黒夜行

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20歳の自分に受けさせたい文章講義(古賀史健)

内容に入ろうと思います。
本書は、『大学でなにかしらの文学論を学んだわけでもないし、ライター講座に通った経験もない。せっかく入った出版社も、たった10ヶ月で辞めてしまった。そこからずっとフリーランスの立場でライターを続けている』著者による、すべて自身のこれまでの仕事の中で身につけてきた文章を書くための「実学」が書かれている作品です。
本書は、大きく二つにわけることが出来る。
一つは、冒頭50ページの「はじめに」と「ガイダンス」で描かれる話で、「文章を書くとはどういうことか」「何故文章を書くのか」という話。そしてもう一つは、第1講から第4講で描かれる「文章を書くための技術論」である。
今回は、前者の「文章を書くとはどういうことか」「何故文章を書くのか」のみに絞って感想を書こうと思います。何故なら、後者の「文章を書くための技術論」については、書きたい部分が多すぎて、自分が書きたい部分を全部書くと、本書の内容丸々引き写すようなことになりかねないと思うからだ。それぐらい、本書で描かれる技術論は実際的だと思う。
僕もこうしてブログで駄文を書いている人間なわけですが、その技術論の部分は、「確かにそれは意識してやっている」「漠然とだけど確かにそういうことやってるかもなぁ」「なるほどそんなやり方があったか!」というような三つのタイプの感想をあちこちで抱いた。どれを僕がすでに意識してやっていて、どれが新鮮だったのかという形で技術論についても感想を書いたら個人的には面白いと思うけど、さすがにそれは止めとこうと思うのでした。
先に書いておきます。たぶんこれを書いておかないと、色々突っ込まれそうな気がするので。
僕はこのブログで書いている感想は、「誰かに読んでもらうこと」が最優先事項ではありません。僕にとってここでブログを書くことは、「読書の最終段階」であって、僕にとっては「ブログで文章を書くこと」=「読書の一部」という認識です。もちろん、僕のブログを読んでくださってる方もいるのでしょうけど(ホントありがとうございます!)、とはいえもし僕が「誰かに読んでもらうこと」を最優先事項にしているのであれば、さすがにもっと分量は減らすし、段落ごとにもっとスペースを空けて読みやすくしたり、一度書いた文章を読みなおして推敲したり(こうして書いているブログは、基本一発書きで、書いた後読み返して修正したりすることはありません)、そういうことはきっとやるでしょう。でも僕にとって、「誰かに読んでもらうこと」が最優先ではないので、そういうことはしません。自分でも、こんな長い文章書いても読んでくれる人は少数だよなぁと思ってるんですけど、それはそれで僕の目的としては間違っていないのでいいのです。
何でこんな言い訳から先に書いたかというと、今から僕があれこれ書くことについて、「このブログではそうなってないじゃん!」と言われるとちょっと辛いなぁと思うからです。僕はブログ以外にも、何らかの報酬をもらって文章を書くという機会が時々あるんですけど、そういう場合には、本書で書かれていることの一部を実践しているなぁ、という感覚はあったりします。というわけで、僕のブログでの文章がどうであっても、寛大な気持ちでいていただけると嬉しいであります。
まず大前提として、「何故文章を書く技術が必要なのか」という話をしておこう。ただ単に「文章って書けるようになったらなんとなくいいよね」というだけでは、ちょっと弱いだろう。
本書では、考えてみれば当然なのだけど、非常に重要な指摘がなされる。

『われわれが文章を書く機会は、この先増えることはあっても減ることはない』

著者が出版社に入社した15年前は、会社の名刺にメールアドレスの記載はなかったらしい。これは、持っているのに表記されていなかった、というのではなく、個人にメールアドレスが与えられていなかった、ということだ。メールアドレスどころか、パソコンも一人一台ではなく、中小企業のほとんどは自社のHPを持っていなかった。当時取引先と交わす手紙といえば、年賀状・暑中見舞い・招待状・詫び状ぐらいだったという。
しかし今はどうだろう。
僕は会社員ではないからわからないけど、日に何十通ものメールを送っているサラリーマンはいるのだろう。それに、ブログ・SNSなどはつい最近爆発的に広がりを見せたものだ。今後どんなコミュニケーションサービスが登場するか予想もつかない。
そういう現状の中ではまず間違いなく、何らかの文章を書く機会は増えることはあっても減ることはないと予想することは妥当だろうと思う。その中で、文章を書く技術を持たないことは、ある意味で羅針盤を持たずに航海に出るようなものかもしれない。
なぜ若いうちに”書く技術”を身につけるべきなのか、という問いに著者は、僕が本書を読んで最も賛同し共感したことを挙げる。

