黒夜行

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フリー <無料>からお金を生み出す新戦略(クリス・アンダーソン)

二人は思いっきり笑い合った。こんな雰囲気で男の子と喋れている自分が何だかおかしかった。口だけ誰かに乗っ取られているかのようだった。会田君と話す時の自分が、まるで遺跡から発掘された古代の遺物であるかのようだった。ずっと昔から自分の中にあったのだけれど、長いこと知ることのなかった自分と対面したかのようで、清々しい気分になれた。志保にはどうしても、男と言えば父親を連想した。憎むべき父親が、まるで男の代表であるかのように思っていた。そうではない、と否定出来るだけの出会いがなくて、志保の考えはそこで固定されたままだった。会田君は、志保のそのがちがちに固定されてしまった価値観を、まるで手品のように瞬間的にほぐしてしまった。そうなってみると、妙な考え方に固執していた自分が少しだけ恥ずかしく感じられて、その恥ずかしさを打ち消そうとして無意味に早口になってしまったりもした。

「失踪シャベル 11-9」

内容に入ろうと思います。今日二度目の更新です。
本書は、出版されてすぐに大いに話題になった本で、かつて「ロングテール」という言葉を生み出した、「ワイアード」という雑誌の編集長による著作です。
本書は、グーグルなど無料でサービスなどを提供することで利益を生み出す戦略について、現状でどのような動きがあるのか、具体的にどういう構造で利益を生み出しているのか、経済学的に無料というのはいかに解釈されるのか、フリーに対する批判への返答、フリーへと至る歴史などなど、あらゆる側面から現在のフリーの時代を描いている作品です。
本書ではまず、フリーを四つに大別します。
一つは、「直接的内部相互補助」というもので、原価が無料ではないものを敢えて無料にすることでお客を呼び、別のものを買ってもらったりする、というようなものです。これは、携帯電話を無料で渡し使用料で回収するというモデルや、ジレット社がかつて行った、カミソリをただで配ることでカミソリの替刃を買ってもらう、というような戦略です。
二つ目は、「三者間市場」というもので、第三者がスポンサーとしてお金を支払うけど、利用者には無料で提供されるというタイプのもの。これはテレビやラジオが先駆的な存在で、広告収入によって運営されているもののほとんどがこれに当てはまります。
三つ目は「フリーミアム」というもので、無料版と有料版を用意するというもの。これはオンラインゲームでよく使われていて、基本的な部分は無料で出来るけど、時間を節約したいという人はお金を払ってゲーム内の通貨を手に入れることが出来るという仕組みです。また、本書が米国で発売された際、本として出版された直後ネット上でも無料公開されたわけですけど、これも無料版と有料版というフリーミアムの手法を取り入れたものです。
そして最後に、「非貨幣市場」があり、これは贈与や無償の労働などが当たります。中古の商品を欲しいと思っている人にあげる、というようなサイトがこれに当てはまります。
それぞれの特性や、どんな企業がそれを採用しているのか、過去どんな成功例があったのかなど、その四つの分類に対して具体的にいろいろと描かれます。また、ページの途中にコラムという形で、より具体的な形でどうしてこれを無料で提供できるのか、というような話がいくつか載っています。僕が面白いなと思ったのは、講演会自体をオンラインで無料配信する一方で、その講演会の高額のチケットが売れる、という話ですね。
これはどう説明されるかというと、まず当然のことながら、オンラインの動画で見るのと実際に会場にいるのとでは、出席者と歓談したり新たな出会いを期待したりという点で大きな違いがある。それはまあ当然なのだけど、面白いと思ったのは、オンラインで動画配信することで、これまでは限られた人しか見ることが出来なかったものがより広く公開され、それによって講演会自体の付加価値が高まるのだ、という話です。実際その講演会のチケットは、オンラインが始まった2006年に4400ドル(ってこれ40万とかそれぐらいってことですよね?高っ!)だったのだけど、2008年には6000ドルになったそうです。さらに、動画配信によってチケットの需要が増え、それによって会場の収容人数も広いところになり、それによってさらに利益が得られるんだそうです。高額な講演会をオンラインで無料で動画配信するということが、結果的により大きな利益に繋がる、ということなんですね。面白いな、と思いました。
また本書は、企業側の戦略だけではなく、フリーを提供される側の消費者の行動についても結構いろいろと書いています。これは現在では行動経済学という風な呼ばれ方をしていて、それまでの経済学とはかなり違ったアプローチがされます。
