黒夜行

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2014の短歌まとめ

一年間、短歌を作り続けました。ちゃんと数えてはないですけど、700首~1000首ぐらいは作ったんじゃないかなと思います。その中から、評価してもらえた歌、自分が気に入っている歌なんかを、コメント付きでだらだらと書いてみます。


この年、僕が大変お世話になったサイトが「うたの日」です。誰でも参加できる短歌投稿サイトです。カレンダーの日付の部分をクリックすると、歌会に参加できます。


追記)
穂村弘「短歌ください 君の抜け殻篇」の感想も読んでみてください。


うたらば採用

◯二度見した晴れ着姿の妹のそのうなじに吹く祝福の風(お題:祝)
(「うたらば」がなんなのかもよくわかっていないような最初期に投稿して採用してもらいました)

◯人生が一変したってテンションでツイートしてる知らない風景(お題:旅)
(自分では正直、良い出来だと思ってなくて、採用されてて驚いた)

◯バック転の発音しない「ッ」みたいな私は声を上げて泣かない(お題:後)
(これは自分の中ではかなり自信作だった。思いついた時は「おっ!」って感じでした)

◯絵葉書にならないような放課後をそれでも僕は愛しています(お題:葉)
(これも、自分ではあんまりいい出来ではないと思ってました)



歌会たかまがはら

【採用】
◯土管って見た記憶などないくせに原っぱにあると懐かしくなる(お題:原)
(たかまがはらは、「気になる歌」には何回か選んでもらったんだけど、本採用はずっとなかったんで、嬉しかったです。自分でも、良く出来たと思ったやつです)

【採用はされなかったけど気になる歌に残った】
◯風のせいあなたはきっとそう言うわあの彗星は預言者なのよ(お題:風)
(歌会たかまがはらがなんなのか分からない最初期に作ったやつですね)

◯雨乞いに似せた儀式で”かみがみ”の機嫌伺いながらのシャンプー(お題:雨)
(確か、「うたの日」に出したやつをちょっと作り替えたんだったと思います。「神々」と「髪々」ですね)

◯アカン!死ぬ前に回数券買うと誰も自殺と思ってくれない(お題:回)
(これは、気になる歌に残ってマジでビックリしました。まさか、と思いましたね)

◯まばたきを原因とする突風にずっと心を乱されている(お題:風)
(あんまり覚えてないなぁ 笑)

◯荒れた手でよしもとばなな「キッチン」の表紙をめくる雨音は消ゆ(お題:フルーツ)
(これは、UTK16に出したやつを作り替えたやつ。)

◯むかしむかし大きな桃が流れてはこない世界の住人でした(お題:フルーツ)
(こういう、ちょっとひねくれた感じのやつ、自分では結構好きです)

◯渋谷区が砂漠にならないのは僕がタイで雨乞い学んだお蔭(お題:雨)
(これも、なんで気になる歌に残ったのか、不思議な感じでした)


UTK16に出したやつ

◯トウキョウト滅び千年後に僕ら 火星で「平家物語」読む(お題:死)
(これはとても思い出深い一首。UTK16に参加させてもらうようになって二回目で、いきなりトップを獲ってしまった。最初期の頃に作ったにしては、今でも、なかなか良く出来てるじゃん、と思う一首です)

◯おぶわれて赤面しお腹凹ませて「ごめんねカバン凄く重いよね」(お題:カバン)
(結構初期の頃の歌です。短歌をどう作るのかイマイチよくわかってなかった頃ですね)

◯まとめ)まだ歩けぬ赤子の目玉の黒 ⇒ 絵の具では再現できず(お題:歩と玉)
(UTKでトップになれたので、僕が出したお題の回でした。表記で変なことをやろうとして作ったやつですね)

◯性行為・射精・侵入 ダダダダーーーーーーン 運命はかく世界に宿る(お題:運命)
(ベートーヴェンの「運命」の「ダダダダーーーーーン」っていう感じと、受精の時の「ダダダダーーーーン」って感じを「運命」ってことにして繋いでる、って、なんか言葉で説明すると意味不明ですけど、なんとなくやりたいことは伝わった感じがします)

◯天国で空き家が目立つ明らかにママが閻魔に就いた頃から(お題:空)
(これはかなりインパクトを与えた歌だったようです。点数自体は伸びなかったけど、「斬新!」みたいなコメントをたくさんいただきました。以降UTK16では、インパクト狙いの歌を結構作ろうと意識しました)

◯金銀の斧だけでなく<記念日にバラ買う夫>も隠れてるはず(お題:かく)
(これは作るのに相当苦労したことを覚えています。まず、お題が相当難しかった。「金銀の斧」という部分は後から思いついて、先に「<記念日に~」の方ができてたんだけど、「金銀の斧」にたどり着くまでに相当試行錯誤しました。結構票が集まった歌だったと思います)

◯閉館後ほほ笑みを消すモナリザを毎夜2時間なだめすかしつ(お題:芸術)
(これもなかなかインパクトを与えられた一首だったようです。映像的にイメージが浮かびやすいのもあったのか、票も結構集まったと思います。お題に対して「モナリザ」っていう正統的なモチーフを使ってインパクトのある歌を作れたので満足でした)

