黒夜行

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宵山万華鏡(森見登美彦)

今日は小説のタイトルについて書こうかなと思います。
つい最近ですが、東野圭吾の新刊「新参者」という本が出ました。文庫でも東野圭吾の作品が売れていて、最近の新刊では「赤い指」というのがあります。
でも僕はいつも思うんです。ホントに、残念ながら東野圭吾の小説のタイトルはどれもイケてないな、と。
「使命と魂のリミット」「ある閉ざされた雪の山荘で」「天空の蜂」「ゲームの名は誘拐」「眠りの森」「仮面山荘殺人事件」「むかし僕が死んだ家」など、どれもイマイチパッとしないタイトルだし、「手紙」「片思い」「秘密」「悪意」「分身」「予知夢」など、普通にそのまま辞書に載っているような言葉がタイトルになっている作品も多いです。
ベストセラー作家で言えば、横山秀夫なんかもタイトルが微妙だなと思うものが多いです。「半落ち」「第三の時効」「震度0」「臨場」「顔」「動機」「深追い」など、何だかパッとしないなぁというタイトルばかりな気がします。
まあ東野圭吾にしても横山秀夫にしても、作品は非常に質が高いし、最終的にベストセラー作家になれているわけで、まあ別にタイトルにセンスがなくなったどうということはないんだろうけど、ちょっともったいないよなという感じがします。
逆にタイトルにセンスがあるなと思う作家は、森見登美彦や伊坂幸太郎や森博嗣ですね。
森見登美彦だと、「夜は短し歩けよ乙女」「太陽の塔」「四畳半神話大系」「有頂天家族」など。
伊坂幸太郎だと、「アヒルと鴨のコインロッカー」「重力ピエロ」「陽気なギャングが地球を回す」「死神の精度」「終末のフール」なんかです。
でもやっぱり一番凄いなと思うのは森博嗣です。「すべてがFになる」「封印再度 Who inside」「幻惑の死と使途」「有限と微笑のパン」「人形式モナリザ」「夢・出会い・魔性」「少し変わった子あります」「λに歯がない」「銀河不動産の超越」「月は幽咽のデバイス」「恋恋蓮歩の演習」「数奇にして模型」などなど。その独創的なタイトルの付け方はさすがだなと思います。
タイトルというのはやっぱり大事だと思うんです。それが内容に合っているかどうかというのは僕は本来的にどうでもいいんじゃないかと思っていて、いかにして読者の目を惹くかというその一点においてタイトルほど重要なものはないと思うわけです。例えば、「新参者」というタイトルの本を書店で見かけたとしましょう。その人が万が一東野圭吾という作家を知らなければ、その本に惹かれることはないでしょう。でも、「宵山万華鏡」や「重力ピエロ」や「すべてがFになる」みたいなタイトルを書店で見かけた場合、もしその作家のことをまったく知らなかったとしても、やっぱりなんとなく気になってしまうのではないかなと思います。本というのは音楽なんかと違って、買うまで内容について知ることはなかなか出来ません。買う前に知ることのできる情報にはいくつかあるけど、その中でやっぱり重要な位置を占めるのはタイトルだろうなと思うんです。僕も、まったく知らない作家の作品でも、タイトルが秀逸だとつい買ってしまうことがあります。
また書店員の立場からも、タイトルが大事だということが出来ます。例えば東野圭吾の作品に「秘密」というのがありますが、ウチの店で使っている検索機でこれを検索しようとすると、「秘密の花園」やら「磯野家の秘密」と言った作品も一緒にヒットしてしまうことになります。もちろん絞り込んで検索するやり方はありますが、完全ではありません。タイトルが短かったり、あるいは同一のタイトルがたくさんあるようなものだったりするような場合、検索そのものに時間がかかることになって、結果的にお客さんを逃してしまう可能性があります。
そういう意味では読み方が変なタイトルというのもマイナスですね。今パッと思いついた例で書くと、大田蘭三という作家の作品に、「蛇輪」というのがあるんですけど、このタイトルの読みはなんと「スネークリング」なんです。お客さんが「へびわ」っていうタイトルの本を探しに来て、それを検索機にそのまま入れてもヒットしないわけです。そんな検索しにくいタイトルをつけるというのも、売り逃しを引き起こす原因になります。
だから、「宵山万華鏡」や「重力ピエロ」や「すべてがFになる」という作品は実にいいですね。他の作品とタイトルが被る心配がないし、読み方だったおかしなことはないからすぐに出てくる。書店員が検索しやすいタイトルをつけるというのも、実に大事なポイントではないかなと僕は思ったりします。
作家の方がこのブログを見ているわけがないでしょうけど、タイトルをつける際には、上記のようなことを踏まえながらつけてもらえると売上に少しは繋がるかもしれません。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は森見登美彦の最新作です。6編の短編で構成される連作短編集です。どの短編も、京都のお祭り「宵山」を舞台にしたものになっています。

