黒夜行

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アフガン、たった一人の生還(マーカス・ラトレル)





内容に入ろうと思います。
本書は、世界最強とも謳われる<米国海軍SEAL部隊>に所属する著者が、アフガニスタンで4人でも作戦従事中にタリバンの兵士に襲われ、4人対数百人の激烈な戦いをくぐり抜け、たった一人アメリカへ帰還を果たした男の、慟哭と悔恨と怒りに満ちたノンフィクションです。
彼らは、たった一人の羊飼いを見逃したことで、絶望的な危機に置かれることになった。

『この男たちを自由にするなんてことは、絶対にできない。だが困ったことに、おれにはもう一つの心があった。それはクリスチャンの心だ。そしてそれはおれを圧倒しようとしていた。心の裏側で、これらの非武装の男たちを平然と殺すのは間違っていると、何かがささやき続けていた。』

『まっすぐにマイキーの目を見て、おれは言った。「こいつらを解放するしかない」
それはおれがこの世に生を受けて以来した、最も愚かで南部的で間抜けな決断だった。とても正気だったとは思えない』

彼らは常に、任務の詳細は告げられない。しかし、自分たちが何をしようとしているのかはきちんと知っている。彼らは、9.11のテロを組織し実行に移したタリバンを壊滅させるためにここにいる。少なくとも、それが任務の一つだ。
しかし彼らは同時に、<交戦規則>に縛られてもいる。これはざっくり言えば、「民間人は殺してはいけない」という規則だ。
本書は著者の、<交戦規則>への怒りの物語でもある。

『けれども、レンジャー、シール、グリーンベレー、その他何であれ、そういった米軍先頭兵士たちの観点からすれば、交戦規則は非常に深刻なジレンマを突きつける。おれたちもそれを守らなくてはならないことは理解している。なぜならば、それはおれたちが仕えると誓った国の法のもとに定められたルールだからだ。しかし、それはおれたちにとっては危険を意味する。世界的なテロとの実践場でのおれたちの自信の土台を揺るがす。さらに悪いのは、それはおれたちを不安にし、弱気にし、ときに及び腰にさせる』

何故彼らは<交戦規則>を恐れるのか。それを理解するために、羊飼いを解放するかどうか議論をしている時に、マイキーが言ったセリフの一部を引用しよう。

『(羊飼いの)死体が見つかったら、タリバンのリーダーたちはアフガンのメディアに大喜びで報告するだろう。それを聞きつけた我が国のメディアは、野蛮な米軍についての記事を書き立てる。ほどなくおれたちは殺人罪で起訴される。罪なき非武装のアフガン農夫を殺したからだ』

<交戦規則>は、非武装の民間人を殺してはならないと定めている。これが、アメリカが自ら立てた戦争のルールだ。しかし、現場ではそんなこと言っていられない。この羊飼いは、確かに非武装だ。ただの羊飼いかもしれない。しかし彼は明らかにアメリカに対する憎しみをその目にたたえている。解放された後、彼はどうするだろうか?タリバンにこの場所を伝えはしないだろうか?いや、間違いなく伝える。というよりも、タリバン側は、どうすれば戦争が有利に運ぶかをきちんと知っていて、アメリカの<交戦規則>を利用しているのだ。彼らが非武装の民間人を殺せないことを知っているタリバン側は、それを利用して情報を集め、またその民間人が殺されるようなことがあれば徹底的に利用するのだ。
それを助長するのが、自国アメリカのメディアである。メディアは、話題になればどんなことでも取り上げる。たとえそれが、自国のために身体を張って戦争に立ち向かっている勇敢な戦士を不用意に追い詰める行為だとしても。

『アフガニスタンにおける交戦規則には、おれたちは非武装の一般市民を撃っても、殺しても、負傷させてもいけないと明記されている。しかし、その日武装の一般市民が、おれたちが取り除こうとしている違法部隊の熟達したスパイだった場合はどうだろう?または、一般市民を装ってはいるが、実は様々な形態をとって散らばる、きわめて強力な秘密の軍隊で、アフガニスタンの山岳地帯を這い回っているのだとしたら?』