◯父である食パンマンの口癖は「耳をアイデンティティにするな」(お題:食)
(これもインパクトを与えることが出来た歌。他の歌が、真っ当に「食」をテーマに詠んでいる中で、僕一人だけ完全に浮いてました。僕としては、意味はストレートに伝わる歌かなと思ってたんですけど、案外歌の解釈の部分でしっくりこない方もいたようで、難しいものだなと思いました)


NHK短歌 掲載

◯場外へ打つとフェンスを指すバットの先に留まりたる白き蚊トンボ(お題:忘れました…)
(これについては、載ってることさえ、教えてもらうまで全然知らなくて、ってか俺、NHK短歌になって送ってたっけ???みたいな感じでした。これはホントにビックリしましたね)



ダヴィンチ「短歌ください」穂村弘連載 掲載

◯「絶対」と名付けた犬に行き先を決めてもらってやっと動ける(自由詠み)
(一応「ダヴィンチ」は、送るようになってから毎号チェックするようにしてたんですけど、まあまさか載ってるわけないだろうと思いながら毎回見るわけで、自分の名前を見つけた時は驚きましたですね)

◯真空で死なない虫がいる そんな些細なことでまだ生きられる(自由詠み)
(クマムシのことですね。穂村弘が採用する歌を見ていると、なんとなく、生とか死とかに対するズレみたいなものを掬おうとしているような気がします)


回文

◯透き通る止めどなき水利己的で凝りず幹など娶る音 キス (すきとおるとめどなきみずりこてきてこりずみきなどめとるおときす)
(あるサイトで、写真に合う短歌を募集していて、それ用に作ったものです。確かその写真を撮った人のプロフィールの中に、「言葉遊びが好き」みたいなキーワードがあったので、それで、じゃあ回文で作ってみるかと思ったのだったと思います。案外簡単に出来て、10分ぐらいで完成したと思います)

◯ミス回文絶句!異端児欠けただけ歌人退屈ぜんぶイカスミ(みすかいぶんぜっくいたんじかけたたけかじんたいくつぜんぶいかすみ)
(7/23のうたの日に、お題「文」で出した歌です。回文で短歌を作ったのは二度目。こちらも案外すぐ出来ました。「ぜんぶイカスミ」っていうフレーズのインパクトを面白がってもらえた記憶があります)


共作

◯父「ピンクレディー!」兄「ももクロ!」わたし「ドレスの“色”の話だってば!」(お題:ピンク)
(秋山生糸さんと一緒に作った歌です。とにかく、「票を集めるより、インパクトを狙いましょう!」ということで、こんな感じの歌になりました。これはいい経験だったし、出来た歌も、やっぱりインパクトは十分だったようで、良かったなと思います)


元ネタアリの歌

◯「痴漢は死ね!」その筆跡に涙する すぐ近くまで来てくれたのね
(この元ネタになっている作品を知っている人ならすぐピンと来るでしょう。残念ながら、その作品名を出すことは、その作品に対するネタバレになりかねないので、作品名は伏せます)

◯明星に似た戸惑いで不時着を待つさ砂漠の王子と共に
(これは「星の王子さま」ですね)

◯飽きられても言い続けるさキャラだから「生まれ変わってもトゥギャザーしようぜ!」
(5/14のうたの日に、お題「一緒」で出した歌。ルー大柴ですね。面白いと思ってもらえた記憶があります)

◯天才じゃなくなる刹那おりこうのねずみのこえがなつかしむです
(うたの人「瞬間」のお題で出したもの。これは「アルジャーノンに花束を」です。これはかなりよく出来たと自分では思っています。一首の中の時間の流れで、作品のらしさを表現できたかな、と)


うたの日

◯婆ちゃんがやっと譲ってくれた!あぁ!日めくりめくるめくるめく日々!(4/1 お題:日)
(記念すべき第一回。参加者は、今の1/3ぐらいだったかなぁ。4/1からずっと途切れることなく皆勤で参加してるのは、僕だけですね。)

◯罪深き二人が林檎を食べたから 石器・自動車・iPhoneがある(4/7 お題:ラッキー)
(アダムとイブは労働のない楽園にいたのに…みたいなところから作った歌。「石器」「自動車」「iPhone」のセレクトが難しかったです)

◯かつて母が豆腐屋さんと交わった居間で我が子をつねる絶望(4/10 交差点)
(なんだかよくわからないけど、インパクトはありますよね(笑) 一応、「良くない家庭環境で育つと、自分が家族を持った時に連鎖してしまう」っていうテーマで作ってるんですけど、伝わったかは自信ない)

◯コンビニでヤンキーが書く送り状その達筆に気づかないフリ(4/13 裏切り)
(マジでヤンキーが達筆な字を書いてたら、すげぇ負けた感があって、見ないふりしたくなります)

◯はんぶんこ出来ないものが欲しくって。子どもじゃなくても、別によかったの。(4/15 半分)
(狂気の母親、っていう雰囲気が出せたかなぁ。自分としては、結構発想は好きです)

