黒夜行

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キヨミズ准教授の法学入門(木村草太)

内容に入ろうと思います。
本書は、中学二年生の時に日本国憲法を読んで不思議な開放感を覚えたことで法律家を目指し、現在では若手憲法学者として活躍している首都大学東京准教授である木村草太による、法律に触れる機会のない人向けの「法律ってどんなもの?」という入門書です。
こういう新書を読んだ時は大体、全体の流れを踏まえつつ、こんなことが書かれていましたよ、ということを結構詳細に書くんですけど、本書でそれをやろうとすると、重要な点すべて書き写すような感じになっちゃうんで、どの章にどんな感じのことが書かれているのか、という点を中心に、あまり内容に触れすぎない形で内容紹介をしていこうと思います。
まず本書は、小説仕立てとなっています。その設定から先に書きましょう。
高校二年生である僕(=キタムラ)は、ある日ひょんなことから、近くにある港湾大学で教鞭を執る、ちょっと不思議な印象を残す基礎法学者・キヨミズ准教授と、何故かキヨミズ准教授にパシリ的な感じに使われることが多い、常に仏頂面を崩さない実定法学者・ワタベ先生の二人に出会う。実体法は、現代日本の問題に関わる法律で、基礎法というのは、現代日本はとりあえずおいておいて、哲学や歴史学の観点から法律を分析したり、外国の法律を研究したりする分野だ。
キヨミズ准教授の講義は人気がないらしく(やはり、実体法に人気が集まってしまうものなのだ)、そんな暇な時間を使って、たまたま出会ったキタムラに、大学の講義でしようとしていた話を聞かせることにするのだ。
そんな感じで関係が始まった三人は、それからもちょくちょく会うことになる。その度ごとにキタムラは、キヨミズ准教授のちょっととぼけた口調と、ワタベ先生の真面目な口調で、今まで馴染みなんてまったくなかった法律に関する様々な知識を教わることになる。
という設定です。
本書は全部で7章に分かれていますけど、それぞれをざっくり紹介していこうと思います。

まず第一章のテーマは、『法的思考とは何か?』です。キタムラが初めてキヨミズ准教授と出会った時に受けた講義です。
そもそもまず『法』とは何であるのか、そしてその『法』を元にした『法的思考』とはどんなものであるのか。なぜそれが法律を扱う上で重要な思考であるのか、という観点から話が進んでいきます。法律が、万人に公平で平等であるために、どんな思考の元に作り上げられているのか、その法律の大本みたいなものがここで描かれています。

第二章のテーマは、『社会科学とはどんな学問か?』です。何故か動物園で邂逅した三人が、ペンギンを探しながら法律の話をします。
社会を分析する学問は、どういう角度から分析するかによって4つに分けることが出来る。政治学・経済学・社会学・法学である。
同じ『社会』というものを分析するそれぞれの見方がどのように違うのかという例を、幼稚園児の遊びを例えにしてわかりやすく説明していく。それぞれの学問分野の学者たちにどういう特徴があるのかと言った視点からも描かれていきます。

第三章のテーマは、『日本法の体系』です。キヨミズ准教授とワタベ先生が、キタムラのいる高校に出張講義をしにやってきた時の話です。
法律はまず、『私法』と『公法』に分けることが出来、さらにその中でも細かな分類をすることが出来る。現在日本に3000以上も存在するという法律も、体系付けて分類することで大枠を理解しやすくなる。『私法』は『民法』が、『公法』は『憲法』が基本法となります。
さらにここでは、『近代法とは何か?』という問いかけもなされます。近代法とは、『すべての人間を同じルールで規律しようとする思想』のことだ。僕らにとっては特段当たり前にしか思えないこの発想だけど、かつてそうでない世の中が存在した。身分制度が存在した時代などは、貴族は貴族の、武士はぶしのルールで規律されていた。近代法とは、そういうものを取り払おうという中で生み出されていく。
この章では、次の二つの文章が非常にわかりやすいと思う。両方とも、『民法』について触れられているものだ。

『人と人との間は権利・義務で規律する。権利には、物件と債権がある。物件は、早い者勝ちで取得され、その後、所有権は相続や取引で移転していく。所有者権は、それを担保にできる。債権は、契約や不法行為によって発生する。こういうことですね。いやあ、民法は巨大ですけど、シンプルにまとまるものですね』

『私法については、その他にもいろいろ重要な法律がありますが、それらはすべて「民法」の定めるベースに「特定の場合の例外や修正」を設ける法律だと言っていいでしょう。』

よくわからない単語も出てきていると思うんだけど、こんな風にまとめてもらうと、民法という凄く大きなものがグッと整理されて見えてくる感じがします。基本的な部分をどう押さえるか、という点が非常にわかりやすいなと思いました。

