黒夜行

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収穫祭(西澤保彦)

そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は5つの章に分かれています。第一章が1982年8月17日の、本書の核となる事件当日の話。以下、第二章が1991年10月、第三章が1995年8月~12月、第四章が2007年8月17日、そして第五章が1976年5月、となっています。
とりあえずネタばれの恐れもあるので、とりあえず内容紹介といては第一章だけを書こうと思います。
川によって東南区と分断されている、首尾木村北西区。東橋と南橋という老朽化した二つの橋によって外部と繋がっている孤立した村です。そこに住んでいるのは6家族のみ。かつては小学校もあったけど、そこが廃校になってからは廃れるばかり。
1982年8月17日。その日は台風が来るということで、夏休み中だった伊吹省路は久々に農作業から解放された。この機会を逃すことはないと、台風の予報にも関わらず省路は、村の人間が「お町」と呼ぶ、ちょっと離れた繁華街に映画を見に行くことにした。
いろいろあって別居中の父親に南橋の手前まで送ってもらった省路は、村に戻るとすぐ異変を知ることになる。同級生の空知貫太(カンチ)と元木雅文(ゲンキ)と一緒に空知家に泊まることになっていた省路は、恐ろしい悲鳴を上げた同じく同級生の小久保繭子(マユちゃん)に出会う。彼女は恐ろしげな顔をして要領を得ない。どうやら繭子の家で何か異変が起こっているらしいと察した省路とゲンキはは、マユちゃんの家に向かった。
そこで彼らは、マユちゃんの一家全員が殺されていることを知る。鎌を首に突き刺され死亡していた。
その後村中をくまなく回ったところ、北西区に住む6組すべての家族が殺されていることが分かった。台風などにより、東橋と南橋は落ちてしまった。北西区に閉じ込められることになった彼らは、なんとか外部に救援を求めようとするのだが…。
というような話です。
西澤保彦と言えば、トリッキーな世界観(主人公が七回生まれ変わるとか、人格が転移してしまう世界とか)の中で起こる殺人事件を論理的に解き明かす、という趣向の作品が多いんですけど、本書はそういう系統の作品とはちょっと違います。警察がほとんど出てこない、という意味では本格ミステリらしい作品ですが、クローズドサークル内で事件から推理までがすべて完結するわけでもないし、名探偵みたいな存在が出てくるわけでもない。一つの村で起こった大量殺人事件を軸に、25年にもわたる歳月を描いているというのも特徴的です。
もの凄く壮大な作品で、かなり楽しめました。結局誰が犯人で何でそんなことをしたのか、という部分についてすっきり納得、という感じにはなれなかったし、ところどころ主人公たちの人格が破たんしているような描写があったりして違和感を感じる部分はないではないんだけど、全体としては伏線が素晴らしく回収されているし物語としても面白かったなと思います。
まず圧巻なのは、第一章で描かれる大量殺人事件の部分です。台風の中、少しずつ死体が見つかる。自分たちの親族の死体まで見つけることになるわけで、中学生たちにはただでさえ負担が大きい。どの家でも電話線が切られていて外部に連絡を取ることが困難だし、外部と繋がっている唯一の橋も二つとも落ちてしまう。それでも彼らは冷静に現場を検証し、ところどころで鋭い推理を繰り広げながら正気を保っていこうとする。殺人犯がまだ村内に残っているのかどうか判断できないまま、死体だらけの中取り残されるのである。
