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天地明察(冲方丁)

アカネちゃんはカナちゃんとは対照的に、実に男の子っぽい女の子だ。髪の毛も短いし、スカートを履いているのをあんまりみたことがない。外見にあんまり気をつかわないみたいで、化粧も最小限。目が大きいから、化粧をすればもっと映えると思うんだけど、そんなことには頓着しないみたい。目が小さい志保には羨ましい限りだ。性格もさっぱりしていて、本当に男の子と一緒にいるんじゃないかって思うことも時々ある。
「ベルは?とりあえず並ぶ?」
 ベルというのが志保のあだ名だ。三人は同じガーデニングサークルに所属しているんだけど、そこではよくシャベルを使う。サークルの備品のシャベルもあるし、自前のシャベルを使いたいという人にはその保管場所も用意されているんだけど、志保は毎日必ずシャベルをバッグに入れて持ってきては、その都度家に持ち帰っている。それを知って驚いたアカネちゃんがつけたあだ名だ。
 このシャベルは、小さい頃好きだった男の子にもらったものだった。

「失踪シャベル 3-3」

内容に入ろうと思います。
本書は本屋大賞のノミネート作になっている作品です。江戸時代実際に存在した渋川春海(作中ではほぼ安井春海という名前で出てくるけど)の生涯を描いた小説です。
春海が行ったことは、新たな暦を生み出し、それを正式な暦として認めさせる『改暦』です。
御城で碁を教える、というのが元々の春海の役職でした。身分の高い人に稽古をつけたり、将軍の前で碁を打ったりするのが本来の仕事です。
しかし一方で春海は、算術にも大いなる興味を持っていました。算盤片手にあらゆる問題を解くことを趣味とする男は、ある時とある神社の絵馬に算術の問題が書かれているという噂を耳にします。
実際に行ってみると、確かにある。そして春海はそこで、『関』という名の算術に関して異常な才能を持った男の存在を知ることになります。『関』というのは、和算の創始者として名高い関孝和のことです。とはいえその頃はまだ、趣味であらゆる問題を解きまくっているだけの、春海と同年代の若者でした。
春海は関という数学者の才能に惚れ込み、会いたいと望みながらも気持ちの踏ん切りがつかず、迂遠にも関に問題を出して挑戦するなどというやり方で己の存在を示そうとします。春海にとって関は、純粋に趣味として興味を持つ存在でしたが、改暦に際して関は春海に重要な示唆を与えることになります。
一方で、春海の身辺はどうにも慌ただしくなります。意味も分からず武士のように帯刀されられるようになったかと思えば、何を考えているのかわからない大老酒井の謎めいた問いかけがあり、また水戸光国(後の水戸黄門)との面会ありと、どんな思惑がなされようとしているのか春海にはさっぱりわからない状況が続きます。
その延長線上に、改暦がありました。
しかしそこに至るまでも長い道のりがあり、また改暦に挑戦し始めてからも長い道のりがあり…。
というような話です。
いやはや、これはまあ傑作でした!もうべらぼうに面白かったです!一応時代小説という括りになるのかもしれませんが、舞台が江戸時代というだけで、文章なんかは現代小説と同じです。いろいろと覚えにくい(と感じるのは、僕が歴史が苦手だからでしょうか)固有名詞が出ては来ますけど、会話も古臭いわけでもないし、文章も読みやすいので、時代小説ってちょっと…、みたいな風に思って読まないのはちょっともったいなさ過ぎる作品だと思います。
まずこの作品、登場人物たちがとにかく素晴らしい!
主人公の春海は言うまでもなく素晴らしいキャラクターをしています。武士のような格好をしているけど武士ではなく、一応長男ではあるけど長男のようではなく、碁を仕事にしてはいるけど既に飽きていて、算術にのめりこんでいる。これだけでも充分にいいキャラですけど、読めば読むほど親しみも湧くし親近感も覚えるしで、実にいいですね。なんとなくですけど、時代小説の主人公って武士とか町人みたいなイメージがあって、どっちもシャキッとしているような感じがあるんだけど、春海は基本的に全然シャキッとはしていません。うだつの上がらない、という表現をしてもいいくらいなんだけど、そこがまあ憎めないわけですね。
