黒夜行

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ギャル農業(藤田志穂)

今日は一念発起の第二弾ということで、部屋中の本を片付けました。今日は売ろうと思う本を箱詰めするという作業をし続けましたけど、これがもう大変なんてもんじゃなかったですね。ついでにした部屋の掃除も含めれば、トータルで3時間ぐらい掛かったでしょうか。ちょっと前に箱詰めしたものも含めて、売ろうと思っている本が段ボール13箱分あります。疲れた、ホント。
さて今日は、ちょっと前の記事になってしまいますけど、こんなニュースから。

http://www.shinbunka.co.jp/news2009/09/090918-02.htm

この記事はどういうことかと言いますと、要するにサンクチュアリ出版が出している「やる気のスイッチ 実践セミナー」という本を、2010年3月まではツタヤが独占販売をしますよ、ということです。
僕もですね、具体的にどういう仕組みでこういう商品が出来上がったのか、その辺りのことはよく分かりません。以前、ディスカヴァー21という出版社が、ある新刊をコンビニに先に卸すということをやって少しだけ話題になりましたけど、これはディスカヴァー21という出版社が直接取引(取次を通さず、出版社が直接書店とやり取りする出版社)だったから出来たことのようです。でもサンクチュアリ出版って、普通に取次と取引している出版社だったはずなんで、それがどうしてツタヤで独占販売なんてことが出来るのか、その仕組みはイマイチ分かりません。
しかしこれって、誰にとってメリットがあるんでしょうかねぇ。ツタヤからすれば、ツタヤにしか置いていない本があるということで多少の集客効果があるのかもしれないけど、こういうビジネス書というか自己啓発本を、わざわざそこにしかないからと行って足を運ぶのかというとどうなんでしょうね。これが伊坂幸太郎とか東野圭吾の新刊とかだったらそりゃあ相当の効果があるでしょうけど。まツタヤ側とすれば、売れば売るほど報奨金(1冊売る毎に支払われる、バックマージンみたいなものかな、たぶん)が手に入るらしいんで、そっちの旨みの方が大きいのかな。
また出版社にしても、扱ってくれる書店が多ければ多いほどいいはずです。でも、全国1万店舗以上あると言われる書店の中で、たった800店舗でしか売られないんだから、それが大きなメリットになるのかというと良く分かりません。しかも報奨金も払わないといけないわけですし。出版社としてはどういうメリットがあるんだろうなぁ。
記事の後半にある、「既刊書のインセンティブ販売」というのは正直イマイチよく分からないです。僕のイメージでは、もはやあんまり売れなくなったビジネス書をツタヤの限定された店舗で売ると。たくさん売れば売るほど報奨金が出ますよ、という仕組みなんだろうけど、これもどうなんでしょうね。たとえ販売力がある店舗でも、売れていなかったビジネス書(まあ売れていないというのは僕の予想でしかないけど、売れてるビジネス書をこんな売り方でやる意味がないと思うんで、やっぱりたぶん在庫がだぶついているような売れていない本なんだと思う)をどう展開したところでそれなりの売上しか見込めないんじゃないかなぁ。分からないけど。
まあいずれにしても言えるのは、大資本だからこそ出来る企画だなということです。もちろん資本がなくたって面白い企画はいくらでも出来ると思う。資本がないからと言って何も出来ないと言って嘆いていてはそれはただの逃げだけど、しかし大きなグループであるということを活かした展開を前面に押し出されると、中小の書店はなかなか厳しいですね。要するに、商店街にデパートがやってきたみたいなもので、商店街にいくらいい店があっても、近くにデパートがあったら太刀打ちできないように、小さな本屋が面白い努力をしても、なかなか大きなグループに立ち向かうことは難しいなと思ってしまいます。
まあそれでも、書店というのは小さな規模であってもやれることはたくさんあるという小売業だと思います。他の業界では、値下げやサービスの強化などをしなくては太刀打ちできない状況でも、書店の場合いろんな切り口があるので、やれることはまだまだあるだろうなと思っています。まあいつも同じ結論ですけど、なんとか頑張らないといけないなと思います。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は、「ギャル社長」として話題になった著者が現在手掛けている「ノギャルプロジェクト」を一冊の本にまとめたものです。
元々著者は、「ギャル革命」おを掲げて起業をしました。ギャル革命というのは、自身の経験もあり、ギャルというもののイメージ全体が悪くなっていると感じられるので、そのイメージをなんとか払拭しようという意気込みなわけです。格好がギャルであっても、真面目な人もやる気のある人もいる。そういうことをきちんと伝えるためにあらゆることをやったわけです。
