黒夜行

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本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本(内沼晋太郎)

内容に入ろうと思います。
本書は、ブックコーディネーターとして活躍する内沼晋太郎氏による初の単著。
まず本書の、とても面白い構成から書きましょう。
本書は、両A面の本、という形でデザインされています。表と裏どちらからも読める本、というのは他にも存在しますけど、本書は表と裏で表紙のデザインもタイトルも揃え、実現はしなかったようだけどバーコードも両面につける計画で進んでいたようです。片面は『本』について、そしてもう片面は『仕事』についてで、それぞれの面を表にして平積みすることで、書店の現場で『本』と『仕事』それぞれのジャンルのコーナーで展開されうるだろうか、という実験も兼ねたデザインなんだそうです。親友のコピーライターに考えてもらったという対になるタイトルがかなり秀逸だなと思います。まず本書はそういう、本のデザインそのものという外側の部分でも楽しめる作品です。
内容は、『本』と『仕事』で分けて書きましょう。
『本』の方は、二部構成になっています。第一部では、著者が内沼晋太郎がこれまでに手がけてきた本に関わる仕事に関する記録、そして第二部は、広く本を取り巻く状況をベースにした思考、という感じです。
第一部の、内沼晋太郎がこれまで手がけてきた仕事の記録に関しては、圧倒されっぱなしでした。内沼晋太郎はデザインや芸術の方面でもいくつかユニットを持っているようで、そっちの方面のことは僕にはちょっとよくわからないのだけど、『いかに本と出会うか』を考え詰めた結果生まれるアイデアの数々は素晴らしいなと思いました。
とにかく内沼晋太郎は、『いかに本と出会うか』ということについて物凄く真剣に考えています。これは、やっていることのレベルはまったく違うけど、僕自身もそういう問題意識を常に持ちながら書店の売り場で仕事をしているつもりです。
以前往来堂という書店で、「文庫本葉書」というものを見かけて買ったことがあります。book pick orchestraが作る新しい本との出会い方を演出するもので、クラフト紙に古書を包み表紙や著者名を見えなくした上で、作中から印象的な一文を抜き出してクラフト紙に印刷する、というものです。クラフト紙に郵便番号を記入する欄が設けられており、切手を貼ればそのまま投函できるようになっています。
この「文庫本葉書」を生み出したbook pick orchestraを立ち上げしばらく代表を務めていたのが内沼晋太郎だったようです。全然知りませんでした。
僕はつい先日名古屋に行ってきて、色々と回ったのだけど、「ON READING」という書店で「omiai books」が、「リチル」というブックカフェで「door book」が、その「文庫本葉書」と同じような体裁で売られていました。本書を読む限り、クラフト紙で古書を隠して売るというのを一番初めにやり始めたのは内沼晋太郎のようなので、そのやり方は色んなところで真似され、市民権を得ているのだなぁと思います。
