黒夜行

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フィルム(小山薫堂)

今日はこんな話。

http://news.livedoor.com/article/detail/4416442/

本を読むのが好きな中高生が増えている、というニュースです。
この調査を単純に信じれば、結構嬉しいニュースです。若い人が本を読まなくなった、とよく言われるけど、実際はそうでもないのかもしれない、と思わせてくれるからです。
ただ僕の懸念は、一体どんな本を読んでいるのか、ということなんです。
まあどんな本であってもいいと言えばいいんです。本を読む、という行為というか習慣が大事なわけで、子供の頃は何を読んでたってまあ別にいいだろうとも思います。僕だって子供の頃とか、江戸川乱歩とかも読んだことないし、「モモ」みたいな児童文学(?)も読んだことないし、文豪の作品なんかも読んだことないわけで、人にとやかく言えるほど充実していた読書経歴があるわけでもありません。
ただ一つだけどうしてもマズイよなぁと思うのが、携帯小説の存在です。読書を好きだという中高生が、携帯小説を読むのが好き、なんだとすると、これはちょっとマズイなぁと思うんですね。
何で携帯小説がマズイと思うのかというと、携帯小説を読んでいるような人が、その後普通の一般小説を読むようになるとはどうしても思えないからです。
僕は、何の本を読んだっていいけど、なるべくいろんな本を読んでくれたらいいなと思っているんです。現代ものの小説だろうが、文豪の作品だろうが、ノンフィクションだろうがエッセイだろうが、まあ何だって面白い作品はあるわけで、そういういろんな作品に触れてくれたらと思っているんです。
でも、携帯小説はちょっと異質なんですね。携帯小説を面白いと言って読んでいるような人たちが、僕らが普段読んでいるような本を読むようになるとはどうしても僕には思えないんです。
昔実際にあった話ですが(このブログでもどこかで書きましたが)、前にバイト先にいた10代後半のスタッフに、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」という作品を貸しました。この作品、好き嫌いは多少分かれると思うけど、僕の中では読書をし始めたばっかりという人でも読めるメチャクチャ面白い傑作、という認識なんです。ただ、この作品が合わないという人のことも理解できるんで、ダメな可能性もあるかもなと思いながら貸したわけです。
しかしその後、驚くような理由でその本を返されました。何とですね、「難しいから読めない」んだそうです。「重力ピエロ」という作品は、章毎に時系列があっちこっちに飛んだりする構成の作品なんですけど、それが難しくて読めなかった、というんです。
これには僕は衝撃を受けましたね。好き嫌いが分かれることはあっても、「重力ピエロ」が難しいから読めないなんて言われるなんて想像もしなかったですからね。そのスタッフは、山田悠介とか携帯小説とかが好きみたいで、なるほど今の若い人は僕らが読んでるような普通の小説は読めないんだなと思いました。
そういう、今の若い人は現代ものの普通の小説を、難しいからという理由で読めない、という話はよく聞きます。本屋の売場にいる時にも、ある小説を開いて「字が詰まってて無理」みたいな会話をしている女子高生とかみたことありますしね。若い人たちの、本を読む力みたいなものが相当衰えていると感じました。
僕は一度だけ携帯小説を読んだことがありますけど、まー文章が惨憺たるものでした。小説の内容もまあ悲惨でしたけど、まあでもそれは価値観の問題もあるんでとりあえず置いておきましょう。でも文章がとにかく酷い。ああいう小説を読んでいても、まず「読む力」は養われないだろうなと思うんです。だから、本を読むのが好きという中高生が増えたという調査がちょっと心配だったりするんですね。
書店としても、携帯小説や山田悠介以外でも面白い本はたくさんあるんだよ、ということを中高生にもっとアピールできるような売り場作りをしないといけないかもしれないですね。難しいですけど。何せ、「重力ピエロ」が難しいっていう世代ですからねぇ。何だったら読めるんだろうなぁ。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は10編の短編が収録された作品です。

「アウトポスト・タヴァーン」
レストランプロデューサーの武田は、アメリカに向かっていた。常に新しいアイデアを出し続けなくてはいけない武田は、壁にぶつかっていた。今度は宇宙というテーマを考え、宇宙食を提供している会社と提携するつもりなのだ。
飛行機で乗り合わせた男に、それならこのレストランに行くといい、と言って「アウトポスト・タヴァーン」という店を教わったのだが…。

「フィルム」
幼い頃僕と母親を捨てた父親が、山梨の老人ホームで息を引き取ったらしい。もう何十年も会っていない人の遺品を受け取りに行く。その中に、現像されていないフィルムがあった。現像するべきか、それとも現像しないで父親にまつわるすべてを捨て去るべきか…。

「スプーン」
つまらないことで恋人と喧嘩し家を飛び出した波多野は、深夜に営業している妙なカレー屋に行き当たった。近くにこんな店があったとは。しかし深夜に営業しているのも変だし、店主も変わっている。そこで波多野は、店主が辛いぞと脅すカレーを食べるのだが…。

「タワシタ」
時々通っていたバーが、飲酒運転の規制が厳しくなったあおりを受けて閉店することになった。その後主人公は売り物件を見つけ、それをかつてのバーのマスターに教える。金を貸してほしいと言ってきたマスターに、バーの内装作りに自分も関わらせて欲しいと言って…。