しかし、食料問題に興味が行き、企業から4年で社長を引退。現在は「シブヤ米」を、ハチ公の故郷である秋田県で育てたり(つい最近、シブヤ米を収穫というニュースをネットでみました。こちら)、静岡で野菜を育てたりと、実際に自ら体を動かして農業に励んでいるそうです。賛同してくれるギャルを連れて種まきや収穫をしたり、ギャルママを集めて子どもと一緒に農業体験をさせたりと、様々な企画を立てています。その一方で、全国各地を飛び回り、実際に農家の人から話を聞いて、農業の勉強にも勤しんでいるようです。
そんな元ギャル社長の奮闘を描いた作品です。
つい最近出た新刊ですけど、見た瞬間、これは買いだなと思いました。中身はまあ、新書の常としてちょっと薄いなぁという感じではありますが、読んでよかったなと思える本でした。
ギャル社長という存在は知っていたし、ギャル社長が農業を始めたというのも知っていたんですけど、じゃあ実際どういう人なのかというのはまったく知らなかったんですね。僕も世間の人と同じく、『ギャル』というだけでそれなりの勝手なイメージを持っていたように思います。
でも本書を読む限り、ギャルというのは結局ファッションでしかなく、生き方とは関係ないんだろうなと思いました。
やっぱり『ギャル』というと、やる気がないとか適当とか、そんな感じのイメージが出てきてしまうけど、でもギャルにもたぶんいろいろいるんだろうと思います。僕らはギャルのことを全然知らないから、ギャルの中でも凄く奇抜だったりすごく派手だったりするような人をテレビで見てそれで勝手なイメージを作ってるんだと思うけど、こういう著者やその周りにいるようなちゃんとしたギャルもいるんだなと思いました。
僕が著者の一番凄いなと思うところは、とにかく何をするにも常にメッセージがあるということです。
例えば起業した時も、『世間の人にギャルのことをわかってもらいたい』というメッセージがあったし、農業についても、『若い人に農業に興味をもってもらいたい』というメッセージがあります。とにかく、著者にとって、メッセージを伝えるというのがもっとも重要なテーマで、それを実現するにはどうするのかという手段として、起業や農業があるのだなということが凄く伝わってきます。これだけしっかりと伝えたいメッセージを持つことが出来るというのも凄いことだなと思います。
また著者の凄いところは、そのメッセージを伝えるにはどうしたらいいのかということを徹底的に考えているということです。例えば著者は、日本の食料自給率を上げたいと考えていて、ある試算では、日本中の女性が一日に二口のお米を食べれば、食料自給率が1%上がるという話を聞いたようです。でもだからと言って、『身体にもダイエットにもいいからお米を食べよう』というメッセージを発信しない。そうではなくて、『美味しいし、ダイエットにもマイナスではないから、体質的や気分的にイヤでなければなるべく食べてみよう』といメッセージを発信するんですね。
ちょっと話は変わるけど、どうしても大人になると、自分たちが子供だった頃のことを忘れてしまうんですね。大人が子供に向かって言うメッセージは、どれもほとんどが届かない。何故かというとそれは、子供にとってはよく分からないし受け入れがたいメッセージだからです。大人だって自分が子供の頃にそういうことを言われていたら聞かなかったはずなのに、そういうことをすっかり忘れてしまっている。
著者の場合、自身もギャルだというのももちろんあるんだけど、それだけではなくて、どうやったらメッセージが伝わるのかということを最優先で考えている。
だから著者は、イケてる農作業着の開発に取りかかったりもしています。若者に農業に興味を持ってもらいたいと思っているけど、でもファッションがダサいという理由でそもそも入口にさえ来てくれない人がたくさんいるはずだから、だったら可愛い農作業着を作っちゃおうよ、ということなんです。あるいは静岡で収穫した野菜を渋谷のギャルに食べてもらいたいと考えて、飲食店を借りてイベントをやったりします。また、彼女自身が自ら農作業に従事することだって、自分のメッセージを受け入れてもらえるための一つの大きな要因になっているでしょう。
そうやって常に、何をどう伝えるべきかということを真剣に考えている。僕はとにかくそこが凄いなと思いました。
農業については始める前からかなり批判があったんだそうです。『ギャルなのに農業なんてできるのか』『そんな爪で農業が出来るのか』『始めてダメだったらすぐ諦めるんだろう』というような批判です。新しいことを始めようという人に批判が向くのは仕方ないですけど、でも僕なんかからすれば、それが成功するかどうかに限らず、まず行動を起こしたということが凄いじゃないかと思うんですよね。しかも、若者に農業に興味を持ってもらいたいという大きな目標を掲げているわけです。そういう人に、簡単に批判を浴びせるのはどうなのかなと僕は思ったりします。
またこういうこともあったようです。静岡で野菜作りをするというのは、あるテレビのドキュメンタリー番組として追ってもらっていたため、対談の企画もあったんだそうです。その中で出演交渉をしたある人からこんな厳しい意見をもらったのだとか。

