黒夜行

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回転ドアは、順番に(穂村弘+東直子)

内容に入ろうと思います。
本書は、共に歌人である穂村弘と東直子が、メールで短歌をつけあい、それを編集者が一遍の物語風に編集することで生み出された、ちょっと変わった詩集です。相手の歌や言葉にインスパイアされる形で短歌が次々と生み出され、数百回にも上るメールのやりとりを経て、男女の出会いから始まるストーリーが生み出されていく。
といいつつ僕は、本書を読みながらは、その「ストーリー」をきちんと理解出来はしなかった。文庫化に際して、両著者による自作解説が付記されたようだが、その自作解説を読みながら、なるほどこんなストーリーだったのか、と理解した次第。なんとなく漠然としたものは感じていたけど、説明されなければわからない部分もあった。
とはいえ、全体のストーリーがどうとかに関係なく、繰り出される短歌と、短くつけられた散文(詩)が、とても良い。すべてが好きなわけではもちろんないのだけど、短歌も散文(詩)も、凄く好きな雰囲気で、気になってしまうものが非常に多かった。
そんなわけで今回の感想は、自分が気になった短歌について、即興で感じたことを書く、みたいな感じで感想を書いてみようと思う。短歌をちゃんと読み始めたのは(と言っても2~3冊)、ここ1週間ぐらいのことなんで、短歌の解説とか読解なんてまあ出来るわけはないんだけど、まあ初心者の無知と傲慢さで押し通すとして、無茶を承知でやってみます。

「眩しくて 何も言わないゆびさきに触れる理由を考えていた」

具体的な光景が浮かぶわけじゃないんだけど、なんだろう、気になる短歌だ。「何も言わないゆびさき」という表現が、きっと一番好きなんだな。「眩しくて」というのがどこに掛かるのかちゃんと分からないんだけど、眩しいなっていう情景が、手を繋ぎたいっていう衝動と結びついたのかな。


「海で洗ったひまわりを贈る 未発見ビタミン的な笑顔のひとに」

これはもう「未発見ビタミン的な笑顔」っていう表現が図抜けて好きだなぁ。「未発見ビタミン的な笑顔」って、なんかよくわかんないけど、今まで見たことないような印象を残す笑顔だってことだよなぁ。しかも「ビタミン的」っていうのが、わっとした明るさみたいなのを含んでいて、前半部の「ひまわり」と併せて、全体の光の感じがとても素敵。


「相撲取りの手形にてのひら当てながらサイダー頼む夏の食堂」

こういうストレートな感じも嫌いじゃないんです。情景はストレートに想像出来るんだけど、「相撲取りの手形」から始まる非日常感と、着地点である「夏の食堂」の日常感の一連の緩やかな連続感がいい感じです。


「震えながら海からあがるもういいやモスバーガーに眠りにゆこう」

「震えながら海からあがる」っていうのが、そうそう、って感じします。真夏とかでも、海に入る瞬間と、海から出てしばらくしてからの寒さって、やっぱりありますよね。その「そうそう」っていう感じから、「モスバーガー」っていう固有名詞に振られる辺りもいい。っていうか、なんとなく、固有名詞が出てくると気になっちゃうんだよなぁ。


「終電を見捨ててふたり灯台の謎を解いてもまだ月の謎」

「灯台の謎」「月の謎」っていうのが、どんな謎なのか僕らには分からない、でもふたりには分かってるし、解けた喜びを共有出来るし、それは「終電を見捨て」るだけの価値のある喜びで、みたいなのが、するっと伝わってくる感じ。でもホント、「灯台の謎」「月の謎」って、なんだろうなぁ


「観覧車昇るよきみはストローをくわえて僕は氷を噛んで」

これは、「ストローをくわえ」る、「氷を噛」むというのが、男女のあり方を違いをうまく切り取っている感じがして良い気がします。確かに、「ストローをくわえ」るのは女性だし、「氷を噛」むのは男なんだよなぁ、と思えてしまう。飲み物を違った風に切り取って男女の違いを浮き彫りにする感じが素敵


「隕石で手をあたためていましたがこぼれてしまうこれはなんなの」

なんかこれは、凄く好きです。でも、なんでこれが好きなのかは、全然分からない。「隕石で手をあたため」るなんて、あり得ないシチュエーションだし、あたためている手から「こぼれてしまう」ものがなんなのかもわからない。わからないのは、あたためてる本人も同じなんだけど。なんなんだろうなぁ、この短歌は。不思議です。


「ゆめのなかでは十二羽の鳩である一人のひとを殺し続ける」

これも凄く好きなんだけど、なんで良いと感じるのか全然理解できない。正直、全然意味わかりませんしね。「十二羽の鳩である一人のひと」っていうフレーズがきっと凄く好きなんだけど、全然意味はわからない。なんか凄く、自分では抑えきれない衝動を抱えているのかな、って気もするけど、そうだとしてもきっとその本人も、それがどんな衝動なのかわからないんでしょうね


「自転車に鍵をかけたらもうここにもういられないなくしたんだもの」

これも、たぶん言葉の響きで好きなんだろうなという気がする。意味は、よくわからない。いや、これはたぶん、想像力があれば意味の通る内容なんだろうな。僕には、ちょっと捉えきれない。何をなくしたんだろう?どうしてここにはいられないんだろう?結局この人はどうしたんだろう?そういう広がりも好きなのかな。


