黒夜行

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ケンブリッジ・クインテット(ジョン・L・キャスティ)

内容に入ろうと思います。
本書は小説ですが、なかなか奇妙な設定の小説です。
まずは、歴史的事実から。
「エニグマ」という暗号機は有名だと思う。第二次世界大戦中、ドイツ軍が使用していた、世界最強と謳われていた暗号機だ。しかし、アラン・チューリングという数学者が、現在のコンピュータの祖先に当たる「コロッサス」と生み出し、それによって、エニグマに限らず、世界中のあらゆる暗号を解読できるようになった。連合国側の作戦成功の影に、こうした暗号解読による傍聴が大きな役割を果たした。
大戦後、コンピュータの威力に大いなるかんしんを抱いた英国国防省は、ある人物にその知的可能性を打診した。
C・P・スノウ。物理学者にして小説家であり、国会議員や閣僚も努め、後に貴族となった彼にその依頼が舞い込んできた。
ここまでが、歴史的事実である。
本書は、そこから始まるフィクションである。
スノウは、母校であるケンブリッジ大学クライスト・コレッジでのディナーに、「機械は人間のように思考出来るか」について議論出来そうな、世界的学者を招待し、そこで議論を戦わせることにした。
まずは、コンピュータの生み出したアラン・チューリング。彼は徹頭徹尾、機械が思考することは可能だ、と主張する。しかし、彼の興味は、チューリングマシン(と呼ばれる、論理的規則の連続によって複雑な計算などを行う思考的機械)や感覚器官(カメラやスピーカーなど)を組み込み、人間の脳のニューロンを再現したコンピュータを作り上げた場合どうなるか、というものであり、機械が人間のように思考する、と主張しているわけではない。
次に、アラン・チューリングの「機械が思考する」という意見に、徹頭徹尾最後まで反対し続ける、哲学界の超大物、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインである。彼はまったく異なる二つの哲学の業績を打ちたて、しかも後者は前者を完全に否定するという、とてつもなく稀有な哲学者である。ウィトゲンシュタインは、思考には言語が必要であり、言語というのは人間の相互の社会的コミュニケーションによって形成されるものであって、だから機械が言語を持つことはない、すなわち機械が人間のように主張することはありえないと、最後まで主張し続ける。
あと二人。一人は、J・B・S・ホールデン。彼は世界的な遺伝学者で、生物学的な側面から「思考する機械」について議論に参加する。立場としては、チューリングの主張する「思考する機械」を生み出すことができないと主張するための理由は見つからない、というもの。
最後に、物理学の大物、エルヴィン・シュレディンガー。シュレディンガーの猫というパラドックスを提唱したことで一般的には有名だろう。量子論の創設者の一人でもある。物理学的な側面からも議論に参加するが、シュレでは後年、「生命とは何か」という有名な講義を行い、現在の分子生物学の基礎となった。生物学的な観点からも議論に参加する。印象としては、議長役のスロウとはまた違った形で議論を推し進める役割という感じ。
この5人が、「機械は思考することは出来るか」というお題をスタート地点に、様々な議論を重ねていく。最高の頭脳によるディスカッションは、様々な脱線を生む。「人間の言語と他の動物の言語との差は何か?」「人間と他の生物との差は何か?」「言語獲得の過程はどういうものであるのか?」「同じ言葉を喋る、見た目がまったく異なる異星人を『人間』だと思うことは可能か?」
これらの、様々な斬新な切り口を提示された学者たちは、自らの主張を繰り広げていく。頭脳だけでなく、個性も豊かな面々による議論は、刺激的だ。
というような小説です。
これは面白かったなぁ。やはりこれを読むと、どうしても比較対象として、高橋昌一郎「理性の限界」を挙げたくなるから、それとの比較で色々と書いてみよう。
共通しているのは、議論の応酬という形式によって、難解と思われる議論を分かりやすく提示している、という点だ。僕は「理性の限界」で初めてそういう手法を知ったけど、哲学者のスマリヤンが既に著作で行なっていたようで、誰がパイオニアなのかはよくわからない。とはいえ、議論形式で難しい議題をやり取りさせるという形態は、非常に面白いと思う。