第四章のテーマは、『法解釈とは何か?』です。キタムラのいる高校がちょうど学園祭をやっていて、先日の出張講義の際に本を忘れたキヨミズ准教授が、学園祭のタイミングに合わせて高校にやってきた、という設定です。
この章は非常に良く出来ていると感じました。かなり実践的に、『法解釈とは何か?』と描き出してくれている章です。
キタムラたちのクラスは、「ウォーリーを探せ」という企画を考え実行しました。街中にウォーリーの格好をした生徒を紛れ込ませて撮った写真を教室に展示し、また教室の窓から見える範囲にウォーリーの格好をしたクラスメートを配置し実際に見つけてもらう、という企画です。
しかし学園祭当日、実行委員から、この企画が文化祭実行委員会規約に違反するから中止しろ、と迫られてしまいます。
この具体的な事案を通して、『法律』を『解釈する』とはどういうことなのかということを、かなり具体的に追っていくことが出来ます。法律をそのまま適用するだけが法律家の仕事ではないのだ、ということが凄くよく分かる章です。なんにしても、ウォーリーを探せという設定は素晴らしくピッタリで、見事だなぁ、と思いました。
この章ではさらに、『自然法論』と『法実証主義』という二つの話が面白かったです。自然法論は、「人間が作った法律が、正義とか常識(=自然)と合っていないのであれば、そんな法律は無効だ」という立場です。一方で法実証主義というのは、「正義とか常識は人によって違うんだから、そんなものに合わせてたら秩序がグチャグチャする。だから法律で定めたことにガタガタ言わずに従え」というような立場なんだそうです。
この話が何で面白かったかというと、数学の話に似てるなって思ったんです。数学には、「数学は神が作ったものだ(=自然)」という立場と、「数学は人間が作ったものだ(=人工物)」という立場とがあって、数学者の間で昔から議論が続いていたりします。法律なんて言われるとどうしても『人間が作ったもの』という印象があったんだけど、実はそういう側面ばかりだけじゃないんだという話は面白いなと思いました。

第五章のテーマは、『法解釈の学び方』です。キタムラはクラスメートと共に、港湾大学に出没するというUFOを見に行くのだけど、そこで学内に出没するという火の玉狩りをしていたキヨミズ准教授とワタベ先生に出会って…というような設定です。
さてここでは要するに、『法学部の人間って何やってるの?』というような話が展開されていきます。著者の、「法律家を育てたい・法律に興味を持ってもらいたい」という思いがよく現れている章なんだろうなと感じました。
法学部では、法律の暗記をしているんでしょう?という質問に対して、司法試験だって六法を見ながらやるんだと返す二人。法学部では、判例と学説が授業の中心になるのだ、という話をします。
そして結局法学部というのは、『魅力的な法解釈を学ぶ場だ』という話になります。

『実はですね、法学部というのは、単に、法律の条文を暗記したり、理解したりする学部ではなくて、魅力的な法解釈を展開する能力を身に付ける学部なんですね。(中略)法学の試験で問われるのは、解釈が要求される場面で、どんな解釈をしますか、ということなんですね』

そこで二人は、『魅力的な法解釈』を説明するために、二つの具体例を出します。
一つが、『受精卵の窃盗』という話。これは凄く面白い。「受精卵を盗み出した人間は窃盗罪に当たるか?」っていう問題なんだけど、これ細かく考えていくと凄く難しい。実際現在の民法学・刑法学の研究者の多くは、「受精卵窃盗は無罪ということで我慢しよう」と考えているんだそうです。どうしてそんな結論になるのか、気になりませんか?
もう一つが、ちょっと前に話題になった、先生に君が代を歌わせるとかっていう話。
これを、多くの法律家は、「思想・良心の問題」だと捉えて議論をしていた。でもある人が、「公務員にかぎらず労働者は上司の命令に従う義務がある。しかし、嫌な奴に無理やり社歌を歌わせて、歌えないという理由でクビにするのはパワハラ以外の何物でもない」という労働法の観点から問題提起をしたわけです。もちろんその議論にも色々争点はあるのだけど、でもそういう人とは違った観点から物事を眺めることが出来るというのが大切なんだ、という話がされます。これも面白い話でした。
そして最後に、法学部にどんな魅力があるのか、そして法律を学ぶ人間にどんな心構えを持って欲しいのか、ということが描かれます。

法学部の魅力:
①法律の知識があることは、普通に仕事で焼くに立ちます
②法的思考の能力は、組織内部で、公平で納得のできる判断を導くのに使えます
③しっかり法的思考ができることを示せば、取引先から信用を得られます
④様々な社会問題とその解決法に精通しているので、視野が広くきめ細かい判断ができます

法律を学ぶものに求める資質:
「やはり法学部のみなさんには、『答えを素直に吸収する』という姿勢だけじゃなくて、「俺が素晴らしい解釈論を創造してやるから、ついてこい」という気持ちを持って欲しいですね」

