黒夜行

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なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日(門田隆将)

ネットから拾った話を二つほど。
まずはこちら。

http://blog.livedoor.jp/booksai/archives/1048732.html

なかなか面白いことをやっている本屋の話です。
この本屋が有名な本屋なのかどうかは知りませんが(でも何となく書店業界では有名そうな感じがしますけど)、ブログで告知するだけである程度お客さんを呼べる、と考えているのだとすれば、やっぱりある程度は知名度のある書店なんだろうなと思います。
店内で宝探し、という企画をやっているみたいです。
ブログ上で、スタッフが指定している30点のリストの中の本をどれでもいいから店内から探し出し、それを買うと会計時にプレゼントがもらえる、というものらしいです。会計時に、「ブログを見ましたよ」と伝えるのが条件ですね。
なかなか面白いですね。これでどれだけお客さんが乗ってくれるかというのはまた難しいところかもしれませんけど、こうやって面白いことをやっていれば話題にもなりますしね。
こういうのは、なかなか大手の書店では出来ないでしょうね。やってやれないこともないでしょうけど、企画として成立させるためにはかなりの点数をリストアップしないといけないし、全従業員に徹底周知しないといけない。しかも、上記店舗でもこういう状況になったらどうするんだろう、と思うんだけど、リストにある本をもし問い合わせを受けたらどうするんだろう?小さい本屋(たぶん上記の本屋はそんなには大きな店ではないと思う)であれば、問い合わせをした人と、レジで「ブログを見ました」と言う人が同じかどうか判別できるけど、大きな書店ではなかなかそれも難しいでしょう。まさに、町の書店ならではの企画だなと思います。
ウチの店でこういうことをやるというのはまったく期待できませんが、いろんな書店が頑張ってアイデアを出していろいろ盛り上げてほしいものだなと思います。
さてもう一つ。

