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永遠の曠野 芙蓉千里Ⅲ(須賀しのぶ)

内容に入ろうと思います。
本書は、「芙蓉千里」「北の舞姫」に続く、芙蓉千里シリーズ第三弾です。前作までの詳しいあらすじは、それぞれの感想を読んでください。
ざっと書きましょう。
日本で辻芸人としてなんとか生きてきたフミは、大陸一の女郎になる、という根拠のない思い込みだけを頼りに哈爾濱(ハルビン)までやってくる。そこでフミは、予想していたのとはまったく違う人生を歩むことになる。
自分を熱烈に支えてくれる男と、自分がどうしても惹かれてしまう男。日に日に評価の高まるフミは、しかし一人の女性としての生き方にずっと思い悩むことになる。
様々な決断の末に、フミは草々と拡がる曠野に立っていた。馬賊として生きる。フミはその生き方を自ら選び取った。というのが大体前作までの内容です。
幼い頃に心を鷲掴みにされて以来、ずっとフミの心の内側にい続けた男・楊建明は、馬賊の頭目として恐ろしく優秀な男だった。そして同時に、月のように冷静な男だ。建明は、ある筋から金塊を託される。国というものに縛られたくないと、日本から飛び出してきた建明は、国の独立や覇権争いでゴタゴタしている動乱の最中、自身とはまるで関係のないモンゴルの独立のためにあらゆる手を尽くすことになる。
やっと建明と一緒にいられるようになったフミ。しかし、新入りであるフミは、まだ建明以下馬賊たちに、仲間だと認めてもらえていない。建明の義弟兄からは、太太(奥さん)として堂々と振舞っていればいい、と諭されるが、黙って大人しくしていられるフミではない。これまでのフミの人生と同じく、全力で立ち向かい、あらゆるものを自力で手にして、次第にフミは仲間として受け入れられるようになっていく。
馬賊としての生活は、相当に過酷だ。しかしフミは、建明の傍にいられるのならなんでも耐えられた。
幾多の国が滅び、荒れ、その間を建明らは跋扈した。そして次第にフミは、仲間たちにとってなくてはならない存在になっていくが…。
というような話、なんですけど、本書の内容紹介は難しいです。
大げさではなく、このシリーズを読んでいる間、僕の目は大体潤んでいる。特にこのシリーズ3巻(最終巻)である本書は、その潤みっぷりも凄かったなぁ。
別に、切ないシーンがあるとか、悲しいシーンがあるとか、そういうわけでもない。そういうシーンももちろんあるんだけど、そうじゃない場面でも僕の目は潤んでいる。
それはもう、フミという女の生きざまに惚れ込んでいるからだろうなぁ、と思う。
建明が、フミをこんな風に評する文章がある。

『それは、フミ自身、常に捨て身だからだろう。保身もなにも考えず、いつも身一つで飛びこんでいく。一歩間違えれば死ぬ、危険な博打だ。頭のいいやり方とは言えないかもしれないが、それだけに成功したときの見返りは非常に大きい。そしておそらくは、フミ自身にまったく自覚はないだろうが、勝算はあるからこそ彼女はそうするのだ。自分には成功させる力があると本能で知っているために、命を担保に大博打に迷わず飛び込む。』

これは、シリーズを通じて描かれてきたフミの有り様を、実に的確に現していると思いました。
そう、こんなとんでもない生き方が出来る女の存在に、もうたまらなく惹かれているし、心をかき乱されているのだと思う。
フミの行動や選択は、馬鹿げているようにしか見えないことが多い。周囲の人間は常に反対するし、フミが決断して実行しようとしている時(あるいは実行している最中)でも、考えなおした方がいいと何度も言われることになる。
それでも、フミは、自分の選択を変えることはない。そして何よりも、どんな結果になろうとも、自分の決断を後から悔やむことはない。
そこが凄い。
確かにフミにも、後悔はある。あの時ああしておけば、と過去を振り返ることはある。でもそれは、「そう考えてみたらどうだろう」という思考実験みたいなものだと僕は思う。本当に、自分の決断を悔やんでいるわけではない。フミには、過去の決断を悔やむという発想はない。自分がこうしていたらどうだっただろう、という関心はあっても、それでも自分がしてきた一つ一つの決断をどれも全うしている。自分で受け入れている。
どれほどの経験が、どれほどの葛藤が、フミをそうたらしめたのだろう。