しかし、違う点も多い。
「理性の限界」は、架空のシンポジウムが行われている、という設定の元、「物理学者」「哲学者」と言った学者や、「会社員」「学生」「運動選手」と言った一般人も登場させ、「司会者」の仕切りの元で議論が展開されていく。つまり、特定の人物ではない、架空の人物が議論をしているという形態だ。しかも「理性の限界」は小説ではなく、戯曲のように会話の応酬によって構成されている。
本書は、実在した5人の学者を登場させ議論を戦わせているだけではなく、彼らの固有のキャラクターや、1949年当時のケンブリッジ大学の雰囲気、またアカデミック的な話題などをうまく取り入れながら小説として仕立てている、という点も大きな違いだろうと思う。
さて、本書を読むには一つ注意点がある。本書の前書きで作者自身が書いていることだ。それは、本書は、「1949年にケンブリッジで集まった5人による議論だ」ということだ。つまり著者は、1949年当時の彼らの主張を元に本書を書いている。もしかしたら後々、1949年当時とは違った主張をしている人もいるのかもしれないけど、基本的にそれは考慮しない。あくまでも、1949年当時、彼ら5人それぞれが考えていたことを元に議論が構成されているそうです。
僕は5人のキャラクターについて詳しくはないけど、数学者で本書の訳者である藤原正彦氏は巻末に、5人のキャラクターを見事に捉えた描写で、著者は彼らの著作を読みあさったのだろう、というようなことを書いている。ウィトゲンシュタインが癇癪もちで、突如爆発したりとか、アラン・チューリングが酷くどもっていて議論が中断されるとか、そういう部分がきっとうまく描かれているんだろうなという感じがします。
内容的には、僕はこういう関係の本を結構読んでいたりするんで、知っている話は結構多かったのですけど、でもやっぱり、世界トップレベルの学者たちによる議論、という形で再構成されると、また面白さが変わりますね。
スノウは基本的に、徹底して司会者役として議論に参加するのだけど、他の4人は、相手の意見を罵倒したり、割り込んだり、自分の意見を曲げなかったりと、人間臭さが議論の中に込められている。どんな議論が展開されようが、「思考する機械などありえない」と、それこそ盲信しているかのようなウィトゲンシュタインの発言も面白いし、「思考する機械」という、当時としては超絶的に斬新すぎるアイデア(もちろん、パソコンなんてないし、簡単な計算機すらない時代ですからね)を、その方面に詳しくない人に苦戦しつつ説明するチューリングの姿も凄くいいです。
そう、本書を読む上で確認しておかなくてはいけないことは、本書が議論された(という設定の)1949年には、機械が計算をする、ということさえ学者は懐疑的だった、という点です。チューリングは、計算する機械と、そのプログラミングを実際に提示して説明をするのですが、計算機の実物が存在しないから、学者たちは機械に高度な計算が出来るなんて信じられない。チューリングは、「1+2」という非常に簡単な計算についてのプログラミングを説明するのだけど、確かにそれはわかるが、じゃあもっと複雑な計算をさせたとしたらとんでもない時間がかかって計算出来ないのではないか、みたいな議論になったりするわけです。これは、今の僕らの感覚からすればナンセンスですが、でも高々60年前の世界では、それが普通だったわけです。
そういう時代にあって、「機械が思考する」なんていう意見が、どれほどぶっ飛んでいるか、なんとなく理解してもらえるでしょう。現代だって、「機械が思考する」ということについては、様々な立場があることでしょう。僕は、特別自分の意見があるわけではないんだけど、ロボットや人工知能の世界で「フレーム問題」と呼ばれている問題を知っていて、それが僕の中ではなんとなく乗り越えるのにしんどい壁なような気がしていて、だからちょっと「思考する機械」って難しいのかもなぁ、なんて思ったりしなくもないんだけど、でもわからない。実際に人工知能の研究が積極的に行われている現代では、「思考する機械」を生み出すことは可能だ、と信じている人もまた多くいることでしょう。
しかし1949年。チューリングは、その変態的な才能でもって、誰も考えつかなかったような「思考する機械」というものを思いつくのだけど、あまりにも独創的・斬新すぎて受け入れられない。
