黒夜行

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ビオレタ(寺地はるな)

田中妙は、婚約していた慎一から見知らぬ街のファーストフード店に呼び出される。嫌な予感を抱えて向かうと、やっぱり、婚約を破棄しようという話だった。
雨降る中、帰る気力もなく道端で泣きはらしていると、「道端で泣くのはやめなさい」と声を掛けられる。長身の、知らない女性だ。その見知らぬ女性は、彼女を無理やり引っ張って自宅まで連れて行き、話を聞かせるように迫った。
北村菫というその女性の店で、妙は働くことになった。
「ビオレタ」という名のその店は、雑貨と、棺桶を売っている。お客さんは、あまり来ない。店番をするように言われた妙は、退屈の合間に、かつて学校の先生に言われた通り、自分の状況や一日の報告をノートに書き始める。
いつの間にか奇妙な人間関係の中に取り込まれてしまった妙は、婚約破棄の傷を引きずりつつも、その奇妙な関係性の中で新しい人間関係を手に入れる。妙には想像も及ばない、複雑過ぎる日常を普通に送っている人たちの中で、妙は次第に、自分がこれまでこだわってきた様々なものを手放したり大事にしなくてもいいかと思えるようになっていく…。
というような感じの作品です。
内容紹介がなかなか難しい作品です。ストーリーが複雑というのではなく寧ろ逆で、ストーリーがあってないような感じの作品だからです。何か書こうとすると、たんぽぽの綿毛を掴もうとするかのように掴みどころがない。
とはいえそれは面白くないという意味ではなくて、なかなか面白い作品でした。ストーリー的には正直、特に大したことは起こらないのだけど、それをここまで読ませる手腕はなかなかのものです。描写が巧いんですよね。それぞれのシーンが、絶妙の描写によって非常に「立っている」感じがする。だから、全体としてのストーリー性が薄くても、最後まで興味を持って読むことが出来る。この作品は新人のデビュー作なのですが、新人であればあるほどストーリーで引っ張ろうとする作家が多い印象があるんですけど、新人でこれだけ描写力があるというのはなかなか素晴らしいなと感じました。
内容紹介にはうまく組み込めなかったのだけど、この物語には、妙が付き合うことになる「千歳さん」という人と、「蓮太郎」という青年が出てくる。妙・菫を含めたこの4人がメインの登場人物になるのだけど、それぞれの関係については伏せておくことにします。物語を読みながら徐々にその関係性が分かっていくという感じは、これから読む人に残しておいた方がいいかなと思うので。
妙を除く3人は、それぞれ非常に個性的な人物として描かれていきます。妙は、その奇妙な3人に引っ張られるようにして、婚約破棄の傷を徐々に癒していくことになります。
菫さんは、孤高という感じがする日都。捨て猫を拾うみたいにして妙を拾って店員に仕立てあげたものの、菫さんは妙と干渉し合うことはあまりない。独特な行動基準によって動いているので、それが理解出来なかった当初、妙は菫さんのことを怖い人だと感じていたのだけど、徐々にそういうわけではないということが分かっていく。
社会の中では確実に浮いてしまうだろう存在なのだけど、自らが作り出した「ビオレタ」という空間の中では、菫さんの存在感はとても良い具合に成り立っている。棺桶を売るという奇妙な仕事を、一種使命のように果たしている菫さんの、商売というものを越えているように見える関わり方が時に人々の心を癒やすし、「ビオレタ」の中でピシっとした存在感を漂わせる菫さんのその存在感は、確実に様々な影響を妙に与えていく。
『わたしたちに出来ることは、引き受けることだけでしょう』と菫さんは言うが、妙は、菫さんが抱えているものは誰が引き受けてくれるのだろう?と考えている。悩みなんかないような強い生き方をしている菫さんにも、様々な背景があるのだと、妙は少しずつ知ることになる。
千歳さんは、菫さんとはまた違った意味で捉えどころのない人だ。菫さんは近づき難さを感じさせる人だけど、千歳さんは真逆で、誰でも受け入れてしまう。誰に対しても優しい。そして、そのあり方が、妙には不満の種でもある。妙の姉は、妙から千歳さんの話を聞いて、『みんなにやさしい、なんてのは結構、ろくでもないからね』と評すが、姉のその言及が時々頭を過ぎるくらい、千歳さんの態度は妙を不安にさせることがある。
しかし、妙と千歳さんの関係はそもそもが微妙だ。妙は、菫さんのところにそもそも長くいるつもりがない。だから千歳さんとの関係も一時的なものだと思っている。慎一との傷を癒やすための一時しのぎなんだ、と。だから寧ろ、誰にでも優しいような男の方が、まあ都合がいいんじゃないか、みたいな。
『でも、さびしいのは標準仕様でしょ。なんていうか、人間の』 千歳さんは妙にそんな風に言う。妙は、自分が抱えている「さびしさ」を「どうにかしなくちゃ」と思っているのだけど、それを千歳さんはあっさりと肯定する。少しずつ、妙は分かっていく。千歳さんは、見えているだけの、ただ優しいだけの、そういう男なんじゃないのだ、ということを。
千歳さんに対しては他にも悩ましい部分があって、妙を常々モヤモヤさせるのだけど、妙の場合は「モヤモヤする」のが標準仕様みたいなところがあるから、まあきっと大した問題じゃない。たぶん、目の前の問題が解決しても、またどこからか「モヤモヤ」を見つけてきてしまうだろう。菫さんに対しても、母親に対しても、姉・弟に対しても、妙は「モヤモヤ」を感じる。その「モヤモヤ」は、「言いたいことを言わずに飲み込んでしまう」という自分のあり方に起因することに、妙は気づいていないのだ。
『そのまま言えばいいと思うよ』 蓮太郎はある時妙にそんな風に言う。妙が、相手の気持ちを察しすぎて自分の気持ちを出さないことに業を煮やして。蓮太郎は、気持ちのいい青年だ。妙を馬鹿にしたような呼び方をするが、この二人のフラットな関係性はなんとなく羨ましい。
妙と蓮太郎の関係性は、なんというかなかなか複雑だ。しかしその複雑さを感じさせない関係性が良い。蓮太郎がその場にいると、4人それぞれの関係性が潤滑するようなイメージがある。アホっぽい青年に見えつつも芯はしっかりとあって、色々と考えている。なかなか侮れないキャラクターだ。
著者は、人間のちょっと変わった部分をスッと引き出すのがうまい。菫さんも千歳さんも蓮太郎も、特段の変人という感じではない。確かに変わっているのだけど、凄い変人かというとそこまでではない感じがする。きちんと日常もあるし、行動原理も割と一貫している。突出している変人ではないので、描くのはなかなか難しいような気がするのだけど、日常の瑣末な部分でうまくその奇妙さを演出する。だからこそ、本筋の物語でそれぞれの人間が「まっとうなこと」を言うのが響く。普段の奇妙さが、時々まとう「まともさ」を引き立てるのだ。
そこまできちんとテーマとして立っているわけではないけど、本書は「家族とは何か?」みたいな部分も突っ込んでいく。妙は、良心や姉弟、そして七回忌で会う親戚たちなど、親族と関わる場面もところどころである。一方で妙は、家族という形をなさない奇妙な人間関係の中に放り込まれもする。その不可思議な行ったり来たりの中で、妙は少しずつ「家族」というものについて考えていくんじゃないかと思う。
妙が、父・母それぞれと、初めて「きちんと向き合う」というような場面もある。それまでも、避けてきたわけではないけど、深く積極的に突っ込んでいこうとしなかった事(自分の名前の由来とか、母親が押し付ける価値感など)に、勢いで向き合ってみることにする。その経験は恐らく妙に、「家族」というものの幻想を解体し、そして「家族」というものの範囲を押し広げるきっかけにもなっただろう。もちろん、その解体と拡張を一気に押し広げるのは、菫さん・千歳さん・蓮太郎たちとのかかわり合いなのであるけど、自分の家族と向き合うというその経験も、妙にとっては大きな一歩になったはずだ。
『自分にとって、一番大事なものをちゃんと知ってるってこと。お母さんは、それが「一人前」ってことだと思ってる』 母の言葉は妙に新しい視界を開かせることになる。それまで、周りの意見や価値感ばかりを気にしていた妙が、自分の「一番大事なもの」を見つけ出す方へと意識を向けさせた。姉も弟も、誰からも教わらずに自然と出来ていたこと。妙は、恐ろしく遠回りして、「そうか、そんな風に生きていいんだ」という場所に辿りつく。
生き方は、誰と比べても仕方ないし、自分で決めるしかないのだな。当たり前のことなんだろうけど、本書を読んでそう感じた。僕自身も、どちらかと言えば妙のように優柔不断でウジウジしている人間なので、妙の遠回りは凄くよく分かるし、自分の生きるべき場所を見つけることが出来た妙のことを羨ましく思う。妙は、もちろんこれからも迷うだろうけど、これまでとは違った迷い方になるだろう。今までの、どこに道があるのかさえ分からないというような迷い方ではなく、道は見えるけどどこを選ぼうというような迷い方になるだろう。妙のそんな変化をゆっくりと思う物語です。読んでみてください。