『どれも失いたくなくて、必死に握りしめていたら、全部ぐしゃぐしゃになってまじっちゃって、何が何だかわからなくなったの。他のまともな人たちは、もっと器用にやさしく、ひとつずつ包んで要られるんだと思う。ちゃんと大切にできるの。でも私は、それができない。力の加減がわからない。私はこのままここにいたら、もっとたくさんつかめるかもしれないけど、それはもっとたくさん握り潰してしまうだけのことで、最後には必ず自分も潰れてしまうって気がついた』

ある場面で、フミはこう言って自分のこれまでの行動の真っ当さを知らしめようとする。そう、外側の表面しかフミを見ていなければ、フミの行動はまったく理解不能だ。あらゆるものを手に入れられる環境にいて、どうしてわざわざそこから飛び出さなくてはならないのか、ほとんどの人は理解できないだろう。でも、このシリーズをずっと読んで、フミの葛藤に付き合ってきた人間には伝わる。フミがこのままでは潰れてしまうだろうということを。
フミの強さには憧れる。しかしそれは、壮絶という言葉では到底覆い尽くせないほどの足跡と、限界を何度も超えた努力と、そしてありえないほどの幸運(しかしそれは、フミ自身の力でもぎ取ったようなものでもあるのだけど)によって支えられている。ただボーっと憧れていて手に入るようなものではない。だからこそ、フミに惹かれるのだろう。もう自分の手元に何も残っていない、というところからのフミの立ち直り方も凄いのだけど、もっと凄いのは、手元に何もかもある(ように見える)現実から飛び出すことだろう。なかなか出来るもんじゃない。特に、現代と比べてあらゆる点で不自由だったろう時代なら一層。困難に直面すればするほど、フミは輝いていく。芸妓として華々しく舞っていた頃でさえも、着飾って微笑んでいるフミよりも、尋常ではない特訓の果てに全身が腑抜けているフミの方が美しかった。3巻ではフミはほとんど、着飾りもしなければ風呂にも入れない毎日だ。それでもやはり、フミは美しい。外見だけでも、内面だけでもなく、何がフミを輝かせているかと言うと、陳腐な言い方かもしれないけど、それは「魂」だろうと思う。フミは、魂が輝いている。そしてその輝きは、周囲の者を照らし、照らされた者に某かの力を与える。
本当に凄い女だよ、フミは。
本作では、それまでのシリーズではポツポツとしか出て来なかった楊建明が出ずっぱりだ。この楊建明も凄い男だと思う。
主義も思想もなく、金や物資を奪い、享楽的に生きる馬賊。盗賊ではあるのだけど、しかし仁義には厚い。弟兄の契りを交わした相手との関係は絶対だし、契約を交わせば何があろうともそれを遂行する。それは、楊建明の性格というわけではなく、馬賊として生きる者のありようなのだけど、そんな中でも楊建明の存在感はずば抜けている。
僕は、自分で言うのはなんなんだけど、子供の頃はそれなりに勉強が出来た。でも、僕が本当に望む「頭の良さ」は、建明のような才能だ。
学校の勉強なんか結局「なぞり書き」みたいなものだ。これまでに誰かが発見したこと、考えたことを、ただなぞっているだけだ。学校の勉強なんか、正直なところ、「やればできる」類のもので、まあ子供の頃からそう思ってたけど、でも僕にはそういう類の頭の良さしか手に入れられなかった。
建明はまるで違う。
僕は歴史の話がさっぱりダメで、本書で結構深く描かれる動乱の情勢は、ほとんどさっぱり理解できなかった。どの国がどんな思惑を持って何をしていて、どんな戦略を立てればどこがどんな風に動いて、あれが動いているということはきっとこうなっているんだろうと推測したり、みたいなことが相当深く描かれるんだけど(著者は歴史に相当強いっていう話をどこかで耳にした記憶があるんだけど、それにしてもちょっと凄すぎやしないか、というレベルだった)まあ、歴史に疎い僕には、本書で描かれている歴史的事実の内、どこまでが事実でどこまでが創作(著者の想像)なのかは判断できない。とにかく、ロシアやシベリアやモンゴルといった地域がお互い独立だの覇権争いだののためにあらゆることをやっていて、楊建明もその影で動いているのだ。
その中にあって、楊建明は、事態を冷徹に見極めて、チェスのように駒の配置を考えながら、戦略を練っていく。僕には、その戦略の凄さも、あるいはフミが滔々と語る国際情勢の動きなんかの話もさーっぱり理解できないんだけど、でもたぶん凄いんだろうと思う。恐らく建明以外の人間には、そこまで冷徹に、冷静に、そして慎重にはなれないだろう。それでいて、威張るわけでもなく、堅苦しいわけでもなく、「気のいい兄ちゃん」といった感じの雰囲気を漂わせる。国という縛りを嫌って馬賊になった風変わりな日本人は。馬賊の頭目として自由自在に飛べる羽を手にしたようなものだった。
そんな楊建明の生きざまにも惚れます。あんな風に生きられないと分かっていても、凄く羨ましい。頭が切れるってだけじゃなくて、なんというか男としてカッコイイのだ。
楊建明の描写では、このセリフが一番印象に残っている。

