黒夜行

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ご冗談でしょう、ファインマンさん(R・P・ファインマン)

さて今日は、内容についてたくさん書きたいんで、書店の話はなしにします。
内容に入ります。
本書は、ノーベル物理学賞を受賞したアメリカの物理学者が書いたエッセイです。
と書くと、物理やら科学やらの話ばっかり、と思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。本書は、基本的に科学的なことについてはほとんど書かれていません。もちろん、著者自身の職業が物理学者なんで、物理学関係で関わる人間が多い。だからこそ、まったくそういう描写がないなんてことはないんだけど、基本的には難しい話はまったく出てきません。
じゃあ何が書いてあるのかというと、
①著者自身による社会や人間の観察
②いかに面白いイタズラをしたか
ということがメインになっていきます。
このファインマンという物理学者は、僕がこれまでもっていた物理学者のイメージを一変させる存在です。僕の中では、物理に関わらず学者というものは全般的に、自分の専門分野については果てしなく興味・関心を持っているのだけど、それ以外の分野については、ちょっと近い分野であれば多少の興味を持つけど、まったく関係のない分野であれば見向きもしない、というイメージがありました。
しかしファインマンさんは、もうありとあらゆることに興味を持つんですね。数学も好きらしく、それで暗号とかパズルが好きというのは分かるけど、ブラジルに行った時にサンバの時期にちょっと難しい楽器をかじってみたり、どこか別の国に行くのに相当真剣にその国の言葉を学んだり、まったく絵なんて描けなかったにも関わらず苦心して個展を開くまでになったとか、そういう物理やら学問やらとまったく関係のない分野についても常に興味を持っているんですね。そういう過程で出会った様々な人々や、あるいは分野の違う世界における常識の違いなんかを面白おかしく綴っていきます。
また著者はイタズラが大好きのようで、常に何か面白いイタズラが出来ないものだろうか、と考えているわけなんです。そういうこれまでにやってきたイタズラの数々についてもここで書いています。
というわけで、こういう話をしてもなかなか伝わりにくいでしょうから、いろんな面白かった具体例を以下に挙げてみようと思います。

ファインマンは高校時代、数学や定理を発明することに没頭していたらしい。もちろん既に発見されているものなのだけど、それらを独自のやり方で証明するなんていうことをずっとやっていたみたいです。そういう頭のいい人というのはいるものだけど、やっぱり凄い人というのは(特に科学系の人は)、子供の頃から才能があるものなんですね。

ファインマンは学生時代、あるイタズラをやってみた。何故か入口にドアが二つある部屋があったのだけど、その一枚のドアがどうも盗まれたようだった。それを見たファインマンは、もう一つ残っていたドアを盗んで隠してしまった。
その部屋の主はいろんな人に話を聞くのだけど、ドアがどこに行ったのかわからない。ファインマンも聞かれ、「ドアを盗ったのは僕だよ」というのだけど、ファインマンは嘘ばっかりついて人を騙すという評判が立っていたから信じない。
その後夕食の際、何人かのメンバーでこのドア問題について話し合った際、メンバー全員にドアを盗ったかどうか答えさせようということになった。そこで、他のメンバーはもちろん知らないと言ったのだけど、ファインマンは「僕がやりました」ときちんと言った。しかし「ふざけるなよ、ファインマン」と言って結局これも信じてもらえない、という話。こういうイタズラは、僕も機会があったらやってみたいものです。

ファインマンは眠りと意識というものについて興味を持ち、眠りに落ちる自分を観察する訓練をしたのだという。その結果、夢を見ている自分を客観的に外から眺めるということが出来るようになった、という話。何かに興味を持った時のファインマンのやる気というか根性みたいなものはなかなか凄い。