「パイナップル・ラプソディ」
ピザのチェーン店で成功した世良は、しかし今失意の底にいた。インタビューで知り合って交際していた女性が、パイナップルを置いて家を出て行ってしまったのだ。
小学五年生の美香は、母親と二人暮らし。今日は離婚した父親がやってくる日。その日は、料理教室をやっている母親の手料理ではなくて、ピザを取る。
二人の人生が、ほんの一瞬だけ絡み合う。

「あえか」
不動産会社に勤める島尾は、大口の客を結果的に逃すことになる。何をやってもうまくいかないのだ。
社内の唯一の女性社員と何となく飲みに行くことになった。女性社員の友人もやってきて、二人の女性にやられっぱなしのまま飲み続けるのだけど…。

「青山クロッシング」
その日誕生日である園部は、レストランを予約していたのだけど、絵美が手料理の方がいいでしょうと言ってレストランをキャンセルする。細かな違和感が積み重なっていく。絵美とはもう別れた方がいいのかもしれない。
鎌倉で大工の棟梁をやっている村田は、ついこの間会った女性を、一世一代の覚悟で食事に誘う。あの時のキスがどうしても忘れられなかったのだ…。

「鎌倉の午後三時」
タクシー運転手である細山田は、鎌倉で途方にくれていた。やってられない。まさに自分は、紙コップのように使い捨てられるだけの存在だ。夕刻、さすがにもう戻らないとという頃合いに、一人の老人と出会うのだが…。

「セレンディップの奇跡」
誕生日を迎えた堀井は、しかし今日が最悪の誕生日になることをさっき知った。彼女とレストランで食事をするはずだったのだが、さっき電話でフラれたのだ。あてどもなく街をさまよう堀井だったが、バスの中で一人の老女と出会い、気分が上向いていく…。

「ラブ・イズ…」
レストランプロデューサーをしている三枝は、恋愛に飽きていた。だからこそかもしれない、ついこの間食事をしたレストランで近くのテーブルにいた老女を見かけた時、この女を落としてみよう、と思ったのだ…。

というような話です。
いろいろあって、今度この本を売らないといけないんで、POPなんかを考えようと思ってちょっと読んでみました。
正直そこまで期待していなかったんですけど、割とよかったです。僕が考えたPOPのフレーズはこんな感じ。

『洗練という言葉が良く似合う、大人の小説です』

この作品は、僕よりも年上、30代以降の人とかが読んだらもっといいんでしょうね。なんと言うか、時間と共に積み重なっていく『何か』を実にうまく表現している、そんな感じのする作品でした。たぶん若い人が読んでもあんまりピンとこない作品だろうと思います。僕も、うーん、というような作品がいくつかありました。人生の酸いも甘いも経験して、成功しててもしていなくても、将来の自分がもう明確に見えてきてしまっていて、これまで走り続けてきたけども、ちょっと立ち止まってしまっている、みたいなそんな主人公が描かれるんですね。些細な描写から人間を描くのがすごくうまくて、結構短い短編なのに、登場人物の人生に対する悲哀みたいなものがとてもよく表れていると感じました。これは本当に、まず年齢を重ねた人であること(著者は現在45歳)、そして周囲のあらゆることに興味を持って観察をしている人でないと書けない小説だなと思います。
僕が好きな作品は、「パイナップル・ラプソディ」と「セレンディップの奇跡」です。
「パイナップル・ラプソディ」は本作中一番良いと思いました。ピザのチェーン店の展開で成功を収めた男と、母子家庭で育つ小学五年生の女の子の人生が、本の一瞬だけ交わるというそれだけを描いた作品なんだけど、うまく出来てるなぁと思いました。パイナップルの連想から、かつて自分に成功をもたらしてくれた原泉みたいなものを思い出した主人公が、久しぶりにそこに戻るという流れも自然だったし、小学五年生の女の子が、父親がどれくらい家にいてくれるかを占うそのやり方が、ストーリーを面白くしてくれるんですね。この話は好きです。
「セレンディップの奇跡」は、最後のオチがなかなかいいですね。きっとこれは著者自身の経験も含まれているんではないかなと思います。この主人公も、恋人にフラれてあてどもなく歩いていく中で、今の自分になるきっかけになった出来事を思い出すことになります。かつての約束をすっかり忘れていた自分を反省する、そんな男にサプライズが訪れることになります。短い話なのに、本当にうまいこと人生を描くものだなと思います。
どの話もそうですけど、その後どうなったのかが気になります。主人公たちは、いろんな状況の中で悩んだり思いだしたり苦しんだりするわけですけど、その強張った結び目がほどけかけるというところで大体ストーリーが終わるんですね。その後彼らはどうなっていったのか。その余韻もまた味わえる作品かなと思います。
若い人向けの作品ではないんで、30代以上の人とかに是非読んでみてほしいですね。たぶん、自分だけじゃないんだな、みたいなメッセージを受け取ることが出来るんじゃないかなとか思ったりします。味わい深い作品だと思います。読んでみてください。

小山薫堂「フィルム」



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Comment

[3735]

私も、「パイナップル・ラプソディ」と「セレンディップの奇跡」が好きです!同じ気持ちを言葉にしてレビューしてくださっていて
感動しました!

[3736]

そんな風に言ってもらえると嬉しい限りです。
ありがとうございます!
一人でもいいから、誰かのところに自分の言葉が届くというのは、やっぱりいいなって思います。

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
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5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)