「宵山姉妹」
三条通りに面した四階建てのビルにあるバレエ教室に通う姉妹。姉は何にでも好奇心旺盛で興味の赴くままにあちこちフラフラする。妹は堅実で真面目で、そんな姉の行動にハラハラさせられながら、それでも姉と一緒にいるのを楽しんでいる。そんな姉妹。
その日は宵山で、街が浮足立っている。教室を終えた二人は、姉が強く主張したため、内緒で宵山を見物することにした。
たくさんの観光客に囲まれ、幻想的な提灯の灯りや賑やかな露店の雰囲気を楽しみながら、二人は蟷螂鉾を見るために街を歩き回る。そんな時、妹は姉の姿を見失ってしまった。心細くて泣きそうになっていた彼女に手を差し伸べてくれたのは、赤い浴衣を着た小さな女の子たちだった…。

「宵山金魚」
藤田は千葉に住む男だが、出張で大阪に行くことになり、高校の同級生だった乙川に「今年は宵山にこい」と言われていたこともあって京都にやってきた。二人とも奈良の出身だ。
高校時代、乙川は超金魚を育てた。毎週教壇に木彫りのお地蔵さんを置いたり、学校中のトイレットペーパーを桃の香りのするものに取り換えたりと言った奇天烈なイタズラばかりしていた男のやることはよくわからなかった。超金魚というのもその一環で、何でも水温やら濁り具合を微妙に変えた水を用意し、幾多の試練をかいくぐったとんでもない金魚を生み出したという。本当によく分からない男だ。
乙川が宵山を案内してくれると言ってくれたのだが、途中ではぐれてしまった。とある駐車場から乙川に電話をすると、そこはマズイという。立入り禁止区域にしていされていて、祇園祭司令部に連行され、宵山様にお灸をすえられるぞと脅され、そして実際その通りことは進んでいくことになる…。

「宵山劇場」
小長井は、大学の同級である丸尾に誘われ、珍妙なイベントに参加することになった。丸尾の知り合いに乙川という男がいるが、その友人の一人を宵山に呼ぶからうまいこと騙してくれ、ということだった。
小長井はとある劇団で裏方をやっていた腕を見込まれ、丸尾に声を掛けられた。かなりの人間が集められ、そこには因縁のある山田川もいた。金に糸目をつけず、やりたいようにやってくれという指示らしく、妄想ほとばしる山田川の指示のもと、宵山の晩だけに出現する幻想的な世界観を作り出すことになるのだが…。

「宵山回廊」
千鶴はずっと地元に住んできて、就職も地元でした。叔父が画家をやっていて、その関係で画廊の柳さんと親交がある。
ある日その柳さんと街中で会い、そこで叔父に会いにいってやってくれと言われた。宵山の日だった。千鶴も叔父も、宵山を避けていた。叔父の一人娘が失踪したのが宵山の晩だったのだ。
気は進まないが柳さんの頼みとあっては行かざるおえない。叔父は私のすることは何でもお見通しという風だった。何でも先回りするように動く。かなり老けたようだ。年齢のスピードにすぐわないように思える。
その日千鶴は叔父から奇妙なことを聞かされることになる。明日からは、もう会えない、と…。

「宵山迷宮」
柳は、自分が宵山の一日を繰り返していることに気づいてしまう。毎朝起きると、母親が蔵にいて、何か探し物をしている。テレビからは、今日は宵山だというニュースが流れる。宵山のループから抜け出せなくなってしまった。
昨日とは違った行動をしようと、いろいろと変えてみる。自分がどうしてこんなことになってしまったのかよく分からないが、狐塚紹介の乙川という男がよくやってくる。蔵の中にあるはずの水晶玉を是非探してくださいね、ということだった。しかし、ないものはない。そんなに督促されても困るのだ。
ある時ふと思った。自分がこんな状態に陥っている原因はあれなのではないか、と…。