http://150turbo.seesaa.net/article/131870461.html

お金を持ってる、ある程度上の世代の人は、あんまりamazonは使わないだろう、という話。やれamazonだ、やれ電子ブックだ、と出版業界も新たなステージに進みつつあるけど、金を持ってて本を買いたい世代はそういう流れになかなか乗れないんではないだろうか、ということなんですね。
まあ確かにそれはあるかもしれません。いくらamazonが便利でも、それはネットとかを使い慣れている人には便利というだけの話で、そうではない人にとってはやっぱり書店の店頭で聞くのが一番早いですからね。僕なんかも年齢だけは若いですけど、機械的なものにはとにかく疎いので(パソコンの機能はネットとワードぐらいしか使わないし、ゲーム機のハードやiPodも持ってないし、携帯の機能はメール・写真・アラーム・電話ぐらいしか使わないしという、実にアナログな人間です)、今どんどん進んでいる機械的な進化には到底ついて行けないでしょう。
記事では、ある一定以上の年齢の人が本が欲しい時はどうするか、という話が書かれています。まずamazonはパス。じゃあ本屋に行くかと言っても、近くに町の本屋がない。大型店に行くにしても、どこに何があるか分かりずらいし、車でいかないといけないし。だからどうするか。図書館に行ってしまうらしいんですね。
本が売れない売れない、と言っているけど、それはお金を持っている世代にうまくアプローチが出来ていないだけじゃないの?みたいな話のようですね。
その意見が的を射ているのかどうかは判断できませんが、なるほどそうかもしれないと思わせる話ではあります。確かに僕も、年輩の人に優しい売場作りが出来てるかと言われると、ちょっと黙ってしまいますからね…。
コンビニやスーパーには、陳列の法則みたいなものがあるみたいで、どこも大体似たような感じですけど、本屋の場合並べ方のルールみたいなものはないと言ってしまっていいでしょう。無限のやり方がある。どれが正解というのではなく、正解が無数にある。その中でいかに自分の店の客層にあったものを選択できるのか。考えなくちゃいけませんね。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は、今後司法の歴史にも刻まれるであろう「光市母子殺害事件」の遺族である本村洋さんを、およそ9年間に渡り見続けてきた著者が描いた、本村さんの軌跡の物語です。
山口県光市で起きた凄惨な事件。妻は殺された後で死姦され、生後11か月の娘まで無残に殺された。犯人は18歳の少年。重く圧し掛かる、少年法の壁。
当初本村さんは、ただ何もせず何も発言せず裁判を傍聴し、人知れず終わっていくような、そんなことを考えていたようです。しかし周囲の人の励ましや、あるいは少年法に対する疑問、犯罪被害者の権利が踏みにじられていることへの不満などが重なり、やがて司法を巻き込み大いなる変革を突きつける論客となっていくのです。
元々本村さんは、少年法というものについてほとんど知りませんでした。そして、知れば知るほどおかしな法律であると思うようになりました。何故少年だからという理由だけで加害者であるのに匿名報道なのか。無期懲役でも何故7年で出てこれるのか。
また裁判についても疑問を覚えるようになります。何故遺影の持ち込みは禁止されるのか。何故裁判官はそれについて何も説明をしないのか。被害者が2名であれば通常は無期懲役だという、それまでの判例との整合性を合わせるかのような刑の決め方にも到底納得することが出来ませんでした。
本村さんは、自身が好奇の目にさらされることは分かった上で、自分の率直な疑問や不満をメディアを通じて発信するようになります。その後、犯罪被害者の権利を勝ち取るべきだと考える人々に賛同し、犯罪被害者の会の立ち上げに協力し、次々と改革を行っていくことになります。
そしてついにその日がやってきます。一審でも二審でも判決は無期懲役だった。最高裁での差し戻しが決定し、その後出た判決が死刑。被告が少年であり、かつ被害者が二名なら無期懲役というこれまでの判例を打ち破り、本村さんは死刑を勝ち取ることになります。
そんな一人の青年の闘いの物語です。
凄い話でした。僕はもちろん、事件自体は知っているし、その後の話も断片的には知っています。ニュースの情報源がネットのニュースだけになって、新聞(は元々読んでないけど)やテレビをまったく見なくなってしまったんで情報量は格段に減りましたけど、それでもそれなりには知っているつもりだったんです。
でも本村さんがここまで凄いことをやってのけたのだ、ということをようやく本書を読んで知りました。被害者を蔑ろにするような司法の慣習や、あるいは被害者を無視するような法律を次々と変えていくことになった本村さんですが、僕が凄いなと思ったのは、その冷静さです。
もちろん、事件が起こった直後こそ、本村さんは激しい感情に囚われ、ものすごいことを言ったりもします。「司法に絶望したから、加害者を早く刑務所から出してほしい。自分が殺すから。」というようなことを記者会見で言ったりするわけです。凄まじいですね。でももはや誰も何も言えないわけです。本村さんの言っていることが正しいと聞いている人は思うんですね。
そんな、初めの内は激情に駆られることがあったりするものの、その後本村さんは実に冷静に議論を展開していくことになります。少年法はおかしい、というのではなくどこかおかしいと思うのか、マスコミの対応や裁判についてもどういう点が間違っていると考えるのか。そして、何故死刑は必要だと考えるのか。そんな風に、感情ではなく明快な論理によって、矛盾点を突いていくわけです。
中でも次のような考え方が出来るのは凄いなと思いました。
二審での裁判官が「無期懲役」を下した判決について、本村さんはこう考えます。

『「この少年は、まったく反省もしていないが、日本の法体系や価値観からいえば、死刑にはできない。だから無期懲役にする」
そう言われるなら、納得はできないが、少なくとも筋は通っている。どうせならそう言って欲しかった。
しかし、最初から結論である無期懲役に持っていくために、どうしても裁判官は、Fが「反省している」「悔悟の念を抱いている」としなければならなかった。そこが本村には許せなかった。』

これは凄いな、と思いましたね。こんな風にはなかなか考えられないでしょう。本村さんは、『少年だから、あるいは殺したのが二人だから死刑には出来ない』という現実を非難したいわけじゃないんです。もちろんそういう現実をなんとかしたいと考えているんだけども、でもそれ以上に、『最初から決まっている結論に持っていくために現実を捻じ曲げる裁判官』の存在を非難するわけですね。事件から時間が経っているとは言え、ここまで冷静に考えることが出来るというのは凄いことだなと思います。
また、本村さんの周りには、本村さんを支える多くの人たちがいました。彼らがまたいいんですね。本村さんは何度も自殺を考えたといいます。しかしそれを踏みとどまらせ、司法と闘うことを決意させてくれたのが、周囲にいた様々な人々なんです。
妻子を失い、何のために仕事を続ければいいのか分からなくなった本村さんは、上司に辞表を提出することにします。そこで上司に言われたのが次の言葉。

『「この職場で働くのが嫌なのであれば、辞めてもいい。君は特別な経験をした。社会に対して訴えたいこともあるだろう。でも、君は社会人として発言していってくれ。労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだ。君は、社会人たりなさい」』