僕も実は、「文庫本葉書」に出会う前だったのか出会った後だったのかちょっと忘れたのだけど、自分の店で同じことをやろうと検討したことがありました。つまり、古書ではなく、新刊本で同じことをやってやろうと考えたのです。色々詳細を検討していくと、やっぱりなかなか新刊本でやるのは困難だなと思うようになって実行には映さなかったのだけど、この表紙を隠して売るというやり方の「出会いの演出」の見事さは凄く魅力的だなと今でも思っています。
本書には、このクラフト紙で表紙を隠すというアイデアのバリエーションがいくつも載っています。よくもここまでアイデアが出てくるものだと思いました。その本の初版年だけを記載する、なんていうのも、自分の生まれた年のものを選ぶなど、今までとは違った買い方が出来て面白いなと思いました。また、アイデアだけではなく、そのアイデアを実現するための膨大な労力を厭わないところも凄いなと思います。大学時代馬車を作った時の経験で、自分の頭の中では完成しているんだけど、実際に作らないと作れることが証明できない、なんていう感覚があって、だから思いついちゃったアイデアは実現が大変そうでもどうにか邁進しちゃうものだけど、それでも、顔写真から本を選ぶ企画は、ホントによくやりきったものだよなぁ、という感じがしました。
また、文庫本写真立てというアイデアもいいなと思いました。これは、「本を切る」行為があるので本好きには抵抗があるかもだけど(内沼晋太郎は他の場面でも、本好きの人には受け入れられないかも、というようなアイデアを実行しているし、そのことに自覚的であったりもします。僕は、本を読んでてもページを折っちゃうし、線もバンバン引く人間なんで、あまり抵抗はない)、文庫本というプロダクトの中に写真というものを組み込むことで、特に贈り物として新しい価値を生み出せているところなんか素晴らしいと思いました。
あと、そのサイトは今閉鎖中なのか辿りつけなかったのだけど、「honnnobutai」っていうサイトのアイデアも面白いと思いました。本を読んでいて、明らかにこの場所だなと特定できるような描写がある。それを気づいた人がそのサイトにアップして共有する、というサービスで、確かに継続的に情報を得続けるのが難しいかなという感じはするけど、データベースとしてきちっとしたものがもし出来上がるのであれば、すごく面白いんじゃないかなと思いました。
「いかに本と出会うか」という点に関して、書店員は恐らく様々な意見を持っているでしょう。内沼晋太郎のやっている「出会い方」だけが正解だなんてもちろん思いはしない。でも、内沼晋太郎は、現状のリアル書店にはなかなか届き得ない部分にまで手を伸ばす。新たな「出会い方」を創造する。その方向性は、リアル書店にも絶対に必要なはずだけど、現状はなかなかそうはなっていないと思う。「出会い方」を創造する、という方向性は、一つの視点として、リアル書店が持ち続けていなければいけない課題だろうなという風にも感じました。
第二部は、本を取り巻く様々な状況に関しての雑感という感じの文章。著者の思考が透ける感じで、この部分も面白い。なんというか、全体的にとてもフラッとな考え方を持っているようで、そのしなやかさがいいなぁと思う。気になることはなんでも行動してやり始めてしまうし、現状に対する疑問や未来に対する提言もある。身近な本の話もあれば、電子書籍やまだ見ぬ斬新なサービスのアイデアもある。そういう、内沼晋太郎が本を取り巻く様々なことがらについて思考したことが色々と詰め込まれている感じです。
いくつか好きな文章を抜き出そう。

