黒夜行

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でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相(福田ますみ)

「はあ?」アカネちゃんは何を言われているのか分からないみたいだった。
「いや、字が見にくかったり、書いてあることがわかりづらかったりしたのかなって」
「いや、全然そんなことないよ。ホントたまたまなんだって」
「うん、それならいいんだけれど。アカネちゃんが私のノートを必要としなくなったら、ちょっと頑張れないなって思って」
 言うつもりじゃなかったことまで口にしてしまった。後悔したけれど、一度言ってしまった言葉を取り返すことは出来ない。
「いやいや、ベル何言ってんだよ。ベルのノートが一番最高だって」
 アカネちゃんはちょっと慌てたみたいにそう言った。何だか悪いことをしてしまったみたいに思えて、アカネちゃんに申し訳なく思った。
「そうだ。そんなこと言われたからっていうんじゃないんだけれど、借りたいノートがあったんだよ。園芸学概論なんだけど」
 アカネちゃんもガーデニングサークルに入るぐらいだから、園芸学については多少興味があるみたいで、普段から割と授業を聞いてノートを取っているみたいだった。だからこの講義だけはノートを貸していないのだ。

「失踪シャベル 15-2」

内容に入ろうと思います。
本書は、2003年に福岡で起こったとある事件を追ったノンフィクションです。
2003年のある日、朝日新聞の西部本社版に、「小4の母『曾祖父は米国人』 教諭、直後からいじめ」という大きな見出しが載る。そのショッキングなニュースに地元のメディアは湧くも、あくまでもそれはローカルニュースの一つだった。
しかし、週刊文春が、「『死に方教えたろうか』と教え子を恫喝した史上最悪の『殺人教師』」という記事を載せたために一気に全国区のニュースになった。
メディアが取り上げるところによれば、この『殺人教師』はこんなことをしていたらしい。
家庭訪問の際、男児の曾祖父にアメリカ人がいると知ると、血が混じっているんですねなどといいアメリカ批判をし、差別意識をむき出しにした。それをたまたま聞いていた男児は、自分の血が穢れているということがどういうことなのか分からず、図書室で調べて衝撃を受け、それについて母親にしきりに聞いてくるようになったらしい。
また教師は、男児が10数える間に帰り支度が出来なければ、アンパンマン(=両頬を指でつかんで強く引っ張る)、ミッキーマウス(=両耳をつかみ、強く引っ張り、体を持ち上げるようにする)などの五つの罰から一つを選ばせ、それを実行したという。しかも笑いながら。
また、アメリカ人の血が混じっているから頭が悪いと決めつけたり、挙句には死ぬように迫った、というのだ。
両親からの指摘を受け、学校は教師による暴行の事実を認め、福岡市教育委員会もいじめと虐待を認定、全国初の「教師によるいじめ」と認定された。
いじめを受けた男児はPTSDが酷く、両親は教師に対して民事裁判を起こすことになる。
というのが、日本中のマスコミが報じた事件の概略です。
さて、今度は同じ事件を、『殺人教師』と名指しされたその教師の側から見てみましょう。
家庭訪問の予定を組んで、その男児の家には翌日の予定だったはずなのに、夜電話が来て、兄を病院に連れていかなくてはいけないので今日の家庭訪問は少し遅らせて欲しい、という。おかしい、明日だったはずなのにと思いつつ、遅い時間でもいいからと言うので家庭訪問に向かう。一通り社交辞令も混ぜながら(お世辞にも男児は評価の良い生徒ではなかった)会話をして、教師は帰ろうと思うのだけど、何故か母親がアメリカでの生活の話やらを初め会話がダラダラ続いてしまう。母親が、祖父だかがアメリカ人なのでという話を切り出すので、なるほどだから○○君はハーフのような顔立ちなのですね、というようなことを返したりする。そんな感じで家庭訪問は終わる。
それから数週間経ったある日、校長から呼び出される。心当たりのまるでない教師に校長は、虐待をしたのか、と唐突に聞く。教師にはまるで心当たりはない。ないが、一度だけ、男児が他の生徒を殴ったので、頬を少しだけ叩いて、これがあの子の痛みだ、というようなことを言ったことを思い出して、一度こういうことをやりましたと言ってしまう。
それからこの教師は、あれよあれよというまに、『史上最悪の殺人教師』に仕立てあげられてしまうのだ…。
という感じの話です。
