黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

株式会社という病(平川克美)

内容に入ろうと思います。
経済やビジネスに関する本、というのは山ほど出版されている。それは、『こんな風にすればお金がたくさん手に入る』というものから、『昔の経済学者が考えた理論』まで、とにかく様々だ。
しかし本書は、なかなか変わった経済書である。それは、『株式会社』という存在そのものについて考える、というものだ。
会社をどう運営するかや、会社の中でどんな風に働くのか、という本は様々出ていることだろう。しかしそうではなくて本書では、『株式会社』というのはそもそもどんな存在であるのかということを突き詰めようとする。これは、本書でも書かれているけれども、ビジネスの現場では決して役に立たない知識である。しかし、多くの人は、毎日会社に行き、そこで働き、時には会社が命令する理不尽な要求にも応える。あるいは、昨今頻発しているように思える企業不祥事や、グローバリゼーションの台頭による会社の変化。
それらは、何故どうしてどのようにして起こるのか。
著者は、それを追い求めようとする。そしてその根底には、『株式会社』というものが、発生したそもそもから宿命的に抱えていたある『病』が存在する、と指摘する。
本書は、その『病根』についての作品である。
読みながら僕は、本書のPOPのフレーズを考えたのだけど、それが本書をかなり的確に表しているのではないかと思うので書いてみようと思います。

『全サラリーマン必読!

会社はなくてはならない。
でも会社は、生まれた時から病んでいる。
あなたはそんな『会社』の中で、どう振る舞うべきか。』

先に、本書の中で貫かれている一つの考え方について書こう。
それは、善悪で物事を判断しない、という点だ。
著者は本書で繰り返し、それが良いことなのか悪いことなのかは問題ではない、と書く。例えば著者は本書の中で、『株式会社はそもそも病を抱えている』と書く。しかし、だからと言って『株式会社はなくなるべきだ』と主張しているわけではない。著者は、『株式会社が病を抱えていることを認めた上で、ではどうするべきか』と問う。
これは、本書で扱われるどんな話でも同じだ。著者が個人的に違和感を覚える、という話は出てくる。ただそれについても、それを『悪い』と判断するわけではない。また、著者が認めることがあったとしても、それを『良い』と判断するでもない。僕は、著者のこのスタンスが凄く好きである。善悪の二元論、それは昨今のグローバリゼーションによって日本でさらに加速していっているような気がするのだけど、そういう単純な議論を著者はしない。著者は、物事の本質を明らかにしようとしているだけで、その善悪を判断しようとしているのではない。そういう考え方によって本書が貫かれているという点が、まず僕がいいなと思う点である。
そしてもう一点。本書では、僕が社会の中で働きながらずっと抱いてきた違和感を説明してくれている、という点で、僕にとって凄くいい本である。僕は、未だにアルバイトで働いているのだけど、大学時代、絶対に自分はサラリーマンにはなれないと思って、それだけが原因ではないけど、大学を辞めた。実を言えば僕は、中学生の頃から、自分はサラリーマンには絶対になれない、と感じていた。中学生の頃の理由と大学時代の頃の理由は違うのだけど、その違う点も本書は説明してくれているのだ。未だに僕は、社会の中で働く中で、どうしても拭うことができない違和感に日々囚われてしまう。もちろん他の多くの人も、それを感じているかもしれないし、感じていてでも無理矢理無視しているという人もいるのだろう。でもなんとなく、それを感じていない人もたくさんいるような気がして、そのことにも僕はモヤモヤさせられてしまう。
本書のテーマをまず引用しよう。本書の中には、これがテーマである、という文章がいくつか出てくるのだけど、まあこれがいいかなと思って選んだのがこれだ。

『本書のテーマは、ビジネス(つまりはお金儲け)という人間の活動の中に潜む思考停止であり、株式会社というものがそもそも思考停止を前提としたシステムであることを再認識しようというものだ。』