『答えはひとつ、「書くことは、考えること」だからである。
”書く技術”を身につけることは、そのまま”考える技術”を身につけることにつながるからである。』

これについて詳しいことはまた後で書く予定です。
まず著者は本書の目的をこう書く。

『ということはつまり、本書の目標は「文章がうまくなること」なのだろうか?
残念ながら、少し違う。
文章が「うまく」なる必要などない。
本書が第一の目標とするのは、「話せるのに書けない!」を解消することだ。より正確にいうなら”話し言葉”と”書き言葉”の違いを知り、その距離を縮めることである。』

僕らは日本語を普通に話すことが出来るけど、書くことはなかなか難しい(という人が多いだろう)。先に書いておくけど、僕は自身のことを「文章を書ける人間」だと認識している。「いい文章を書ける」かどうかというのはまた別だ。でも僕は「文章は書ける」と思う。でも周りを見ても、文章書けないと言っている人は多い。
話せるのに書けない。著者の問いはまずそこから出発する。何故、話すことは出来るのに、書くことは出来ないのだろう?
この話に関連して、なるほどと感じた話が出てきたので先に書いてみる。女子高生はメールをガンガン打ってコミュニケーションを取っているじゃないか、という批判があるだろう、と著者は読者の先回りをする。それについて著者は、メールの文化が発達することで、同時に発展してきた文化があることを指摘する。
それが「絵文字」だ。
確かに女子高生はメールで文章を打っている。しかしそれは、「絵文字」という文字ではないものによって補完されたやり取りだ。「絵文字」によって補完された文章は、「文章を書く」こととは違う、と指摘している。これは女子高生のメールに限らず、文章で(笑)などと書いてしまうようなものも「絵文字」として同様に扱っている。僕らは今「文章を書く」際に、「絵文字的なもの」に表現の一部を託してコミュニケーションを取っているのだ。
話すという行為は、言葉だけに頼ってなされるものではない。むしろ、言葉以外の要素(ノンバーバルコミュニケーションと呼ばれるもの)の方が遥かに影響力が強い、と言われている。文章における「絵文字」も、ノンバーバルコミュニケーションのようなものだ。文章を書くというのは基本的に、ノンバーバルコミュニケーション一切なしの文字だけの勝負になる。だから、「話せるのに書けない」ということになるのだ。
じゃあどうすればいいのか。
本書ではこう書かれる。

『書こうとするから、書けないのだ』

こう書くと、禅問答みたいでよくわからないだろう。
さらに著者の意見はこう続く。

『文章とは、頭のなかの「ぐるぐる」を、伝わる言葉に”翻訳”したものである。』

これは本講義における「文章とはなにか?」の定義として書かれているのだけど、つまり著者は『書くことをやめて”翻訳”せよ』と言っているのである。「ぐるぐる」というのは、まあイメージで分かると思うのだけど、もう少し伝わりやすい表現を文中から抜き出すと、『言葉以前の茫漠たる”感じ”』となる。
「文章を書く」ということを考えると、「頭の中に文章がきちんとあって、それをなぞるようにして文章を書く」というイメージだろうか?
少なくとも、僕はまったくそうではない。本書で書かれているように、文章を書く直前まで僕の頭の中には「ぐるぐる」しかない。これから書こうと思っている文章は一文も頭の中にはない。
今こうして打っている文章も、キーボードを叩きながら考えている。頭の中に漠然と混沌と散在する「ぐるぐる」を”翻訳”しているのである。
ここから、本書の中で僕が最も共感した、非常に重要な事実を導くことができる。
「ぐるぐる」を翻訳するというのは、具体的にはこういうことだ。

