黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

海を見に行こう(飛鳥井千砂)

内容に入ろうと思います。
本書は、『海』を背景の一つに据えたとある町を舞台にした、6編の短編が収録された連作短編集です。

「海風」
茜は、訳あって、久しぶりに叔父さんたちが経営している民宿に足を運んでみた。なんか、しばらく泊めてもらえたりするかな、なんて甘い考えで。
3年前に駆け落ちみたいな感じで家出をして、勇一と一緒に暮らし始めた。でも、我慢出来ないことがあって、ちょっと懲らしめるつもりで、こうやって飛び出してきたのだ。
勇一からの連絡は、まだ来ない。
そして、民宿は、ラブホテルに変わっていた。

「キラキラ」
麻衣は、隣の席の小橋君のちょっと変わったクセが気になる。登校日に部活の練習がなくなってしまったことが残念。毎年行っていた花火大会に、今年はどうも友達と一緒には行けなそう。
麻衣は考える。私が好きなものって、なんだろう。嫌いなものってなんだろう。なんだか自分には、そういうはっきりしたものが、何もないような気がする。

「笑う光」
古賀は、配送ドライバーとして配置換えがあり、海の見えるこの町にやってきた。未だに習慣のようにして、「河合」と書かれた荷物を見るとちょっと反応してしまう。7年前付き合っていた彼女と、同じ名前だ。
まさか。
こんな形で再開するなんて。

「海のせい」
怜子は車に乗っていて、運転しているのは尚人。怜子は、どんな風に話を進めたらいいか考えているのに、尚人は呑気そうに会話を続けようとしている。
ドライブに誘ったのって、ちゃんと話をするためじゃなかったの?
家を飛び出さないと収集がつかない喧嘩が、月に一度では収まらなくなってきてしまっている。
ねぇ、もう、ダメじゃない?私達。

「小さな生き物」
亜美は里子と一緒に、幼馴染だった智恵の出産祝いで家を訪ねる予定を立てた。三人とも、子供の頃からの腐れ縁。三人とも、もう住んでいるところはバラバラだけど、一度地元を出た智恵は、出産を気に生まれ育った町に引っ越したらしい。
人生で初めて生理が遅れている亜美は、まだ結婚していない里子と共に、自分たちにはまだわからない世界についての不安や期待を電車の中で話す。「ちゃんとする」って、わたしたちに出来るのかな?

「海を見に行こう」
コウは、フラッと実家に戻ってみた。綾と結婚して、バタバタと色々あって、3年前に父親が脳梗塞で倒れた時も、あまり寄れずにいた。綾も今、実家に身を寄せている。なんとなく、なんとなく、海のあるこの町にやってきてしまった。
杖をつきながらゆっくりと歩く父親。配達に回る先で住人の長話につかまる母親。ここにきて、何を見つけたいと思っていたのか。
最近よく夢に出てくる『魔女』のことを思い出した。子供の頃、海に掛かる桟橋で見かけた、あの『魔女』のことを。

というような話です。
飛鳥井さんの作品は、好きで結構読んでいるんだけど、今回はちょっと僕的には弱かったかなぁ、という感じがします。僕が飛鳥井作品に期待しているものとはちょっと違ったかなぁ、という感じでした。
僕は飛鳥井作品の、ふんわりしているように見せかけておいて実は鋭いし、ちょっと歪んでいる、というようなところが結構好きだったりするのですよね。飛鳥井さんが描く、普通に馴染めない人、どうしても世間からはみ出してしまう人、そういう人達への眼差しとか手の差し伸べ方とか、そういうのが凄くいいなぁと思っているんだろうなと思います。
ただ本作の場合、あまりそういう感じの人物は出てこない気がします。どちらかというと、真っ当に生きている人達のその真っ当さが描かれている、というような印象の方が強かったです。本書が初めて読んだ飛鳥井作品であればまた違った風に読んだかもしれないけど、飛鳥井作品の鋭さや歪みみたいなものに惹かれている僕としては、本書はちょっと弱かったかなぁ、という感じがしました。
本当は、真っ当な人間の真っ当さに惹かれる人間でいられたらよかったんだけど、どうもねぇ、そういう風には生きられなかったですねぇ(笑)
あと、もう一つ思ったことは、本書が『短編』だということ。
飛鳥井作品を結構読んでいるけど、大別して長編か連作短編だと思う。本書は確かに連作短編ではあるんだけど、舞台に統一感があるというのが主で、作品同士の個別の繋がりというのはそこまで強くはない。そういう意味で、僕が初めて読んだ「飛鳥井千砂の連作ではない短編」といえるかもしれません。
時々ですけど、長編は凄く好きなんだけど短編はどうしてかあまり好きになれないんだよなぁ、という作家がいます。
僕の中でその二大巨頭は、村上春樹と江國香織です。この二人の作品は、長編はかなり好きなのに、短編になると途端に好きじゃなくなってしまう、という傾向があります。
僕が自分で考えた理屈は、村上春樹にしても江國香織にしても、描き出す世界観が深く広いために、短編という枠の中だと窮屈なのではないか、ということでした。村上春樹や江國香織の短編を読んでいつも思うのは、これからもっと深く深く突き進んでいくんだよね!というタイミングで物語が終わっちゃうんだよなぁ、ということです。
飛鳥井さんの場合も同じ理屈でそうなるのかどうかはまだよくわからないのだけど、なんとなく、『世界観』という名前の霧が広がり切る前に物語が閉じちゃうような印象は若干ある気がします。ストーリーそのものよりも、全体の雰囲気なんかで物語を読ませる作家さんであればあるほど、短編という枠は制約がキツくなるような印象があります。
僕が一番好きな話は、「笑う光」です。これは、凄く良かった。本作の中でずば抜けて好きなんだよなぁ。
とにかく、主人公の古賀がイタい。そんで、そのイタさが自分とも重なるからうぅってなるんだよなぁ。そう、この古賀の感じは凄い分かるし、でもわかっててもやっちゃうし、自分でもアホだなぁって思う。そんで、有希の方の感じもすげぇわかるっていうか、いやそうだよなぁって感じで、二人のその差が、ホント痛々しくて素晴らしい。関係も、交わす言葉も、何もかもがハッキリとさせられない状況の中で、お互いの求めるものがすれ違うという、なんというかとても滑稽だし悲劇でもあるかなぁ、という感じの作品です。
「海のせい」も結構好きだったりします。これも、尚人がダメすぎて、そのダメさ加減がいい具合なんだよなぁ。こういうズルい男って、ひでぇなぁと思うけど、でも僕の場合、そういう部分を抑えているだけで、抑えていなければこういう感じがズルッと出ちゃうのがわかってるから、だから人のことはあまり言えないよなぁ、なんて。
全体的にはあまり好みの作品ではなかったですけど、真っ当な人の真っ当さにあまり関心が持てないというダメ人間の意見なんで、あまり気にしないでください。