さらにこんな風にも書かれている。

『問題は、株式会社とはどうあるべきかというところにあるのではなく、株式会社というものが本来的に持っている限界についての認識を共有することである。』

そして、先程も少し触れた、著者の考え方が、こんな文章として出てくる。

『株式会社というものが、お金儲けのシステムとして考案されたとき、すでにそれは思考停止を前提としたシステムだった。
しかし、誤解していただきたくないのは、そのこと自体を糾弾したくて本書を書いたわけではないし、株式会社悪者論を展開したいわけではない。
株式会社がお金儲けだけに腐心する病的なシステムだからといって、それは別に悪いことでもないし、もちろんいいことでもない。
株式会社に道徳を求めたり、株式会社が社会貢献を標榜したりするのは勝手だが、本来的にそのような観念を受け入れるようなシステムではないのである。』

さて、ここから本書についての概略を書きたいものなのだけど、それはなかなか難しい。それは、本書は全体で一つのテーマについて論じているのだけれども、あくまで各章のテーマ的な繋がりは緩くて、章毎に結構別々の内容が扱われているから、という理由もある。のだけれども、それ以上に、やはり僕の理解度が、本書を人に説明できるほどではない、というのが大きいだろうか。
というわけで、僕がわりかし理解できた部分だけざっと書こうと思います。
まず著者は、『株式会社』というものの病根は、『所有と経営の分離』にあると言う。まさに『所有と経営の分離』こそが『株式会社』という仕組みを生み出したわけで、著者はつまり、『株式会社』というのは、それが発生したまさにその瞬間から病んでいるのだ、ということなわけです。
何故それが病根なのか。

『経営と資本の分離は、企業の社会性、秩序、職業倫理よりも、できるだけ早く、できるだけ大きな利潤を求めることを優先させるようになった。』

まさにそうなのだろうな、と思う。そしてこれこそが、僕が会社というものについて、そして会社で働くということについてどうしても拭えない違和感を覚えてしまう部分である。
そして本書では、この『病根』こそが、昨今の企業不祥事の根底にあると主張する。多くの論調では、ライブドアや不二家の不祥事は、経営者の倫理や社会の管理体制の問題に帰着されている。しかし著者は、それは違うだろう、と言う。もちろん、原因を追求することは大事である。しかし、そもそもの『株式会社』が抱える『病根』について自覚的でないままにそういう議論をしても意味がないのではないか、と。
本書では、ライブドアや不二家などの具体例を引き合いに出して、その不祥事が何故起こり、その不祥事に人々がどう反応し、そしてどのように処理されようとしているのかについて触れ、その中で著者は、『株式会社』というものが持つ『病根』こそがすべての根底だ、という持論を展開する。

『昨今の雪印乳業、不二家、三菱自動車といった会社が、信用を失った理由は、ブランドイメージが落ちたからではないだろう。それ以前に、経営者たちが会社を育てて行くという「親の情熱」を失って、短期の利益確保といったような等価交換のスキームに陥り、それを肌で感じた「現場」のモチベーションが落ち込み、現場の人間もまたその会社で働くことの誇りを失い、会社の方針と争うよりは、波風を立てずに時間を稼ぐといった諦めに近い精神になっていたのではないだろうか。そして、これもまたもうひとつの共同体の姿であるともいえるだろう。共同体はそれがもつ呪縛力によって拡大し、同時にその呪縛によって腐敗してゆくものだからである。』

また著者は、昨今流行りのCSRやコンプライアンスなどについても、『株式会社』というものが持つ『病根』と絡めて、こんな主張をする。

『しかし、CSRといい、コンプライアンスといい、それが会社の課題となるには、会社が利益を出しているということが前提である。損失を出してまで、社会的責任を全うしようなどという会社は、そもそも会社設立の目的に反した自己矛盾なのである。CSRといいコンプライアンスといい、それがないよりはあったほうがいいに決まっているが、企業が持つ本質的な病を解決することにはならない。』

『株式会社』の持つ『病根』は、そこで働く個人の価値観にも大きな影響を与える。まず著者はこう主張する。

『どこまでいっても会社の目的とは、利益を最大化するということになる。本質的には会社にはそれ以外の目的は存在していない。そして、その目的は私たち自身の目的でもある。ただし重要なことは、会社にとっては、それは唯一の目的であるが、人間にとってはいくつかある目的のうちのただひとつでしかないということである。』

しかし、『株式会社』が生来的に持つ『病根』は、人間を変質させる。

『この会社の価値観が瀰漫するとき、ひとはその価値観の中でしか考えられなくなる。個人にとっても唯一の課題は利益の最大化であるというように。本当はそれは、会社というものが作った便宜的な価値観であって、個々の人生にわたる価値観のうちの、部分的なものであるはずである』

