黒夜行

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光待つ場所へ(辻村深月)

「志保ちゃんには隠すことは出来ないだろうから言うんだけれど」
 敬叔父さんは一旦そこで言葉を切った。決意を固め直すような沈黙の後、敬叔父さんの声が続く。
「お母さんは、左目が抉り取られていたよ」
 志保はお母さんの顔を思い出した。左目が抉り取られた後の顔を見て、それでも綺麗だと志保は思った。あるいはその美しさは、左目を失ったことによるものだったのかもしれないのだけど。
「今警察の死体安置室にお母さんはいる。もし来られるようなら、今からここにおいで。それとも、私が迎えに行こうか。」
 一人で行けるから大丈夫と答えて、志保は電話を切った。今夜中に会田君の死体を車のトランクに入れておこうと思っていたのだけれど、今から警察署に行かなくてはいけないのなら、それは後にした方がいいだろう。志保は、とりあえず会田君の死体をお母さんの部屋に隠しておこうと思い、会田君の死体を引きずりはじめた。
 するとその途中で、会田君のジーンズのポケットから携帯電話の着信音が聞こえてきた。ポケットから携帯電話を取り出してみると、メールが届いたらしい。そのメールを読んだ志保は、会田君が言っていた誤解の意味が、ようやく分かったような気がした。

「失踪シャベル 21-8」

内容に入ろうと思います。
本書は3編の中編が収録された中編集です。

「しあわせのこみち」
T大文学部に通う清水あやめは、絵には自信を持っていた。美術系の大学にこそ進まなかったものの、確かな技術を持ち、感性に裏打ちされた絵を描けると自負していた。コンクールに出した絵ではうまい結果を出すことは出来ていなかったものの、これまでの学校生活で、負けた、と感じたことはなかった。少なくとも、絵や勉強においては。
一般教養のある授業。講師が有名で、受講資格を得るための課題を提出することになった。どんな表現形態でもいいから、自分を表現しなさい、と。
受講資格を得たあやめは、第一回の講義の際、今年は凄い人がいると言われて、絶対に自分だと思った。
しかし、そこで披露されたのは、3分間の映像だった。そしてあやめは、生まれて初めて、圧倒的な敗北を味わう…。

「チハラトーコの物語」
千原冬子は、離婚する前まではステージママだった母親に連れられ、幼い頃よくオーディションなんかに行った。時々雑誌なんかにも載ったりした。母親が離婚して、ステージママであることを辞めてしまった後も、冬子は自分が芸能界で頑張っているという嘘をつき続けた。それは、すぐバレるような嘘でも、誰かを傷つけるような嘘でもない。誰かを楽しませるためのプロの嘘だ。冬子はそう思い、ずっとそれを疑わずにいた。
今は、アングラ系のアイドルをやっている。その中でも冬子は、自分だけは本物だ、と思っている。私だけは、周りの女の子とは違う、と…。

「樹氷の街」
中学の合唱コンクール。クラスのピアノ伴奏に立候補した倉田は、お世辞にもピアノがうまいとは言えなかった。指揮である天木は倉田の練習に付き合ってはいるものの、伴奏でミスを連発する倉田に向けられるクラスの女子の視線を考えると、このままでは厳しい、と考えてもいる。倉田はプライドが高そうで、なんとかやりきろうと思ってはいるようだが、課題曲の伴奏だけで精一杯で、とてもじゃないけど自由曲の方が間に合うとは思えない。
そんな中天木は、どうしてウチのクラスには倉田くらしかピアノが弾けるやつがいないんだ、クラス編成おかしくないか、と言うと、小学校時代からのどう同級生に思いも掛けないことを言われる…。