この言葉は素晴らしいですね。普通に慰留しても、きっと本村さんの辞める意志は変わらなかったでしょう。でも、何か訴えたいことがあるなら社会人として訴えてくれ、というのはかなり痛烈な意見です。しかしなるほどと思わせる。いろんな問題で不義理を働く会社が多い中で、こんな風な対応の出来る会社があるのだなと思うと、何だかまだ捨てたもんじゃないなと思えますね。
次は、一審で無期懲役の判決が出た後、検事が上告は望まないと言った本村さんに言った言葉。

『「僕にも、小さな娘がいます。母親のもとに必死で這っていく赤ん坊を床に叩きつけて殺すような人間を司法がばっせないなら、司法は要らない。こんな判決は認めるわけにはいきません」
銀縁の眼鏡をかけ、普段、穏やかでクールな吉池検事が、突然、怒りに声を震わせたのである。目が真っ赤だった。本村たちは息を呑んだ。
「このまま判決を認めたら、今度はこれが基準になってしまう。そんなことは許されない。たとえ上司が反対しても私は控訴する。百回負けても百一回目をやります。これはやらなければならない。本村さん、司法を変えるために一緒に闘ってくれませんか」』

僕はいろいろ本を読んでたりするんで、警察や検事がいかにして事件を捏造するかなんて話を読んだこともあります。それに、確実に勝てる裁判ではないと裁判に掛けないなんていう話もあるわけで、検事というものにあんまり良い印象はありませんでした。でもこのエピソードを読んで、なるほど悪い人ばかりでもないんだな、と思うことが出来ました。
最後に、一審判決が出て、刑務所から出てきたら犯人を自分が殺す、という記者会見を行った後、東京のテレビ局に呼ばれて飛行機で向かう途中、スチュワーデスに掛けられた言葉。

『「山口の事件のご遺族の方ですよね」
座席に座っていた本村に、スチュワーデスが飲み物のサービスをしながら声をかけてきたのである』
「はい、そうです」
本村は、返事をした。
「お昼、テレビを見ました。これはこの飛行機に乗っているスチュワーデス全員の気持ちです。こんなものしかありませんけど…。これはお守りです。がんばってください。」
スチュワーデスはそう言って、小さなだるまのお守りを本村に差し出した。』

その後本村は、自分は犯人をこの手で殺すとテレビで言った人間なのに、そんな人間を支持してくれる人もいる。それに勇気づけられた、と語っています。
この場面はちょっと泣きそうになりました。周りに人がいるところで読んでたんで危なかったです。
こういう様々な人に支えられながら、本村さんは闘いを続けていくことになります。
最後に死刑判決を勝ち取った時の様子も凄い。これは当然の判決を勝ち取ったに過ぎないんだから泣いてはいけない、と言い聞かせていたそうです。
社会の大きな流れがあったこともまた事実でしょう。しかしも本村さんま、まさに自らの手で司法を変えてしまいました。どの驚くべきパワーには脱帽です。
最近また光市の事件が取り上げられることが多くなってきています。「福田君を殺して何になる」という本で、光市の事件を実名で名前を出して本を出した著者と出版社が訴えられる、みたいな事態になっているかと思います。どこまでも余波が続いている、という感じがします。
本書を読んでてとにかく腹が立ったのが、被告側の弁護士です。もちろん彼らにも色々と言い分はありましょうが、本書を読む限り腹が立ってしかたありませんでした。
本書を読む限り、僕の目に映る彼ら弁護士の姿は、とても誠実だとは思えません。僕は別に、あんな事件を起こした人間を弁護するなんて考えられない、ということを言いたいわけではありません。どんな事件を犯した人間でも、きちんと裁判を受ける権利があると思うし、それにはちゃんと弁護士が必要です。
でも本書に出てくる弁護団は、いずれも死刑廃止論者ばかりのようで、死刑廃止の流れを作りだす一環としてこの事件を捉えています。そのために、最高裁を欠席したり、あるいは無茶苦茶な『新事実』を出して来て事実そのものをひっくり返そうとしたりします。もう無茶苦茶ですね。この弁護団については、橋本弁護士が訴えられるみたいな話もありました。いつでもどこでも話題になっていたなという印象があります。
僕は正直犯罪被害者になったことがないんで、本村さんの気持ちがわかるとは言えません。それに、正直に言えば、この事件についてもすごく関心があったわけでもないし、これからも自分は別に犯罪被害者になることはなかろうと高を括っているんで、深刻な問題だと捉えることはあんまり出来ていないと思います。それでも、こういう出来事があったんだということを知ることが出来たのは良かったなと思います。大きな力の前では人は無力かもしれないけど、でも前に進み続ければ何かを動かすことが出来るかもしれない。そんな風に思える作品でもあります。是非読んでみてください。

門田隆将「なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」




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7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
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12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
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2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

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7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
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18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
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