の(あるいは皇室の)ことを考えてくれているからこそ戦争に踏み切ったのだ、というような理解も当然あったでしょう。しかし、『この戦争は応仁の乱だね。もう15年も続いてる』と陛下がこぼしたように、もう15年も、「自分のために人が死んでいく環境」の中に陛下はいる。そのことを、先の言葉からもの凄く強く感じました。

歴史や政治力学に無知な僕は、「天皇が一言「戦争止めよう」って言ったら、それで戦争終わるんじゃないの?だって昔は、今よりも断然、陛下の存在感って大きかったわけでしょう?」みたいなアホみたいなことを考えたりとかしていたんですけど、その疑問も映画を観ている中で解消されました。鈴木総理が、最終手段である「聖断(陛下による決断)」に踏み切る過程で、こんなことを吐露します。

『もう陛下に決めていただくしかない。しかしそうなると、戦争の全責任が陛下に掛かることになる。そんなことをさせるわけにはいかない。すべての責任は、私が取る』

おそらく陛下もそのことは理解していたでしょう。また、これは阿南の母が言っていたのだけど(阿南の母もかつて、陛下の侍従だったと思われる)、

『陛下は私がお世話していた時から変わりません。周りに配慮して、そっと意見を伝えられるんですよ』

というような性質のあるお方。そんな方からすれば、「自分のために」という側面もあるはずのこの戦争を無下にするような決断をすることを躊躇ってしまう気持ちもあったのかもしれないと思います。

この映画ではとにかく、陛下の優しさが随所で滲み出ている。一番印象的だったのは、御前会議終了直後のことだ。同じく会議に参加していた阿南を「ちょっと」と呼び出し、廊下で立ち話をする。その内容が、

『先の空襲で帝国ホテルが壊滅したと聞きました。結婚式は無事済んだのか?』

と、阿南の娘の結婚式を慮る発言をされます。他にも、散歩中に、別の植物の生育を妨げる雑草を自らの手で抜いたり、帰ってきた侍従(たぶん)に、「疎開している家族には会えたのか?」と声を掛けたりします。また、東京の空襲が激しくなり、皇居を長野に移転しようという話が持ち上がった時も、「東京で国民と痛みを分かち合いたい」と言って承諾しなかったという場面もありました。

陛下の本心が語られることはないのだけど(それが出来る立場の人ではないですから)、とはいえ、随所ににじみ出るその細やかな優しさと、戦争終決への強い意志、国民の気持ちに寄り添おうとするあり方などから、陛下が抱えているだろう苦悩がものすごくよく見えてくる感じがします。

『このまま本土決戦に突入すれば、国民が滅びてしまう。一人でも多くの日本国民に残ってもらって、将来再び立ち上がってもらうしか方法がない』
『私自身はどうなろうとも、国民の命を助けたい』
『戦争終決となれば、国民はいたく動揺するだろう。そのために、私にできることがあればなんでもする。マイクの前にでもいつでも立つ』

陛下は、恐らく誰よりも教養や知識があり、また英米の考え方なども知っていたことでしょう。恐らく、狭い島国である日本という環境の中で、世界を、そして未来を見通す目を持つことが出来た数限りない人だろうと思います。そして自分自身が、陛下であるという強い存在だということももちろん認識している。しかしその一方で、その力があまりにも強大であるが故に、おいそれとは行使できないということも理解していた。最後には、自分がどうにかするしかないとは分かっていただろう。しかしそのためには、多くの国民が苦しみ、死んでいき、もう無理だと周囲を納得させられるだけの状況になっていなければならない。恐らく陛下は、そんなようなことを考えているのではないかと感じた。
あまりにも強すぎる力を持つが故に、戦争終結に向けて力を行使できない。しかし、行使しなければ、その間、国民がどんどんと命を落としてく。それが分かっていて、どうにもすることが出来ない。しかも、苦しいことに、その国民がどんどん命を落としていくこの戦争は、自らのために行われたという側面もある。こういう思いを抱えながら、15年、孤独の中耐え続けて行く心境というのは、とても想像出来るものではないのだけど、映画を観ていて、陛下の気持ちに一番感情移入してしまったように思う。