「宵山万華鏡」
バレエ教室に通う姉妹は宵山の街に繰り出した。姉は渋る妹の手を引きながら、目移りするようにあちこち飛び跳ねるように見て回った。蟷螂鉾を見た後、赤い浴衣を着た小さな女の子に妹が見とれている間、妹と手が離れた。イタズラ心が湧いた。姿を隠して、妹を慌てさせてみよう。
すぐに後悔した。妹を見失ってしまったのだ。
姉は、街中で多くの人が奇妙な風船を持っているのを見かける。ヘリウムガスが入っているように浮いているのに、中に水が入っているようで、さらに金魚までいる。通りがかったバレエ教室の女の子に聞くと、坊主がタダで配っているという。坊主を探し出しもらおうとしたのだが、もうないのだという。それでも駄々を捏ねると坊主は、じゃあついてくるかいと言って、姉を奇妙な世界に連れていくのだが…。

というような話です。
いいですね、やっぱり森見登美彦は。実に面白いです。やっぱり好きな作家ですね。
本書は、ちょっと大げさに言うと、今後の森見登美彦の作家としての一つの方向性を強く指し示すような作品かもしれないな、と感じました。これまでの森見登美彦の作品らしさを十分に残しながら、一方でこれまでにない落ち着きをみせている。僕は「きつねのはなし」という作品があんまり好きではないんだけど、それは森見登美彦の作品にしては落ち着きすぎているからでした。本書も実に落ち着きのある作品で、「有頂天家族」や「夜は短し歩けよ乙女」と言った作品のようなはしゃいでいるような感じが薄まっているんだけど、それでもこれまでの森見登美彦らしさはきっちりと残されている。また、これまではおふざけのように描かれていた部分が、実に幻想的な感じを持つようになりました。これまでの作品でも不思議なことというのはたくさん起こっていたけど、それは僕の印象の中では、軽薄さを伴うというか、ちょっとふざけてみましたというような、そんな感じがしたんです。でも本書では、より一層格調高くなっている雰囲気があって、より幻想のレベルが上がっているように思いました。そういうよな理由から、今後の森見登美彦の作家としての方向性を形作るような、そんな作品になっているのではないかなと感じました。
しかし相変わらず不思議な話を書きます。本書は大体、二話で一セットになっています。宵山というお祭りを舞台にして、三つのストーリーが描かれることになります。
冒頭とラストで出てくるバレエ教室の姉妹の話は、ちょっとインパクトに欠けるきらいはあるものの、上品な感じのストーリーです。宵山というお祭りを前にしてはしゃぐ姉妹。その姉妹に降りかかってくる幻想的な出来事。その日の出来事は将来彼女たちの心にどういう形で残るのかな、そんな風に感じさせる作品です。
乙川が友人を騙す話はとにかくハチャメチャで楽しい雰囲気が滲み出てきます。僕は大学時代に演劇をやっていて、僕は小道具なんかを作るいわゆる裏方でしたけど、その時の楽しかった記憶が思い出されるようなそんな話でした。乙川という男が実に奇妙な男で、変人が好きな僕としては近くにいたら面白いだろうなと思える男でした。深く関わると面倒な事に巻き込まれそうですけど。
画家と画商の出てくる話では、一転落ち着きを取り戻して、宵山の一日が繰り返されるという奇妙な世界観を元に不思議な物語を生み出しています。結局何が何だったのかイマイチ掴みどころがないというのも森見登美彦らしいなと思いました。
三つのストーリーはどれも同じ宵山を舞台にしているはずなのに、ところどころで齟齬がある。うまく世界同士が噛み合っていかない。帯に「現実は一つじゃないから面白い」って書いてあるけど、まあそういうことなんだろうなと思います。
しかしいつも思うけど、森見登美彦は装丁に恵まれているなと思います。本書も、装丁の絵が実にいいです。絵が綺麗というだけではなくて、作品のイメージにぴったりなんですね。もし森見登美彦のことをまったく知らない人でも手に取ってしまうだろう、そんな魅力的な装丁に仕上がっているなと思います。
僕の中では、森見登美彦の作家としてのターニングポイントと言える作品なのではないかと思っています。森見登美彦の今後のさらなる飛躍にも期待させてくれるような作品です。相変わらず面白い作品を書いてくれます。早く新刊を出してくれとは言わないですから、これからも是非書き続けてほしいものだなと思います。オススメです。ぜひ読んでみてください。

森見登美彦「宵山万華鏡」




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