関孝和もいいです。ほとんど後半にしか出てこないんだけど、なかなか強烈な印象を残します。しかし名前だけは知ってましたけど、関孝和って凄い人だったんですね。今では当たり前の方程式(2X+3=5みたいなやつ)を欧米や中国の数学者の成果を知らずに独自に編み出したらしいし、恐らく世界で初めて行列式というものを考え出したみたいですよ。すげーな、ほんと。関孝和は、ありとあらゆる問題に一瞬で答えを出すことから、「解答さん」あるいは「解盗さん」と呼ばれているんだけど、そう呼ばれるのも当然か、という感じがしました。
あとはいろいろ思いつくままに挙げてみるけど、まずえん。えんは春海がとあるきっかけで出会う武家の娘なんだけど、男勝りというかまさに武家の娘という感じの女で、こういうチャキチャキした女性が好きなんでよかったです。対照的に、春海の最初の奥さんであることも、ほとんど作品には出てきませんけど、「ことは、幸せ者でございます」と常に言っていた病弱な女は、なかなか印象深かったです。
道策という、碁打ち一家の仲間でありライバルである年下の男もよかったですね。この道策は、とにかく碁の申し子みたいな男で滅法強いんだけど、何かにつけて春海との勝負をしたがるんですね。これ、わかんないけど、腐女子とかには結構ウケるような関係なんじゃないかなと思います。
安藤という、どういう理由でかは忘れたけど春海と同じ家に住んでいる男がいて、春海と同じく算術が得意で、後に春海と共に改暦を目指すことになるんだけど、この礼儀正しい男もよかったです。特に安藤が一番初めに出てきた時、持ち慣れない刀を腰に差した春海にきちんとした帯刀の仕方を教える場面なんか最高だなと思いました。
星の観測のために日本中を旅する際に、隊長と副隊長であった建部と伊藤もよかったです。二人とも子どもみたいで無邪気な感じがよかったです。
春海が残した功績に表面切って悔しがる水戸光国とか、ほとんど何を考えてるのか分からない大老酒井なんかもいいキャラでした。特に酒井が最後春海を呼んでしたことはじんときました。
あと印象的なのは、保科正之でしょうか。たぶん実在の人物なんでしょうけど、読めば読むほどとんでもない人間だなと思います。ほとんど一人で、江戸という街を、そして脱・武士という理想を成し遂げたような男で、この男は凄まじいなと思いました。
まあそんなわけで、他にも魅力的なキャラクターはたくさん出てくるだろうけど、とにかく一人ひとりが活き活きしていて、実に魅力的です。このキャラクターの強さみたいなものが、本作の大きな魅力の一つだろうと思います。
ストーリーも実にいいですね。どこまでが史実でどこまでが創作なのか分からないけど、おおよそ史実に沿って話が進んで行くんだろうと思います。にしてはちょっと出来すぎてますけどね。改暦にまつわる展開は、これほんとに史実なのか?と思いたくなるほど魅力的な展開で、なかなか信じがたいものがあります。
改暦にまつわるあれこれを読んでいると、ソニーのことを思い出しました。ベータの雪辱をブルーレイで取り返したみたいな、なんとなくそんな印象があります。
春海は一旦とんでもな窮地に陥るわけなんですけど、でも結果的にそれが吉と出たわけです。しかも、とんでもない偉業をほとんど一人で成し遂げてしまっているんだから、やはりとんでもない男です。ケプラーの法則がまだ日本に入ってきていない頃、惑星が楕円軌道を描いているというのを恐らく日本で初めて突き止めた人じゃないでしょうか。すげーよ、ホント。
いやしかしまあこの春海、挫折ばっかりなんですね。挫折の連続です。よくもまあこれだけ打ちのめされて、それでも前に進めたものだな、と思います。この作品を読んでいると、もし春海がいなければ、日本にはまともな暦は生まれることはなかったんじゃないかん、なんて思ったりもします。凄いものだなと思います。
改暦に関わる部分だけではなくて、碁や算術を通じた人々との関わりや、あるいはちょっとした恋など、いろんな要素が盛りだくさんの作品です。バカの一つ覚えのように繰り返しますけど、まあこれは滅法面白いです。この作品は、もしかしたらもしかすると本屋大賞取るかもしれません。とにかく傑作です。是非読んでみてください。