飛鳥井千砂「海を見に行こう」


関連記事

Comment

[4384]

こんばんは。
桜もアッと咲いてパッと散ってしまいそうですね。

今日は久々のお休みで、この本を読みました。ほんわかした短編集ですね。確かに毒気はありませんので、通りすがりさんとしては少々物足りなかった感じでしょう(笑)。
でも、一話ずつ温かい作品で、私としては好かったですよ。

好きなのは、最後の「海~」でしょうか。やっと授かった我が子を流産してしまい、気落ちした夫婦の様子がリアルですよね。まずはそれぞれの実家に帰ると言う選択肢もなるほどと思いました。誰のせいでもなく起きた不幸ですが、その事態に臨んでお互いが向き合うことは、かなり困難では…と思いますので、このように普段は疎遠な実家に帰ることはアリでしょう。そこでお互いが別々の場所で癒されて、再生を確かめ合えれば、好い収め方です。ちょっと人生相談っぽく書きましたが、魔女との会話がなかなか効果的に描かれていましたよね。
通りすがりさんがお勧めの「笑う光」では、古賀と有希の方向性がずれている点がイタいですね。それを決定づけられて凹んでしまう古賀に対しては同情してしまいました。さすがに女性の有希はしたたかでしたよね。
「海のせい」も、ダメ男尚人と別れようとしても一歩踏み出せない女性心理を巧く表現していると思いました。社会的には頼りない男性でも、魅力はたくさん持っていますので、ついつい…という女性心理です。
世代が若い中学生を取り上げた「キラキラ」も、私は好きですよ。恋に目覚める頃でしょうね。う~~~ん、懐かしい。。。。

では、この辺で。日々気温が大幅に変化する時期ですので、どうぞご自愛下さいね。

[4385]

なんだか、暑いんだか寒いんだかわからない気候で、さっさと暖かくなってくれればいいのにと思いつつ、夏は来ないで欲しいです(笑) 桜は散り始めてますなぁ。

飛鳥井さんの作品には、やっぱりちと毒があった方がいいなぁ、と個人的には思ってしまうのですよね。毒気のない作品が嫌いなわけでもないんだけど、やっぱり先入観に囚われてるんだろうなぁ。飛鳥井さんの、ちょっと変わった感じを描くところの巧さが、やっぱり僕は好きですね。

読んだのがちょっと前なんで、冒頭のラブホテルの話と、あと「笑う光」の話がなんとなく思い出せるぐらいですけど、やっぱり「笑う光」はなかなかよかったなぁと思います。男って、ホント馬鹿だよなぁって思うし、女性はホント怖いなぁって思ったりします(笑)

あ、「海のせい」もなんとなく思い出しました。ドライブに行くんですよね?そうだそうだ。駄目男と別れたいんだけど、出来ないんだよなぁ。女性が駄目男に惹かれるのを見ると、なんとなく不思議な気分になりますけど、女性には分かるんでしょうね。まあ確かに、変哲もない平凡な男よりは、駄目男の方が面白いし魅力的には映るでしょうけどね。

ドラさんも、花粉症なのかは知りませんが(僕は幸い花粉症じゃないです)、体調を崩さないようにお気をつけください~

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/2382-0ef4280f

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
14位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

最新記事

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)