この第一章はやっぱり凄いなと思います。伏線もあちこちに散りばめられているし、じわじわと惨劇が明らかになっていく過程も結構怖い。北西区の住人がほとんど殺されているにも関わらず、不確定要素がいくつかあるせいで殺人犯が誰なのかなんとも分からない、という設定もうまいと思いました。まあそりゃあ、突っ込もうと思ったら突っ込める部分はたくさんあるでしょう。中学生でそれだけ行動力があるかとか、その伏線の配置はちょっと無理がないかとか、ちょっとハチャメチャすぎるなぁとか、まあいろいろ人によっては突っ込みたくなるかもしれませんけど、あくまでも本格ミステリの傍系の作品なわけで、そういう細かい部分にいちいち突っかかってたらこういう作品は読めません。それに、これだけ伏線があって、壮大で、さらに謎もきっちり残しておかなくてはいけないという条件の中では、相当きっちり頑張って描いているなと思いました。
第二章以降は、その惨劇を生き残った中学生が大人になり、ひょんなことからその昔の事件にまた関わるようになる、というようなことが描かれます。一応ここでは、具体的なことは書かないで置きましょう。
昔の事件を再調査する過程でも、まあいろいろ突っ込みたくなるかもしれません。そもそも第二章以降、どうも主人公の人格が結構破たんしているなと思う部分があって、しかもそれが性的な部分についてだったりするんですね。そこまでの設定が必要だったのか、という風にも思うし、また調査の過程で不自然だなとか都合がいいなと感じる部分もあるかもしれません。また本書では、記憶に混乱があるという設定がちょっと多すぎます。大量殺人事件に遭遇し記憶に混濁が、という説明だけど、それにしても肝心なことを覚えていなさすぎるような気もします。
僕は本書を本格ミステリだろうと思って読み始めたし、本格ミステリの場合そういう細かな部分に突っ込んでたら読めなくなるともともと分かっているんでそういう部分はさほど気になりませんが、気になる人がいるかもですね。でも、先ほども書いたけど、これだけ伏線があちこちあって、さらに謎を引っ張るように描かれる作品にしては、実にうまく描いていると思います。
何年にもわたる年月を経て謎は解き明かされることになるんだけど、正直なところその謎解きの部分に関しては微妙に納得しがたいですね。伏線はきっちり回収されているんでそこに不満はないんだけど、犯人がどうして村民全員を殺してしまおうと考えたのか、その動機の部分が相当弱いなと思いました。また、その首尾木村での大量殺人事件の犯人が起こしたのではないかとされる事件が頻繁に発生するんだけど、そっちの方の解決もちょっとなぁと思います。
ただ、事件の解決部分に多少不満があっても、全体としては面白かったんですよね。というのも本書は、誰が犯人なのか、というだけの謎で読者を引っ張っていないからなんです。他にもいろんな要素があって、伏線も様々なものに対して張られている。その中の一つが、首尾木村の大量殺人犯が誰なのか、というもので、その解決が多少不満でも、作品全体がつまらなかったという風にはあまりならないという感じです。ホント、作中に張り巡らされている伏線がなかなかたくさんあって、さすが西澤保彦だなと思いました。
しかし一作品の中でこれだけ人が殺されるというのも相当珍しいですね。かつて「バトルロワイヤル」という作品が新人賞に応募された際、「一作品の中で殺されていいのは10人くらいがせいぜいではないか」みたいな感じの議論が出たという話を覚えています。「バトルロワイヤル」では確か40人ぐらい死ぬはずですけど、本書でも最終的に合計で30人以上は死んでるんじゃないかなと思います。帯の文句も、「こんなに殺していいものか!?」ですからね。
まあそんなわけで、僕は結構楽しめました。「収穫祭」というタイトルも、最後の最後まで読むとなるほどという感じがします。ちょっと長いのが難点ですけど、本格ミステリ系の作品が好きな人なら楽しめるのではないかなと思います。読んでみてください。