『心配してくれるのは嬉しい。しかし、もうよい』

もっと早くこう言えていれば、色んなことが違ったのかもしれない。

この映画でで描かれる人物の中で、中心的な役割を果たすのはあと二人いる。鈴木総理と、阿南陸軍大臣だ。この二人も、立場や考え方に様々に相違はあれど、ともに戦争の終決を目指しギリギリのやりとりを続けており、その思いの強さに打たれる。
鈴木は、以前の役職(総理なのかな?)の時に命を狙われたりしている。「また狙われるな」と鈴木が言うと、奥さんが「何発打たれたって大丈夫だったんだから。今度も大丈夫よ」と言うようなたくましい家族もいる。鈴木は、終戦に強く強くこだわり、またその実現に向けてあらゆる手を尽くした。

『(ルールから言って内閣は総辞職すべきではないのかと問われた時)総辞職はしません。この戦争は、この内閣で終結です』

こんな言葉にも、鈴木の強い意思が込められている。

『ソ連の参入、原爆の投下。私は、これ以上の終戦の継続は不可能だと考えます』
『誠に異例ではありますが、御聖断を拝しまして、本会議の結論としたく存じます』

やれることはすべてやる。使えるものはすべて使う。どんな手を使ってでもこの戦争を終わらせてやるという、この鈴木という男の強い意思がなければ、戦争は終わらなかったのかもしれない。

一方で、阿南というのは、鈴木ほどにはわかりやすく描かれはしない。陸軍大臣という立場、元侍従長であったという経歴、そして一人の軍人としての苦悩。阿南もまた『しかし、どうしたら戦争を終結させられるのか』と考えつつも、暴走しなけない軍部をけん制するため、そしてまた、陛下のためと信じて鈴木と激しくやり合う場面もある。

『私は、大本営直属の軍人ではありません。陛下直属です』

阿南がそう答える場面がある。これこそが、阿南を突き動かす行動原理の最も深い所にあるものなのだろう、という感じはした。陸軍としてどうかということよりは、陛下にお仕えしたことがあるものとしてどうすべきか。その考えが阿南を突き動かす。だからこそ阿南は、強硬に「国体の護持」について触れる。「戦争は終結させなければならない」が「国体が護持されないのであれば認められない」と、安易な戦争終結に歯止めを掛けようとする動きも見せる。
また、一軍人として、阿南はかつては「どんどん進め!」と強硬に作戦を遂行させるタイプの指揮官でもあった(だからこそ、多くの陸軍兵は、阿南が陸軍大臣になることを喜んだ)。その陸軍に所属する者として、「このまま戦争を終わらせることは本当に良いのか」という疑問もあったことだろう。

『(日本は事実上敗北している、と言われ)局地的には負けているが、戦争に負けているわけではない』
『(手足をもがれたのも同然だ、と海軍に言われ)手足をもがれているのは海軍だけだ』

戦争終結において、陸軍の存在は非常に大きく、そのトップである阿南氏の言動や決断は、終戦への過程に非常に大きな影響を与えることになる。そんな阿南氏が、様々な立場を丸抱えしているために、非常に不安定で、どんな結論を出すのかわからないぞという危うさを感じさせる。もちろん、それが物語的に効果を持つのは、僕のような歴史に無知な人間に大してだけだろうと思うけど、陸軍というアキレス腱を抱えながら終戦という困難な過程を進もうとする阿南の苦悩を強く感じることが出来たように思う。

阿南はやがて、戦争終結に向けて他の多くの人間と足並みを揃えていくことになる。しかしそれは、新たな戦いの始まりでもある。

『納得できないなら、まず私を斬れ!阿南を斬れ!』

これは、戦争終結に向けて動くことを、陸軍内の若手将校(かな?)に告げた時の発言だ。強硬に本土決戦を主張し、阿南の考えを翻意させようとする面々に大して、阿南はこう怒声を浴びせる。阿南は、戦争終結に向けて、陸軍の暴走を抑えこむという非常に困難な役割を果たさなければならない。

