黒夜行

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ワーキングプア 日本を蝕む病(NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班・編)

東北でとんでもない地震が起きて、大変な時ですが、僕個人は関東に住んでいて、特別な被害は受けていません(関東でも被害が甚大なところはあります。僕のいるところは大丈夫だった、ということです)。通常通りの生活を心がけようと思います。もし普段からブログを見てくださっている方で、僕のことを心配してくれる方がいたら、と思って一応冒頭で但し書き。
内容に入ろうと思います。
本書は、NHKスペシャルで特集された「ワーキングプア」についての放送を書籍化したものです。僕の読み違いかもですが、このNHKの放送で『ワーキングプア』という言葉を使ったことで(この言葉自体は、放送大学教授の宮本みち子さんが提唱されていたのをNHKが使ったとのこと)、国会でも『ワーキングプア』という言葉が使われるようになるくらい、言葉として広まったようです。
『ワーキングプア』とは、『働いても、生活保護水準以下の生活を強いられている人たち』のことです。一生懸命働いても報われず、どれだけ働いても豊かになれない、という層が確実に増えているんだそうです。
取材当時(たぶん2005年前後だと思う)、『貧困問題』というのは、ある意味で語りつくされてしまっているテーマで、貧困問題を取り上げることに決めた時、果たして新しい切り口で番組を作ることが出来るのか分からなかった、といいます。つまりその時点で、この『ワーキングプア』という層の実態については、一部の専門家や当事者を除いて、ほとんど知られていなかったのだろうと思います。
取材班は取材を進めていく内に、これまでの貧困問題とはまた違った、新たな貧困の現実に直面することになります。
取材班は、日本国憲法を一つの指針としました。

