黒夜行

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ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社(坂本光司)

内容に入ろうと思います。
本書は、「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者で、6300社以上の会社に自らの足で訪問している人による、日本が誇る素晴らしい小さな会社8社を紹介している作品です。すべて、社員が30人以下という会社です。
それぞれどんな会社が紹介されているのか書きましょう。

「小ざさ」
東京・吉祥寺にある、ようかんともなかを売るたった1坪の会社。一般の菓子製造小売業の年間坪当り販売額が約231万円のところ、この小ざさは年間で3億円以上売り上げるという、恐らく坪当たりの売上日本一の店。ようかんは一日150本しか販売されず、しかもそれは店頭でしか買えないので、日本全国各地からお客さんが集まり、早い時は深夜1時からお客さんが並び始める(従業員さえ、欲しい時は行列に並ばなくてはならない)。
店は、小ざさの味を作った父の元で、なんと30年間も修行を続けた娘が切り盛りしています。今の味を維持するためには一日150本が限界だといい、それ以上作ることはしません。従業員の一割が障害者というのも素晴らしいです。

引用:
『(なぜ値段を高くしないのか、という質問に対して、父がこう言っていた、という話)銀行の預金通帳に数字をいっぱい並べるよりも、お客様に信頼を貯金しておくほうがいい。そうすれば、無一文になっても、地震や災害で店が潰れても、戸板一枚と材料があればすぐに次の日から商売が出来る』

「ハッピーおがわ」
広島・呉にある、身体障害者や高齢者向けの衣料や寝具を作っている、その業界のトップ企業です。社長自らがんに冒されているのだけれども、それでも困っている人のために、採算度外視でひとりひとりのために衣料・寝具を作り続ける。
普通の靴下の素材では履いているうちにかぶれたり出血したりしてしまう女の子のために、相当な開発コストを掛けて靴下を開発したり、片足だけゾウの足のように腫れ上がってしまったお年寄りのために一足だけ長靴のような靴下を作ったこともあるそうです。それで採算が取れるかは考えない。まず困っている人のためにものを作り続けるという姿勢が凄い。ここが作っている「ハッピーそよかぜ」というマットレスは本当に凄いようで、寝返りが打てたり、床ずれが出来なかったりするそうで、奇跡のマットと呼ばれているんだそうです。
売り方も凄くて、店まで来るのは難しい人が多いだろうから、注文が入ると、その人に合いそうなものをとりあえず一式送る。それで、要らないものは返品してもらう、というやり方なんだそうです。もちろん送料はすべて会社の負担。サイズ直しも無料だそうです。
何度も潰れかけ、今でも経営が安定しているとは言えない会社だけど、その代わり支援してくれる人も本当にたくさんいて、会社の入っている建物を出なくてはならなかった時、とある大学教授が私財をなげうって、その土地と建物を買い取ったなんてこともあったようです。

「丸吉日新堂印刷」
北海道・札幌のある、従業員6人の印刷会社。ここには、日本全国から名刺の注文依頼が舞い込みます。
別に印刷技術に優れているとは、販売の手法が斬新とか、そういうことは特にありません。ただ多くの人が、この会社の理念に惹かれ、この会社に名刺を発注したいと思うのです。著者も、大学に頼めば(著者は大学教授です)名刺はタダでもらえるんですが、自身の名刺はこの会社に注文しているそうです。
誰もやったことがなかったペットボトル再生名刺へ挑戦することになり、それが成功して以降、バナナの皮やトウモロコシの皮など、普通なら捨ててしまうものを再利用する「エコペーパー」を使った名刺を作り続けています。また、名刺1枚につき1円を募金する仕組みを考え、それを実行し続けています。
また、障害者にも仕事をと考え、名刺に点字を入れることを考えました。もの凄い集中力でその仕事をする障害者たちは、自分たちが作った名刺を丸吉日新堂印刷に届けるのが楽しくて仕方ないんだそうです。

引用:
『(エコ名刺を独占せず、真似している会社を気にしないでいる理由)環境によくて社会に役立つものが世の中に広がることがまず大切。自分がすべての市場をまかなうことは不可能なのだから、どんどん広がってくれればいい』

