黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

死ねばいいのに(京極夏彦)

19

 朝から、窓を叩きつけるような横殴りの雨が降っていた。降っているというより飛んでくるという感じの雨で、窓に雨が当たる音も騒々しかった。身体は疲れきっていたけれど、音がうるさくて眠れそうになかった志保は、ベッドで横になりながら昨日のことを考えていた。雨が降る、と言っていた男の言葉は、当然だけどその通りになった。その言葉の意味を、志保は理解しているつもりだった。しかし、それがどのような結果を生むのか、志保にはまだ分かりかねていた。自分の立っている地面が、少しずつぐにゃぐにゃになっていくような不安定さを感じて、志保はもう一度眠りに落ちたいと思った。どうせ大学には行けないだろうし、大雨の中家に閉じこもっていたら、不安ばかりがどんどん押し寄せてくるような気がした。それなら、ずっと寝ていたかった。だけど、眠ろうとすればするほど余計に目が冴えてきて、結局諦めた志保は、いつも通りの朝を過ごすことにした。
 シャワーを浴びて部屋に戻ると、会田君からメールが来ていた。
「池上さんのとこも、休講?」

「失踪シャベル 19-1」

内容に入ろうと思います。
本書は、6編の短編が収録された連作短編集です。基本的にはどの話も筋は同じで、渡来ケンヤというなんとも言えない無礼な男が、殺人事件に巻き込まれて死んでしまったアサミという女について聞いて回る、という話です。ちょっと事情があって、最後の短編である「六人目」の内容は紹介しないことにします。

「一人目」
契約社員だったアサミが勤務していた会社の上司だった男のところにケンヤがやってくる。アサミの話を聞きたいというのだが、コイツは一体何者なのだろうか?アサミとどういう関係なのかよくわからない。それでなくてもいろいろ大変なのだ。仕事も家庭も、もう限界なのだ。こんなよく分からない男に付き合っているような暇はないのだ…。

「二人目」
アサミの住んでいた部屋の隣の住人である女性のところに、ケンヤがやってくる。アサミの話を聞きたいというのだけど、何だってこんなよくわからない男を部屋に上げる羽目になっているんだろうか。あの尻軽で男関係に軽い女の、一体何を話せばいいというのだろうか。学歴もあって仕事も出来る私にはロクな仕事は回ってこないくせに、男とヤりまくって仕事を回してもらってるような女の、何を聞きたいというのだろうか…。

「三人目」
アサミを愛人にしていたヤクザの元へケンヤがやってくる。アサミの話を聞きたいというが、なんなんだコイツは。アサミと恋愛関係でもあったのだろうか。何が聞きたいんだかもわからないが、ヤクザを目の前にしても怯んだ様子がないってのも癪に障る。そうだよ、俺はアサミを10万で買ってモノ扱いしていたさ。愛してたかだって?そりゃあ、愛してたさ…。

「四人目」
アサミの母親の元へ、ケンヤがやってくる。ロクに片付いてもいない部屋に、何だってこんな若い男を入れなくっちゃいけないんだか。どうせアサミと付き合ってた男か何かなんでしょう。何が聞きたいって?アサミなんかよりもね、私の方がずっと不幸だったよ。男運も悪かったし、幸せだったことなんかありゃしない。ホント、不幸な人生だよ…。

「五人目」
アサミの事件の捜査を担当している刑事の元にケンヤがやってくる。情報提供にやってきたのか?それとも被害者を追いかけて楽しむただの変態なのか?こちとら忙しいが、善良な一般市民なだけに、きちんと対応しないわけにもいかない。って、君はアサミの知り合いなのか?水も漏らさぬ捜査をしたはずだが、君のことはまるで浮かんでこなかったのだが…。

