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見て見ぬふりをする社会(マーガレット・ヘファーナン)

内容に入ろうと思います。
本書は、まさにタイトル通りの本で、世の中で起こる様々な「見て見ぬふり」を取り上げた作品です。本書が他の作品と若干毛色が違う点を指摘するとすれば、それは著者が学者ではない、という点でしょうか。通常本書のような作品は、心理学系の学者によって書かれることが多いと思いますが、本書の著者は様々な企業の役員や社長をしている人物のようで、だからこそ、取り上げられている事例が現実に軸足を置いたものが多いような気がします。

『大規模な事故や災害の前には、後悔してもしきれないパターンがある事が多い。早い時期に何度も警告(シグナル)が発せられていたのに無視されていたとか、基本的な想定に誰も疑問を持たずにいたなどの状態があって、そこに災害が起こると、後になって、あのときちゃんと情報を理解していたら防げたと知り、さらに苦しみが大きくなる。このパターンは911の同時多発テロや、西側の経済を襲っている金融危機や、福島原子力発電所の事故に顕著に見られる。それぞれの出来事は悲劇的だが、これほど被害が大きくなったのは人災であり、防ぐ事ができたという事実が、混乱した状況をさらに苦しいものにしている』

これは本書の冒頭である「日本語版刊行に寄せて」の最初の部分だ。この後に続けて著者は、福島第一原発事故について触れている。著者によれば、「すべての証拠が揃ってみると、福島は典型的な見て見ぬふりの事例だ」となる。

『不安になる情報の隠蔽は世界中の組織で起こっている現象だ。その情報により多大な経費がかかることがわかっている場合に、特に起こりやすい。そしてこういう場面で内部告発者が生まれる』

『小さな出来事が続いて起こっていたというのも典型的だ。弱いシグナルが出ていても、それ自体にはそれほど大きな意味がないので、見過ごされることが多い。こういうシグナルは積み重ならないと意味を持たないのだ。そして、誠実で、こうしたシグナルに警戒している従業員は、騒ぎを起こしすぎだと批判されやすい。実際は、経営者自身が問題へとつながるパターンが出ていないか、注意深く観察するべきなのに。』

『もっとも重要なのは、彼らが―そうではないと革新できるような根拠がないかぎり―悪いニュースは絶対に歓迎されないと考えていることだ。私は世界でも指折りのすばらしい組織のいくつかで仕事をしてきたが、どこでも従業員たちはこうした考えを持っていた。悪いニュースを報告しても、善意の対応を受けると思っている者は誰もいない』

本書を読めば誰にでも理解できることだが、「見て見ぬふり」は、個人の資質によるものではない(そういう場合もあるが)。それは、誰にでも起こりうる。自分だけは大丈夫、と思っている人はたくさんいるだろうが(僕もそうだ)、しかしそれは、たまたまこれまでそういう状態に出くわさなかっただけだ(いや、あるいは、既に今の時点で見て見ぬふりをしているのだけど、それに気づいていないだけかもしれない。これも、十分にあり得る話だ)。本書で様々な具体例が提示されるが、自分だけはその罠に陥るはずがない、と思うことは止めた方がいい。あらゆる心理学の実験が、そして現実に起こった様々な事件が、そのことを如実に示している。僕達に出来ることは、どんな風に見て見ぬふりが現実に起こり得るのかを知り、意識に留めておくことぐらいだ。だからこそ本書のような本を読んでおいた方がいいと僕は思う。「オレオレ詐欺」という詐欺の方法がある、という事実を知っていれば、まだ多少対処の余地が出てくるのと同じように、世の中にこんな見て見ぬふりの事例があるのだと知ることが、あなたの現実の行動に少しは影響を与えるかもしれない。
本書は、各章毎にそれぞれテーマが違う。11の章で様々な「見て見ぬふり」の事例が紹介され、最後の第12章で、「見て見ぬふりに陥らないために」という文章が続く(実は僕はまだこの「見て見ぬふりに陥らないために」という文章は読めていないのだけど)。11の章でどんな見て見ぬふりが紹介されているのか、いくつかざっと説明していこう。
まずは、人間は馴染みのあるものを好む傾向にある、という話だ。当たり前だと思うだろうが、これによって人間の視野はどんどん狭くなっていく。

『この二人のような、異質なものよりなじみのあるもの、未知のものよりよく知っているもの、調和しないものより居心地のよいものを好むという傾向に人は陥りやすいが、それは重大な結果を招く。事故認識から脱することがないまま、自分の価値を肯定するような人間関係や組織や街やシステムや文化を築き、異なるものに触れることが少なくなる。ここから見て見ぬふりがはじまるのだ』