◯吹く風の流れは絶えず空染める二度と生まれぬ今日の新色で(4/16 色々)
(あんまりこういう、綺麗な感じの歌は作らないんだけど、たまに思いつきますね。)

◯古代より世界の解を数式で紡ぐ巨人のペンになりたい(4/17 お題:憧れ)
(要するに、「自分には才能がないから、せめて才能のない人間のサポート出来る立場でいたい」ってことですね。あんまり実感のこもった歌を読むことはないけど、これは実感こもってます)

◯もしもし…なんかアンタが消えちゃったような気がして 死なないでよね(4/18 お題:賭け)
(字余りの歌はよく作るけど、字足らずってたぶんこれだけじゃないかなって思います。初句の「もしもし…」の字余りは、意識してそうしました。一呼吸分の沈黙を感じ取ってもらえたらいいなぁt)

◯伊能さま あなたがつくった地図みたよ。うちも宇宙をめざしてみるね。(4/19 行)
(伝わらないと思うけど、個人的には、「地図」という横の広がりと、「宇宙を目指す」という縦の広がりを意識して作りました)

◯雨乞いに似せた儀式で神々の機嫌うかがう朝のお風呂場(4/23 お題:髪)
(「神々」としたことで、「髪」と掛けていることが伝わりにくいかなと思って、後々歌会たかまがはらに送った時は、「かみがみ」とひらがなに開いてみました)

◯どなられてもなぐられても泣いちゃダメわたしはママの「ぷろ」なんだから(4/26 お題:プロ)
(個人的には、『ママの「プロ」』っていう表現が結構気に入ってるんですけど、あんまり評価は高くなかったなぁ)

◯「未紗緒」って出生届に書いたはず けど「末紗緒」になってて真っ青(4/30 末)
(こういう言葉遊び的なのは好きで、思いつくと使っちゃうんですよね。「末紗緒」と「真っ青」が掛かってます)

◯痛いのは飛んでいったらどうなるの?母にはついぞ訊けなかったこと(5/2 痛)
(結構評価をしてもらった記憶があります。自分でも、なかなかいい出来じゃないかと思います)

◯停電でも輪ゴムカッター割り箸があれば僕らはずっと遊べる(5/6 お題:ムカッ)
(これは、「怒ってる!」っていう感じの歌にしたら面白くないよなぁ、と思って工夫してみました。評価はそれほど高くなかったけど、こういう、お題を捻くれた感じで使うチャレンジは、ついしてしまいます)

◯見えぬものに冒された地で夢を見る家のかたちをした迷子たち(5/8 家)
(これは、原発で故郷を追われて、ただ空き家だけが取り残されている、っていう歌で、歌の中の情報からその読みを確定させることは難しいと思うんだけど、一人まさに僕の思った通りの感じに読み込んでくれた方がいて、嬉しかったのを覚えています)

◯公用語がたとえ英語になったって「ごめん」と上目遣いは消えない(5/10 お題:ごめん)
(初めて1位を穫れた歌。嬉しかったですねぇ。アイデア的にも、なかなか悪くないと思います)

◯貯金箱壊し賽銭箱に まだ昼寝から覚めないママのため(5/12 昼)
(これは伝わるかなぁ、と思ってたけど、伝わらなかったようです。病気で意識不明なんだけど、子供は父親から「ママは寝てるだけ」って言われている、っていう設定です)

◯瞳から流れるものは何もかも「涙」なんだね(気に食わないね)(5/13 瞳)
(結構評価してもらった記憶があります。こういう、当たり前だと捉えられていることを、ちょっと視点を変えて見てみるみたいなのは、短歌に限らず好きです)

◯住民を不安に陥れぬようイチゴを乗せた爆弾を置く(5/15 苺)
(1位を穫れた作品。これは自分でもかなり気に入っています。主体の「常識」と、一般の「常識」のズレを、うまく描けたかなと思います)

◯Japaneseはvoiceのcolorも見えるのか!?lemonみたいなyellowなのか?(5/16 お題:黄)
(「黄色い声」っていう表現を外国人が耳にした、っていう設定ですね。意味が分からない方もいたようでした)

◯真夜中に自由の女神はため息をつく不自由な姿勢を嘆く(5/19 お題:息)
(この歌自体の評価は、大したことなかったと思うけど、こういう映像的にパッと浮かびやすい歌は、比較的評価されやすい印象があります)

「ゴリラさんどうしてむかしばなしには出てこれないの?“ふりぃーたぁー”だから?」(5/20 ゴリラ)
(伝説のゴリラ回です。個人的にはこの歌、すげぇよく出来てると思うんだけど、まったく評価されなくて悲しかったです。「何故昔話にゴリラは出てこないのか」という疑問と、「”ふりぃーたー”がなんなのか分かってない子供」っていうモチーフが結構面白いと思ったんだけどなぁ)

◯振り出しに帰りたいからアスファルトだらけの街で「戻れ」を探す(5/26 振)
(こういう、雰囲気だけよさ気な歌っていうのは大体、苦し紛れに出してます 笑)