『(著者の言葉)「商圏」は会社が決めるのではなく、お客様が決めるのです』

「板室温泉大黒屋」

栃木県・。那須塩原にある老舗旅館。創業1551年で、栃木県で最古の老舗企業と認定された会社で、現在16代目。
その16代目の社長は、自身の代でとんでもない改革をしました。それが、現代アートとの融合です。
館内には、こんなプレートがある。
『「保養とアート」の宿でございます。
対象となるお客様
健康を目的にされる方
「文化」「知」「美」に興味のある方』
つまり、宿の側がお客さんを選ぶ、そんな旅館なのです。
旅行会社に価格を叩かれ、団体客をゴルフ客を入れ、冷蔵庫のビールを高く売ってそれでも赤字経営である多くの旅館とは違い、ここには女将もいないし、ビールは高くない。それでも多くの人に、死ぬ前に最後にまたあそこに泊まりたいと言わせるような、そんな環境づくりをしています。リピーター率は73%という驚異的な数字で、土日は常にほぼいっぱいなんだそうです。

引用:
『(近くの川を黙って掃除していることについて)人にほめられたいから、と思った瞬間に、そちらに神経が行ってしまって、自分の役割ができなくなってしまいます』

「あらき」
熊本・城南にある酒屋。借金を返すために店をたたむしかない、と税理士に言われてからたった5年で、日本中の超有名なシェフや漁師が集ってイベントを行ったり、基本的に評論家とかが受賞するはずのフランスの名誉ある賞を受賞したりと快進撃を続けている酒屋。
拡大路線を突き進んでいた時期、しかし静かに売上は下がっていった。13年ぶりに売り場に立ってみると、どのワインがどこにあるかさえわからなくなっていた。
そんなある日、一人のお客さんが来てワインを選んで欲しいと言う。そしてその翌日同じお客さんが、「昨日は10年ぶりに来ました。今日は10年来なかった理由を話しにきたんです」と。その話に衝撃を受け、ワインと向き合っていなかった自分を恥じ、それ以来一からやり直していった。
今では、ワインをどうやったら美味しく飲めるのかを事細かにお客さんに語り、次から次へと繋がっていった有名人とのイベントを開催する。

引用;
「儲けたいと思わなくなった。その幸せをいまは感じています」

「高齢社」
東京・秋葉原にある、その名の通り、高齢者を派遣する派遣会社。自身パーキンソン病におかされている社長は、これからは高齢者をうまく活用しなくては社会がうまく回っていかないと、日夜頑張っています。
東京ガスにでガスメーターの検針員として働き始め、最終的に理事にまで上り詰めた人で、東京ガス退職後も関連企業の立て直しに尽力。その後高齢社を立ち上げて、高齢者に生きがいを与えるべく、高齢者向けの仕事を確保しようと努力しています。
経常利益の三割を社員に還元するというオープンな経営を貫き、リストラはしない。社長は、個人的に社会貢献活動にお金を出したりするなど、多くの方面で活躍しています。

「辻谷工業」
埼玉・志木にある、世界でここでしか作ることが出来ないものを作り続けている会社。それは、砲丸です。
世界中のアスリートが辻谷工業の作る砲丸を愛しています。というのも、オリンピックの砲丸投げで、三大会連続金・銀・銅を独占するという快挙を成し遂げているからです。ある大会で4位になった、辻谷工業の砲丸を使わなかった選手が、「日本製の砲丸を使っていれば…」とインタビューで答えたんだそうです。
ある時から砲丸の規格が厳しくなり、それを機に国内メーカーは一斉に手を引いたのですが、下請けにはなるまいと思っていた社長は、その規格に合う砲丸を一から研究を始める。そうやって、神がかり的な職人技で、重心がピッタリと真ん中にある砲丸を作り出すのです。最新式のNC旋盤で作っても7割が不良品になるという超困難な作業を、手作業で削りとる音を聞き分けながら作り出す。まさに神業です。

「キシ・エンジニアリング」
島根・出雲にある、障害者向けの電動車椅子や歩行器などを作り続けている会社。
社長の娘が生後7ヶ月で脳障害となり、それ機に会社を辞めた社長は、自らの手で娘のためになる機器を生み出すために独立。その後娘は亡くなってしまうのですが、知り合った多くの障害を持つ人やその家族のためになる機器を今でも生み出し続けている。需要もそこまで多くなく、値段もそこまで高くは出来ないので、利益としてはなかなか大変なのだけど、「奉仕が先、利益は後」との考えを持って、今は車椅子用の電気自動車を開発すべくとりかかっているそうです。

