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ある奴隷少女に起こった出来事(ハリエット・アン・ジェイコブズ)





『ハリエット・アン・ジェイコブズという無名の著者が、アメリカの古典名作ベストセラー・ランキングで、ディッケンズ、ドストエフスキー、ジェイン・オースティン、マーク・トウェインなどの大作家と、いま熾烈な順位争いを日々繰り広げている、と知ったら、皆さんはどう思われるだろうか』

『現代でも広く読まれている女性作家による女性主人公の名作「ジェイン・エア」(1847年)、「若草物語」(1868年)、「小公女(セーラ)」(1888年)と、本書はほぼ同年代(1861年)の作品である。』

『本書は、本国アメリカでも、出版後一世紀以上、完全に忘れ去られていた。出版社の倒産により、結局は自費出版という形で世に出ることになった本書は、出版当時、関係者がまだ存命だったこと、習いに当時の時代背景から、「リンダ・ブレント」なるジェイコブズのペンネームで執筆された。』

本書は、ある一人の奴隷少女が執筆した、ノンフィクション・ノベルである。晩年に、かつての記憶を掘り起こしながら書いたこと、またリンダ(ジェイコブズ)の手記という形式で書かれているので、その中で悪く書かれた人間の主張を知ることも出来ない。という意味で本書は「ノンフィクション」ではなく、「ノンフィクション・ノベル」だと解説の佐藤優は語る。しかし、だからと言って本書が「ノンフィクションではないわけではない」とも書く。ジェイコブズは、できうる限り、当時の心象風景まで含めて、正確に記述した。ジェイコブズの記述は、その後の研究でほぼ事実だったと証明されている。

『読者よ、わたしが語るこの物語は小説ではないことを、はっきりと言明いたします。わたしの人生に起きた非凡な出来事の中には、信じられないと思われても仕方がないものが存在することは理解しています。それでも、すべての出来事は完全な真実なのです。奴隷制によって引き起こされた悪を、わたしは大げさに書いたわけではありません。むしろ、この描写は事実のほんの断片でしかないのです。』

『わたしは注目を求めて、自分の経験を書いたのではありません。それはむしろ逆で、自分の過去について沈黙していられたならば、そのほうが心情的には楽であったでしょう。また、苦労話に同情してもらう意図もありません。しかし、わたしと同様に、いまだ南部で囚われの身である200万人の女性が置かれている状況について、北部の女性にご認識いただきたいと思います。その女性たちは、今もわたしと同様に苦しみ、ほとんどの者がわたしよりずっと大きな苦しみを背負っているのです』

著者のジェイコブズは、まえがきでそう書く。
「わたしの人生に起きた非凡な出来事の中には、信じられないと思われても仕方がないものが存在することは理解しています」と著者が書くのは、分かるような気がする。ジェイコブズが経験した数々の出来事は、まるでフィクションのように壮絶で、奴隷制度に馴染みのない現代人には想像も及ばない世界と言っていいだろう。奴隷制度が存在した時代でさえ、ジェイコブズの告白はショッキングだったようで、本書が120年間も忘れられていた理由を訳者はこう書く。

『読み書きができないはずの奴隷が書いたとは思えない知的な文章、奴隷所有者による暴力、強姦の横行というショッキングな描写、七年間の屋根裏生活、そして現代日本の読者すらぎょっとする、不埒な医師ノーコム(ドクター・フリント)から逃れるために、15歳の奴隷少女が下した決断―別の白人紳士の子どもを妊娠する―は、当時の読者にはかなりセンセーショナルであり、奴隷制の実情すら知らない、北部の読者の理解を超えていたため、本書は実話ではなく、「実話の体裁と取る作り話(フィクション)」だと受け止められた。』