『我々は自分が好きだ。それはなによりも自分のことはよく知っていてなじんんでいるからだ。だから我々は自分によく似た人、あるいは自分と何か共通点があると思う人が好きだ。そういう人はなじみがあって安全な感じがする。そしてなじんだものには安心するというこの感覚のせいで、さらに自分自身が好きになる。不安を感じないですむからだ。所属している。プライドが高くなる。幸せを感じる。人は自分をよく思いたいし、安心していたい。そしてなじんだものや自分に似たものにかもまれた環境はこの欲求を十分に果たす。
問題はこのぬくぬくして安全な輪の外が見えなくなってしまうことだ。』

『人は同じような考えの者同士で固まっていたいという本能があるせいで、違う種類の人々や価値観や経験に触れることが少なくなる。ゆっくりと、しかし確実に、自分の知っていることだけに集中し、他のすべてが見えなくなっていく。現代は以前より選択肢自体は増えたのに、狭い好みを守るようになった』

『こうして見て見ぬふりがはじまる。意識して積極的に見て見ぬふりをするのではなく、一連の洗濯の結果、ゆっくりと、しかし確実に視界が狭くなっていくのだ。視野が狭まっていることを本人は自覚できず、ほとんどの人がそのまま広く豊かな世界が見えていると思いたがる。しかしそれは日常のごく小さな洗濯にまでおよんできて、自分に肯定的な考え方と価値観にぬくぬくとひたり、埋没していく。そしてこの経過でもっとも恐ろしいのは、視野がどんどん狭くなっていくと、さらに居心地よさと自信を感じるようになることだ。目の前の世界は縮んでいっているのに、たくさんのものが見えている気分になってしまうのだ』

こういう感じは、本屋で働いているとよく感じる。僕は、小説ばっかり読んでいると飽きてくるし、ましてや同じ作家の本ばっかり読んでいるとより飽きてくるのだけど、多くの人は、決まりきった作家の作品しか買っていかないように僕には見える。実際にはどうか知らないけど、お気に入りの作家以外には手を出さない、と決めているかのように見えることがある。あるいは、とにかくみんなが読んでいるもの(つまり、売れているもの)がどんどん売れていく。まあこれは当然と言えば当然だけど、そんな本まで「みんなが買っている」というだけの理由で売れるものなのか、と驚くことがある。

次は、愛の問題だ。愛が介在すると、本来見えるはずのものも見えなくなってしまう。いくつかの事例が取り上げられるが、印象的だったのは、児童虐待とナチスの話だ。児童虐待では、家庭内で我が子に暴力が振るわれている兆候を目にしながらも、愛情が邪魔をしてそれを見なかったことにしてしまう。ナチスの話では、ヒトラーから特別に目を掛けられた(と本人が感じている)建築家の話が印象深い。彼は、ヒトラーから認められたというその一点だけで、自らの倫理規定に反することをやってしまう。愛がある故に医者は、親族の病気の診断を正確に下せなくなるとも書かれている。

次は、捨てることが出来ない信念の話だ。ここでは、レントゲンととあるカルト集団の話が印象的だった。
アリス・スチュワートという女性医師は、様々な調査の結果、妊娠女性にレントゲン撮影をすると、生まれてくる子供が白血病になる、という、現代から考えれば当然の結論に初めてたどり着いた。これは、ありとあらゆる結果が明らかにしていた事実だったが、しかし医学界はアリスの言説を無視した。当時医学界に大きな影響力を持っていたドール氏が自身の信念を曲げなかったことも要因の一つだが、それだけではない。

『「誰でも、ずっと間違ったことをしてきたとはいわれたくはないでしょう」アン・マーシャルは母親の発見についてそう語った。「放射線技師と助産師は母の発見をそう捉えました。自分たちが間違ったことをしてきたといわれたと。放射線科医も産科医もたくさんいますし、みな自分の仕事が気に入っていたから、それを続けたかったんです」』

とあるカルト教団を舞台にした実験は、心理学の世界で非常に有名な実験だ。レオン・フェスティンガーは、とある主婦が預言者となり人類滅亡の日を予言、彼女のシンパシーを感じる人たちが集まってカルト教団のようになっている、と知り、これはチャンスだと思い、自ら教団内部に潜り込んだ。彼が知りたかったのは、人類が滅亡するというその日に、予言通りに人類が滅亡しなかった時、それまで信じていた人たちはどんな反応をするのか、ということだった。
そしてその結果は、彼が立てた仮説通りだった。それは、「現実に反証があがると彼らの信念は強くなる」である。これは、直感的には理解し難い。普通反証があがれば、その信念を捨てるしかないと思うだろう。しかし現実は違う。現実に反証があがることで、信念はより強く増強されるのである。