冲方丁「天地明察」








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Comment

[3816]

こんばんは。
今、『天地明察』の後半に入ったところです。
ネットで予約した『1Q84』も、届きましたが、まずはこちらの方が先ですよね(笑)。
いやぁ、江戸時代にこんな人々がいたことに、ちょっと感動しています。趣味としての算術というのも良いですねぇ。それが実用につながるのですから、やり甲斐もあることでしょう。北極星の高度の測量に参加した伊藤(医師)と建部(書家)の生き方もすてきですね。少年のような無垢な気持ちで、星を観測していましたものね。天球儀を作る夢を持ち続け、関孝和に算術を教えてもらうことを熱望しながら亡くなった建部の胸中を思うと、本当に可哀相でした(泣)。
江戸時代は自分の保身と出世しか考えない世界だと勝手に思っていましたが、泰平の世には学問が生まれた(発展した)のですね。やはり、平和の恩恵ですよね。戦乱の時代では、こうはならなかったでしょう(笑)。
この沖方さんはインタビューで見ましたが、本当にお若い方ですね。設定といい、物語の展開といい、ジンワリした感動も含まれ、申し分ない作品ですね。私もこの作品で、本屋大賞ノミネート作品を全部クリアしますが、最後に来てこんな好い作品に出会えて良かったです。
では、これからあと200ページほど…。
急に寒くなり、庭の植木にはうっすら雪が積もっていましたが、明日は晴れるそうですので、何とか今夜は凌げそうですね(笑)。

[3817]

いいんですよ、「天地明察」。もしかしたら歴史をちゃんと勉強している人には名前の知れている人なのかもしれないけど、僕にはまったく知らない実在の人物をメインに、しかも江戸時代っていうこれまた僕のよく知らない世界の話なのに、まさかこんなに面白いとは、って感じでしたね。測量に参加した二人が、歩数で距離を測っていて、子供のようにしてどっちが正確か勝負したりなんていう描写がありましたけど、そういう稚気も描かれていてほんわりするかと思えば、シリアスな場面もあったりして緩急がうまいと思いました。
やっぱり僕が凄いと思うのが関孝和ですね。日本は当時鎖国していたから、日本独自の数学である和算の成果というのは世界に出ていかなかったわけですけど、確か世界で初めて行列の計算なんてのを編み出したのも関孝和だったようですね。しかも、まだ算術の世界もアマチュアが活躍出来るレベルだったというのがいいですよね。今なんて、問題を理解することさえ困難な世界になってしまったわけで、アマチュアのつけいる隙はありません(まあ僕はアマチュア数学家ですらありませんけどね 笑)。
冲方丁はホントに変わった経歴のようで、前に何かで読みましたけど、父親の仕事の都合で子供の頃どこか外国(インドだったかな)にいたんだけど、日本語の読み物がない。あっても、マンガの途中の巻とかだけだったとか。だからその巻だけを読んで前後を想像する、みたいなことを子供の頃からずっとやっていたそうです。ラノベを書いたりアニメの脚本をやったりと、とにかく多岐に渡って活動しています。これからの活躍も注目ですね。
ホント、まさか4月に雪とは思わなかったので(まあ僕は雪は見てませんが)、びっくりでした。今朝なんか信じられないくらいの寒さでしたからね。明日は暖かくなってくれることを祈ります!

[3818]

