黒夜行

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火山のふもとで(松家仁之)

内容に入ろうと思います。
本書は、それまで編集者を務めていた出版社を退職してから発表された、著者のデビュー作です。正直、デビュー作とは思えないほどの重厚さに驚かされました。
舞台は、村井設計事務所という、こじんまりとした小所帯の設計事務所だ。フランク・ロイド・ライトの元で学んだことがある所長・村井俊輔を筆頭に、事務所全体の運営を司る井口、設計の中核を担うベテランの河原崎と小林、家具全般を担当する内田、3年前の入社で全体の不備を指摘するのに長けた雪子などが、とても気持ちのよい雰囲気の中仕事をしている。
大きな仕事を請け負わず、個人の注文住宅を主な仕事にしていた村井俊輔は、世間で名の知れた建築家というわけではなかったが、しかしその設計に魅了された人からの注文は耐えなかった。同時に、村井俊輔に師事しようと、事務所の門を叩く者もおおかったが、しかしその道はほとんど閉ざされていると言ってよかった。事務所の規模的に、新しく人を雇う必要がない、そんな感じだったから、希望者がいてもほとんど村井設計事務所に入社することはできなかった。
その類まれな例外が、本書の主人公である坂西徹だ。
特別な学生だったわけではないが、かねてより村井俊輔の設計に憧れ、飛鳥山教会に至っては、神父に頼んで何度も実測をさせてもらったほどだ。
村井設計事務所に入りたい旨伝え、ほとんど誰にも門戸が開かれていなかったその扉が、何故か坂西に向けて開いた。
その理由の一端は、入社してからすぐに知ることとなる。
村井設計事務所が、国立現代図書館の指名コンペに参加することになったのだ。
文部省の大臣であり、村井俊輔の旧友でもある人物から、国立現代図書館の設計コンペに参加してもらえないかという打診があった。これほどの規模の仕事は、村井設計事務所では長らくやっていない。それで、新しく人を雇い入れもするし、村井俊輔の姪である麻里子も、いつもより長く手伝いをすることになった。
村井設計事務所は、夏になると、浅間山のふもとにある「夏の家」に事務所機能を移転する。今年の夏は、そこで国立現代図書館の設計を煮詰めていく予定だ。ふつふつと白い煙を吐き出す浅間山を背負い、雄大な自然に囲まれた別荘で、静かに黙々と進められる設計。別荘のある青栗村は、その地を別荘に開拓した者たちの開拓の歴史を深く刻み込んだ土地だが、そうした古くからの人々との関わりも細やかにある。畑で野菜を育て、ナイフで鉛筆を削り、鳥のさえずりを聞く。
何か不思議な演劇でも見ているかのように、ゆったりと麻里子との仲が深まっていく。
というような話です。
これは凄かったなぁ。僕の知識だと確か、元々大手出版社で芸術系の雑誌の編集をしていた方だと思うのだけど、それにしたって小説が書けるかどうかというのはまた別の話だろう。デビュー作で、これほどまでに重厚で丁寧で肌触りの良い物語を描けるものなのか、という驚きがある。
手練れ、という言葉が浮かぶ。
本書では、建築家が描かれる。それも、もう何十年も仕事をしてきた建築家の話でもある。それはまさに、手練れという言葉で表現すべき熟達の技であり、それは能力や経験だけではなく、時間の積み重ねによって生み出されてきたもののはずだ。木の床や家具が時間と共に飴色になっていくように、そしてそれは時間経過なしによっては生み出されないように、建築を含む芸術には、時間によって熟成される何かがあると思うし、それを「手練れ」という表現で呼んでいるのではないかと思う。
本書は、著者が初めて生み出した小説であるのに、長きに渡る時間経過を経たかのような「手練れ」を感じる。陶芸家は、土を捏ねるだけで何年も修行をしなければならないという。小説家も、言葉を捏ねるのに多くの時間を必要とするものなのではないか。しかし、著者は、それをするりと飛び越えてしまっている感覚がある。デビュー作だというのは、何かの冗談にしか思えないほどだ。
とにかく、全体の雰囲気・言葉のセレクト・流れるようなリズム、そういう文章そのものが醸し出す様々な印象が素晴らしい。言葉を、生活感のある洗いざらしの布でくるんで丁寧に並べたような雰囲気がある。高級な布とか、生活感のない特殊な布というのとは違って、何度も使い込まれているんだけど清潔な布、というイメージだ。それはまさに、生活者・利用者のことを第一に考えて設計を行なう村井俊輔の思想が小説の方にも乗り移ったかのようにも思える。
村井俊輔の建築家としてのありようを示す文章3つ引こうと思う。