それなのに僕たちは、

『私たちはそのことに大いなる違和感を感じることがあったとしても、まあ、しかし会社とはそういったものだと、同意を与えている』

のである。それは何故なのか。それを、僕の理解度ではひと言で表現できないけれども、本書はそれも明らかにしようとしている。
本書ではそれ以外にも、アダム・スミスの経済論の話や、かつての日本の企業文化の話、あるいは技術革新がもたらした変化など、様々な事柄が扱われている。後半は、僕にとって結構難しい話になってついていくのが難しかったのだけど、『株式会社』が内在する『病根』の起源や、『株式会社』というものがどんな風に変化していったのか、また企業不祥事が起こってしまう素地がそもそも『株式会社』というものの中にあるという話など、普段まったく考えることのないような話がたくさん出てきて、もの凄く面白かったです。
僕は、本を売る仕事をしているのだけど、常に拭えない違和感を持ち続けている。それは、ひと言で言えば、『売れればなんでもいいのか』ということである。
僕は、同業の人にそういう話を聞く機会が時々あるのだけど、やはり皆『とにかく売れるなら何でもいい。まずは売らないと何も始まらない』というようなことを言う。確かに、それは理解できる。売らなければ、どうにもならない。
でも僕には、ずっとこれが違和感としてつきまとうことになる。それは、結局のところ、『売るためには何をしてもいい』ということであって、それは違うだろ、とどうしても思ってしまうのだ。
じゃあどういう状況がいいのか、と聞かれると困る。僕はただ自分の中の違和感を捨てられないだけであって、どうしたいのか、どうあるべきなのか、という意見は、まだまとまっていない。
でも、『とにかく売れればいい』という感覚は、僕はちょっと違うと思いたいという気持ちが強くある。
しかし本書は、それは『株式会社』である以上もう仕方がないんだ、と説く。良い悪いではない。『株式会社』というものの性質がもうそうなっているんだから、仕方ないではないか、と。これは僕にとっては目からウロコという感じがしました。
僕は、やっぱりなんだかんだいっても、会社というのは人が動かしている、と思っていたんです。ロボットを人が操縦している、というイメージですね。だからこそ、会社の中で働く人の意識が少しずつでも変われば、会社というものも変わるのだ、と思っていました。
でも、本書はそうではない、と主張している。会社というのは、そういう人が操縦できるようなロボットではない、と。じゃあどういうイメージなのかと聞かれると困るけど、だからこそ、人が変わったところで、『株式会社』というものの性質がそうさせているのだから、それは仕方のないことなのだ、という。
色々書きたいことがあるのだけど、ちょっと僕の方に時間がなさすぎる。あまりにもまとまりのなさすぎる感想だと思うけど、最後に、本書の文章で、これは凄くいいなぁ、と思ったものがあるので、それを抜き出して終わろうとおもいます。

『思想が思想たりうる条件とは何か。それは、どのような問題にも明確に応えうるような処方を持っていることにあるのではなく、この世の中に生起する様々な問題を、特殊な人間によって、特殊な状況のもとで引き起こされたものだといった対蹠的、診断的な処理をしないということであると私は思っている。対蹠的、診断的な処方は、個別遂行的な課題には何らかの効用があるだろうが、習慣を超え、言葉を超え、思考の枠組みそのものを超えて、人性に爪跡を残すことはできない。それは問題を発見したり、解決したりしたのではなく、ただ整理したに過ぎないからだ。思想が思想たりうるためには、いかに特殊な事象に見絵用が、そこから人間全体の問題につながる普遍性を取り出せるかどうかということであり、そこにこそ思考というものの全重量がかかっている。』

『株式会社』そのものという、なかなか普段考えないし、本のテーマとしても扱われることがないものについて、善悪を判断するのではなく、本質を見つめなおして認識を共有しようという著者の姿勢が凄く好きだし、語られている内容もとても示唆に富むスリリングなもので、凄く面白かったです。是非読んでみて下さい。

平川克美「株式会社という病」



関連記事
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/2209-ee304be3

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
17位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
12位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)