日本国憲法第二五条「生存権、国の社会的使命」
すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

これに照らし合わせて、今の日本が、「日本人に生まれてよかった」と思えるような国の形を成しているのか。彼らは、それを徹底的に取材します。
本当に多くの人が出てきます。個々の人たちについて詳しく書いていると、本書の内容丸々ここで書くことにもなりかねないんで、それぞれざっとですが、こんな人達が取り上げられている、ということを書いてみます。
公立高校をトップの成績で卒業し、高待遇の大手電機メーカーに就職した女性。しかしその後、別の工場への配置換えの辞令を受け(当時働いていた工場が中国に移転するため)、母親の看病をしなくてはならないその女性は地元を離れるわけにはいかず仕事を退職。取材当時、まだ仕事は見つかっていなかった。
漫画喫茶に寝泊まりする男性。ハローワークに通っているが、住所がないと面接さえも受けられない状況が続いている。
秋田県。農業だけで暮らしていける人たちはほんの僅かで、現実は税金さえも払えない人たちが増えている。生活保護を受けようにも、『持ち家などの資産があってはいけない』『二等親以内の親族からの扶養が不可能である』という条件が、地縁も血縁も強い秋田という地では大きな足かせとなり、自殺する人が後を絶たない。
秋田県で洋服の仕立て屋をしている男性。洋服の一級技能士の免状を持っているが、今では値段の張る仕立てのスーツを作る人はほとんどいなく、「お直し」の細々とした注文だけでなんとか暮らしている。去年(取材当時から見て)の年収は20万円。それでも、毎日店を開けている。入院している奥さんの医療費も馬鹿にならない。
子供二人を育てる母親。母子家庭。二つの仕事を掛け持ちし、休みもなく、睡眠時間は毎日4~5時間。仕事を探すため、まず子供を預ける場所を見つけようと、市役所に相談に行くも、「働いていない人の子供は預かることが出来ない」と言われてしまう。
岐阜県は繊維産業で栄えた。しかし今はもう壊滅的だ。法律違反だが、低時給で働く中国人(研修生というような名目で受け入れている)が大量に流れこんできて、値下げ競争が止まらない。普通の競争が出来ず、廃業を余儀なくされている会社が多くある。
年金の受給資格のないお年寄り(あと数年払えばもらえる、という人もいる)は、死ぬまで働くしかない。アルミ缶を回収したり、あるいは市が請け負っている公園の清掃をしたりといったことで、毎日の生活の糧や親族の医療費などを確保している。
児童養護施設で生活する子供たち。最近では、親の暴力など、両親がいるのも関わらず児童養護施設で保護される子供が増えている。児童養護施設では、高校生までの生活を保証している。しかし、親の庇護もないまま、高校卒業してすぐ児童養護施設を出されても、自活の道を探れる人は多くない。貧困は、連鎖する。
こういった貧困の一部は、『自助努力が足りないせいだ』と言われることが多かった。フリーターやニートなどは、努力できるのに努力していないだけなのだ、と。取材班にも、当初そういう思い込みがあったようだ。
しかし、今の日本の現実は、もはやそうじゃない。仕事をしたくてしたくて、必死で仕事を探しているのに仕事が見つからない。あるいは、寝る間も休む間も惜しんで必死で働いているのに、生活が豊かにならない。そういう人たちが増えているのです。
その議論の中で、セーフティネットの充実、を声高に主張する人がいるようです。つまり、生活保護などの社会保障を充実させよう、ということです。
しかし、本書で描かれている現実を見ると、本当にそうなのだろうか、という気になる。例えば秋田県では、県民性もあって、多くの人が生活保護ではなく死を選ぶ。またお年寄りにはやはり、思い出の残った持ち家を手放したくない、という人が多くいるようで、それが生活保護受給の条件を満たせないという状況もある。
本書でも、冒頭でこんな風に書いている。
『「セーフティネット」が必要以上に強調されない社会、つまり、人間が人間らしく暮らせる、誇りを持って働ける社会、労働に対する正当な報酬を得ることができる社会、それこそが求められているのではないだろうか。』
確かにそうかもしれない、と感じた。セーフティネットの存在が大前提で、いいよいいよ、みんなこっちに落ちてくれば、なんて社会より、セーフティネットはあくまでも最終手段、それを使わずに済む環境を作るよ、っていう社会の方が断然良いはず。
しかしその一方で、『自助努力が足りない』とか言われてしまう。もちろん、自助努力が足りない人もたくさんいるだろう。後でうだうだ書くけど、僕もその内の一人だ。でも、自助努力をフルにやりきって、それでもどうにもならない人たちも山ほどいるんだ、という現実は消えない。そういう人たちが、最低限とはいわず、きちんとした生活を送ることが出来る社会。それが築けないようなら、日本という国には未来はないんじゃないか、と思ってしまう。
僕はフリーターだけども、色んな幸運によって、一人で生きていく分には、どうにか困らない程度以上の生活が出来ている。もちろん、今の環境がどれだけ続くかは分からないし、恐らく将来的には破綻するだろうことは目に見えているんだけど、まあ正直、それでもいいか、と思っている。
僕はたぶん、自助努力の足りない部類の人間ではないか、と思う。たぶんまだ、全力疾走で頑張れば、今の不安定な生活からどうにかこうにか抜け出すことは不可能ではないかもしれない、という環境ではないかと思う(まあ、年齢的にそろそろ難しいだろうけど)。
それでも、まあいいか、と思っている。僕は結婚する気がないし、子供なんてもっての他だし、両親や兄弟とも疎遠になるように努力してきた。だから、誰かのために人生を立てなおさなくちゃいけないってこともないし、僕の存在(あるいは非存在)が誰かにもの凄く迷惑掛けるということもないと思う(もちろん、誰にも迷惑を掛けずに生きていくことは不可能だ、ということは分かっています)。僕はある時から、そういう風でも生きていけるように、自分の人生の道筋を慎重に選んできた。僕は、止むなく今の立ち位置にいるわけではなくて、自分でそれを選択して今ここにいるのだ。
だから、本書で取り上げられている人たちと僕は全然同じじゃない。僕は適当に生きている結果だから自己責任だけど、本書で取り上げられている人たちは、自己責任はゼロではないだろうけど(ゼロの人もいるかもだけど)、それ以上に、社会の悪い部分を被ってしまっている人たちだ。そういう人たちの存在をまず認知し、そして理解してあげる。対策自体は、恐らくもの凄く時間が掛かるだろうし、何が有効であるのかを的確に判断するのも難しいんだろうと思います。だから、認知して理解してあげる。これが大事なんじゃないかな、という気がします。
この本はちょっと売ろうと思うんだけど、僕が考えたPOPのフレーズは次の二つ。