いやー、これはメチャクチャ面白かった!面白かった、なんていうのはちょっと不謹慎なのかもしれないけど、それでも言おう。メチャクチャ面白かった。これほど先が気になるノンフィクションを読んだのは久しぶりだなぁ。ちょっと前に読んだ、「凶悪 ある死刑囚の告発」も面白かったけど、これもすこぶる面白い。
何が凄いって、いじめや虐待の事実はほぼゼロなのに、それが全国区を賑わす大ニュースになり、しかも裁判まで行われている、というところだ。メディアは、碌に取材もしないくせに、大雑把な情報だけで『殺人教師』と書きたてる。何せ、この教師のクラスメートやその保護者に話を聞けば、そんな虐待の事実はないということはすぐ分かったはずなのに(事実この教諭のクラスメートはニュースを見て、嘘ばっかり言ってると母親らに言っていたらしい)、男児の母親の話ばっかり鵜呑みにして記事を書いてしまうのだ。確かに、福岡市が既に「全国初の教師によるいじめ」を認定していた、という事実も大きかっただろう。それによって、虐待は既成事実だった、という色眼鏡で事件を見てしまったのも仕方なかったのかもしれない。しかしだからと言って、何もしていない一般市民を勝手に陥れていいことにはならない。
学校も学校だ。確かに学校というところは最近、保護者との関わりが難しくなっている。だから及び腰になってしまう部分もあるとは思う。しかし、教師に碌に話も聞かないままで、いじめの事実を認定してしまった罪は重いのではないか?教師は、学校内で騒ぎを収めるために、自分はまるで非がないのに、下げたくもない頭を下げたのだ。それなのに、結局学校という組織は教師を守ってはくれなかった。いくら教師の側に優柔不断な点があったとはいえ、やっぱりこの対応は酷いなと思いました。
しかし何よりも凄いのは、この男児の母親です。典型的な(と言ってもちゃんと知ってるわけでもないですが)モンスターペアレントだと思います。自分の子供の言っていることを全面的に信じ、それを根拠に相手を責め立てる。でも、まあそれだけならいいんです。この母親の最悪なところは、とにかく嘘三昧だ、というところです。初めは、自分の子供を信じたい、という気持ちだったかもしれません(僕はそんな風には信じてませんが)。でも、とにかく嘘ばっかりなんです。具体的にどんな嘘なのかはまあ読んでもらうとして、よくこんな大嘘で裁判まで始めようと思ったものだ、というくらいとにかく杜撰すぎる嘘なんですね。驚きます、ホント。言い過ぎかもしれないけど、同じ人間とはちょっと思いたくないなぁ、という感じがしました。
凄いのが、この男児の母親を原告とした裁判には、原告側に550人もの弁護士がついた、ということです。もしかしたら嘘つきの天才で、この人の傍にいると嘘でもホントのように聞こえてしまうようなそんな人なのかもしれないけど(まあそんなわけないんですけどね。実際男児と同じクラスの保護者たちは、この母親への悪い評判をたくさん聞き知っているわけで)、それにしても騙されすぎじゃないか、と思います。
でも本書を読んで、自分も気をつけないと、と思いました。僕も、今ではニュースなんかは、ネット上でざっと読むぐらいなんですけど、やっぱりそうすると、目立つ部分にしか目が行かなかったりします。見出しとか、気になる単語とか。そうなると、漠然とした印象のままそのニュースを解釈する感じになってしまいます。ざっくりした取材で『殺人教師』の記事を書いた記者と同じように、ざっくりした読解によってまるで違った風にニュースを捉えることになってしまいそうな気もします。それに、こういう適当な取材をして記事を書く記者もいるわけで、メディアをより一層信じすぎないという姿勢も重要だなと感じました。
これは、僕は売りますよ。読み物としてメチャクチャ面白いっていうのもあるけど、とにかく読んでていろいろためになる。『メディアの情報との付き合い方』とか『組織は個人を守ってくれない』とか『モンスターペアレントの実態』とか『教育現場の矛盾』とか、とにかくいろいろ考えさせられます。しかも、小説よりも続きが気になるという、素晴らしいノンフィクションです。僕も頑張って売りますけど、福岡の書店員さんには是非頑張って売って欲しい。さてPOPの文章を考えよう。
『酷い…。これは酷過ぎる!』
『こんなに先が気になるノンフィクションはなかなかない!』
『あなたの周りにもいるかもしれない、こんな人。怖すぎる!』
とりあえず覚書。
是非是非読んでみてください。メチャクチャ面白いです。たぶん誰が読んでも、それぞれの立場でいろんなことを感じられる作品だと思う。