例えばそれは、今まで女性だと思っていた人が、実は男だった、みたいな受け入れられなさかもしれない。手術とかしちゃって、外見でそれが判別できる部分はなくて、結局戸籍とかで確認しないと確証が取れない、みたいな。そういう、認識の転換が要求される中で、ウィトゲンシュタインはともかくとして、チューリングを除く3人は、非常に素晴らしい議論を展開しているなと思いました。
僕はウィトゲンシュタインの哲学の話に詳しくはないんだけど、でもウィトゲンシュタインの言いたいこともわからなくはない。彼は、言語こそが思考の源であり、その言語は社会的な関わりの中でしか意味を持たない。確かに機械は、外側から見た時に「思考しているように」見えるように作ることは出来るかもしれない。しかしそれは、ただそう見えるだけで、実際に機械は思考などしていない。
これを分かりやすく指摘した話が、本書の中では「絵文字部屋」と呼ばれるある思考実験です。これは、「サールの中国人の部屋」と呼ばれるものがモデルで、「思考する機械」について議論される際引き合いに出されることが多い。
あなたがある部屋にいるとする。その部屋は、外界からほぼ隔絶され、あなたの目の前には画面がある。そして机の上に想定問答集。これは、ありとあらゆる中国語の会話に関する返答が用意された問答集です。
さて、あなたの目の前にある画面に、何か中国語が表示される。しかし、あなたにはその意味はわからない。でも、あなたは想定問答集のページをめくり、その表示された中国語と同じものを見つけることが出来る。見つけたら、それに対応する返答を入力する。
さて、この部屋の外側にいて、あなたのいる部屋に向かって中国語をタイプしている人には、どう映るだろう。部屋の中にいる人に中国語の文章を打つと、適切な返答が戻ってくる。すなわち外側にいる人は、部屋の中にいる人は中国語を理解している人物だ、と判断することだろう。
しかし、あなたは中国語を理解しているわけではない。
これが、「サールの中国語の部屋」と呼ばれる思考実験だ。本書では「エジプトの象形文字」を使って同じ議論をしている。
これは一見すると、なるほど確かにそうだなと思わされてしまうのだけど、シュレディンガーがこれについて、物理学の知見を例にとって反論したりする。なるほどなぁ、という感じがする。面白い。
この「サールの中国語の部屋」で行われていることは、実際に「チューリングテスト」として、人工知能の判定に使われている。つまり、衝立の向こうに、人間と人工知能が搭載されたコンピュータがある。あなたはその両者と会話し、より人間らしいと思える方を選ぶ。それで、人間に打ち勝つ、あるいは同等と判断されれば、その人工知能はチューリングテストをクリアした、と判断するのだ。しかしウィトゲンシュタインの疑問は、外側から見て人間らしいからと言ってその機械が思考している証拠にはなるまい、という話で、なかなか難しい。
また、彼らの議論のポイントがかなり「言語」というものに集約されていき、「他の動物は言語を持つのか」「人間の子どもが言語を獲得する過程」などが議論されるのだけど、この辺も凄く面白いと思う。特に、「何故子どもは言語を獲得出来るのか」に、明確な理屈が(少なくとも1949年の時点では)存在しなかった、という話は非常に面白い。現在は、どんな理論が定説なんだろう?確かに僕らは、「一度も耳にしたことがない文章を生み出すこと」ができる。これは一体何故だろう?確かに不思議。
「人間の連続性は、肉体の連続性によるのか、精神の連続性によるのか」なんて議論も展開されるし、とにかく議論の幅がかなり広範に渡るので、ある分野が不得意だからと言って手に取るのを止めるのはもったいない作品だ。僕も、彼らほどの知能があれば、こういう議論をしてみたいものだなぁ、と思うのだけども。なかなか日常の生活の中で、こういう議論が出来る相手っていないしね。
「思考する機械」の実現可能性を追求するために、当代随一の学者5人が喧々諤々の議論を繰り広げる作品です。実在の人物をモデルに、実際には行われていないだろう議論を展開させるという形態の小説は斬新だし、何よりも議論そのものが非常に面白い。是非読んでみて下さい。

ジョン・L・キャスティ「ケンブリッジ・クインテット」



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