フィクションだと思われていた作品に光を当てたのは、J・F・イエリンという教授だそうだ。歴史学者である家倫教授は、奴隷解放運動家が遺した古い書簡を呼んでいたとき、その中にたまたまジェイコブズからの手紙が紛れ込んでおり、「著者不詳のフィクション」として本書を読んだことがあった教授は、両者が同じ文体だと見抜いたのだという。そこから研究が進み、本書は、ハリエット・アン・ジェイコブズという実在の女性が書いた実際の出来事だったことが1987年に証明され、そこからアメリカで再評価されることとなった。
壮絶、という言葉では覆い尽くせないほどの現実だ。僕は以前、「ソハの地下水道」という作品を読んだことがある。ドイツ軍の占領下にあったポーランドで、ユダヤ人が地下水道に14ヶ月も隠れて住み生き延びたという実際の出来事を元にした作品だ。その作品も、壮絶という言葉では言い表せないほどの現実だったが、ジェイコブズはもっと凄い。なにせジェイコブズはある時期、追ってから身を隠すために、光の差さない窮屈な屋根裏に7年間も隠れ続けたのだ。7年間!途方も無い年月だ。しかもジェイコブズの苦労は、その7年間だけに留まらない。6歳の時に、自分は奴隷なのだと知ったジェイコブズは、幸運だったほんの一時を除いて、人生の間中ほとんど苦労をし続けたのだ。強姦の強要、そこから逃れるための起死回生と思われた策、子どもたちの自由のために自らを犠牲にする人生、思い通りにいかない日々、追ってから逃げ続ける恐怖。ジェイコブズの人生は、ところどころ訪れる一瞬を除いては、休息とは無縁だった。安寧とも無縁だった。それでもジェイコブズは、挟持を失わなかった。奴隷としてどれだけ蔑まれても、人間としての誇りを見失うことがなかった。そのジェイコブズの強さが、やがてジェイコブズを自由にするための様々な道を開く原動力となったのだろう。

『あなたの心に正しいと思うものは、それが社会的にどうであれ、その代償がどうであれ、青春の最も楽しい時期の7年間、立つスペースもトイレすらない屋根裏に閉じ込められることになったとしても、つらぬく価値があると、奴隷少女のジェイコブズは証明してみせたのである』

訳者は、ジェイコブズの強さをそんな風に語る。そして、現代に「奴隷制度」は存在しないが、社会の歯車として、使い捨てのパーツとして、社会の中でボロボロになっている現代人たちに、ジェイコブズの強さに触れてほしい、と訳者は語る。誇り高き生き方を追い求めよ、と鼓舞する。
ジェイコブズは、奴隷としての生活の辛さや、奴隷制度の残酷さなどを、折々に触れて書き記す。

『だが、家畜として生まれたすべての人間に、いずれ必ず忍び寄る暗い影が、とうとうわたしに近づいてきたのだ』

『もしも、わたしの子どもが、アメリカでいちばん恵まれた奴隷に生まれるのならば、お腹を空かせたアイルランドの貧民に生まれるほうが、1万倍ましに違いない』

『わたしたちは、やっと奴隷制から逃げてきた。ここは、追手のいない、安全な地であろうこともわかっていた。でもこの世界で、わたしたちは孤独だった。愛するひとは、みんな故郷に置いてきた。悪魔のような奴隷制が、ひとの絆を、残酷に断ち切ってしまったのだ』

『ヨーロッパの貧民がいかに虐げられているかという話を、わたしはそれまでさんざん聞かされてきた。わたしがそこで出会った人々の大半が、その中でも最も貧しい人々であった。だが、茅葺きの彼らの家を訪ねてみて感じたことは、最もみすぼらしく、無知な者の状況も、アメリカで最も優遇された奴隷よりははるかに良い、ということだった』

奴隷制というのは、社会の授業で耳にしたことがあると思う。白人が黒人を奴隷として使っていた。本当に、その程度の知識しかない。白人と黒人が同じ店に入っても区別される、というような知識は、恐らく奴隷制度がなくなった後、それでも黒人への差別がなくならない、という時代の話だろう。奴隷制が存在していた時代に、奴隷がどんな風に扱われていたのか、どんな生活をしていたのか、白人がどんな振る舞いをしていたのか。そういうことを考えたこともなければ、漠然と想像してみたこともない。本書を読んで、そのあまりの酷さに、人間が発揮できる残酷さの深さに恐れを抱いた。
一方で、著者はこんな風にも語るのだ。

『わたしが経験し、この目で見たことから、わたしはこう証言できる。奴隷制は、黒人だけではなく、白人にとっても災いなのだ。それは白人の父親を残酷で好色にし、その息子を乱暴でみだらにそ、それは娘を汚染し、妻をみじめにする。黒人に関しては、彼らの極度の苦しみ、人格破壊の深さについて表現するには、わたしの筆の力は弱すぎる。』