「日本で一番大切にしたい会社」も良かったですけど、こっちも素晴らしかったですね。どの会社も、売上とかどんな賞を受賞しているのかというような分かりやすい部分以上に、理念とか考え方みたいなものが本当に素晴らしいと思う。こういう会社で働きたいな!と思う会社ばっかりで、素敵ですホント。
僕が本書を読んで一番強く感じたことは、『多くの人は、幸せのサイズを見極められているのだろうか?』ということです。
本書に出てくる人は、皆幸せだと思います。しかしそれは、お金がたくさんあるとか、もの凄く大きな会社を率いているとか、そういう部分ではありません。もっと、違うなにかです。
もちろん、お金がたくさんあるとかそういうサイズの幸せが合うという人もいることでしょう。それを否定するつもりはまったくありません。でも、実は自分はもっと違ったサイズの幸せの形がぴったり合うのに、世間に流されてお金儲けとかそういう方向に進んでいってしまっている人もたくさんいるんじゃないかな、と思うんですね。
僕は、昔から思い続けているんだけど、金持ちには絶対なりたくないし、出世したいとも思いません。結婚さえ、興味がないんですね。まだ、自分がぴったり来るような幸せの形をはっきりと見つけることが出来ているわけではないけど、少なくとも、お金とか出世とかそういう方向に向かっても幸せには出会えないだろうなぁということはよく分かっています。
本書に出てくる人々の中には、初めはそれが分かっていなかった人もいます。「あらき」の社長なんかは、拡大路線でイケイケな感じだったところを、冷水を浴びせられたという感じです。でも、そこから方向転換をして、今では儲けようと思わなくなったと言っている。そうやって、きちんと幸せのサイズを見つけることが出来た。
結局自分に合った幸せのサイズって、人の幸せを見ても分からないと思うんですね。自分で探すしかない。お金がないと幸せになれないという人のことを否定するつもりはまったくないんだけど、でもそれが本当にあなたにぴったり合った幸せのサイズなのか、という自問は一回してみる必要があるかもしれません。
本書で強く気になったのは、「小ざさ」と「ハッピーおがわ」です。
「小ざさ」は、ちょっと凄過ぎる。「1坪の奇跡」っていう本も出てるらしいんだけど、とにかくこだわりが徹底している。そもそも30年間修行するってだけで凄過ぎるし、従業員でさえ並ばないと買えないっていうのが驚きです。ようかんは一人5本までという行列ルールも、店側ではなく、お客さんの側から提案されたとのことで本当に愛されているんだなと思います。
「ハッピーおがわ」は、手を差し伸べたくなる会社、というのが凄く分かる感じがします。こういう、本当に必要なものを、採算を考えずに作り続ける会社というのは、本当に残って欲しいと思います。大手企業には絶対に手の届かない部分をカバーする、という発想では全然なく、その会社がなくては困る人が山ほどいる、というレベルの存在感は、ちょっと凄過ぎると思いました。
本屋で働いている僕的に気になったのが、「板室温泉大黒屋」と「あらき」です。どちらも、結構型破りで常識外れなことをしてお客さんを取り込み、熱心なリピーターを生み出しています。ものを売る、サービスを売る、という発想ではなく、店のファンになってもらう。これからはそういう発想こそがもっとも大事になっていくのかもしれないなぁ、と強く感じました。
こういう素晴らしい会社は本当に残ってほしいと思うけど、そういう会社に対して僕らが出来ることは多くない(もちろん、そこの製品を買ったりすればいいんだけど、砲丸は要らないし、障害者や高齢者向けの商品なんかも、今の僕にはまだ不要だし)。でも、そういう会社のことを『知ること』、ただそれだけでもささやかな支援になるのではないか。僕はそんな風に思っています。こういう素晴らしい会社がもっとたくさん出てきてくれればいいと思うし、もちろんこういう会社は、大資本がマスを対象に商売をしてくれているからこそ成り立っているのかもしれない、という側面だってあるのかもしれないけど、こういう志のある会社のことがもっと広まっていったらいいなぁ、と思います。是非読んでみてください。


坂本光司「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」




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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
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3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
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2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
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6位 「もうダマされないための「科学」講義
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)