第六章のテーマは、『法と法学の歴史』。キタムラが二人に、港湾大学で行われている「法学の歴史展」に案内される、という展開です。
ここは、歴史に特に興味のない僕でもそれなりに面白いと思える内容ではあるんですけど、一部だけ抜き出してさらっと内容を描写出来る章ではないんで省略。

第七章は、キヨミズ准教授とワタベ先生が、キタムラを含めた高校生数人に、「法学の入門書」と「何でもいいから面白い本」を手紙で伝える、という内容になっています。
僕は、とにかくこの章が素晴らしいと思いました。
僕は以前、「日本の難題をかたづけよう」という、6人の著者が様々な日本の問題についてあれこれ書くというオムニバス的な新書を読んで、こんな感想を書いたことがあります(長いんで、引用の後でざっくり要約します)。

『本書は、各章毎のページ数にはかなりバラつきがあるものの、300ページの新書で6人の著者が文章を寄せています。となれば、一つの話題をなかなか深く掘り下げるのは難しいということになります。もちろん、個々の内容が薄い、なんて話をしたいのではありません。でも、もっと知りたいんだけどなぁ、という欲求が必ず残るような、それぐらいの短さではあると思いました。
だからこそ僕は、各章を読んでその内容に興味を持った人が、次にどうすればいいのか、という具体的なアクションみたいなものを各章の巻末に載せてくれたらよかったなぁ、と思います。
それは、『この話に興味がある人はこんな本も読んでみて下さい』という著作リストでもいいし、その話題を深く取り上げたサイトや、それについて特集された雑誌なんかがあればそれを書いてもいいかもしれません。あるいは、『ここで手に入れられる公的なデータを読むともっと面白いかも』とか『こういう場所で定期的にセミナーがあるから行ってみたら?』なんていう情報があったら凄くよかったなぁ、と思うんです。
何せ本書は、読んだ人に行動を起こさせたい、と思っている本だと思うんです。実際読むと、自分でもなんか出来るかも!って思うような話もあったりしますしね。
であれば、まず小さなアクションとして、本書を読んだ後で移せるワンステップみたいなものが提示されていたら、少しは動きやすいなって思うんです。文章中で、図やデータの出典が記載されていたり、紹介している人物の著作も紹介されていることもあったりしたんだけど、統一されているわけではない。もちろん、その次のワンステップを提示するというのはなかなか難しいと思うんだけど、それが出来たらもっと完成度が上がっただろうなぁ、という感じがしました。』

つまり、「オムニバス形式の新書で、一つ一つの話題が短いから、そこを起点として、さらにそこから掘り下げられるために行動できる何か指針的なものが載っているともっとよかった」という話です。
本書には、まさにそれが載っているんですね。
法律の入門書が描かれているのは、本作の内容から妥当だとして、「何でもいいから面白い本」っていう紹介の仕方は面白いなと思いました。しかも、そこで取り上げられている本の多様なこと。DVDブックから小説から絵本まで、とりあえず好きな本を勧めてみましたという感じで面白いです。法律の入門書はきっちり描きつつ、こういう遊び心的な発想で本作りが出来るのはいいなぁ、と思いました。
あと、最後になりましたけど、本書には挿絵もあって(表紙のカバーにも絵があります)、その絵は、「それでも町は廻っている」とか「外天楼」なんかで話題になった石黒正数さんが書いています。
自分では物凄くざっくり内容紹介をしたつもりなんですけど、やっぱり長くなりました。僕は元々法律というものにさほど関心はありませんでしたが、その理由は、「まあどうせ人間が作ったものだしな」という感覚があったからです。
僕は基本的に理系の人間で、数学とか物理とか好きです。さっき、数学は神が作ったか人間が作ったかという話を書きましたけど、僕は数学も物理も、神が作ったと思っています(別に、『神』という実在を信じているとかそういうことではなくて、人間が作ったわけではない、というぐらいの意味ですけど)。数学や物理の統一感や一貫性は素晴らしいし、論理という物凄く強固なものでがっしり固められているんで、なんか凄く安心だし、興味が持てるんです。
その一方で、人間が作ったものって、不合理だったり無駄が多かったり、意味がわからなかったりするじゃないですか。もちろん、それはそれで別の形で関心の対象になりえるんだけど、僕の中では数学や物理ほどの関心は持ち得ないなと思っていました。でも本書を読んで、なるほど、法律というのは確かに人間が作ったものではあるんだけど、そこにはかなりきっちりとした背景や論理があるんだということを認識しました。数学や物理ほどの関心を持てるかはわからないけど、前よりは法律というものの見え方がよくなったような気がします。
法律って、あまりにも膨大で巨大で何から手をつけたらいいのかよくわからないけど、本書は、色んなものをかいつまみながら、それらをとても面白く分かりやすく表現してくれていると思います。是非読んでみてください。

木村草太「キヨミズ准教授の法学入門」


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小説

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4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
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19位 奥泉光「黄色い水着の謎
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1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
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7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
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12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
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12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
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