『働けるって、幸せだ』
『覚悟を持つか、諦めるかの、二者択一。日本。』

今売れている新書に、「デフレの正体」っていうのがあるんだけど、これを並べて置いたりすれば、結構客層的には合うんじゃないかな、と思ったりします。
今地震で凄く大変な状況だけど、でもそんな中で、「日本って凄いじゃん」とか「もっと日本を良くしよう」みたいな雰囲気が立ち上がっているのも確かだと思います。震災も目下の現実ですが、本書で描かれていることもまた現実。今僕らが感じている、そういう「日本をみんなで良くしよう」というような感覚を、是非震災復興後の『日常』にまで引き継いでいってくれたらいいなぁ、と思います。というわけで、是非読んでみてください。この本は、頑張って売るつもりです。

NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班・編「ワーキングプア 日本を蝕む病」 




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Comment

[4074]

こんばんは。
まず通りすがりさんがご無事ということが分かり、安心しました。本当に信じられないくらい揺れましたね。私の長い人生でこれだけの地震は初めてです。
先日、三崎さんの『海に沈んだ町』を読みましたが、いつもの三崎風のホラー(フィクション)として軽く流してしまい、これが現実になるとは思ってもみませんでした。
ワーキングプアは他人事ではなく、私の息子もこれに近い状態です(汗)。まぁ、本人がそれでよいと思っていますので、仕方ないことですが、親としてはちょっとヤキモキしています(汗)。パートのような働き方ですので、恐らく非課税ですよ。自助努力とは縁がなく本人は「自業自得」と申していますが、のんびりしている内に空前の就職難の時代に入ってしまいました(泣)。親が働いている内は何とかなりますが、今後が心配です。
ただ、そんな息子を持つ親としても心配なことは、今正社員として働く人の大部分は“会社命”のような働きぶりを強要され、プライベートは皆無に近いことです。人間として、これではダメでしょう。公私がバランス良く存在することが理想でしょうね。まぁ百歩譲ったとしても、サービス残業はごめん被りたいです。
働きたくても職に就けないという方にとっては、何とまぁ贅沢な…!と思われるかも知れませんが、ワークシェアということがもっと一般化して欲しいと思います。一方で過労死寸前まで働かされる人がいて、もう一方には日々の生活さえ満足に送れない人がいる、日本は何とまぁ不平等な国になってしまったのでしょう。生活保護という制度もセーフティネットになっていないことが良く分かります。何か、弱い人にキツイ国ですよね。
とりあえず、我が身は自分で守るしかないので、お互いに病気にならないように気をつけましょうね。明日から停電が始まるそうです。川崎市は第4グループで13:50~17:30らしいです。ちょっとご確認下さいね。

[4075]

こんばんわです。一応、ドラさんには安否を伝えておかないとなぁ、と思って書いてみました。他にもいつもみてくださっている人はいるんでしょうけど、具体的にどなたか存じあげないもので。
ホント、僕も人生でも初めての揺れの大きさでした。あんな地震は経験したことがありません。僕の周辺では具体的な被害は特になかったのでよかったですが、東北で凄く頑張っている書店を知っているので、本当に他人事とは思えずに色んな情報にかじりついていました。
確かに、『海に沈んだ町』にありましたね、水没してしまう話。ホント、一日も早く東北と茨城と新潟が復興してくれることを祈っています。
僕もまあ、自業自得、というか、自ら選びとってこういう生活をしているんで、別にどんな状況になろうが仕方ないんですけど、まあ僕はそれでもいいんじゃないか、とか思ってしまいます。本人が良ければ、ですけどね。本書では、本人がそれじゃ良くない、と思っている人たちに窮状が描かれていて、辛かったです。
でも、ホントそうですよね。社員は社員で、会社によるのでしょうけど、相当なハードワークを強いられるんでしょうね。二極化もいいところだな、という気がします。金銭的な豊かさは別にいいから、もう少しゆったりした心に余裕のある生活を送れる国になってほしいものです。
僕はツイッターをやってて、そっちからガンガン情報が入ってくるんで、停電に関する情報もかなり知ってます。でも、ありがとうございます!ツイッターで僕が知った情報を書いておくと、停電になった場合に注意しておかなくちゃいけないのは、
オートロックの開閉・エレベータの停止・パソコンで作業中のものの保存・上階に住んでいる場合はポンプが止まるかもだから断水するかも・立体駐車場からの車庫出し
だそうです。他にもあるかもですが、とりあえず僕が目にした範囲で。お互いにこの状況を乗り切りましょう!

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
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3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)