黒夜行

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濡れた太陽 高校演劇の話(前田司郎)

内容に入ろうと思います。
本書は、劇作家であり演出家であり俳優であり小説家でもある著者による、自らの高校時代の話をベースにした自伝的小説、だそうです。
相原太陽は、中学卒業と同時に東京から転校してきた。見た目が良いわけでもなく、なんとなく屈折してたりする部分もあって、だからすぐ打ち解けられるような感じじゃない。中学の時に仲のよかった人たちでしばらくの間はまとまるから、そういう意味でも太陽にはあんまり居場所がない。
出席番号順の席順で太陽の隣にいるのが青木鈴で、鈴は演劇部に入ろうかどうしようか悩んでいる。なんとなく、演劇部っていう響きに臆するものがあったり、部員が3人しかいなかったりと入りづらさがあるんだけど、でもなんとなく演劇ってやってみたいような気がしている。でも、どうしよう。
太陽と同じクラスの渡井敦は、太陽とは真逆でカッコよくで、クラスの中心的な人物。
しかし、この渡井がレクリエーション係に決まったことが、太陽の運命を変えることになる。
渡井には兄がいて、絶対にレクリエーション係にだけはなるなと言われていたらしい。レクリエーション係の仕事の一つとして、春の合宿で、クラスの代表として何か出し物をしなくてはいけない、というのだ。
渡井は、真剣に悩んだ。ダサいことはしたくない。でも、みんなまだそこまで中が良くない中で、一体何が出来る?
ひょんなことから渡井と太陽は話をするようになっていて、それで渡井は太陽に相談するみたいな感じになった。
太陽は、密かに小説を書いていた。なんというか、自分には才能があるという根拠のない自信があった。何か出来るのではないか、という予感があった。
そこにたまたま、同じクラスで金縁メガネを掛けている、お笑いに自信をもっている安藤康文が通りかかった。
なんとなく、渡井・太陽・安藤、そしてもう一人のレクリエーション係である海老名春子の四人でコントをやることになった。
お笑いに自信を持っている安藤の案は、テレビの芸人がやっている焼き直しで、太陽にはどうにも面白いとは思えない。太陽は、場の空気を巧みに操縦することで、自らが面白いと思うコントを作り上げていくことになった。
そして、それは大成功だった。そしてその出し物の中で太陽は、隣のクラスに和田マリという面白い逸材がいることも知った。
渡井はバスケ部に、安藤はお笑い研究会に所属していたが、太陽は何も部活に入っていなかった。しかしその出し物の後で太陽は、やはり演劇部がいいんじゃないか、と思った。
演劇部を乗っ取れないだろうか。
太陽は、自分の面白さに自信がある。どうにかして演劇部を乗っ取って、自分がすべて仕切る形にしたら、凄く面白いものが出来上がるんじゃないか、と思う。だから、渡井と安藤と春子に、演劇部に入ろうと誘ってみた。みな、あの出し物の成功体験があって、なんだかんだ太陽に乗せられる形になった。
演劇部は、三年生の島妙子が仕切っていた。仕切っていたというか、三年生は一人しかいないし、二年生は二人。新入部員は、青木鈴と、もう一人所属すると同時に即幽霊部員となった但馬嗣敏の二人だけ。演劇部はかつて、妙子一人しかいなかったというような時期もあり、妙子と、二年生である市井美理と後藤田夕子の三人の静かなコミュニティの中で平和な時間が過ぎていくことをなんとなくみんな望んでいるような感じだった。でも、それじゃあ次に繋がっていかな。妙子としても、何がベストなのかを判断するのはなかなか難しかった。
そこに、太陽らが一気に入ってきた。これで地区大会にも参加できるかもしれない。
やはり、戯曲は妙子が作ることになった。三年生だし、演劇部をずっと一人で支えてきたからだ。
でも、太陽には、妙子が作る戯曲は、どうも面白いと思えない。演劇部の乗っ取り作戦は緩やかに収束していたかに思われたが、太陽は動く…。
というような話です。
これはなかなか面白かったです。主要な登場人物が16人(本の折り返しの部分に著者による人物紹介が載っている人数)いるんだけど、それぞれの個性がかなりきっちりと描き出されているし、誰が誰なのか混乱することもない。演劇をベースにした物語だけど、決して演劇だけの話というわけでもなく、しかもその演劇に関しても、普通の演劇(なんとなく『演劇』と言われた時にイメージしそうな演劇)とは違って、結構変わった演劇の形が描かれているような感じがあって、面白いなと思いました。
以下、作中の登場人物の「相原太陽」と、著者の「前田司郎」を混同させたまま文章を書く、ということを先に宣言しておきます。というのも、本書で、相原太陽が演劇部のために書いた「犬は去ぬ」という戯曲が出てくるんだけど、巻末に、『本書内の「犬は去ぬ」は、著者が高校1年生の時に実際に書いた戯曲です』と書かれているからです。つまり、「相原太陽」=「前田司郎」ということですね。