僕が映画を観ていてずっと感じていた疑問がある。これも、アホみたいな質問なのかもしれないけど、「どうして陸軍は戦争を継続させたかったのだろう?」ということだ。
現在の視点で見ればこそ、ではあるが、1945年の4月から8月に掛けて、もう日本には戦争に勝つ見込みはほぼなかったはずだと思います。もちろん、当時は相手の戦力や自国の国力なんかをきちんと把握できないままでの戦争だったでしょうし、連合国が日本を占領後どんな風に日本人を扱うのかも分からなかったわけだから、「戦争を止めて、連合国に従うこと」に、今以上に恐怖心や反発心があったことは当然でしょう。
しかし、その一方で、鈴木(だったと思うんだけど)とその秘書官(みたいな人)が陸軍が保有している武器を眺めて、こんなことを呟く場面があった。

『陸軍にはもうまともな兵器は残っていないんだね』『まともな思考力はもう陸軍には残っていませんよ』

つまり、その当時の先を見通せる人っが客観的に見れば、陸軍にはもう出来ることはないということがはっきりと分かる程度には陸軍に窮状ははっきりしていたということでしょう。

映画の中に出てくる陸軍の人間は、一兵卒などではなく、恐らく陸軍学校みたいなところを出たエリートでしょう。そのエリートが、客観的に見れば「明らかに戦争は続けられない」と結論が出るはずの状況下において、どうして「本土決戦」を熱望してまで戦争の継続を願ったのか。
正直僕には、映画を観ている中で、これが一番理解できない点でした。
もちろん、「今まで負けたことがないのだから今度の戦争でも負けるはずがない(負けるわけにはいかない)」「ほんの僅かでも可能性があるならば、その努力をしないのは無能だ」「今までこの戦争を、正しいことだと思ってやってきたのだから、今更間違っていることと認めて終わりには出来ない」というような、色んな考えが表面化していただろうとは思います(今僕が書いたことは、映画からにじみ出るものではなく、僕が勝手に想像したものです)。しかしそれでも、そういう「組織の硬直化」「個人の客観性の喪失」などを考慮してもなお、陸軍の暴走が僕には腑に落ちませんでした。

『とにかく戦争を続ける方法を考えようよ。2000万人を特攻で殺せば必ず勝てるんだ』
『命に変えて、本土決戦をお願いっします』
『原子爆弾恐るるに足らず。是非本土決戦を』
『運を天に任せられないのならば、軍人として最善を尽くすべきではないでしょうか』
『同意するかどうかではなく、最善の努力をするかどうかだ』

こういった発言を、様々な陸軍兵がするのだけど、僕にはどのようにしてそういう思考に至るのか、その時その場にいなかった者には想像が難しいな、と感じました。僕から見れば、彼ら陸軍には「気合」しかない。物資も、武器も、戦力も、まともな作戦もない。しかしそれでも、陸軍は戦争継続を訴える。初めて陛下が御前会議で戦争の終結に触れた翌日、東條英機はあちこちを回って、陸軍兵に火をつけて回る。「陛下がなんと言おうと、戦争は継続だ」というようなことを、陸軍兵に言わせることで、鼓舞しようとする。あまつさえ、戦争終結を決断した閣僚陣を監禁したり、ポツダム宣言の収録されたテープを押収しようとするような計画を立てる。

この映画では、陛下の優しさが随所ににじみ出るのだけど、しかしただ優しいだけではない。東條英機が陛下に、戦争の継続を直談判にやっていた時のこと。陛下は東條英機に対して、ナポレオンの話をする。

『ナポレオンは、前半生は本当に国のために戦った。しかし彼は後半生では、自らの名誉のためにのみ戦った。それはフランスのためにも世界のためにもならなかった。私は歴史を、そのように理解している』