◯ガウディは作り終わらず死んじゃうしあなたは服を脱ぎ散らかすし(5/29 お題:作)
(初めて単独で1位を穫れた歌。自分でもこれ、かなり気に入っています。正直、上の句と下の句の繋がりは全然論理的じゃないし意味不明だけど、評価してもらえたってことは、何か繋がりを感じてもらえたんでしょうね)

◯大仏を紫色に塗っていくバレないように上のイボから(6/1 紫)
(こういう馬鹿馬鹿しい歌は、自分では結構好きだったりします)

◯黒船で無理やり迫る人みたく私の身体を開いて欲しい(6/2 お題:横浜)
(これも1位を穫れた歌。ちょっと上の句からの流れがストレート過ぎるかなと思いましたけど、評価してもらえてよかったです)

◯冷凍したロックンロール火にかけてゆっくり混ぜるビートルズ鳴る(6/9 ロックンロール)
(このお題は本当に難しかった。音楽をまったく聞かない僕には、ロックンロール=ビートルズぐらいしか浮かばなくて、かなり苦し紛れに作りました)

◯パパずるい!”29時”って5時間も長く1日使ってるじゃん!(6/10 時)
(子供がいるわけでもないのに、子供を短歌によく出してたけど、子供らしいぶっ飛んだ発想って、割と短歌と相性がいいような気がします)

◯信長がサッカーをする「鷲鼻のせいで”ボール”がよく転がらぬ」(6/11 サッカー)
(これ自分では結構よく出来たと思ってたんだけど、まったく評価されてなかったんだよなぁ。残念。たぶん、伝わらなかったんだと思うんですけどね。これ、生首でサッカーしてる、って歌なんですけど、伝わりますか?)

◯海賊が海図で作る折り鶴は仲間の元へ迷わず沈む(6/12 お題:地図)
(たまに作る、綺麗系の歌。結構評価してもらえた記憶があります。「海賊」と「折り鶴」っていう取り合わせが良いような気がしています)

◯目覚ましの「金曜日には鳴らぬ」という決意が固く遅刻しました(6/13 金曜日)
(面白がってもらえた記憶があります。馬鹿げたことを真面目な口調で言うとちょっと面白い、というだけの歌ですけど)

◯ミッフィーで彩られてるユトレヒト休み時間の気分で歩く(6/19 ひと休み)
(これはお題の使い方を相当頑張りました。まあそのせいで、ユトレヒト=ミッフィーって言ってるだけの歌になったけど、「休み時間の気分で歩く」っていう表現を褒めてくれた方がいた記憶があります)

◯インドからの留学生に悪意なく牛柄の座布団渡す母(6/20 お題:布団)
(これ、1位穫れた歌なんですけど、正直びっくりしましたね。よくもまあこんなネタ歌で1位穫れたなぁ、と思いました)

◯土星の輪を引退なさるそうですね余生はここで虹しませんか(6/24 お題:虹)
(これは非常に思い出深い歌。別のところに出すように作ってた「虹」の歌がいくつかあって、その中で「一番ダメだと思った歌」をうたの日の方に投稿したんですけど、思った以上に反応が良くて驚きました。これ以降も何度も、自分ではダメだと思ってたものが評価される、という経験をすることになります)

◯慎重に桃を箱詰め同じ日に生った双子がバラけぬように(6/25 お題:双子)
(こういうのも、お題をちょっと捻くれた使い方してやろう、って感じで作っています)

◯古池や古時計さえ見当たらぬそれでも歌はここにあります(6/26 古)
(結構うまいこと作ったなと自分では思っています。「古池」「古時計」はどっちも、「歌」というキーワードで誰でも浮かぶものがあるので、そのイメージをうまく使えたんじゃないかなと思っています)

◯ドログバはツノ持つ未知の生物と息子が妻に説明している(6/27 お題:つの)
(こういう歌は正直、あんまり評価されないんだけど、自分的には結構好きなんですよね)

◯ユニクロのように個性がないままで皆に愛されたい衝動(6/29 服)
(アイデアは結構良かったと思うんだけど、推敲不足だったなぁ、と思った一首。「『衝動』っていうのはちょっと合わないんじゃないか」っていう評は今でも覚えています)

◯先生は空気と喋る癖あるしあだ名で呼べばイジメじゃないし(7/1 お題:名前)
(これは、「サーカス」ってお題で作った歌を作り替えたものです。「サーカス」っぽかった部分を作り替えてるんで、全然「サーカス」とは関係ない歌になりましたけど。思いついた歌を、推敲して洗練させていくという作業の難しさを感じさせられた歌です)

◯自転車に君が初めて乗れた日に砂時計の砂こぼれ始める(うたの人 お題:初めて)
(うたの人で1位を獲った人だけが投稿できる選手権みたいな「うたの人」。第一回の時に出したこれは、良い評価も悪い評価もあったけど、「子供がいない人が作ったんじゃないか」みたいな指摘があって、あぁバレた、と思いました)