まずその相原太陽がとてもいい。自分に何が出来るのか、まだよく分かっていない高校1年生。それまで小説をずっと書いてきたけど、最後まで書ききったものはなく、すべて途中で止めてしまっている。自分には才能があるという根拠のない自信が常にあるのだけど、でもだからと言って何かを作ったりやったりしたことはない。それが、合宿での出し物をきっかけにして演劇に突き進んでいくんだけど、この太陽のキャラが凄くいいんだよなぁ。
太陽は結局、「犬は去ぬ」の演出を一年なのに手がけることになったのだけど、その時の人の動かし方なんかが面白い。演出している時に限らず、太陽の「人の動かし方」みたいなものが、よく考えられてるなぁ、という感じ。他にも、様々な場面で「内面」が描かれるのだけど、それがいちいち面白い。
ここでちょっと脱線して、本書のちょっと変わった構成について触れよう。
本書は、なんというか、小説らしい小説ではない。
本書は、三人称の形態で、文章ごとに視点がどんどん入れ替わっていく感じなんだけど、でも同時に内面描写もバンバン出てくる。というか、「心の動き」みたいなものが描写される。しかし、同じ文章内で、いわゆる「神の視点」的な立ち位置にたった文章もある。とにかく、その場面場面で、その場面を描くのに最も相応しい描写をハイブリッドで取り混ぜている、という感じがします。
また、会話の処理が斬新です。
本書では、カギカッコの前に、そのセリフを誰が喋っているのかわかるように、登場人物の名前が振られています。脚本みたいな感じです。この処理は、小説という形式を愛している人にはあんまり受け入れがたかったりするのかもしれないけど、僕は、少なくとも本書では非常に有効だと感じました。
というのも、主要な登場人物が16人もいるからです。この16人を、小説的なテクニックだけで、誰がどの会話をしているのかはっきりさせるというのは、相当に難しいし、もし出来ても読者に結構な負担を強いるのではないかと思いました。カギカッコの前に人物名を書いてしまえば、「誰が喋ってるのかわかるようにするために」という意味での不自然さも消えるし、この処理は面白いと思いました。
ちょっと前に、森博嗣の「EXPERIMENTAL EXPERIENCE」を読んだんだけど、その中にも似たようなことが書かれていました。つまり、複数人の会話を小説的な技法で処理しようとすると、どうしても会話が不自然になってしまう、と。確かにその通りで、そういう意味で、小説という形式の自然さを犠牲にしてでも、会話の自然さを取った、ということなのかもしれません。
本書の中で太陽は、「演劇っぽくなさ」みたいなものを追求していきます。演劇っぽい、わざとらしい感じを、太陽は好みません。それと同じようにして著者は、「小説っぽくない」ことへの恐れがなかったんだろうな、という感じがします。小説という形式を愛している人には本書がどう受け止められるかわかりませんが、僕は面白いと感じました。
さて、話をどこまで戻せばよかったかな。
太陽は、なんというか色んなことをウダウダと考えているんだけど、その「思考」とか「内心」が、面白かったり共感できたりする。細かなことを気にしたり、強かな計算高さを見せたりと、太陽はなかなかの策士である。見た目は凡庸な感じなのだけど、実はなかなかの「爪」を隠し持っている鷹なのだ。そういう部分が、読んでいく中で少しずつ明らかになっていく、というところも凄くいい。
また、他のキャラクターについても同様で、様々な「内心」がモロ出しにされるんで、もし太陽に共感できなくても、本書の誰かには共感できるのではないかと思う。それぞれに個性の強い人間たちが、それぞれの個性を時にはぶつけあい、時には逃げ出し、時には関心しあいながら、演劇という一つの柱の周りを皆で取り囲んでいく。元々3人しかいなかった演劇部に、様々な方向から集まった面々が結局総勢で11人。その中で、どうしても演劇をやりたかった人間は、結局のところ妙子と太陽ぐらいしかいないだろう。あとは、流れで演劇部に入ったようなもの。そんな面々が、大変な稽古をし、日常のゴタゴタを乗り越え、よくわからない太陽の演出を理解しようとし、不穏な空気をやり過ごしたりしながら、少しずつ一つにまとまっていく過程が凄くいいなと思う。みんなの個性が強すぎて、なんとなく普通の青春小説っぽくないのもいい。
個別に全員については触れられないけど、やっぱり個人的に気になるのは、太陽を除けば妙子だなぁ。妙子は、演劇部に一人しかいなかった頃から頑張ってきた三年生で、最後の年、自分の思惑が様々に崩れていくことになる。それに対する妙子の考えや行動が実にいい。大人だ、と思う。太陽は、様々な人間との出会い(渡井に誘われて合宿で出し物をしたこと、安藤や野尻やマリといった逸材と出会えたこと、など)によって力を発揮できたといえるだろうけど、その最大の功労者は、やっぱり妙子かなぁ、という感じがしました。