「ひまわりの擬態を一晩したままであなたを待っていました ここに」

最後の「ここに」の余韻がまず好きなんだろうな。「ここに」なんなんだろう?来て?届けて?触れて?色んな言葉が入りそうだ。それと、「ひまわりの擬態を一晩」するという情景が、シュール過ぎて楽しい。もちろん実際にしたわけじゃなくて、そんな気分で「あなたを待っていました」ということなんだろうけど、それでも「ひまわりの擬態」をするような気分ってどんなだろう?ってちょっと楽しい


「やさしくてあまくくるしいあのゆめは柑橘類の戦争だった」

これははっきり、「柑橘類の戦争」っていうフレーズに惹かれています。どうしてこんなフレーズを思いつくんだろうなぁ。意味は全然わかんないんだけど、とにかく「柑橘類の戦争」っていうフレーズの響き、イメージ、広がりみたいなものが素敵です。


「うわごとで名前を呼んでくださればゆきましたのよ電車にゆられ」

これは凄くいいですね。東直子はこういう会話調の短歌を結構書くイメージがあるんだけど、「これを実際に言ってるんだとしたらなんか惚れるな」っていう感じ。特に「うわごとで」が見事ですね。ただ名前を呼ぶだけではない、「うわごとで」呼ぶ、というところが、苦しさとか淋しさとかまとまりのつかない気持ちとかが内包されているような感じがして素敵です


「トマトジュースのグラス掲げてウエディングドレス溢れる廊下を泳ぐ」

情景はパッと浮かぶのにあり得ない光景。あり得ない光景なのに、情景はパッと浮かんでしまう。短歌の中には、そういうものて結構あるイメージがあって、これもまさにそう。「ウエディングドレス溢れる廊下」で何故「トマトジュースのグラス掲げて」いるのか。最後の「泳ぐ」という表現も、ウエディングドレスが周囲を囲っている感じ、そして選んでいる人、選んでいる人を見ている人のウキウキした感じが伝わってくるようで良いと思います。


「くちづけは暴走族の落書きのまるで読めない漢字の前で」

情景はパッと浮かびます。でも、あれ?とも思う。まずこれは、誰かが誰かに向かって言っているのか?(落書きの前でくちづけをしようよ、と言っているのか) あるいは、そういう情景を切り取っているのか。それが男女どちらの意志なのか分からないけど、相手の意志に身を任せた方は一体落書きの前でくちづけすることをどう感じているのか。言っていることはわかりやすいのに、色んな疑問符が瞬時に立ち現れる、というところが好きなのかな


「水かきを失くした指をたまさかに組みかわすとき沁み合うものを」

これはもう完全に、「水かきを失くした指」という表現にグッときています。凄いよなぁ、こういう発想に到れる人って。「水かきを失くした指」って、結局普通の指のことなのに、「水かきを失くした」って言われるだけで、凄く大事なものを失ったような(元から持ってなかっただけなのに)気分になってざわざわします。凄いと思う


「空転の車輪しずかに止まっても死につづけてる嘘つきジャック」

これも凄く好き。情景は全然分からないけど、「止まっても」「死ぬ続けてる」っていうこの対比が好き。自転車で事故にでも遭ったのか。それで、自転車も人も弾き飛ばされる。自転車の車輪は空転し、しばらく動的な世界に身を置くけど、やがてそれも止まってしまう。しかし、もうその頃にはずっと、「嘘つきジャック」は「死につづけてる」わけだ。「嘘つきジャック」というのもなんだかよくわからないけど、でもピタっとくるような感じがある


「手術台でブルーベリーの口移しめざめるめざめるめざめるために」

「手術台でブルーベリーの口移し」っていう光景がちょっと凄まじいな、と。しかもそれが「めざめるため」なわけです。意味が分からない。その支離滅裂な感じが、これを実行している(あるいは実行しようとしている)人間の支離滅裂さを表現しているようで、なんか好きです。


「(いちばん近い消火器までの距離×虫歯の数)にて永遠に待つ」

こんなん、一体どうやって思いつくんでしょう?僕が100年考えても、絶対にこんな文章頭の中から出てきません。この短歌は、その発想の跳躍度合いに驚かされた。



「「洪水の中であなたはなにもかも失ったのよ」写真は笑う」

これも、情景がパッと浮かぶ感じがします。「「洪水の中であなたはなにもかも失ったのよ」」と自分に言い聞かせている。失ったものの大きさを噛み締めている。そしてそれは、二人で撮った笑っている写真を見ることで、より増幅されていく。恋愛の短歌だ、という知識なしで読めば、「洪水」というのをそのまま受け取って、大震災によって「なにもかも失った」人が、流されずに残った一葉の写真の中の笑顔に気づく、という風にも読めるかも。


「歩くなら一人がいいの青空に象のこどもがうまれたように」

パッと情景が浮かびますね。「象のこども」というのは、きっと雲のことでしょう。青空に、ポッと生まれた小さい雲の塊。まるで「象のこども」のように見えるその雲が青空にぽつんと浮かんでいるみたいに、私は一人で歩きたい、という感じでしょうか。ストレートな感じが好きなんだと思います。


こんなんで内容に触れたことになるのかどうか分からないけど、パラパラページをめくるだけでも気になる短歌が見つかるだろうし、初めから読んでいくと、きっと分かる人には、男女の恋が深まっていく過程が、短歌という短い表現によって浮き彫りにされる感じを味わうことが出来ると思います。物語るという観点からすると、凄く斬新で新しい表現だと思うし、独立した短歌としても気になる作品が多いように思いました。こんなメールのやりとりをずっと続けられる相手がいる、っていうのはなんかいいですね。是非読んでみてください。

穂村弘+東直子「回転ドアは、順番に」


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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
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3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
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12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
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5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
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9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)