寺地はるな「ビオレタ」


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Comment

[7645]

こんばんは。
連日連夜暑いですねぇ(泣)。
記録的〇〇なんていう言葉自体が軽く感じます。

今日はこの本を読みました。予備知識なしで読みましたが、新人賞の作品ですね。強烈なストーリがないところが好かったかも…と思いました。
また登場人物が皆淡々(?)としていて、そこも好感が持てました。菫はもとより、千歳さん、蓮太郎くん、皆世間からは、ずれている感じですが、そのずれ方(世間に迎合していない部分)に強さを感じました。どうでもよいようなことを言いながらも、自分の中の尺度がきちんと確立されているなぁとも思いました。ただ誤解があると困りますし、巧く説明ができませんが、その尺度は言葉を変えれば許容範囲であり、世間一般の人よりずっと広い(何でも受け入れることが可能)と言うことです。彼ら彼女らに接するうちに妙の心がほぐれ、一時避難と思っていた職場(ビオレタ)や雇い主(菫)が必然性を帯びてくるところが素敵ですね。千歳さんのことは言うまでもありません。
千歳さんの次に魅力的に描かれているのは妙の父親です。ただ妙としては名前の由来を、もっと早く伝えてほしかったでしょうが(笑)。

何かほんわかした小説に当たった、という想いで読み終えました。次作が楽しみですね。

[7647]

ホントに、帰ってきてそうそうこの熱帯夜はたまらんです。タイでは、クーラーなしのファンのみの部屋でも、快適に寝れたんだけどなぁ。

登場人物たちのズレ方はいいですよね。社会の中にまったく適合できないわけではないながら、社会からは決定的にズレてて、自分の存在をうまく認識しつつ、社会とのすり合わせをうまくやってきたんだろうなぁ、という感じがしました。そうですね、「なんでも受け入れることができる」というのはその通りだなという感じがします。ああいう人たちに人生のどこかで出会えたらいいなあ、なんて思っちゃいますね。

強烈なストーリーで引っ張る作品じゃないからこそ、これからも安定して面白い作品を生み出してくれそうな気がします。期待して待ちましょう~

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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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1位 千早茜「からまる
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)