黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

ほうかごのロケッティア(大樹連司)

上級生はこれから片付けがある。備品のシャベルを洗ったり、取ってきた土をきちんとした場所に保存したりしなくてはならない。特に土がかなりたくさんあるので、重労働なのだ。
 三年生の先輩も何人かいて、一緒に片付けをしてくれる雰囲気だった。志保は、三年生の先輩のところへ向かった。
「先輩、片付けは私たちでやっておくんで、あがってもらって大丈夫ですよ」
私たち、という時、志保はカナちゃんとアカネちゃんの方をちらっと見た。カナちゃんはいつものように無反応だったけど、アカネちゃんは敬礼みたいなポーズをしてくれていた。
「うん、じゃあよろしく」
 そういって先輩たちは帰っていった。ふと見ると、部長がこっちを睨んでいるような気がしたけど、志保には何が言いたいのかわからなかった。
 片付けには一時間ぐらいかかった。何故かその間志保は、誰とも会話を交わさなかった。

「失踪シャベル 4-6」

内容に入ろうと思います。本日五つ目の感想です。
繰り返しになりますが、いろいろあってラノベを読まなくてはいけなくて、連続して三冊目のラノベの感想です。
舞台は東京から南へ千キロ南下したところにあるイトカ島という小さな島。そこには、戦後一代で財を成した那須霞グループが作った私立イトカ島学園高校があり、主人公である褐葉貴人はその高校に通っている。
久藤かぐやがやってくるまでは、貴人にとっては完璧な高校生活だった。
中学まではオタクでいじめられていた貴人は、いろいろあってこの高校にやってきたが、そこで理事長の娘である那須霞翠の指示の元、クラスの平穏を保つべく様々な人間関係を『調整』する役割を完璧にこなしていた。翠は学園の学力を高めるべく必死で、その駒として貴人は動いているのだ。
しかし、転校生として久藤かぐやがやってきたことをきっかけに、歯車が狂っていく。
何よりも致命的だったのは、久藤かぐやがかつて中学生でデビューした覆面美少女歌手であり、かつ貴人が彼女に赤面極まる電波なファンレターを送りつけていたことだった。それを楯に脅された貴人は、かぐやの謎めいた頼みを聞き入れる羽目になってしまう。
ロケットが必要なの。
かぐやは、自らの携帯電話が宇宙人であると主張し、その携帯電話を宇宙に返すためにロケットが必要なのだと強弁した。かつての貴人以上の電波ではあるが、しかし成り行きで貴人はロケット作りを始めることになる。島にある工業高校に通うロケット部(表向きは違う名を名乗っているけど)の協力の元、本当に宇宙まで飛ぶロケットを高校生の手で作り出そうとするのだが…。
いやはや、これは面白い作品でした!正直、ラノベについてちょっと知るために義務的に読もうと思っていただけで、まるで期待していなかったんだけど、これは普通の小説としても売り出せるくらいかなりレベルの高い作品でした。五十嵐貴久の「2005年のロケットボーイズ」や、川端裕人の「夏のロケット」のような、結構本格的に高校生がロケットを作る話で、ライトノベルとは思えないクオリティの作品です。ちょっとラノベの売り場ではなくて一般文庫の売り場に置いてみようと思っています。
ストーリーは大雑把に言ってロケットを作ることなんだけど、でもそれだけがメインではない。複雑な事情を抱える学園やクラスの問題だったり、かぐやと貴人の関係性だったりという部分もかなりメインで扱われていて、決してロケットだけの話ではありません。また、ラノベだからと言ってロケットの部分の描写が薄いということもなく、巻末に載っている参考文献を見れば分かると思うけど、かなりいろいろ取材をしてから書いたのだろうなと分かる作品です。もちろん、専門家からすればいろいろ穴はあるのかもしれないけど、細部までかなりきっちりと描かれています。イトカ島に私立学園が出来た由来とか、イトカ島で行われている祭りについてのあれこれとか、本筋とはさほど関係ない部分についてもしっかりと描写があって、完成度高いなぁと思いました。
貴人があれこれ『調整』をしているクラスの人間関係もなかなか面白いし、前半から中盤に掛けては舞台が学園モノだという程度の描写だと思っていたのだけど、後半でなかなか面白い展開になるし、うまいと思いました。ロケット部の顧問(?)の先生のムチャクチャっぷりとか、理事長の娘である翠の帝王学とかも面白くて、私立イトカ島学園高校の学園モノのストーリーでも一つの小説が成り立つのではないかなという感じがしました。
しかしまあ何よりも、久藤かぐやのキャラクターがよかったなと思います。本作は、キャラクターのみに依存している作品ではなく、ストーリーもきっちりと作りこまれている作品ですけど、それでもやっぱり、久藤かぐやのキャラクターはなくてはならない要素だな、と思いました。ラノベっぽい、ツンデレ(というか電波デレという言葉が出てくるんだけど)みたいな雰囲気も結構好きだし、かぐやが持つムチャクチャなパワーみたいなものが原動力となって、無茶なストーリーを動かしているという感じがしました。
貴人との漫才みたいな掛け合いも面白いんです。というか、かぐやが一方的にムチャクチャなことを言っているだけなんですけど、よくもまあそんな破天荒な発想が出てくるもんだなという感じで感心しました。久藤かぐやみたいなキャラクターが近くにいたら疲れるだろうけど、でも貴人みたいにやっぱり虜になっちゃうような気がします。
しかし思うんですけど、久藤かぐやは絶世の美少女という設定なんだけど、本書の絵はなんかそれにはそぐわない感じがしますね。まあラノベラノベしていない絵だから一般文庫の方にも置きやすいけど、もうちょっと絶世の美少女感が出ていればよかったような気もします。
あと個人的には、数学の天才っていう設定の千住ってキャラクターが結局一言も喋らなかったのが印象的でした。証明した未解決問題ってなんだろう…。
いやー、まさかライトノベルでここまでいい作品に出会えるとは思っていなかったんで、かなり掘り出し物だなと思いました。これは、普段ライトノベルを読まない人にも充分オススメ出来る作品です。かなり面白い作品だと思うので、是非読んでみてください。