というような話です。
いやー、これは凄い小説でしたよ!読んでて、やっぱ京極夏彦天才だな、と僕は思いました。僕はこの作品を、史上最強の<言い訳>小説と呼ぶことにします。これは凄い。
何が凄いってまず、たったこれだけの設定で短編一つ書けちゃうってことなんです。どの短編も基本的に、アサミの関係者にケンヤが話を聞きに行くってだけで、登場人物もほぼ二人だけ。二人が、どこか室内で喋ってるっていうだけです。普通これだけの設定で物語なんて書けないですよ。三谷幸喜ぐらいじゃないですか、出来そうなのって。しかもその二人が喋ってるってだけの話が、まー面白いんですよ。
何が面白いかって、やっぱりまずケンヤのキャラクターが素晴らしいっていうところですね。僕はこの作品、それぞれの短編を舞台にしたら面白いと思ってるんです。室内で登場人物二人が喋るだけって、舞台で結構やりやすそうじゃないですか?でも、その場合凄く難しいのが、このケンヤを演じる役者さんだろうなと思うんです。
ケンヤは、無職だし、バイトをしても続かないし、学歴もなければ身元を明かすものも特にないという、引きこもっていないし完全にニートというわけでもないけど、それに近いようなそういう存在です。ケンヤは自身のことを、馬鹿で常識を知らないし頭が悪い、と自己評価をしていて、態度も悪ければ言葉遣いも乱暴で、人に話を聞くような態度じゃない。それでも、とりあえず相手の懐の内側に入り込んじゃうんですね。まずそこが凄い。普通こんな無礼極まりない男が話を聞きたいんだなんてやってきたって、追い返すだけだと思うんですよ。でも、まあ小説だからと言われたらそれまでだけど、でもそこまで無理じゃない形でケンヤは相手の懐に入り込む。これがまず凄く難しいと思うんですね。
しかもそれからケンヤは、読者がハッと思うようなことを言うわけなんですよ。これが痛快ですね。僕は、周りからどう見られているかはわからないけど、人生に対してそんなに言い訳とかしてないつもりなんです。誰が悪かった、運が悪かったなんてほとんど思ってないし、現状は自分で獲得したものだと思ってるから不幸だなんてほとんど思ったこともない。でも世間の人って、たぶんそうじゃない人の方が多いと思うんですよね。人生に対して言い訳ばっかりしてて、自分は悪くない悪いのは全部他人だあるいは運が悪いだけなんだ、と思ってたりするんだろうなと。そういう人が読むと、グサリと来るようなセリフとか表現とか結構あるんじゃないかなと思うんです。
あんまり具体的なところに触れると面白くないかもしれないけど、ケンヤが話を聞きに行く相手は、基本的にアサミのことを全然話さないんですね。ケンヤはしつこいくらい、アサミの話を聞かせてくれっていうんだけど、みんな自分の話ばっかりしてアサミの話をしない。自分の不幸話、言い訳話ばっかりしてるんだけど、それを最後の方でケンヤがするっとひっくり返してくれるんですね。しかもケンヤは、馬鹿だし頭悪いしっていう設定だから、全然難しいこととか言わないんです。ホント、シンプルなものの見方で、相手の言い分をするっとひっくり返してしまう。これは凄かったです。
それに、今っぽい若者の雰囲気をふんだんにふりまいているケンヤの描写は痛快ですね。もちろん、京極夏彦が描くケンヤというキャラクターが、どこまで今の若い世代のリアルを描いているかは僕には判断できないですけど、ごく主観的な判断をすれば、凄く的を射ているんじゃないかなと思うんです。特に、このセリフには僕は痺れました。

「馬鹿にされるのが厭だとか、出世してえとか、金が欲しいとか、そんな理由つけて文句垂れてるうちは甘えてるって話だって。それなら引き籠ってる奴らの方がずっと弁えてるってことじゃん。あいつら、そんなもん一切合切捨てて、それと引き換えに部屋引き籠っtルんだぜ」

これはもう素晴らしい表現だなと思いました。僕は結構、引き籠ってる人間のこと、理解出来ないことってないんです。そんなに不自然じゃないだろ、と。もちろん、食い扶持ぐらいは自分で稼ぐべきだなとも思うんで、完全に理解できるわけじゃないんですけど、でも「引き籠ってること=悪」なんていう図式は別に理解出来ないんですよね。だって、何でわざわざ外の世界に出ないといけないわけ?僕も、出世だの大金だのそんなものまるで興味ないし、たぶん僕よりももっといろんなことに興味ない人間ってたくさんいると思うんですよ。そういう人間に、外に出て何をしろと?自分が求めているものが、部屋の中ですべて手に入るんだとしたら、別に外に出る必要なくない?とか思うんですよね。もちろんもう一回書くけど、食い扶持は自分で稼ぐべきだと思うけど、とりあえずそれは議論の対象外にしてます。
部屋に引き籠らないで外に出ることを選択したってことはさ、すっげー辛いことだってたくさんあるってことも受け入れたってことだと思うんですよ。実際、生きてくのって辛いですよ。すげー大変だし、僕も昔からずっーとギリギリのラインでなんとか生きてるっていう実感があります。自分の思い通りになんていかないし、嫌なことだってたくさんあるし、嫌なことしかないかもしれないけど、でも正直、それって全部自分で選択してるんですよね。だって、嫌だったら逃げればいいし、最悪引き篭ればいい。でも、嫌でもなんでも外の世界で生きたいっていうんだったらさ、それはすっげー辛いことだって受け入れるしかないと思うし、それこそ本書のタイトル通り、それが我慢出来ないっていうなら、<死ねばいいのに>って感じですよね。僕は結構そんな風に思って生きてます。幸せを追い求めるより、いかに不幸なことを遠ざけるか、そうやって死にたくなるような気持ちをいかに遠ざけるかっていうのを人生の主眼にしてます。だって僕は、自殺が出来ないということをもう実地で知ってしまったから。だから、なんだかんだで生きていくしかない。無理でも辛くても、しがみついてでも生きていくしかないんです。だったら、どうやって楽しい人生を送るかじゃなくて、いかに苦痛を取り除くかで人生を判断しています。だから今、フリーターでふらふらした生活をしてるけど、それでも僕は、上司や部下からのストレスもないし、結婚願望なんてないし、ローンを組んで返済に追われてるなんてこともないしで、幸せですよ。不幸ではないし、死にたくならないという意味で、僕は幸せです。それ以上、何か望むことってありますか?って感じです。
そんなわけで、本作品とは関係ないことをずらずら書きましたけど、とにかくこれは素晴らしい作品ですよ。人生に不満持ってる人は、とにかく読んだほうがいいと思う。ケンヤのシンプルな理屈に、ハッとさせられるんじゃないかなと思います。
びっくりしたのが、amazonでの評価があんまりよくないこと。嘘でしょ?こんな傑作なのに、何がダメなのか僕にはまるでわからん。大絶賛の作品です。是非読んでみてください!

京極夏彦「死ねばいいのに」






関連記事
スポンサーサイト

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/1800-4ab0c29d

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
14位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
11位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)