『「子供を本好きにするにはどうしたらいいか」と聞かれることがある。(中略)以上のような理由によってとりあえず「まず自分自身が子供の目の前で面白そうに本ばっかり読んで、かつ子供にはまったく薦めない」ということを薦めている。子供の頃、親がお酒を飲んで楽しそうにしていたりするのに「子供はもう寝なさい」と寝床につかされる(しかも実際に眠い)のが悔しかったのと同じように、まず「親がなんだか面白そうなことをしているのに自分は参加させてもらえない」という悔しさを持たせるところからはじめる。』

『電子書籍なんてもう未来じゃない。もうとっくの昔から想像できていた未来が、やっとストレスなく実現できる段階に技術が追いついてきただけのことだ。これから先の想像力は、まだ追いつかない技術の中にこそある。』

そして僕が一番好きな文章が、次だ。

『そういった意味ではぼくも、まず「何かお薦めの本はありますか?」という質問に、できるだけきちんと答えられるようにならなければいけない。大変ではあるけれど、それは本を売る現場に立つ人の仕事だ。これはいまのところ、リアルの書店にしかできない。』

この最後の意見には、色んな異論があるだろう。実際に多くの書店員と関わるようになって、そこには様々なレベルでのグラデーションが存在することを知った。ただ、僕の考えは、これに近い。結局のところ、もうそこを突き詰める以外に、リアル書店が勝負できる部分はないと思う。これから、余計にそうなっていくはずだ。もちろん、それが自分に出来ているのかと聞かれると辛いけど、方向性としては常に意識をしている。難しいけれど。
さて、両面のもう片方の『仕事』の方の話をしましょう。こちらも非常に面白かった。本書で描かれているほど深く考えたことも言語化したこともないんだけど、『働く』ということに対する根本的な姿勢みたいなものはなんか近いものを感じた。
『仕事』の方では、サラリーマンとして働くことになんか違和感を覚えている人、こんな働き方でいいのかわからなくなっている人、お金が第一目的ではないのは分かってるんだけどじゃあ何をすればいいのかわからない、というような人向けに、どんな風に思考し、どんな行動を取れば、生活に必要なお金はもらえて、かつ楽しい仕事が出来る可能性が拓けるか、という話です。なので、お金をバリバリ稼ぎたいとか、稼げる仕事のネタを生み出したい、みたいな人には向かない作品です。そんな風に、まえがきに当たる部分でも断っています。そうではなくて、生活に必要なお金をどうにか得つつ、基本的には面白いことをやりたいという人向けに、著者自身の経験を交えつつアドバイスする内容です。
僕は、大学を中退して就活を一度もしたことがない人間です。就活をしなかったのは、『働く』ということがよくわからなかったからだろうなと思います。
その当時、やりたいことなんて何もなかったし、目指してるところもなかった。そんな状態で、志望動機を書けなんて言われても無理。無理矢理、自分でもうそ臭いなと思いながら志望動機を書いて、言いたくもないことを面接で言って、そうやってどうにか会社に潜り込んで働くということに、どうしても違和感があったというか、納得出来ないものを感じていたんだろうなという感じがします。もちろん、今となってみれば、とりあえず働いてみればその仕事を好きになるかもしれないし、やりたいこととお金をもらえる仕事が一致するわけないよななんてことも理解できるようになってきているわけなんですけど。
本書では、『お金をもらわない仕事』を積極的にやることによって『何者かになる』という話がなされます。何故そう考えたのかとか、具体的なステップとか、もちろん書いてあることはもっと色々あるんだけど、基本的にはそういう内容です。
『生活のためにお金をもらう仕事』をベースとして持ちつつ、『お金をもらわない仕事』を積極的にやり続ける。その結果、次第に自分の中でバランスが変化していって、その過程で面白い仕事が出来るようになってくる、という感じです。
これを読んで僕は、昔読んだ「月3万円ビジネス」のことを連想しました。この作品では、「月3万円儲かるビジネスを5個同時並行でやれば15万円稼げる」というような発想が書かれていて、面白くて社会の役にも立つような仕事をいくつか同時並行でやり続けることで楽しく生きよう、みたいな感じの内容でした。
ちょっと内容としては違うけど、でも、一つの仕事だけをやるのではなくていくつかの仕事を並行してやるというのは、これからの生き方の選択肢の一つとして重要になってくるのだろうな、と思います。終身雇用がうんたら、なんて話がよく言われるけど、いつ自分の会社が倒産したり、自分がリストラされるかわからないのだし、一つの仕事だけに軸足があるのは怖いなという感じもあります(というようなことは本書ではまったく書かれていませんけど)。
『金をもらわない仕事』をするというのは、なんとなくイメージが出来ます。僕も、お金がもらえなくても面白そうだなと思った依頼があれば受けるし、「これは出来たら凄い便利だぞ!」と唐突に思いついて膨大な時間を掛けて作った「災害エバノ(https://www.evernote.com/pub/tooorisugari/saigaievernote)」なんかも、『お金をもらわない仕事』に含めてもいいかもしれません。『お金をもらわない仕事』というのは、『クライアントがいないから自由になれる仕事』なわけで、それをいくつもやり続けていく中で、その『お金にならない仕事』が認知され評価されていけば、いずれ『お金をもらえる仕事』もやってくるという話は、もちろん様々な運や偶然の要素もあるだろうけど(と本書でも書かれている)、個人的には凄く理解できる生き方だなという風に思います。僕もそんな風に(この「そんな風に」というのが漠然としすぎてるのがまだダメなんですけどね)生きていけたらいいななんて思うけど、どうかなぁ。
『本』に関心がある人には、『いかに本と出会うか』を考え続けた様々なアイデアや、フラッとな視点で本業界を見ている思考は面白く映るだろうし、今の自分の『働き方』に疑問を抱いている人には、『仕事』の話が視野を広げてくれるかもしれません。ブックデザイン自体も斬新で、凄く面白いです。是非読んでみてください。

内沼晋太郎「本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本」



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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
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3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
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新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
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18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
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6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
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小説以外
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)