大樹連司「ほうかごのロケッティア」



関連記事

Comment

[3849]

ロケッティア、買ってきました。もうちょっとして読みます。

[3850]

合わなくても許してくださいね~。
ub7637さんのブログをちょっと見せてもらいました。
明日座談会なんで、いろいろ参考になりました。
舞城王太郎がラノベだすとか、「あなたのための物語」とか。

[3851]

私の場合、読む本がかなり偏ってますけど、参考になれば幸いです。座談会の内容、秘密でなければ、ブログにアップして下さると、嬉しいです。

[3852]

まあ出てる本の点数がハンパないですからね。
普通の読書家は、大抵読む本が偏ってるだろうな、と思います。
ベストセラーしか読まない、みたいな人じゃなければ。
座談会、もし大丈夫そうならアップしますね。
どうなるかわかりませんけど。

[3853]

>ub7637さん
座談会行ってきましたけど、なんていうか書店員と出版社の人間以外にはあんまり意味のない感じの内容でしたよ。
今どんなのが売れてる、新人の作品は売れるか、帯の色は何がいい、ライトノベルはどうなっていったらいいか、売り方に工夫はあるか、今までこんなことをやってきた、などなどのことについて、現場の書店員から出版社の人間が意見を聞くという体裁で、3時間ぐらい喋ってましたけど、大雑把にいって、「どうやったら売れるか?」みたいな話をずっとしてました。
内容をネットに書いていいのかという確認もちょっと取り忘れてしまったので、ちょっとこれぐらいにしておきます。ライトノベルを読む人が聞いて嬉しくなるような裏ネタみたいなのは特になかったと思います。
こんなんですいません。

[3854]

なるほど。出版不況と言われてますし、出版社としても、売るために、書店員の現場の声を知りたいのでしょうね。どうも丁寧にありがとうございます。

[3855]

編集の方が全員勢揃いしていて、書店の現場の話を興味深そうに聞いていました。
一般的な出版社がどうなのかわかりませんが、その出版社は編集と営業が一緒になって座談会をするぐらいなので、なんとかしてやろうという意欲がまだまだ強いんだろうなと思います。

[3856]

読みました。大変面白かったですよ。まだ感想を書いてる途中ですが、いずれブログに上げます。
ついでに、今日やっと「1Q84 Book 2」の感想を書きおえて、ブログにアップできました!

[3857]

なかなかライトノベルの趣味は合わない感じでしたけど、よかったです!
ちょっとこれ、なんとか頑張って売ろうと画策しています。
「1Q84」の感想読みました。
うーむ、僕にはあんなに難しい文章は書けそうにないですね。
羨ましい限りです。
僕ももう少し深く突っ込んだ読み方が出来るといいんだけどな、と思います。

[3858]

これは面白かったですし、売れて欲しい小説ですね。途中から若干グダグダになってしまった気もしますが、自分のブログに感想を書いてみました。

[3859]

感想読みました。
僕もこれぐらいちゃんと書ければいいなと思うんですけどね。
物語の構造がどうたらとか僕には書けないですからね。
後半の、従来のライトノベルに対するアンチテーゼっていう話は、なるほどと思いました。
従来のライトノベルを僕はよく知りませんけど、確かにub7637さんが書いているように、この作品は外に向かっていますね。
それがなんとなく、ライトノベルっぽくない作品だなと感じた部分なのかもしれません。
今ライトノベルの売り場と一般文庫の売り場の両方で置いています。
売れてくれるといいなと思います。
確か3月にこの著者の新刊が一迅社文庫から出るはずです。
タイトルは覚えていませんが。

[3860]

あまり大した内容ではないんですけど、数日ほど前に、メアドの方にメールを送らせていただきました。届いていれば幸いなのですが、そうでなければと思い、書込ませていただきます。

[3861]

すいません!Hotmailの方をチェックするのがほんと時々しかないんで見過ごしてました。
お手数おかけしました。
ありがとうございます!

[3862]

メール拝見しました。どもです。twitterは結構な数の作家がやってますし、人によっては頻繁に書き込んでて、こっちからのレスにも丁寧に応答してくださいますよ。ub7637で調べれば、私もすぐに見付かると思うので、もしtwitterをやるようでしたら、よろしくです。

[3863]

いえいえ、こちこそお手数かけました。
なるほど、いろんな作家がtwitterやってるならちょっと面白いですね。
自分が呟かなくても、人の呟きを読んでるだけとかってことも出来るんですよね?
だとしたら、ちょっとアカウント取るぐらいのことはしてみようかなと思ったりしました。
もし始めたらよろしくお願いします。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/1661-065d8668

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
7位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
6位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)