ファインマンが、専攻ではない生物の講座に紛れて授業を受けていた時のこと。ある猫の筋肉やらなんやらというテーマについて発表をする機会があり、ファインマンは動物解剖図解という本に載っていた諸筋肉の名前をまず列挙することから始めた。
しかし全部言わないうちにクラスの連中が、「そんなものみなわかってるよ」と言い出した。
その時にファインマンが言ったことが面白い。
「道理で四年間も生物学をやってきた君たちに僕がさっさと追いつけるはずだよ」
本を15分も見れば分かることをいちいち暗記なんかしてるから時間がいくらあっても足りないのだ、と言う。確かに僕もそう思うけど、学校では暗記しないとどうしようもないというのも事実なんだなぁ。

ファインマンは物理学者がなかなか出来ない積分もサラッとやってのけるらしいのだけど、それには高校時代のある経験が役に立っている。
高校の物理の先生がある時ファインマンに居残りを命じる。
「ファインマン。君は授業中話はするし、どうもやかましくていかんが、その理由はわかってる。退屈してるんだろう、君は。この本をあげるから、後ろの隅っこの席に行って自分で勉強しなさい。この本に書いてあることがみんなわかるようになったら、またしゃべってもよろしい」
そういうわけでファインマンはそれから物理の授業の間、本当に後ろの方の席でこの本を読むことになったらしい。少なくとも日本では、学校の授業というのは低いレベルの人間に合わせる。いきおい、出来る人間は退屈することになる。そういう生徒にこういう提案をするのは面白いかもしれません。

ファインマンがいかに様々なことに興味を持つかという話。大学時代部屋にいると、アリを見つけた。そこでファインマンは、このアリどもはどうやって食物を見つけるのか興味が湧いてきた。そこで、詳しくは書かないけど、その場で様々な実験をやってそれを確かめてしまう。恐らく本を読めば分かることなんだろうけど、ファインマンはその後も、専門家の言ったことを鵜呑みにせずすべて自分で確かめると決意する機会もあったりして、とにかく自分でやらないと気がすまないらしい。

ファインマンは原爆作りに関わっていた科学者で、ロスアラモスというところにいた。ロスアラモスでは科学者が外に出す手紙や、科学者の元に外から送られてくる手紙は検閲される決まりになっていた。原爆の秘密が漏れるのを防ぐためである。
そのやり方に不満を持っていたファインマンは、検閲官をからかってやろうといろいろとイタズラを仕掛ける。両親に暗号つきの手紙を送らせる。その手紙はもちろん検閲で止められ、ファインマンは呼ばれる。しかしファインマンはその暗号を解く鍵を知らない。両親に、暗号付きの手紙を送ってほしい、と言っただけなのだ。
あるいは、ロスアラモスで検閲をしているということを知っている妻が、「何だか○○に肩越しにのぞかれているみたいで手紙が書きにくいわ」という手紙を送る。しかし○○の部分のインクがにじんでいるのだ。ファインマンは検閲に抗議する。検閲では中身は見ても外から来る手紙に手は加えない、というルールがあるのだけど、インク消しで消しているじゃないかと。しかし検閲は、やるにしてもインク消しは使わない。ハサミで切るんだ、という。すると後日妻から、「いいえ、インク消しなんか使うもんですか。きっと○○がやったんでしょう」という返事が来るんだけど、今度は○○の部分がハサミで切られていて、またファインマンは検閲に文句を言う、という寸法だ。
さらにファインマンは検閲から、奥さんに検閲について手紙で触れるのを止めるように伝えてほしい、と言われた。そこでファインマンは妻宛ての手紙で、「僕は君に手紙の中で検閲ということに触れぬよう通告せよとの指令を受けた」と書いたのだけど、すぐに検閲に呼ばれることになる。なんと、『検閲』という言葉を使うな、というのだ。じゃあどうやって検閲を止めるように伝えればいいんだ!