『80年代早々の、どこか騒がしい、風を切るような勢いの建築の世界で、先生の作品は日本的な伝統の流れをくむ懐かしいものとして評価されがちだったが、ぼくはそうは思わなかった。事務所の運営にも先生の建築にも、日本的とはいいがたい合理性が貫かれていたからだ。』

『人の気持ちはどう動くのかという理が、先生の建築の根幹をなしている。建築は芸術じゃない、現実そのものだ、と先生が言うのは、そういうことでもあるのかもしれなかった』

『「建築家が手がけたものgは、大きな艶のある声で歌いあげるみたいなのが多いじゃないですか。でも先生の建築は、聞こえなければそれでいい、というぐらいの声というか、小さな声をつつむ小さなものというか」』

村井俊輔と対照的な建築家として、船山圭一という建築家が出てくる。指名コンペの参加者の一人として名前だけが取りざたされる。建築家には恐らく、船山圭一のようなタイプが多いのだろうと思う。自らの芸術性みたいなものを優先させる、外側にどれだけ誇示出来るかを競う、というような。しかし、村井俊輔は違う。国立現代図書館にしても、指名コンペでは触れる必要のない本棚や椅子のことまで考えている。まずそうしたものを中心に据えないと、建築というのは決まらないのだ、というような言い方をする。この作品全体が、そういう村井俊輔の思想で覆われているような、そんな印象を受けました。
本書はとにかく、建築家が書いた小説だ、と言われた方が納得できるほどの圧倒的なリアリティがある。
僕はちょっと前に、「磯崎新の「都庁」」(平松剛)という作品を読んだことがある。これは、1985年に行われた都庁の指名コンペを中心にして、日本の建築の歴史を概観するようなノンフィクションなのだけど、そこで描かれる磯崎新と村井俊輔は非常に重なる部分があるように思う。磯崎新も村井俊輔と同様、その世界では知名度がある建築家だったのにも関わらず、自らの事務所を「アトリエ」と呼ぶような小さな事務所だったし、それがその建物がどんな風に使われるのかという点に非常にこだわっていたと思う。また、本書の設定が、1982年であり、磯崎新が都庁のコンペをした当時と時代設定もほとんど同じなのだ。まだCADによる設計が行われる前の時代であり、ナイフで鉛筆を削るシーンもまったく同じだった。それに、「広場」に関する考察も「磯崎新の「都庁」」の中で出てきて(磯崎新の案の中では、広場が非常に重要な位置を占めていた)、そして本書の中でも、広場に関するこんな考察があったのだ。

『市民はそこで結婚式を挙げるそ、デンマークの王子や王女が結婚するときも、式の前にまずは市庁舎で市民の祝福を受ける。この広場がね、広すぎず狭すぎず、市庁舎のヴォリュームとのプロポーションがじつにいいんだ。ヨーロッパの広場というのは、あれは日本にはない概念だね。どこからでも自由に出入りができる。街の一部であって、あらたまった特別な場所ではない。国の王室が用意するものでもない。広場に立てば、ここは誰のものでもない場所だと感じるんだよ。だから革命が起これば、いつでも集会場になり得るわけだ。つまり広場は市民のものなんだね。日本人は広場を持とうと思ったことはないし、これからもたぶん、ないだろうが』

僕の中で本書と「磯崎新の「都庁」」が凄くダブって、そういう意味もあって、本書の建築家を描くディテールが凄まじいなと感じたのでした。作中でも、国立現代図書館の設計に関してやりとりする場面があり、そこでは実際のプランが披露される。言葉から情景を思い浮かべるのが不得意な僕には、どんな設計なのか思い描くことは出来ないのだけど、相当細かいところまで練られたプランだということは伝わってくる。これは、一体誰が考えたんだろう?著者が考えたんだとしたら、ちょっと凄すぎるなぁ。著者が一級建築士の資格を持っている、とかならまた印象は変わるのだけど。
また、建築家を描くディテールは、村井俊輔が時々口にする「建築」や「住宅」に関するちょっとした言葉の中にも潜む。

『うまくいった家はね、こちらが説明するときに使った言葉をクライアントが覚えてくれていて、訪ねてきたお客さんに、その言葉で自分の家を説明するようになる。われわれ建築家の言葉がいつしかそこに暮らす人達の言葉になっている。そうすれば成功なんだよ』

『建築家はね、やっぱり後世まで記憶されるようなものをつくらなければ、与えられた役割を果たしたことにはならないんだ』

『玄関のドアは外と内の境界線だからね、金属をにぎるぐらいの緊張感があっていい。外にあるドアのノブが木でできていると、室内が表にはみ出しているみたいで気恥ずかしいものだよ』