◯喧嘩するのが不得意な僕相手に無理なく喧嘩してくれる人(7/9 お題:100点満点の恋人とはこんな人なのだ)
(うたの日100回記念の回。難しいお題でしたけど、「恋人」のことだけ描いても面白くないと思ったので、主体自身のことも透けるような歌にしようと思って作ったら、まさにその点を褒めてくれたので嬉しかったです。これは比較的、僕自身の実感のこもった歌です)

◯なんとなく十徳ナイフが気になって買ってみるけど使わずにいる(7/12 お題:ナイフ)
(あるあるネタは、「あるある~」って思ってもらえるんだけど、そこで終わっちゃうから、短歌としては弱いんですよね)

◯たぶんもうバレてるだろうそれでもなお朝スーツ着て公園に行く(7/14 お題:内緒)
(たぶんもう少し、推敲で洗練させられそうだなぁ、と思ったりする)

◯毎夜毎夜船に水色積み込んでせっせと海に放る神(7/16 お題:水色)
(1位を穫れた歌。僕の短歌には割と、「神様」がよく出て来る気がします 笑)

◯赤か黒しか色がないランドセルだったからこそ平等だった(7/22 お題:普通)
(これは、「色がない、じゃなくて、選べない、とかにすればいいのに」的な評を未だに覚えています。確かに!)

◯砂かけるババアが乱入しますのでゴーグルをつけ参列ください(7/27 砂)
(こういう謎の歌を、時々気に入ってくれる人がいるから嬉しいですね。少数派ですけど)

◯漢字界No.1は「御」を3つをはべらす「御御御付」の「付」です(7/29 お題:付)
(これは、アイデアだけ見たら相当よく出来てるでしょう。思いついた時は、これはええで!と思いましたね)

◯amazonの箱のニッコリ君だって荷台の上じゃ腑抜けた顔よ(8/5 お題:箱)
(amazonを使ったことない人にはさっぱり伝わらない歌。自分の実感とかから歌を作ることはほぼないので、こういう系の歌は割と得意です)

◯「金鳥の夏、日本の夏」花火見ながら口が勝手に動く(8/7 お題:花火)
(これはもう、収まるところにスパッと収まる的な感じで出来たんだけど、もう少しうまくやれそうな気もしますね)

◯誰もいぬ体育館で延々と喋り続ける校長である(8/10 お題:自由)
(こういう、不条理的な情景を正常であるかのように描く感じは好きです。評価してもらった記憶があります)

◯太線で描かれている国境の線を地道に砂ケシで消す(8/15 お題:平和)
(お題が「平和」じゃなければ、意味を取りにくいかもしれない。ここはいつも難しいなって思います。お題がなくても「立っている」歌の方がいいよなぁ、と思います)

◯赤い字で「ワレモノチュウイ」と書いた箱を頭に被せアベックを見る(8/16 お題:赤)
(漠然とイメージしてたんは、安部公房の「箱の中」です)

◯雛壇の最後列の芸人が居間で寝転ぶ僕を見ている(8/17 お題:雛)
(これは1位を穫れた歌なんですけど、正直そんな評価されると思ってなかったんで驚きました。「雛人形」ってモチーフは使いたくなかったんで、そうじゃないもので考えました)

◯古池や蛙飛び込む水飛沫はごろもフーズのCMに似て(8/19 お題:俳句)
(「俳句」がお題の短歌って、面白いですよね。「はごろもフーズのCM」ってのが全国区のものだったのか、ネットでざっと調べてもよく分かんなかったんでえいっと使ってみたんですけど、とりあえず伝わりはしたみたいでした)

◯はちみつで車が動く星ならば「排気ガス」とは呼ばないだろう(8/21 お題:はちみつ)
(これは結構評価してもらった記憶があります。自分でも結構よく出来たと思っている歌です)

◯経験の差でしょうか まだTバックを履いてはいけない気がするのです(8/23 お題:処女)
(女性ではないので、こういう感覚はわかりませんが、いかかですか?女性の皆さん)

◯ガザ地区で少年がもぐ林檎には弾も未来も映りはしない(8/23 艶)
(時々時事ネタっぽい歌も作ったりします。ガザ地区に、リンゴの木は自生してるかなぁ 笑)

◯「出来たてを叩くとシャリンって鳴るからよ」みたいな嘘が好きだった母(8/30 お題:車輪)
(言葉遊びと言えば言葉遊び。それを母親の人柄に転化できたのは良かったかなって思います)

◯甲子園に置き去りにした宿題を息子が代わりに拾ってくれる(8/31 お題:宿題)
(そこそこ評価してもらえた記憶があります。「宿題」の使い方はまあまあ面白いかな、と。)

◯秋雨は一粒に1ビットずつラピュタの秘密を溶かしこんでる(9/6 お題:記録)
(1位を穫れた歌。自分でも結構好きな歌です。「一粒に1ビット」っていうのが結構いいんじゃないかなぁ)

投げ上げた我が子は笑う僕がまた抱きしめること疑いもせず(9/10 お題:投)
(時々僕の歌に登場する「非実在性我が子」が頑張ってくれました(笑) 受け取り方は二通りあったようで、「疑いもせず笑っている赤ちゃん」に焦点が当たっている解釈と、「疑いもせず(ほんとは落としてやりたいんだけどね)」という主体の気持ちに焦点が当たっている解釈がありました)