僕は大分以前ですけど行動経済学の本(経済は感情で動く、だったかな?)を読んだことがあるんだけど、従来の経済学では消費者は「合理的な判断をする人」みたいな感じで扱われるんだけど、実際僕らは経済活動において常に合理的な判断をしているわけではない。そういう、経済における人間の心理学みたいなものを取り込んだものが行動経済学なんだと思うんだけど、本書にもいろいろと面白い話が載っていました。特に、それまでの経済学では扱いきれていなかったフリーというものに対しては、それまでの経済学では説明出来ないような消費行動が取られることが多いみたいなんですね。
例えば、これは多くの人がそう思うんじゃないかなと思うけど、それまでお金を払っていたものが無料になると質が落ちたと考えやすいけど、最初から無料だったものは質が悪いとは思わないんですよね。もちろん、有料から無料に切り替わったって質の良いものはあるだろうし、初めから無料のものでも粗悪なものはあるだろうけど、でも僕らはそういう風に感じてしまう、ということなんですね。
またフリーの世界では「ペニーギャップ」と呼ばれる現象があります。それは、ほんの少額の課金と無料では天と地ほどのさがある、ということなんですね。本書では、チョコレートを使った実験が載っていました。
二種類のチョコレートを大学生に売る、という実験で、ひとつはスイスの高級チョコ、もう一つはおなじみのハーシーのキスチョコです。
さてまずスイスのチョコに一粒15セント、ハーシーの1セントという値段をつけました。するとスイスの高級チョコを選んだのが73%、ハーシーを選んだのが27%という結果になりました。
次に、スイスのチョコに14セント、そしてハーシーのチョコを0セント(つまり無料)にしたところ、高級チョコを選んだのが31%、ハーシーを選んだのが69%と突然逆転します。両者の金額的な差はどちらの実験でも変わらないのに、片方が無料になることで価値ががらりと変わってしまうんですね。それがどれだけ少額であったとしても、お金を支払うということに対して人間は心理的な抵抗を感じるわけです。だから、少額の課金をするくらいならいっそのこと無料にしてしまう方が遥かに有益であるということもあるようですね。
またアマゾンでは、ある一定以上の買い物をすれば送料が無料になる、というサービスが一般的だけど、それは大抵本を二冊買うといい感じの値段設定になっていますよね。だからアマゾンではこの形の送料無料のサービスを始めるや、二冊目の注文が増えたのだそうです。
でもフランスではそうはならなかった。何故なら、フランスのアマゾンでは、元々設定されていた送料がもの凄く安かったために、二冊目を買ってまで送料を無料にしようという意欲が湧かなかったそうです。その後送料を他の国並に引き上げると、二冊目の注文が増え始めたそうです。
このように、人間の消費行動というのはなかなか一筋縄ではいかないもので、さらにそれにフリーというものが加わるために、それまでの消費者の有り様とはまったく違った経済活動が展開される、ということになったようです。そういう、フリーに触れるようになった消費者の消費行動の変化みたいな話もなかなか面白いなと思いました。
また本書では、核となる考えとして、『競争市場では、価格は限界費用まで落ちる』というものがあります。限界費用というのは、製造コストや人件費なんかを考えて利益をギリギリ生み出すことの出来る限界の値段(みたいな解釈なんですけど、もしかしたら間違ってるかも)です。本書では、ビット(情報)の世界とアトム(原子。つまりテレビや食品などの物のこと)の世界とで分かれていて、メインとなるのはビットの世界の話です。ビットの世界ではテクノロジーの限界費用は年々ゼロに近づいているために、無料でサービスを提供することが可能になっているわけです。何よりも重要だったのは、ウェブの誕生です。何故なら、それが完全なる競争市場を生み出したからです。
アトムの世界では、著作権や市場の独占などによって、純粋な競争市場というのは生まれにくいみたいですね。特に音楽CDや映画、ゲームやソフトウェアと言った情報に関わる市場では、著作権や市場の独占が起こりやすく、だからこそ値段は限界費用まで下がらないでいられたわけです。
でもウェブの誕生によって純粋な競争市場というものが生まれます。そこでは、まさに重力のようにあらゆる力が価格を最適な値段にまで引き下げようとします。そしてその最適な値段というのが、まさに無料なわけですね。
例えば本書には海賊版の話なんかも載っています。本書では、海賊版の是非については触れず、海賊版のフリーの一種であるとして、それがどんな影響を与えるのか、そして海賊版という行為はそもそもどういうことなのかということを考察していきます。
その中に、「海賊版のパラドックス」という話が出てくるんですけど、これがなかなか面白いなと思ったんでちょっと抜き出してみます。ファッション業界はある意味で海賊版を望んでいる、という話ですね。