訳者も、こんな風に書く。

『本書の登場人物はすべて、現実に存在した私のような普通の人々である。いわゆるアッパーミドルクラス出身の私が、もし当時のアメリカ南部州に生まれていたら、両親も友人も、よろこんで私を「お天気ばかりが続く気候や、鼻をつけた蔦が、家庭の幸せを守ってくれる」(第六章)と信じて奴隷所有者のもとに嫁がせただろう。そして私はすぐにそれに付随する失望に気づき、自尊心の欠如のあまり、奴隷が私をだましているのではないかと猜疑心の虜になり、鍋につばを吐いて回り、嫉妬に狂い、奴隷を鞭打つフリント夫人のようであったかもしれない、と真剣に思う』

これは正直、僕もそう思う。僕らは現代にいて、奴隷制がくだらなく醜悪でとんでもない制度だったという「常識」の中にいるからこそ、圧倒的な正しさをもってドクター・フリントやフリント夫人、あるいは本書に登場する様々な人間を批難することが出来る。しかし、自分がその時代奴隷所有者としてそこに存在していたら、どうなっていただろう?僕には、きちんとした人間らしい振る舞いが出来たかどうか、きちんとした自信は持てない。その時代では、奴隷をどんな風に扱うというのが「常識」だったのだ。それに、人間の良心はあっさりと屈してしまう。だからこそ、本書で登場する、奴隷に対して真摯で誠実な態度を取り続ける白人の存在には、ホッとさせられる。そういう人の存在があったからこそ、ジェイコブズは自由を手に出来たのだし、そしてそれは、とても奇跡的なことである。

『だからと言って、幸せな読者のお嬢さん方、憐れで孤独な奴隷少女を、どうぞあまりきびしく判断しないでください。あなたは子ども時代から、ずっと純血が庇護される環境に育ち、愛をむける対象を自由に選べ、「家庭」というものが法に守られているのですから。もしも奴隷制がとっくに廃止されていたなら、こんなわたしだって好きな男性と結婚できただろう。法に守られた家庭を持っていただろう。そして、これから物語るような、つらい告白をしなければならないこともなかっただろう』

『良識ある読者よ、わたしを憐れみ、許してください!あなたは奴隷がどんなものか、おわかりにならない。法律にも慣習にもまったく守られることがなく、法律はあなたを家財のひとつにおとしめ、他人の意思でのみ動かすのだ。あなたは、罠から逃れるため、憎い暴君の魔の手から逃げるために、苦心しきったことはない。主人の足音におびえ、その声に震えたこともない。わたしは間違ったことをした。そのことをわたし以上に理解しているひとはいない。つらく、恥ずかしい記憶は、死を迎えるその日まで、いつまでもわたしから離れないだろう。けれど、人生に起こった出来事を冷静にふりかえってみると、奴隷の女はほかの女と同じ基準で判断されるべきではないと、やはり思うのだ』

ジェイコブズの絶望が伝わってくる文章だ。ジェイコブズは、人間として誇りを持てる生き方をずっと目指してきた。黒人として奴隷という身分に貶められようが、人間としては正しくありたい、とずっと願ってきた。しかし、人間として生きていく上で当然といってもいいそのささやかな望みさえ、ジェイコブズには叶えることが困難だった。奴隷は人間ではなく、家畜や家財のように扱われていたのだ。奴隷制が、奴隷の人生をどう破壊し、人間としての尊厳をどう踏みにじられたのか。是非本書を読んでほしいと思う。
「奴隷制」といわれると、僕たちには遠い世界の話と思われるかもしれない。しかし日本にも、江戸時代の身分制度を現代まで引きずる「被差別部落」の問題が今も存在している。決して、大昔の別の国の物語ではない。現代にも通ずる、日本にも関わりのある事柄だ。人間は、様々な出来事を通じて、人間の愚かさを学ぶ。僕は歴史を学ぶことはあまり興味がないが、歴史を学ぶことは「人間の愚かさを学ぶこと」ではないかと思っている。過去を知ることで、同じ過ちを繰り返さないようにする。僕たちは今、それなりに「平等」という名の下に生きることが出来ている。しかし、この社会が、いつまで続くかは定かではない。繰り返す。人間は、愚かな生きものだ。僕たちは、まずそれを認識し、常に心のどこかに留めておかなくてはいけない。その愚かさが、新たな不幸を生み出すことがないよう、僕はきちんと知りたいと思った。人間の「愚かさ」の歴史を。

ハリエット・アン・ジェイコブズ「ある奴隷少女に起こった出来事」


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