というような話です。
内容紹介の難しい作品だな、と思います。辻村深月の作品が全般的にそうだけど、ストーリーがメインというよりは、複層的に描かれる人間関係の微細な積み重ねみたいな作品が多いので難しい。そういう物語は、ストーリーの部分だけ抜き出しても本質的なものはまったく伝えられないので、内容紹介が難しくなりますね。
辻村深月の作品の凄いなと思うところは、僕自身が隠したいな、触れて欲しくないな、と思っていることを抉り出される、というところですね。たぶん意識してそう書いているんでしょうし、それが意識的に出来るというのはとにかく凄いと思います。辻村深月の作品を読むのは、本当にそうやって自分の奥底にしまいこんだものを抉り出される感覚があるので、時には読んでいて辛かったり苦しくなったりすることもある。それでも辻村深月の作品を読んでしまうのは、たぶん自分が確認したいんだと思う。自分がもの凄く弱い人間だっていうことを。自分に嘘をついていることを。自分が卑怯者だということを。そういう、普段必死で隠しているからこそ表には滅多に出てこない部分を、時々思い出したいんでしょうね。そういうきっかけって、日常の中にそこまで多く転がってるわけでもないから、辻村深月の作品を読みたくなるのかもしれません。
本作で描かれる話はどれも、『虚飾』という言葉がよく似合うなと思います。
主人公は皆、自分の本質的な部分をうまく隠して生きている。そしてそれが、そうせざるおえなかった、という設定が実にうまい。それまでの人生を生きていく中で、素のままの自分ではあまりにも生きにくいと感じている人々。もちろん、素のままの自分で生きていける人なんてほとんどいないと思う。でも、本作で描かれる人々は、生きていく中で、捻れに捻れて、歪みに歪んでしまった、そういう何かを身にまとってしまっている。そうしなければ乗り越えられなかった、そうしなければボロボロになってしまった、そういう切実さを内包した生き方で、まずその描写が実に苦しい。
さらに主人公たちは、その大事に大事に隠してきた本質的な部分を、むき出しにしなくてはいけない状況に追い込まれるわけです。もちろんそれは、いつかやってくることが分かっていたはずのことです。本質的な部分を隠し続けたまま、今歩いている道を進むことは出来ない、それは主人公たちにもずっと分かていたことです。でも、それを見て見ぬふりして、なんとか時間稼ぎをして、そうやって生きてきたわけです。そういう彼らが、まるで無理矢理かさぶたを剥がすようにして、今まで自分を覆っていたものを剥がさなくてはいけない状況に追い込まれていく。それは、本当に苦痛を伴う。しかし、それでもそうしなくてはいけない。そういう切実さみたいなものが凄く前面に押し出されていて、これは凄いなと思いました。
正直僕も、結構そういう生き方をしてきたかな、という感じの人間です。素のままの自分ではうまく生きていけなくって、慎重に色んなもので自分の本質を覆って、でもそれがただの時間稼ぎだってことぐらい充分分かっていて、そしてやっぱりそれが破綻する時が来る、というような。だからやっぱり、読んでて結構グサッと来る場面は多いですね。本当に、言葉のナイフってあるんだな、っていう感じがします。何度も切りつけられたような気がしました。そういう鋭さが、この作品にはあります。
でも、僕の人生と決定的に違うのが、本書では『才能のある人間を描いている』という点です。どの話でも、才能のある人間というのが出てきます。彼らは、その才能の中途半端さに憤ったり、その才能を持て余していたりするけど、物語の中心にその『才能』というやつがデンと居座っている。才能を持っている人間の奢り、才能を持たない人間の悲哀。そういう分かりやすい対比だけではないけど、とにかく何らかの才能を持つ人間の描き方がうまい。特に、中途半端に才能を持ってしまった人間の持つ葛藤みたいなものは、何の才能を持つわけでもない僕にもグッと来るものがある。
それぞれの中編の話も書こう。
「しあわせのこみち」は、まさに『才能』というものを強く感じさせる物語。ある作品との出会いが、あやめの絵に対する考え方を変えていく。それは、簡単なみちのりではないし、すんなりと進んだわけでもない。
あやめは、恋愛や結婚やそういう類のことに、あまり興味が持てない。それは、才能を持つ自分が、そんな一段低い『普通』のことなんかにかかずらわっている場合ではない、という強い自惚れからのものだ。だからこそあやめは、ずっと浮いていたし、本音で話せる友人もいなかった。
しかしその目の前に突然、虚飾も何もない、ストレートに本音をぶつける人間が現れる。その存在に激しく心を揺さぶられながら、あやめは絵との向き合い方を変えていく。その過程が素晴らしい。
また、田辺が抱える葛藤や苛立ちみたいなものも、すべて分かるとは決していえないけど、少しは分かる。才能というのは、ここまで不自由なものなのだな、と強く感じた。
「チハラトーコの物語」は、嘘をつくことで自らに虚飾をまとっているという自覚のない千原冬子の痛々しさみたいなものが凄くいい。嘘をつくことは、周りの人間を楽しませるささやかな余興だ、と信じて疑わない冬子は、その考え方をほとんど壊されることなく大人になっていった。そうやって、『プロの嘘つき』を自認する冬子の、それを自覚していないが故の悲惨さみたいなものが、冬子視点の物語なのにビンビン伝わってきていい。