西澤保彦「収穫祭」



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Comment

[3679]

お久しぶりです。
キープの数が半端ないですねえ。
僕にはそんな短期間には読めないです……。
全部をキープしながら、色々手を出しながら読むんですか?
でもそれじゃあ内容も忘れてしまうでしょうから、やっぱり短期集中で一冊ずつでしょうか。
何にしても、一日一冊以上というのは僕には考えられません(笑)
そういえば、森博嗣さんの執筆方法について時々お聞きしますけど、工作室のインタビューによると題名は最後に考えられるみたいですよ。それから、途中で思いついたトリックの伏線は、ワープロなのでもどったり、まだ手元にある出版されていない作品に書き足したりするらしいです。
それから、小説を書くときにはメイントリックを考えてから書き始めるそうなので、そんなに不思議な書き方じゃあないと思いますよ。
最近疑問に思っているんですけど、
すべてがEになるは本当に絶版なんでしょうか?森博嗣さんのサイトに絶版だという表記が見当たらなかったので、僕の勘違いだったんじゃないかと思いはじめているんですけど、手に入るんでしょうか?ワクワクしてきました

[3680]

欲しい本を見ると買っちゃうんですよね。
意識的にキープしてるわけじゃないんですけど、どんどん溜まっていくんですよねぇ。
色んな本に同時に手を出したりはしません。
そうすると、ごちゃごちゃになってわけわからなくなっちゃいますからね。
一冊読んだら次の本、という読み方ですよ。
バイト先には、読みかけの本が常時50冊以上はある、という強者がいますけど(笑)
森博嗣の執筆方法は、たぶん僕は間違ってないと思うんだけどなぁ。
この前読んだ「先崎学の実況!盤外戦」みたいな感じの本の巻末に著者と森博嗣が対談をしていたんだけど、そこでも「すべてがFになる」はタイトルをまず考えた、と言っていましたよ。
作品を書き上げてからタイトルを考えた場合、「すべてがFになる」なんてタイトルにはならない、という言い方をしていたんでたぶん間違いないと思います。
僕がいろんなエッセイを読んだ限りだと、まずタイトルを考え(このタイトルを考えるのに半年以上掛かることもあるらしい)、それから登場人物表を書く。どの本から引用するかを決め、登場人物がいる世界についてぼんやりと想像する。それからストーリーがないままにパソコンに向かい、書きながらトリックも含めストーリーを考える、という流れだと思うんだけど。
タイトルを最後に考える、というのは聞いたことがないし、ゲラ(手元にある出版されていない作品のこと)が出版社から来ても直すことはほとんどない、と言っていたんだけどなぁ。
まあ、もしかしたらそういう書き方をしていたのは初期の頃だけ、ということかもしれませんが。
書店員的な視点から言わせてもらえば、確かに表向き絶版ではないけど、ほぼ絶版に近い品切れでしょう。
出版社は、著者の手前もあって、なるべく『絶版』という形にはしないんですね。『絶版』という形になるのは、あまり人気のない作家だったり、もう亡くなってしまっている作家の場合が多いです。
実際は『品切れ・重版未定』という形になるんだけど、正直なところこれは実質的な『絶版』です。
つまり森博嗣の元には『絶版』という連絡は来ていないでしょう。恐らく『品切れ・重版未定』という連絡が行っているのだろうと思います。でも出版業界的には、この『品切れ・重版未定』というのはほぼ実質的に『絶版』と同じ意味なんで、手に入れることが困難であることには変わりないと思いますよ。残念ながら。

[3681]

僕も実は、「タイトルを先に決めてから書き始めます」と言うインタビューと、「最後に決めていますよ(笑)」と答えているインタビュー両方みたことがあるんです。でも、例えば禁煙についてのインタビューのときも答えがバラバラで、ファンの方に質問された時には「ノーコメント(笑)」とされていたので、その時の気分で適当に答えているのかなと……つまり、両者を比べた場合タイトルは最後に考えたと考えるのが普通かなと考えていたんですけど。
でもよく考えてみれば、さきにメイントリックを思いついていれば、出来ますね。
それにしても、メイントリックが無い時点でタイトルを考えるのはあり得るのでしょうか?
すくなくとも、発想は頭に無いと、あのタイトルは出ないような……。
先程も書いた通り、サブトリックなら途中で思いついて、手前の文章に手を加えることができると思うんですけど。
何かもう森博嗣にハマりまくってしまって……ごめんなさい(-_-;)
やっぱりすべてがEになるは手に入らない状態なんですね。
どおりでメールした本屋さんからも連絡が無い訳で……
数日して「問い合わせまでしたんですけど~」と返信があると思います
(笑)
申し訳無いです。
黒夜行さんも情報をありがとうございましたヽ(;▽;)ノ
悲しいです。
一応載せておきます。このインタビューです。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_ess/ess5.html

[3682]

このインタビューって、「まどろみ消去」がまだ発売されていないと時期なんで、相当初期の頃なんでしょう。
だとすると、こういう可能性を考えることが出来ます。
森博嗣のデビュー作は「すべてがFになる」ですが、実はこの作品は森博嗣が4番目に書いた小説です。書いた順だと、「冷たい密室と博士たち」「笑わない数学者」「詩的私的ジャック」「すべてがFになる」という流れ。
で、「すべてがFになる」より前に書いた作品のタイトルは、正直そこまで独創的という感じではないですよね。だから、作品が書きあがってから考えたのかもしれない。でも「すべてがFになる」で初めてタイトルから考えてみた。でも、それまで書いた小説の中では、タイトルを後で考えたものの方が多いから、インタビューでは後から考える、という返答になったのかなぁ、と。
ちなみに「すべてがFになる」の場合、タイトルを考えた段階でメイントリックはなかったみたいですよ。
その部分を抜き出して書いてみますね。
先崎 そうすると、『すべてがFになる』のトリックも途中で考えついて。
森 そうです、そうです(笑)。あれはかなり前のほうで思いつきましたけれど。
先崎 へぇー。
森 あれは『すべてがFになる』というタイトルが最初にあったから。だから、Fについて何とかしなきゃいけないということだったんですね。
先崎 あの作品はタイトルで読んだっていう人がすごく多いですね、僕の周りでも。
森 まず『すべてがFになる』というタイトルを決めて、Fに中身というものはあとで決めたわけです。
先崎 rっ!それはまたずいぶんと前後が(笑)。
森 そうじゃないと、Fの理由を先に思いついたら『すべてがFになる』というタイトルになりませんよ、発想として。
「すべてがEになる」は古本屋とかで手に入れるとかしかないでしょうね。
クレジットカードが使えるようになれば、amazonの中古本って手もありますけどね。
最近の本はすぐ手に入りにくくなりますからね。
本屋としても悲しいですけど。

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
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6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
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小説以外
1位 「死のテレビ実験
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3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
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7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
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10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)