『こういったテロリスト/暴徒は、イラクでもそうだったが、おれたちの交戦規則のことを知っている。それはおれたちのルール、世界のより文明が開けた側である西側諸国のルールだ。そしてテロリストというテロリストが、このルールをどうすれば自分たちの味方につけられるかを知っている。でなければ、駱駝遣いたちは銃を持ち歩いているはずだ』

『おれたちはそこに行く。一日中。毎日、しっかり任務をまっとうするか、あるいは途中で死んでしまうか―アメリカ合衆国のために。しかし、おれたちに誰を攻撃していいかを指図するのはやめてくれ。その決定はおれたちに、軍に、委ねられるべきなのだ。進歩的なメディアや政治家のグループがそれを受け入れられなければ、戦場では死ななくていい人間が死ぬ羽目になる』

『シールは他のどんな的にでも対処できる。ただし、それは合衆国におれたちを刑務所に入れたがっている人間がいなければ、の話だ。だからといって、相手が非武装のアフガン農民に分類される可能性があるというだけの理由で反撃することおもできずに、喉を掻き切られるのをただ待って山の仲をうろうろしているなんてことは絶対にごめんだ』

『今のおれのこの姿を見てくれ。拷問され、撃たれ、爆破され、最高の仲間を全員失った、無力なこのおれを。すべては自国のリベラル派を恐れたからだ。民間の弁護士を恐れたからだ。もしもきみが、ときに死ぬべきでない人が死んだり、罪なき人々が死ななくてはならなかったりするような戦争に巻き込まれたくなかったら、最初からそんなものには近づかないほうがいい。なぜなら、それは起きるべきして起きるからだ。死に値しない人々を殺すtいう、ひどい不正義。それこそが戦争なのだ』

彼らは、たった一人の羊飼いを見逃したことで、遮蔽物もない、戦闘的にはほぼ絶望的な状況の中で、しかも恐るべき訓練を受けているとはいえ、たった4人しかいない中で、数百人のタリバンに囲まれながら現状を打破しなくてはならない事態に陥る。普通、そこから生還することはまず不可能だろう。タリバンの数百人の兵士も、決して訓練されていないわけではない。戦術はきちんと理解しているし、銃の扱いも下手ではない。そんな彼らを相手に、たった4人で立ち向かった著者を含む4人のシール部隊のメンバーたち。
この戦闘は、本当に凄すぎる。親指を吹き飛ばされても、腹を何発か撃たれても、何度も崖から落ちても、彼らは戦い続ける。凄まじいとしか言いようがない。この凄さは、とても表現できないので、是非とも本書を読んで欲しいのだけど、これほどまでに超人的な戦い方が出来る人間がこの地上にいるのか、と思わされるほどだった。彼らは、最後の最後まで、決して諦めないのだ。

『世界中のどの三人の男をとっても、あの山岳地帯で、おれの仲間たちほど勇猛果敢に戦った者はいない。ほぼ完全包囲された状態にありながらも、おれたちはまだ最終的には敵に勝てると信じていた。まだ、弾はたっぷりあった』

『おれたちが万全の状態でないことはわかっている。それでも、やはりおれたちはシールだ。何ものおそれは奪えない。おれたちにはまだ自信があった。そして、おれたちは絶対に降伏はしない。いざとなれば、銃を相手にナイフででも死ぬまで戦ってやる』