ヤッター!! 今年度の本屋大賞は『天地明察』に決定でしたね。書店員の通りすがりさんは、もうとっくにご存知だったと思いますが、私はやっと今知りました(笑)。
この作品は、滋味深いですよね。昨年は『告白』でしたので、書店員さんは内容には余り拘らず、好いものは良い、の線で行くんだなぁ、とちょっとガッカリでしたが、今年の大賞は本当好い選択だったと思います。算術好きな人々の生き方が清々しく書かれていましたよね。
施政者として保科正之の「君主のために家臣と民がいるのではなく、家臣と民のために君主がいる」という言葉が心に残っています。水路を切り開いたり、区画整理を行ったり、、、と民のために尽くした政治家でした。今では、こんな政治家は見かけませんね(笑)。
水戸光圀の若いときの暴挙は初めて知りましたが、自分自身を律しきれない暗いエネルギーに悩んだ時期もあったのですね。春海のサポーターとして、光圀や保科の存在は大きかったでしょうね。
この物語の別の一面は春海の恋愛ですよね。最初の妻“こと”と一緒にいられたのは短い期間でしたが、「しあわせでした」の言葉が聞けて救われましたね。次の妻“えん”とは、紆余曲折があって結ばれたので、最後まで一緒でしたね。同じ日に亡くなるなんて、ちょっとあり得ない話でしょうが、それだけ夫婦仲が好かったとも思えます。
とにかく、多方面で楽しめる一冊でした! 沖方さん、おめでとうございます!! また書店員さんも、よくぞこの本を選んでくれました。ありがとうございます。

[3819]

そうなんですよ!本屋大賞の投票をしてると、大分前に結果を知れるんで早く言いたくて仕方ないんですけど、やっと言えますね。「天地明察」おめでとー。
本屋大賞はもうマンネリ化してる、なんていう評価もちらほら出てきているみたいですけど、今年のこの結果は、今後の本屋大賞の評価にも大きく影響を与えるんではないかな、と思います。もともと売れていたわけでもなく、著者が世間的に有名なわけでもない作品が本屋大賞というのは、よかったなと思います。
名前までは覚えていませんでしたけど、その保科正之はよかったですよね。いかに民のためになるか、ということを最優先で行動していた人でした。今の政治家には望むべくもない、という感じですが…。
どこかで知りましたけど、次は水戸光圀の話になるみたいですよ。どんな話になるのか楽しみだなと思います。
確かに、春海の恋愛という面もよかったですね。数学にしか興味のない不器用な男の恋愛、という点でも楽しませてくれました。
さて、本屋大賞はこれからスタートなので、これからバンバン売らないとですね。僕は文芸書の担当ではないですけど、頑張ります!

[3820]

この作家の作品はまだ呼んでいませんが、
ハウツー本は読みました。
ひとまず図書館で試し読みしてみます

[3821]

ライトノベルの書き方、みたいなやつですよね。
僕はそっちは読んでませんが、「天地明察」は素晴らしいですよ!
是非読んでみてください

[3822]

あとで気づきました。
今度の金曜まで本の入れ替えで休館だということを。
オススメですか?買ってみようかな…?

[3823]

どういう小説が好きなのかわからないのでオススメは難しいですけど、
基本的に万人に受け入れられるタイプの、優等生タイプの作品だと思います。
優等生タイプでありながら、画一的だったり平板だったりすることもなく、起伏に富んだ面白い物語だと思います。

[3824]

今、夏風邪と暑さのコンボで行けません本屋に。
興味はありますよ
近所の本屋で4位と人気ありますしね。
あぁ、死ぬかも…

[3825]

大丈夫ですか?
そんな状態でコメント打ったりとかしちゃダメです(笑)
無理せず安静にしててください!

[3826]

多分、大丈夫です。
インフルエンザの時は意識混濁して動けませんでした
タミフルがなければ入院していたかもしれません。
今は解熱剤で熱は下がり何とかかけます。
いよいよ悪くなったら、しばらく姿を表しませんから
では…

[3827]

まあ大丈夫だというなら大丈夫なんでしょうけど、
まあ無理はなさらないでください。

[3828]

これが江戸時代だったら、重症化して本当に死ぬ可能性が…。
父は昔、こじらせて肺炎で入院しましたしね

[3829]

まあ医学の発達は素晴らしいものがありますよね。
僕はあんまり病院とか行かない健康体ですけど。
今は何だかよくわからないけど背中が痒くて不快です(笑)

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【天地明察】 冲方丁 著

「改暦の儀・・・でございますか」  まずは来訪記念にどうかひとつ! [:next:] 人気blogランキング【あらすじ】江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説・・・算術好きの碁打ち・渋川春海に対して、会津藩主・保科正之が依頼したものは「改暦」。八百年利用していた暦にズレが生じてきていたのだ。

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)