◯砂浜で死を待つだけの鯨にも呼ぶための名を付けし冬の日(うたの人 お題:最大)
(これは自分の中でメチャクチャよく出来た歌だと思っています。2014年作った中でも白眉と言っていいくらい。実際、評価も結構高かった記憶があります。「最大」というお題に対して「鯨」というモチーフはアリなのか、ちょっと悩んだけど、結果的に「鯨」で詠んでいる人は、僕含め3人ほどいました)

◯パスワードを忘れた日だけ初恋の人の名前と再会できる(9/12 お題:クイズ)
(これも良く出来てると自分では思っています。投稿時は誤字があって、それがちょっと残念でした。全投票者の内約半数が音符を入れてくれました。お題からの発想力も、なかなかのものではないかと思います)

◯黒縁の眼鏡・黒髪・図書委員 「ありをりはべり」を口移しする(9/15 お題:いい子)
(「「ありをりはべり」を口移しする」っていうフレーズを気に入ってくれるかどうかで評価が分かれた感じがします。一応僕の想定では、図書委員と国語教師の恋、っていう設定があるんですけど、さすがにそれは伝わらなかったようです 笑)

◯満天の星空である 僕の目である妻が声を出せぬくらいの(9/18 お題:いっぱい)
(結構評価してもらえた記憶があります。初句・二句で「である」って言い切ってるところとか、気に入ってます)

少しずつ音も濃くなる 墨をする手を止めしばし心音を聞く(9/19 お題:インク)
(どっちかっていうと綺麗系でしょうか。書道とか、学校の授業ぐらいでしかやったことないですけどね)

◯ちんまりとした白い影を見せられる あぁ我が子だと思わなくては(9/20 お題:フォト)
(自分には経験はないけど、そういう場面に立ち会ったら、そう感じるような気がします)

◯僕にしか出来ないことがあるはずと思い続けて何もせぬ日々(9/22 お題:自分)
(案外評価が高かった気がします。みんなそういう感じを持ってるのかな)

◯嫁ぎゆく娘が植えしパプリカをピーマンと呼べど怒られもせず(9/28 お題:娘)
(父親からしたら、娘に怒られるような日常も懐かしかったりするんだろうなぁ、という妄想です)

◯私から送っていつも奇数回で終わってしまうLINEでもいい(9/29 お題:奇数)
(とはいえ、LINEはほぼ使ったことがない。僕の歌の場合、そういう。自分と遠いところを読むことって、結構多いです。実感から、歌が生まれることは、あんまりないんで)

◯採用の連絡を待つ日々にだけ見上げたくなる夕焼けがある(10/2 お題:待つ)
(これは実感だろう、と思われるかもだけど、僕は就活をしたことがないので実感ではないのですねぇ)

◯もし日本に”ベルリンの壁”を作るならまず談合をせねばならない(10/3 お題:ドイツ)
(ドイツについてはホント、ベルリンの壁ぐらいしか知らないから、難しいお題でした。連想ゲームみたいにして、どうにか自分の知ってる世界と接続させるしかないんですよね)

◯歳時記に残らぬような情景の中で僕らの言葉を紡ぐ(10/4 お題:歳)
(「歳」ときたら「歳時記」しかねぇだろ、って感じで作ったんだけど、「歳時記」で作るってなかなか難しかったです)

◯「トコヤってなんですか?」「かつて祖先には”髪の毛”というものがあってな…」(10/5 お題:床屋:美容院)
(これはインパクトを与えられた歌。面白がってもらえたようです。イメージ喚起力は、強いですよね)

◯買い置きのティッシュが切れた それだけで世界を少し休みたくなる(10/9 お題:置)
(これはかなり評価が高かった記憶があります。共感してくれる人が多かったんだけど、僕は割と、消耗品はちゃんと補充するんで、切れることはありません)

◯世界がもし100人の村だったなら101人目は無戸籍だろう(10/12 if)
(下の句はもう少し頑張れたような気がします。まだ推敲の余地がある。アイデアとしては悪くないと思うんだけど)

◯二次元の勇者に我の名を付けて上司と同じ名の敵を討つ(10/13 お題:勇)
(ゲームとか全然やらないんですけど、敵に嫌いな上司の名前付けて倒す、みたいなことしてそうだよなぁ、と思って)

◯“シルバーデン婆婆”がハイテンションで三線を引くフリをしている(10/16 お題:金色)
(個人的にはこれ、結構面白いと思ってたんですけど、全然ダメでしたね(笑) 一応書いておくと、ゴールデンボンバーの婆ちゃん版です)

◯太平洋 ど真ん中 ポケットの財布 何の役にも立たない免許証(10/18 お題:免許)
(案外評価が高かったはずです。前半が単語の羅列だから、あんまり評価されないかなって思ってたんだけど。)

◯校庭の真ん中にある大穴に今朝から誰も触れようとせぬ(10/24 お題:不思議)
(評価が高かった記憶があります。こういう不条理な感じは、結構好きです)