普通の人間からすればどう考えても絶体絶命としか思えない状況だ。タリバン兵は、殺しても殺しても、次から次へと湧き出てくるようにやってくる。彼らにはほとんど無限の補充のように感じられたのではないか。しかも彼らが戦っていたのは、まともな遮蔽物が存在しない荒野だ。これが彼らの戦い方をさらに難しくする。というようなことをどれだけ書き連ねても、彼らが置かれた状況を説明することは出来ないのだけど、そんな状況でも彼らは、ほとんど最後の最後まで希望を失うことがなかったのだ。
結局タリバン兵との戦闘で、仲間の三人が命を落とした。著者が助かったのは、強靭な精神力ももちろんあるが、かなり運も大きかっただろう。とにかく著者は生き延びた。
しかしここからがさらに問題なのだ。著者は、撃たれ、骨が折れ、全身に激痛が走る中、連絡手段も持たないままアフガンの荒野に取り残されたのだ。アメリカ軍と連絡を取る手段はない。周囲にはまだタリバン兵が山ほどいて、見つかるわけにはいかない。
そんな状況の中で、著者はいかに救助されたのか。これはまるで映画のような展開で、こちらも凄いとしかいいようがない。彼がどんな風に救助されたのか、それは是非本書を読んで欲しいのでここでは書かないけど、あらゆる幸運があ折り重なるようにして実現した奇跡の生還と言っていいと思う。そもそもあの戦闘を生き延びることが出来たことも奇跡だったし、ほとんど動かないはずの身体で相当な距離を、しかもタリバン兵から隠れるようにして移動出来たことも奇跡だし、さらにその後に起こったこともまさに奇跡だった。アメリカでは、シール部隊全員が死亡した、と報じられていたらしい。当然だ。しかし、シールの仲間たちには、こんなモットーがある。「死体が上るまでは決して潜水工作隊員の死を決めつけてはならない」。そのモットーに従ってアフガニスタンで作戦に従事していた存在も、彼の生還を決める一つの要因になった。
彼は、戦闘で死亡した三人の仲間がいかに勇敢で素晴らしい闘いをし、最後の最後まで諦めることがなかったか、それを遺族に伝え、またこうして本に書き記すことにその後の時間を大いに使うことにした。そして驚くべきことに、彼はまたアフガニスタンの戦場へと戻っていったらしい。
彼らがどうしてそこまで強靭でいられるのか。それは、シールになるための訓練の描写が明らかにしてくれる。この訓練の描写は、本書の前半に描かれているのだ、その凄まじい訓練内容は、常軌を逸していると僕は思う。あと一歩で死ぬ、というところまで全員を追い込み、多くの人間を脱落させ、そうやって最後の最後まで残った人間だけがシールと認められる。その訓練がどれだけ凄まじいか、それはとても短くは表現できないのだけど、この経験があってこそ、彼らはどんな絶望的な状況でも諦めることがなく、最後の最後まで戦い続け、また生き延びるための努力を続けることが出来るのだな、と実感させられる。
しかし一点、僕としては非常に残念な点がある。本書は、内容は非常に面白いのだけど、構成が惜しいと思う。本書では、著者の生い立ちやシールになるための訓練がまず描かれ、それからアフガニスタンでの戦闘・生還が描かれるという、大雑把に言って時系列順に描かれているのだけど、僕はアフガニスタンでの絶望的な戦闘シーンから本書を始めるべきだったと思う。全部とは言わない。その一部でもいいから、まず彼らがどれだけ絶望的な状況で戦闘に巻き込まれたのか、それを冒頭に持ってくるべきだったと思う。本書の構成のままだと、本書の中で最も面白い(と表現するには抵抗があるが)部分にたどり着くまでに半分以上読まなくてはいけない。確かにシールになるための訓練の描写も興味深いのだけど、やはり絶望体な戦闘シーンの方が本書の核となるでしょう。それを、一部でもいいから冒頭に持ってきて欲しかった。そこだけがちょっと残念だなという感じがしました。
とはいえ、凄まじいという単語を繰り返すぐらいしか表現のしようがないほど、とにかく凄まじい状況の連続で、まさに著者が生還できたのは奇跡と言って言い過ぎではないでしょう。また、具体的には書かないけど、本書を読むと、僕らが無意識の内に一括りにしてしまいがちな事柄が、決して単一のものではないのだということ、イメージだけで捉えてはいけないということを思い知らされるような感じもあります。本当に、凄まじい作品でした。是非読んでみてください。

マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還」



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13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
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コミック

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2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
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5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
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9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
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4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
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7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

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17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
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