『ここにもあるんだとわかれば、俺はそれでいい。でも、この光を必要とする者も必ずいる。だから、伝えてやってくれ』

これがどんな場面で繰り出された言葉なのかは書かないけど、凄く好きな場面です。
とにかく本書は、フミと楊建明の躍動感がハンパない作品です。二人が、馬という「翼」を得て、広大な大地を縦横無尽に駆け巡り、大自然の中に溶け込みながらも、自分たちが捨てた「国」というものと関わる者達のために全力を尽くす姿は、本当に素晴らしいと思います。
あともう一人書きたいのは、楊建明の義弟兄であり、馬賊のナンバー2である呉炎林だ。本作の中でどんな立ち位置として描かれていくのか、彼がどんな人生に身を置くことになるのか、その辺りのことは触れないことにするけど、フミ・楊建明・呉炎林の三人の関係性が見事で、引き込まれてしまいます。
あとは、まるで見てきたかのように大自然を描き出すところも見事です。モンゴルの大草原とか、岩だつ山脈とか、そういう、日本のスケールではまったく捉えきれな「雄大さ」みたいなものを豊かに描き出さいている感じがしました。この文章とか、結構好きです。

『天地一体。日本にいては想像もできない、圧倒的な空間の広さというものは、わけもなく気宇壮大な気分にさせる。あまりに何もないので、何でもできるような気になるし、逆にどんなことも無意味に感じる。乾いた風も、遮るものもなく降り注ぐ陽光も、やむことなくざわめく草も、この世界が終わるその日までこうしてここにあるのだろう。』

本当に素晴らしいシリーズだと思いました。最近では、宮部みゆきの「ソロモンの偽証」を読んだ時に、あー読み終わりたくないなぁ、って思ったんですけど、本書を読んで同じことを思いました。あー、もうフミの物語は読めないのかー、って。ちょっと悲しいですね。壮大なスケールと、圧倒的な魅力を持つキャラクターが、波瀾万丈という表現では足りないほどのとんでもない人生を歩んだその軌跡。是非その密度を、体感してください。

須賀しのぶ「永遠の曠野 芙蓉千里Ⅲ」






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14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
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コミック

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3位 浅野いにお「うみべの女の子
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5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
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5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

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2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
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10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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1位 千早茜「からまる
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4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
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