◯(嫌いにはなれなかったな)「食べよっか。スープパスタも冷めちゃうからさ。」(10/25 パスタ)
(別れの場面ですね。「スープパスタも」の「も」が重要です。「嫌いにはなれなかったな」で、場面を一気に確定させる表現力は凄い、みたいなコメントをもらったのが嬉しかったです)

◯婆ちゃんがダメージジーンズ繕いてクマのアップリケ両脚におり(10/26 お題:デニム)
(実際にあるかどうかは別として、ありそうだなぁ、という意味でのあるあるですね)

◯偽物として生きる夜 タクシーをあと何台かやり過ごさねば(10/27 お題:偽)
(これは自分でも、何を詠んだんだかうまく説明できないけど(忘れたとかではなく、詠んだ時も分かってなかった)、票を入れてくれた人がいたはずなんで、そういうところも短歌の面白さだなと)

◯銀玉を打ち尽くさぬようゆっくりとここより他に行く場所もなく(10/29 お題:尽くす)
(パチンコもほとんどやったことないけど、やりたくてやってる人だけじゃないだろうなぁ、という想像で作りました)

◯金田一耕助走る早送りすれば二倍の速さで走る(11/1 お題:一)
(これはとても思い出深い歌です。別のところにお題「一」で出す用に作ってた歌の中から、「一番ダメだと思う歌」を選んで、それをうたの日に出したんですけど、メチャクチャ評価が高くて驚きました。未だにこの歌の何が良いのか、自分ではよくわかりません 笑)

◯かつて虹もH2Oで出来ていた地球が雨を奪われるまで(11/9 お題:来)
(これは、別のところにお題「虹」で出したものをそのまま使った。結構良く出来てると思うんですよね。虹ってなくなっても誰も困らなそうだけど、でもやっぱり虹大事だよねって人工的に復活させてるわけですよ。)

◯iPhoneを持つ桃太郎はLINEにてスタンプのキビ団子を配る(11/11 お題:iPhone)
(現代に桃太郎がいたら、的な発想ですね。短歌って字数に限りがあるから、「誰もが共有イメージを持つことが出来るモチーフを使う」ってのは、結構意識しています。しかしiPhoneってお題は難しかったぜ)

◯「内緒ね!」はダチョウ倶楽部の「押すなよ!」とおんなじ風に使われもする(11/13 お題:秘密)
(アイデア的には結構面白いと思うんですよね。評価はそこそこだった気がします)

◯主人公とそのライバルはコマ割りの切れ目できっと手を繋いでる(11/18 お題:いちゃいちゃ)
(もう1位は穫れないだろうなぁ、と思ってたから、久々に1位が取れて嬉しかった歌。アイデア的にも、結構面白いと思っています。一応、BL短歌のつもりで作りました)

◯(号外の見出し)【30年前に尾崎氏盗むバイク見つかる!】(11/19 お題:バイク)
(バイクにも乗らないから、イメージ出来るのが「盗んだバイク」ぐらいしかなかったですね。結構無理矢理作った記憶があります)

◯「死にたての幽霊くらいふわっふわになるまで卵を混ぜてください」(11/20 お題:ふわっ)
(これはあと一歩で1位、というぐらい評価してもらえた記憶があります。「死にたての幽霊」っていう表現を面白がってもらえた感じがします)

◯桃太郎とキジの挙式に呼ばれてない犬・猿の憶測でもちきり(11/22 お題:結婚)
(昔話となると、どうも真っ先に桃太郎が出て来るわたくしです)

◯嘘つきになりたい夜はコンビニで僕の瞳をコピーしておく(11/29 お題:うそつき)
(結構評価してもらえた感じがします。評価してくれた方がどんな風に受け取ったのかわかんないけど、僕としては、嘘をついて瞳が濁る前に、今の澄んだ瞳を後で思い出せるようにコピーしとけ、的な感じで作りました)

◯冬支度を始めた君は大きめの星を頭に載せられている(12/2 お題:冬)
(そこそこ評価してもらえた歌。葉が散ってからも役割があるんだ、的な雰囲気で作りました)

◯山折りと谷折りだけで出来ているつもりで今日も涙を止める(12/3 お題:山)
(そこそこ評価が高かった記憶があります。「人間じゃないから泣くわけない」と言って涙を止めようとする、そんな人間を描きました)

◯僕たちの凧揚げの師に住む場所がないことをいつ知ったのだろう(12/4 お題:師)
(結構評価が高かったはずです。自分でもよく出来たと思っている歌です)

◯ニッポンのアキハバラにてオムライスを美味しくさせる呪文を習う(12/6 お題:オムライス)
(メイド喫茶を表すアイコンとしてのオムライスを使っている人はあんまりいなかったはずで、意外でした。メイド喫茶って単語を使わないで、雰囲気を出せた気がします)

◯「ロミオ」とか「ジュリエット」とかが新卒で会社の門を叩く日が来る(12/8 お題:えっと)
(キラキラネームの新社会人が会社に入ってくるぜ、っていう歌のつもりだったけど、まあそんな風に読んでもらえないだろうと思ってました。だから、そういう風に読んでくれた方のコメントを読んで、ちょっとビックリしました)