原爆を作っていたロスアラモスには有名な数学者・科学者がたくさんいたが、物理の世界では神さまのような存在であったニールス・ボーアもいた。ロスアラモスにボーアが来るという日の朝、原爆のプロジェクトの中でもペーペーのようなものだったファインマンの元に、ボーアの息子から電話が来る。ボーアが君と話したがっているというのだ。とりあえず行ってみると、ボーアは原爆の効率を上げる方法についての話だった。ファインマンは科学の話になると、相手の立場を忘れてしまう。その時も、ボーアの意見をばっさりと斬ったりなんてことをした。
その後ボーアの息子から事の次第を聞くことになった。前にロスアラモスに来た時、ボーアは息子にこう言ったらしい。
「後ろの方に座っているあの若者の名前を覚えているかな?僕をおそれず僕の考えが無茶なら無茶と平気で言えるのは、あいつだけだ。この次にまた、いろいろな考えを論じるときには、何を言っても『はいはいボーア博士、ごもっともです』としか言わない連中と話し合ったって無駄だ。まずあの男をつかまえて先に話をしてからにしよう」
後にファインマンもノーベル賞を受賞することで権威を持つことになってしまい、それで面倒なことを背負うことになってしまうらしいのだけど、このボーアの姿勢は僕は好きですね。

挙げられている具体例がちょっと難しい(僕もイマイチわからない)んでここでは書けないんですけど、もの凄く耳の痛い話があった。「覚える」ことと「理解する」ことがいかにかけ離れているかという話です。
ブラジルの学生にある質問をすると、スラスラと答えられる。しかし、まったく同じ質問を、具体的な事例に照らして質問をすると、まったく答えられなくなってしまうのだ。覚えるという点でブラジルの学生は優秀だが、まったく理解していないのだ。
その現状を、とある講演でファインマンは、ギリシャ語をこよなく愛したギリシャ人の学者の話にたとえた。この学者は自分の国ではギリシャ語を勉強している子供があまりいないことを知っていたが、外国に行ってみたら猫もしゃくしも小学生までがギリシャ語を勉強しているのを見てすっかり喜んだ。彼はギリシャ語の学位をとるため試験を受けにきた学生に、「真実と美との関係についてソクラテスがどう考えていたか?」とたずねてみた。ところがこの学生は答えられなかった。そこで今度は「饗宴の第三部で、ソクラテスはプラトンに何と言ったか?」ときいたら、学生は急に元気になって、ベラベラベラベラ一語一句まちがえずに、すばらしいギリシャ語で全部暗誦してみせた。ところがその饗宴の第三部で、ソクラテスがプラトンに話したことこそ、真実と美との関係だったのだ!
僕にも耳が痛い話です。学生時代、覚えたり、覚えたことを活用したりと言ったことは出来たけど、きちんと理解していなかったなということを大人になって気付きました。当時は理解しているつもりでいたんですけどね。残念です。

とある大学からウチに来てくれないかと言われたファインマン。もらえる給与の額を見てファインマンはこう考えてその話を断った。
「給料のことを読んでから、ますますこれはどうしても辞退しなくてはならないと決心しました。どうしてそのような莫大な給料の職を辞退するのかといいますと、実はいつも僕がやりたいと思っていること―つまりすばらしい女性をアパートに囲って、何かいいものを買ってやるとかいったこと―が、その給料ならば実際にできるからです。そしてそうなればもうどういうことになるかは言うまでもないでしょう。僕は彼女が何をしているかなどと絶えず気をもんだうえ、家に帰ればいざこざがもちあがるに違いない。こういう心配事があると、いきおい僕は気楽でなくなり、不幸になってしまう。そうなると物理の研究にうちこむこともできなくなって、僕はめちゃくちゃになります!僕がいつもやりたいと思っていることは、実は僕のためにならないのです。だから僕はこのお話はどうしてもお受けできないと、心に決めたしだいです。」
変な人ですね。

他にも面白い話が満載なんだけど、僕の方の時間がないんでこの辺で止めることにします。
まあそんなわけで、科学的な難しい話はほとんど出てきません。難しいことがあっても、そこは理解しないで読み飛ばしても全然差支えはありません。エッセイというのはなかなか面白い作品がない、というのが僕の印象ですけど、この作品はこれまで読んだ様々なエッセイの中でもトップクラスに面白い作品でした。是非読んでみてください。

R・P・ファインマン「ご冗談でしょう、ファインマンさん」





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