『消費者は今年のデザインを気に入らなければならない。そのうえ、すぐにそれに不満を持ち、翌年のデザインを買いたいと思う必要がある。技術製品と違って、アパレルメーカーは翌年の製品が機能的にすぐれているとは主張出来ない。見た目が違うだけだ。そこで、今年のデザインに対する消費者の熱を冷まさせる何か別の理由が必要となる。その解決策こそ偽物が広く出まわることで、高級だったデザインが大衆向けのコモディティになることなのだ。そうするとそのデザインの神秘性は失われ、目の肥えた消費者は何か特権的で新しいものを探さなければならなくなる。』

これはなるほど、と思いました。本書では他にも、中国では音楽CDの海賊版がすぐに出回るので、CDの売上ではやっていけない。でも海賊版の存在を前提に、いかにして利益を生み出すかという仕組みを作りつつあるようです。またブラジルでは、音楽CDの海賊版という概念がそもそもない、という話も実に面白かったなと思います。
話を戻して、ビットの世界での最適な値段というのは無料に落ち着くわけですけど、著者は『デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる』と書いています。
ここで僕が気になるのは、本の話ですね。僕は書店員なんですけど、最近本当に電子書籍の話題がかなり頻繁に出てくるようになりました。さて、電子書籍はデジタルですが、本書によればデジタルのものは遅かれ早かれ無料になるそうです。電子書籍はどうなるでしょうね?本書の考え方を踏まえれば、もし仮に電子書籍が無料になるような事態になっても、うまくやれば出版社は利益を確保することが出来るでしょう。でも書店はどうだろうなぁ。前にどこかの取次が、書店の店頭でのみダウンロード出来るという形の電子書籍の参入を考えている、というようなニュースを見たことがあるけど、それならばまだ可能性はありますね。つまり、その端末で無料でダウンロードしに来たお客さんに、本屋の店頭で別の本を買ってもらう、という仕組みです。でもそれ以外だと厳しいだろうなぁ。そもそも電子書籍が無料だろうが有料だろうが書店としては厳しいわけなんですけど、本書の考え方を踏まえると、僅かでもお金を払わなくてはならない対象には消費者は躊躇するということなんで、だったら電子書籍は有料のままでいてくれた方がまだ未来は可能性があるのかもしれないな、とか思ったりもします。
さて最後に。本書では、フリーに関する主な14の批判について一つ一つ反論をしています。よく分からないものもあったけど、概ねなるほどと思えるような内容でした。批判の方が的外れだなと感じられるものもありましたし。いずれにせよ、ウェブの世界からフリーが消えることはないのでしょう。問題はそれがどこまでアトムの世界にまで広がってしまうのか、あるいは広がらないのか、ということです。未来は一体どうなるでしょうか?
まあそんなわけで、別に僕は経済やら企業戦略やらそういうことに特別興味があるわけでもないし、起業してやろうと思ってるわけでも全然ない人間ですけど(まあ電子書籍については多少興味があるけど、それについては本書ではそこまで描かれてない)、結構面白いなと思いました。フリーの先鋒者として著者には批判もいろいろあるようですけど、フリーという手法がこれから重要な位置づけを占めて行くというのは間違いないでしょう。時代の進んで行くスピードは恐ろしく早いですけど、その中で今まさにフリーの時代ではないかなと思います。そんな今の有り様をうまいこと切り取っている作品だと思います。是非読んでみてください。

クリス・アンダーソン「フリー <無料>からお金を生み出す新戦略」



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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)