お前もそうなっているぞ、と口に出すことなく暗示させる強い口調で、印象深かった。

最近では東芝が、巨額の不正会計を続けたということで糾弾されているし、少し前であればオウム真理教がエリート集団でありながら暴走してしまった。どんな時代にあっても、組織の大小に関わらず、組織は暴走する危険性を持っている。そういう意味で、僕には陸軍の暴走はまるで理解できないけど、しかし理解できないで片付けてはいけない問題なのだなとも感じる。また戦争になるかもしれない、という空気を、2015年の今僕は感じている。もし戦争に突入すれば、同じようなことは必ず起こる。だから、「なぜ陸軍は暴走したのか」は、自分なりに調べて理解して、自分なりの結論や対策を持っておくべきなのだろう、という風に感じた。映画では(恐らく史実でも)、畑中という将校が中心となって陸軍が暴走していくわけだけど、自分が畑中になる可能性さえあると思って、油断してはいけないなと感じた。

最後に一つ。非常に印象的だった一連の流れについて書いて終わろうと思う。
この映画で描かれていることは恐らくどれも史実だろうから、何を書いてもきっとネタバレにはならないはずと信じて書くのだけど、阿南氏は最後、陸軍大臣としての責任を取ってなのか、切腹をする。
その少し前、阿南は自身の引き出しから木箱のようなものを取り出し、それを鈴木総理に渡す。「自分は吸わないので、是非総理に吸ってもらいたいと思って持ってまいりました」と言って。その時鈴木は阿南に何も声を掛けなかった。
誰が見たってこの阿南の行動は、形見分けだろうと思う。鈴木もそれは分かっただろう。しかし、「死ぬな」というような声は掛けなかった。恐らく鈴木は、阿南が死ぬ覚悟を決めていることを分かった上で何も言わなかったはずだ。
さて、そんな阿南を陸軍大臣に任命したのは、鈴木である。つまり、恐らくではあるけれども鈴木は、阿南を任命した時点で、阿南は死ぬことになるだろうと分かっていたのだろうと思う。阿南の性格や、陸軍の情勢などを考慮すると、それ以外ないだろう、と。もちろん、誰に陸軍大臣を頼んだところで、結局その人物は死ぬしかなかったのかもしれない。しかし阿南は、陛下のお気に入りでもあり、鈴木としても思い入れがある。そんな人物を、死ぬと分かっていて陸軍大臣に任命しなければならなかった鈴木に対して、辛い決断を何度もしたのだろうな、とそんなことを思った。時代が時代であったのだとは言え、鈴木も阿南も、よくもまあそんな苦しい立場を引き受け、まっとうしたな、と。彼らの尽力があったからこそ現在の日本の平和の礎は築かれたわけで、そんな犠牲はもう十分だ、と強く感じます。

様々な人間が様々な立場で登場し、敵・味方に分かれることもある。しかし、強く感じたことは、誰しもが「信念」を持っている、ということだ。後世、それが「間違っている」と明らかになるような「信念」であろうとも、まったく信念を持たないよりはましかもしれない。強く信念を持ち、その信念に則って実際に行動を起こす。そういう意味での強さ・潔さみたいなものは、現代と比べるまでもなく、圧倒的な差だなと感じます。結果、その「信念」の強さが問題をよりこじらせる結果になったわけで、一概に是非を問うことは難しいのだけれど、きちんと軸のある考えを持ち、ぶれずに行動し、そして最後には自分なりにきちんと責任を取るという、日本人らしいのかどうかわからないけどその潔さが誰からも伝わってきて、それが作品全体をぴしっと立たせる要因になっているなと感じました。終戦から70年経ち、戦争を経験した人もどんどんと亡くなっていく中、戦争がまた起こるかもしれないという不穏な空気を内包する日本という国の中で、改めて戦争という歴史につて触れ考えるきっかけになる作品ではないかと思いました。

「日本のいちばん長い日」を観に行きました
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
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11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
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18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
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コミック

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2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

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2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
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6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
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4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
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14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
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17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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