『そんなふうにながらく記憶に残れば、建築がうまくいっているということだね』

『割り算の余りのようなものが残らないと、建築はつまらない。人を惹きつけたり記憶に残ったりするのは、本来的ではない部分だったりするからね。しかしその割り算の余りは、計算してできるものじゃない。出来てからしばらく経たないとわからないんだな』

『家を守るというのは難しいんだ。設計をするとき、火事になりにくい家、地震で崩れ落ちない家をできるかぎり心がける。それは建築家の大事な仕事だ。でもかりにだよ、東京全体が焼け野原になるような大震災があったとして、自分の家だけが燃えず崩れずでいいのか。これはね、考えておいていい問題だよ』

『一点の隙も曇りもない、完璧な建築なんて存在しない。そんなものは、誰にもできはしないんだよ。いつまでもこねくりまわして相手を待たせておくほどのものが自分にあるのか。そう問いながら、設計すべきなんだ』

また、図書館を設計する中で、本に関する言葉も出てくる。これにはきっと、長らく出版業界にいた著者の思いもこもっているのだろうなぁと勝手に想像している。

『本をテーマにそって並べるというのは、きちんと考えてもらう価値があるね。これまでの図書館というのは、本選びを利用者に委ねる受け身のシステムだったわけだ。本を借りにくる利用者にとっては、探している本があるかどうかが肝心で、国会図書館ともなれば、国家の知的財産、文化的財産をすべて収蔵する、というのが最大の役割だからね。しかし、これだけ膨大な本が刊行されている時代に、19世紀の図書館と同じ考え方でやっていても、死蔵される本が増えていくばかりだ。利用者になるほどと思われるような新しい提案が必要だろう。』

『ひとりでいられる自由というのは、これはゆるがせにできない大切なものだね。子どもにとっても同じことだ。本を読んでいるあいだは、ふだん属する社会や家族から離れて、本の世界に迎えられる。だから本を読むのは、孤独であっても孤独でないんだ。子どもがそのことを自分で発見できたら、生きていくためのひとつのよりどころとなるだろう。読書というのは、いや図書館というのは、教会にも似たところがあるんじゃないかね。ひとりで出かけていって、そのまま受けいれられる場所だと考えれば』

あまり口数の多くない村井俊輔の、シンプルなようで深みのある言葉たちは、本書の一つの大きな支柱に、そして魅力になっているなと感じます。
さて、ストーリーについてなのだけど、こちらは本当に触れにくい。ネタバレがあるとかそういう物語ではなくて、どこかに切れ目を入れて分割出来るような物語ではないということだ。別に、複雑な物語というわけではない。シンプルといえばこれほどシンプルな物語はないだろう。しかし、読んでいると、いつの間にかギアが変わっているような感じがある。いつどこで変転したのか気づかないまま、物語がそれまでとちょっと違った方向を向く。変転した場所が非常にぼやけているから、物語を分割してこうですよと提示しにくい。そういう不思議な印象を持つ作品です。
ゆったりと流れる時間の中で、少しずつ折り重なっていく人間関係を描いていく。そうして、少しずつ、本当に薄皮のように薄い何かが堆積していって、次第にその厚みを増す、というような、ストーリーの展開を説明しようとすればこういう漠然とした表現をせざるを得ないなという感じがします。ひたひたと暖かい何かが流れ込んできて、それに包まれていくかのようなふんわりした感覚があって、特別なことが起こるわけでもない物語なのに、ページをめくらされてしまいます。
本書では、「そのもの」ではなく「そのものの周辺」をみっちりと描き出すことで、「そのもの」の輪郭を浮き立たせる、というような描写を積み重ねていっているような感じがします。だから、「そのもの」の輪郭がはっきりするまで「そのもの」は見えてこないし、「そのもの」が見えるようになってきても、それは輪郭がくっきりしているからそこにあると判断できるだけのことであって、「そのもの」をきちんと捉えられているかどうかというのはまた別の問題だ。そうやって、中心を描かないで周辺を描き固めていくことで、本書の独特な雰囲気が生み出されているような印象を受けました。
同じことを繰り返しますけど、デビュー作とは到底思えない、非常に重厚で手練た作品だと思います。とにかく雰囲気の良い小説で、どっぷりその世界に浸らせてくれます。こういう形容が適切なのかはちょっとわからないけど、村上春樹や森博嗣を連想させる作品でした。是非読んでみてください。

松家仁之「火山のふもとで」


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9位 松家仁之「火山のふもとで
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13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
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小説・新書以外

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12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
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コミック

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2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

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2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
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5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
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9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

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17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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