自分が、ただ好きだからというまっとうな理由でオタクであるということも、倒錯した形で冬子の自尊心を高めている。これほど綺麗なのに、自分は芯の芯からオタクのことが分かる。ファンに受け入れられるために付け焼刃でオタク的な知識を身につける周囲のにわかアイドルとは違う。そんな自分が、こんなにも可愛いんだ。そういう意識が、冬子を傲慢にしていく。自分は本物だ。本物であるということがどういうことなのか深く考えて見ることもせず、そこに寄りかかっている。そういう微妙なバランスで成り立っている冬子の生き方みたいなものが凄くよく描かれていていい。
「樹氷の街」は、他の物語とは違って、何人かの人間による多視点の物語で、しかも他の作品と比べると若干短いので、他の2編と比べて、微細な人間関係を重ねることで複層的な物語を浮かび上がらせるという他の2編とは若干違う。それでも、倉田の空気の読めなさや、天木の冷徹さ、椿や秀人の優しさなんかに入り交じって、神童と呼ばれた松永の人間性みたいなものがスーっと真っ直ぐ描かれていて気持ちがいい。ほんの些細なことから人間関係がクルッと変わってしまう中高時代のように、合唱コンクールという目標が、微妙なバランスで成り立っているクラスの人間関係を少しずつ変えていく。その過程が、他の2作品にはない爽やかさを運んでいるようで、何だか救われたような気持ちにもなります。
あと、「しあわせのこみち」はちょっと分からなかったけど、「チハラトーコの物語」には「スロウハイツの神様」が、「樹氷の街」には「凍りのくじら」が若干関わってきます。辻村作品には、この作品をあらかじめ読んでいないとある作品をきちんと理解出来ない、というようなものもあるんだけど、本書はまったくそういうことはなくて、伊坂幸太郎作品にちょっとした発見があるように、本書でも、あっあのキャラクターが出てきた、という以上の意味はないので、それらの作品を読んでいなくても普通に楽しめます。こういう、それまでの作品を読んでいる読者向けのちょっとしたサービスも、辻村深月はうまいなと思います。
そんなわけで、ちょっと前に読んだ「太陽の坐る場所」は個人的にはそこそこでしたけど、本作は素晴らしいと思います。ここ最近の辻村作品の中でもかなりトップクラスにいいんじゃないかな、と思います。是非読んでみてください。

辻村深月「光待つ場所へ」

追記)一応書いておかないとアンフェアだと思うんで書きますが、amazonのレビューには、本作と関わりのある作品をあらかじめ読んでおかないと面白さが半減、というようなコメントがあります。僕は全然そうは思いませんけども。





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8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
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4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
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8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
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12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
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コミック

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2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

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1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
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3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

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3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
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10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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