『その「なんかよくわかんない」部分に、言葉を与えなければならない。』

例えばいま僕はブログの文章を書いている。頭の中には、本を読んだ過程で色んな形でとどまっている「ぐるぐる」がたくさんある。それらはもちろん「ぐるぐる」なので、まだ言葉にはなっていない。何度も書くけど、文章を書く直前まで、僕の頭の中には明確な言葉はほとんどない。
「文章を書くこと」は「「ぐるぐる」を翻訳すること」であり、「翻訳する」というのはつまり「言葉を与えることだ」。
「文章を書くこと」を「頭の中に既に文章が存在し、それをなぞること」だと思っているということは、「書くために考えている」という状態のはずだ。でも本書は、「文章を書くこと」はそういう営みではないと指摘する。「文章を書くこと」は”翻訳”なのであって、つまりそれは、『人は解を得るために書くのだし、解がわからないから書くのだ』。
本書の中で僕が最も共感した部分はここだ。
端的に著者はこう表現する。

『考えるために書きなさい』

まさにその通りだ。
先ほど僕は、「僕にとって文章を書くことは読書の一部だ」という話を書いた。まさにそれは、この点が大きく関わってくる。
本をただ読んだだけでは、自分の頭の中にある「ぐるぐる」は、言葉を与えられないまましばらくすると消えさってしまう。これはなんだかもったいない。
僕はその「ぐるぐる」に言葉を与えるために、このブログを書いている。こうして公開している文章ではあるけど、僕にとってここで文章を書くことは誰かに何かを伝えることが主目的ではない(もちろん、本書で描かれる話は「誰かに何かを伝えることを目的とした文章の技術論」です)。僕にとってこのブログで文章を書くということは、「自分の頭の中の「ぐるぐる」に言葉を与え(翻訳し)、自分の中の理解を深めること」が主目的だ。だからこそ僕にとって、このブログで文章を書くことは「読書の一部」なのだ。
この『考えるために書きなさい』という話は、本当にしっくりくる話だった。本書の中で最も重要な点ではないかとさえ思う。
「話せるのに書けない」という話も確かに重要ではあるが、「考えてるのに書けない」という状態に陥っている人もきっと多いはずだ。でも、それは逆だ。「書くことで考えを深める」のだ。こういう風に意識を転換させるだけで、「文章を書く」という行為が少し違った風に見えないだろうか。
僕は、自分の中で言語化したことはなかったのだけど、まさに「書くことで考えている」という自覚がある。キーボードを叩く直前まで、僕の頭の中にはこれから打つべき文章は浮かんでいない。書こうとする意識と、頭の中の「ぐるぐる」にどうにか言葉を与えようという意識を常に自覚しているので、書くという行為がそのまま考えるということに直結するのだろうと思う。
先ほど、『われわれが文章を書く機会は、この先増えることはあっても減ることはない』と書いた。もちろんそれは恐らく間違いないだろう。しかしそれでも、文章そのものがそこまで上手くなくたって仕事は出来るよとか、自分はSNSもブログもやらないし、という人もいることだろう。そういう人は確かに、「誰かに何かを伝える」という意味で文章を書くことはないのかもしれない。でも、僕にとって「文章を書くこと」の最大のメリットは、「書くことで考えを深めることが出来る」という点なのだ。これは、誰かに何かを伝える必要がないから自分には文章術は必要ないと思っている人にも、無視できないポイントではないだろうか。僕が本書を読んで一番強く感じた点はそこで、だからこそ本書で描かれる文章技術は有用であると感じたのだ。
宣言した通り、「はじめに」と「ガイダンス」の内容にしか触れなかった。本書のメインの部分である文章技術の話も、とにかく非常にためになるものばかりだ。小手先の技術に終止することは少ない。むしろ、書く側の意識を転換させるような発想が多い。どういう意識を持って文章を書くか、どういう視点から文章を遂行するか、どういう判断で書くべきことを決めるか。どれも、文章を書く人間の「態度」に関わるものであり、そういう意味で世の中に多く出回っている文章技術の本(読んだことはないけど)とは一線を画すのではないかという気がします。
星海社新書は本当に、生きていく上で武器になる作品を多く出し続けているけれども、一番初めの「武器としての決断思考」に匹敵するぐらい、本書はありとあらゆる人に有用な作品ではないかと思いました。「文章講義」というタイトルを見て、自分は別にそんなに文章を書かないしな、と思った方。「はじめに」と「ガイダンス」だけでも読んでみてください。「文章を書くこと」がどういうことなのか、そのイメージが変わるのではないかと思います。本当に素晴らしい作品だと思いました。是非読んでみてください。

古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義」



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小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
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8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
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1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
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コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
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13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
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16位 朝井リョウ「何者
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
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3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
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10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
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1位 千早茜「からまる
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