◯継母がママを必死で真似るから「あなたのままでいいです」と言う(12/14 お題:必死)
(「まま」という音を3回登場させたこと、上の句の第一音を全部「ま」で統一したことなど、内容以外の形式の部分でちょっと意識した作りをしました)

◯十八の時捨てた名が電脳の世界の隅に転がっている(12/18 お題:十八)
(結構評価してもらえた感じです。どう伝わってるかわかんないけど、なんらかのIDを消して別人になる、みたいな、現代っぽさを出したつもりです)

◯この坂を一気に登る 校庭のセリヌンティウスに微笑む準備(12/19 お題:一気)
(結局点数が入った気がするんだけど、個人的にはメロス役はいじめられっ子って設定で作ったような気がする。たぶんそういう風には受け取られてないと思うけど)

◯「…あの星を追ってください」強面の運転手さんそっと頷く(12/21 お題:追)
(もう無理かと思ってたけど、1位を取れました。もちろん発想は「ホシを追ってくれ」っていう刑事的なところからですけど、いい風にまとまったかなと思います。)
親戚に”何とかスキー”が多すぎて義兄と義父の区別もつかぬ(12/27 お題:スキー/スノボー)
(自分で言うのもなんですけど、とても自分らしく作れたなぁ、と思います。こういうネタ的な歌を作るのは結構好きです。)



その他

◯風はらりひらりふらりと待ちぼうけへらりと諦めほらり涙す
(「は」「ひ」「ふ」「へ」「ほ」を意識して作った、って感じです)

◯風景の風情はまるでローマ風風神雷神さえいなければ(うたつかい)
(お題の「風」を、どこまで使えるか勝負、っていう感じですね)

◯枚だけ右寄せで撮る祈り込めせめて念写で傍にいさせて
(確か、ときどき歌会に出したやつ。「念写で側にいさせて」というのが、うまく伝わらなかった感じがある)

◯海底行 小旅行気味 通学路 高速鉄道的緑亀
(全部漢字で短歌を作れないものかな、と思って作ってみたやつ)

◯「聞く限り俺ら生命の種らしい」「えっ!?」「マジ!?」「ウソでしょ!?」(@ティッシュ)
(「ティッシュ」ってお題っで、「オナニー」って単語を使わずにどう表現できるかにチャレンジしてみた)

◯レーシック手術を終えたヒナよまず僕を見て 恋じゃなくてもいい
(ときどき歌会に出したやつ。刷り込み効果のことを書いたつもり。視力が良くなって最初に自分のことを見てくれたら、親鳥のように思ってもらえないか、という願望ですね。あと、「恋じゃなくてもいい」は、BLのつもりだったんですけど、これは伝わらなかったようです)

◯乗客の中に江戸川コナン君いますよね?だって爆弾あるし
(「機長が突然アナウンス」みたいな感じのお題で作ったもの。「爆弾」があるから「コナン」がいるはず、という論理の逆転が面白いかな、と)

◯”家”に着く「おかえりなさいませ」ですぐ魔法に掛かる3000円で
(メイド喫茶のことを書いてるつもりなんだけど、伝わるかなぁ)

◯3月が続くのならば正確に電車が来ない世界でもいい
(4月になってほしくない(卒業したくないとか入社・入学したくない、みたいなイメージです)、そのために何か手放さなきゃいけないなら、みたいな感じの歌です。主体にとっては、「電車が正確に来る」ってのは、結構大事な価値観なわけです)

◯スカートもめくれやしないピエロだしあだ名で呼べばイジメじゃない
(「サーカス」ってお題で作った歌。「サーカス」ってお題が難しかったんだよなぁ。要するに、イジメられてる子がいて、脅されてもスカートもめくらないんだけど、でも俺たちは戯れてるだけだし、ほら、ピエロなんて可愛いあだ名で呼んでるんだから、イジメなわけないじゃん、って感じですね)

◯新しい命を宿す容れ物よ アイライン引く右手付きのね
(これは結局、どこにも出さなかったやつ。自分の中では「新宿」っていうお題で作ったやつ。倉野歌会の参加する際、勝手が分からなかったので、一応あらかじめ作っておいたやつ。集合場所が「新宿」だったので)

◯「”小麦色の肌”って白じゃないんだね」と言う子に見せたかった故郷
(こういう発想勝負の歌って、思いつくと楽しいです)

◯ニッポンって何大陸にありますか?メジャーなスープは何色ですか?
(外国人が、異国を捉える時に、スープの色を聞いてきたら面白いんじゃないか、みたいな発想で作りました)

◯藍は青よりい出て藍より青くセブン-イレブンがあれば生きれる
(これは、なんか僕なりの繋がりがあった気がするんだけど、忘れちゃったな 笑)

◯数多ある観覧車だけ回ってる人類がもういない世界で
(短歌ってこういう、ただ描写するだけで何か伝わるものがあるって感じが、面白いと思います)
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[7629] 愛の奥野高志と申します。

愛の奥野高志と申します。
素晴らしい記事なので、また見たいと思います。
更新楽しみにしてます。

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)