本書では、演劇論っぽい感じの話も結構出てきて、これもなかなかに面白い。
演劇に関わった経験は、人生で二度ある。一度目は、大学時代に入ってたサークルで。演劇サークルというわけではなかったのだけど、ある時期結構大規模な演劇に関わることがあった。その中で僕は、小道具を作るところにいたから、役者に関することはまったくわからないのだけど。
二度目は、バイト先に昔演劇をやっている学生の女の子がいて、その子の公演を何度か見に行ったことがあること。ちゃんと演劇を見た経験は、結局あの頃しかなかったなぁ。
そんな感じで、演劇との関わりは薄いんで、何が書けるわけでもないんだけど、でも本書で著者が語る演劇論みたいなのは、なんかわかる気がする。
要するに、「演劇ってこういうものだよね?みたいな演劇って、面白くなくない?」みたいなこと(だと思う)。なかなか面白いことが書かれていて、妙子と太陽が『喜怒哀楽の練習』についてやりあった時のことなんかなかなか。
『喜怒哀楽の練習』というのは、喜怒哀楽それぞれの感情を大げさに表現するという練習なんだけど、太陽初め後から演劇部に入った面々はこの練習がちょっと嫌だなと思っている。妙子は、人数が少なくて公演が打てなかったために、仕方なくこういう練習をずっとやってきたという自負があるから、よくわからないけど他でも取り入れられている練習なんだからこれは意味があるんだ、と主張する。「喜怒哀楽の練習をしないと、舞台上で喜怒哀楽を表現できないから」と。
しかし太陽はそれに対して、「練習しないと表現できないってことは、普段からそんな風に喜怒哀楽を表現してないってことじゃないですか?」と反論する。
面白い。
演劇というのは、観客側が「演劇という虚構」という前提を受け入れることで成り立っている、というような印象がある。「演劇とはこういうものなんだ」という前提があって、まずその形式を受け入れ、その中でどう演劇を楽しむか、というような視点というのは、ままあると思う。
しかし太陽は、それは現実感に欠けるし、それに面白くない、と考えている。大きな声じゃなくてボソボソしゃべってもいいから、なんか現実っぽい感じの方が面白いんじゃないか、と感じている。そういう、「演劇ってこういうものだよね?」みたいな前提に対する違和感やモヤモヤみたいなものについて、悩んだり議論したりする過程も結構描かれていて、それも読みどころの一つかなと思う。それって、やっぱり小説も同じよなぁ、なんて思う。「小説ってこうだよね?」みたいな前提をどこまで知っているかで、小説の読み方も変わってくる。みたいなことを、森博嗣「EXPERIMENTAL EXPERIENCE」を読んで思ったりしたんだった。
小説の形式に囚われすぎることなく、場面場面において最適な描写をハイブリッドにすることで、小説っぽくない小説に仕上がっていて、面白いと思います。別に小説っぽくないから読みにくいとかいうこともなくて、というかむしろ読みやすいかもしれません。会話文の頭に人物名が書かれていて、誰が喋ってるかわかるという処理は、普通の小説ではありえないけど、僕は作品によってはアリだなと思ったりしました。個性的な面々による、ちょっと変わった学園青春小説という感じで、演劇に詳しくなくても楽しめると思います。是非読んでみて下さい。

前田司郎「濡れた太陽 高校演劇の話」






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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
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5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
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11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
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18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
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コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
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