モンタナ州リビーで起こった出来事は、福島第一原発事故を思い起こさせる。リビーにはかつて鉱山があった。まともな職がなかったその町では、鉱山での仕事は夢のようだった。給料はとても良かったのだ。しかも、会社がレントゲン代を負担してくれる。素晴らしい。
しかし次第に、鉱山で働く人、そしてその家族に健康被害が広まっていく。それはアスベストによるものだった。アスベストによって両親を失った一人の女性が、この問題に立ち向かう。事実を調べ、世間に公表しようとしたのだ。
しかしそれは、周囲の住民の反対という驚くべき反応を引き起こすことになる。ほとんどの住民が健康被害を抱えているというのに、声をあらげようとするその女性の動きを批難したのだ。
これは、現実を直視したくない、という心の動きから起こるものだ。現実を見さえしなければ、悪いことは何も起こらなかったことになる。そんな風に信じているかのように。この考え方は、福島第一原発事故における放射能汚染の問題にも繋がるのではないかと思う。

人が集団に同化しようとしてしまう性質を持つ、ということも、様々な実験によって明らかにされている。有名なのは、いくつかの長さの違う線を見せられて、どれが一番短いかを答えさせるもの。被験者以外は全員サクラで、サクラは明らかに一番短いわけではない線を答えるように言われている。すると被験者も、明らかに一番短いわけではない線を選ぶ傾向が強くなるという。
金融危機を引き起こしたサブプライムローンも、同化によって引き起こされたと考えている。

『サーノフが見たのは、増幅されていく見て見ぬふりだった。みな間違っているのを知っていても、目をそらしていれば、自分も他人も見なくてすむ。これほど大規模な見て見ぬふりの合作あるいは共謀は、1930年代の全体主義体制以来かもしれない。しかしこの同化には独裁者はいない。市場があるだけだ。そしてこの出来事で一番の難題は、市場の競争が激しくなるとそれだけみなが画一化されてくるという点だ』

様々な人間を集めて集団を作ることで、多様性が生み出されると考える人も多いだろう。しかし、実際はそうならないことの方が多いという。

『ビジネスでは、企業は社員間の競争を助長するが、これはそうすることによって社員たちのもっともいい面を引き出せると考えているからである。そして従業員たちをチームに分けるのは、なにかの判断を下す際、一人よりも異なった人々からなる集団の方が、いい判断を下せると考えられているからだ。しかしこのようにグループで仕事をさせることにおける問題は、個人が影響を与えあうことによって、多くの可能性が消えてしまうことだ』

『同化に伴うもっとも大きな危険は、なにかに所属しているという感覚(これによって安全だと感じる)があると、我々は危険性がわからなくなり、通常より大きなリスクを冒すようになることだという』

さて、最後に、金は人を幸せにするわけではない、という話をいくつか引用しよう。

『消費すればするほど、さらにほしくなるのだ。しかし人はそのトレッドミルから降りることはない。少なくともつかの間だけはいい気分にさせてくれる、快楽の中毒になっている』

『実験者は金は個人の努力を引き出す上では大きな動機になるが、社会的には負の副作用を伴うと結論づけた。自分自身の利益と他人への配慮の衝突は誰もが経験するが、金は我々の利益追求の部分だけを刺激するので、自分勝手で自己中心的になる』

『経済的な優遇策に重きを置き過ぎると、大事なのは金であり、それ以外は問題ではないというメッセージを送ることになってしまう。私利私欲に訴えるような経済的な優遇策は、企業が予想しないような展開で失敗する。』

「見て見ぬふりに陥らないために」はまだ読めていないので、どんなことが書かれているかわからないのだけど、とにかく僕達は、あらゆる「見て見ぬふり」の罠に掛かってしまう可能性があるのだという自覚を持っておいた方がいい。自分だけは大丈夫、という考えこそが、さらに「見て見ぬふり」を助長させるのだということを肝に命じた方がいいのだろうと思う。それはなかなか難しいことだろうけど、見て見ぬふりが個人の人生や社会にどれだけ大きな影響をもたらすのか、本書を読めば様々な実例と共に知ることが出来る。油断は禁物だ。あなたの人生のどこかにもきっと、「見て見ぬふり」という落とし穴が待ち構えているはずだ。少しでも見て見ぬふりへの意識を強めるために、是非読んでみてください。

マーガレット・ヘファーナン「見て見ぬふりをする社会」


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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
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3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
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新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
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新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
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3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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