福田ますみ「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」




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Comment

[3959]

この本の中身がでっちあげなんですけどね・・・・・
どれだけ人間はマスコミに踊らされるているんでしょうか
少なくても裁判で加害者が被害者の生徒に対して行った事を確認する限り
教師によるいじめにしか見えませんでしたが

[3960]

まあ僕には、何が正しいのかは正直判断できないし、
その判断は正直放棄しています。
でもこういう本を読むことで、
情報は複数から得て総合的に判断しなくてはいけない、
というリテラシー能力への意識が高まればいいんじゃないかな、
と個人的には思っています。

[3961]

ろくに取材もしない朝日新聞、週刊文春も大問題だが、やはり母親の存在があまりにインチキ臭すぎる。
祖父(だか曾祖父)だが知らんが、本人がアメリカで飛び級するほど優秀なら、英語で質問してみたらどうだろうか。
それでかなり答えが明瞭になるはずだ。
くわえて「きょういくブログ」を始めとする原告(母親側)擁護のコメントは、残念ながら、感情に走り過ぎて信憑性に欠ける。
なお一連の裁判で真実が明らかになったのか否かは不明だが、問題の児童と両親のその後の生活を見届ければ、だれがウソをついているのかはおのずと明らかになるのではないか。

[3962]

まあでも結局、報道でしか事件に触れることがない僕のような人間には、真偽を判断する術はなかなかないのですよね。メディアの流す情報に、常に疑いの目を向ける、という自衛手段ぐらいしかありません。
だからこそマスコミには、もう少し良識のある取材をして欲しいなぁと思うんですけど、まあそんなことを望んでも無理なんだろうなぁ、とは思います。
学校の先生って、ホント大変なんだろうなぁ、と思いますです。

[7683]

「モンスターマザー」繋がりで、「でっちあげ」も読みました。
私は「モンスターマザー」(丸子工業高校自殺事件)には
ちょっと関わっており、当時の報道のデタラメさには
恐怖を覚えていました。

自殺した少年はイジメではなく、家庭内の虐待に苦しんでおり
外部に助けを求めていたのに まるで学校や部活仲間が
イジメ殺したかのような報道になっていたので。

少年は母親を批判する遺書を残していたのに
母親は、それを書き換えて発表したのです。
すぐにバレましたが

「モンスターマザー」繋がりで「でっちあげ」も読みました。
丸子工業の事件を知っていた自分にとっては
「ああ、これもそうだったのか」という感じです。

[7684]

逆に、別の「モンスターマザー」にまんまと騙されて
非があるわけでもない学校に電話抗議をしてしまったこともあります。

彼女の言っていたことは、すべてが誇張と捏造でした。
「イジメ」という言葉には魔力があり、それを聞くと
「被害者」が無条件で可哀想に思えてしまい、理性を失ってしまうのですね。
少々おかしな点があっても、なんとなく見逃してしまうのです。

抗議電話をしてしまった学校には、謝罪電話をしました。
あんな穴だらけの嘘に何故だまされたのか我ながら不思議です。
「イジメに遭った子供」の不憫さに目が曇ったのか・・・
今後は騙されないよう、気をつけます。

[7685]

こういう事柄に巻き込まれてしまったのですね。
僕自身は経験がないので分かりませんけど、ホント恐ろしいですね…。

なんとなく、大々的に報道される事件ほど、受け取り方に気をつけないとな、と感じることは多いです。マスコミに限らず、「センセーショナルな情報を提示する存在」は注目され、情報は一気に広まるけど、それが真実がどうかの検証ってあんまりなされないですからね。

こういう人が実在する、ということをそもそも知らなければ対処のしようもないし、知ってても厳しいですよね。”次回”がそもそもないことを祈りますが、あった場合は頑張ってください

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13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
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15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
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1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
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5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
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小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
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9位 山本弘「詩羽のいる街
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16位 朝井リョウ「何者
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

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2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
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7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

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5位 百田尚樹「錨を上げよ
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