『ギャルなんかに「農業」をやるなんて易々と語ってほしくないし、そんな簡単にできるものだと思われるのは、農業をバカにしているのもいいとこ。そんな番組に私が協力できるはずがないし、その子がどれほど、農業を経験しているのか、言ってみなさい。「農業」をやってます、なんていまのレベルで言ってほしくないし、やってみたら大変だったので辞めました、なんていう結果になったら、農家をバカにするのもいい加減にしろ、ということになる。農業は五年やって、やっと少しわかってくるものなんだ』

この人がどんな立場の人なのか僕には知る由もありませんが、しかしこの批判はやっぱりおかしいなぁと僕は思ってしまいます。言っている内容からすれば、農業に何らかの形で関わっているんでしょうし、言ってる内容だって正しいんでしょう。
しかしですね、著者が掲げている目標は、『若者に農業に興味をもってもらう』ということなんです。今農業というのは高齢化が進んでいて、作業が出来る人がいないからほったらかしになっている農地がたくさんあるらしいんです。しかも日本の食料自給率は低い。そういう状況の中にあって、どうにかして若者に農業に目を向けさせるしかない、というのは当然のことだと思うんです。で、実際にそれを目指している若者がいると。だとすれば、確かに初心者だし、すぐ辞めるかもしれないし、農業をナメてるかもしれないけど、でもその壮大な目標に賛同して協力してあげるというのが、今農業に関わっているすべての人がしなくてはいけないことなのではないのだろうか、と思ったりしました(農業にまったく関わっていない僕がこんなことを言うのはおこがましいにもほどがある、というのは十分に理解していますけど)。
著者はこんな風に書いています。

『農業をすることじたいは、今年ちょっと農業に触れただけの私ですら、とても大変だと感じています。
ただ苦しいことやきついことなどの情報はたくさんメディアを通して流れていますが、それでは誰も農業をやりたいと思えないし、どんどん若者と農業との溝が広がっていくと思います。』

まさにその通りだと思うんですね。確かに若者はそもそも農業に興味がないけど、それはある意味で、農業の辛い部分しか知ることが出来ていないからという可能性だってあります。僕だって、具体的なことはほとんど知らないけど、農業は大変そうだなというイメージがあります。もちろん実際大変なんでしょう。でも、大変だ大変だ、きついぞホントに、やっていけるのかな、なんて風な情報ばっかり流しても、結局のところ若者はどんどん農業から離れていくだけです。だったら、たとえ万が一にでも正確な情報が伝わらなかったとしても、農業の楽しい部分、嬉しい部分、あるいは自分たちでこんな風に楽しむことが出来るんだという情報が少しでも流れる方が、確かに誤解を生む可能性はゼロではないけど、最終的には農業の裾野が広がるのではないかなと思うんです。
もちろん、経験も知識も何もない若者に苦言を呈する役割をする人間も必要でしょう。対談企画で要請を断った人も、そういう思いがもしかしたらあったのかもしれません。しかしいずれにしても、大きな目標を掲げてそれに向かって前進している人のブレーキになるようなことは、農業全体にとってプラスには働かないのではないかなと思ったりしました。
というわけで、これからも是非頑張ってほしいものだなと思います。僕もちょっと農業に興味湧いてきましたしね。僕があと思うのは、日本の伝統工芸みたいなもの(輪島塗とかそういうやつ)も若者離れが進んでいるはずなんですね。日本の伝統を守るという意味では、食料と同じくらいに重要ではないかなと思うんです。問題の根っこはどちらも同じで、若者が離れて行っているという現状です。農業の方で一定の成果を出すことが出来たら、伝統工芸とかの方でも何かしてくれたらなぁとか思います。って、全部人任せ(笑)。
そんなわけで、内容的には薄いですけど、いい本だと思います。著者の生き方はメッセージ性が強くて、しかも伝播性が強いなと思います。これからもがむしゃらに行動して、心の底から伝えたいメッセージをバンバン発信して行って欲しいものだなと思いました。

藤田志穂「ギャル農業」



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5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
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5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
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1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
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6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
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11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
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16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
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コミック

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2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

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1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
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10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
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13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
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13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
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新書
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6位 「もうダマされないための「科学」講義
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