黒夜行

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我、拗ね者として生涯を閉ず(本田靖春)

今日は、人口の少ない地域における本屋の話でも書いてみようかなと思います。
これまで何だかいろんなところに旅行に行った経験がありますが、その中には離島というか小さな島もいくつか含まれます。また離島とかじゃなくても、面積に比して人口が少ない土地というのはかなり多くあるでしょう。
そういう地域で本屋は存在できるのだろうかというようなことを考えてしまいました。
本屋というのはとにかく薄利多売の商売です。書店の経営の根幹の部分についてはよく理解していないので細かい話は知りませんが、とにかく一冊売るごとに入ってくる利益が少ないので、数を売らないと経営が成り立たないわけです。
話は少し飛びますが、少し前ニュースで、どこかの機関か何かがやった読書に関するアンケートの結果を見ました。それによると、正確な数字はちょっと覚えていないんですが、一か月に一冊も本を読まない人(マンガを含むかどうか覚えてないけど、たぶん含まないと思う)が47%ぐらいだったと思います。実に国民の半数が、一か月に一冊も本を読まないという計算になるわけです。
人口がそれなりにある地域であれば、読書人口もそれなりにあるだろうし、その中で書店で本を買う人も一定数いることでしょう。でも、人口が少ない地域だとそもそも読書人口の絶対数が少ないわけで、そういう土地ではそもそも書店の経営が成り立たないだろう、と思うわけなんです。
でもじゃあ本屋がなくていいのか、となるとそういうわけにもいかないでしょう。現在人口の少ない地域での書店の現状がどうなっているのか知らないけど、人口が少ない地域にいるからと言って書店と接点がないという状況はダメでしょう。
これも正確なデータを覚えていないんですけど、全国の書店の20%が東京にあるみたいな話を聞いたことがあります。出版社のほとんどが東京に集中していることから見ても、出版というのは基本的に東京が中心となっているという傾向があります。それは、これまでの出版文化の歴史みたいなものがあるから仕方ないでしょう。でもそのために、書店の手薄な地域が生み出されて行ってしまうというのは悲しい現実だなと思うわけなんです。
じゃあどうしたらいいか。
図書館に頑張ってもらうにしても、図書館も今司書を減らしているみたいな話を聞いたことがあるし、新規に増やすというのも難しいでしょう。それに図書館にベストセラーばっかり置いてもらうわけにもいかないから、書店と同等の役割を期待するわけにはいかない。
書店に出店してもらうにしても、最近は大きな書店でも採算の取れない店舗を閉めていたりするし、この出版不況の中で書店が手薄な地域に出店できるほど体力のある書店はそう多くはないでしょう。それに、出店出来たとしても、近隣に書店が一店舗しかないという状況では、なかなか競争の原理が働かなくて面白い売場にならないという可能性もあります。
だから僕は、僕自身は書店員として書店に頑張ってほしいと思っているんですけど、でもやはり書店が少ないあるいはまったくない地域には、amazonに頑張ってもらうしかないなと思うんです。
ただ、本好きの僕としては、書店で本を買うのとamazonで本を買うのとではやはり意味が大きく違います。僕はamazonで本を買うのがあんまり好きではなくて、やっぱり書店の店頭で買いたい。書店というのは他の小売店とは大分違って、やろうと思えば店ごとに大きく特色を変えることが出来るし、その店の立地条件によって売れる本というのが大きく変わってくる。その店の担当者のセンスによって売場の良し悪しが決まるし、いい書店員との出会いが読書の幅をさらに広げることになるかもしれない。そういう様々な要素が僕は好きだし、それにそれらはなかなかamazonでは実現することが難しい。
そこでこういうアイデアを考えたんだけど、恐らくこれは妄想の類であって、実現することはまず無理でしょう。
書店の手薄な地域に、amazonがリアル店舗を作る、というのが僕のアイデアのメインとなります。しかしその店舗では本の販売はしない。本を展示して見てもらうというのがメインで、そのリアル店舗で本を見て注文自体はamazonのサイトからする、という感じです。店舗内で本を販売するわけではないので在庫量はそう多くなくていいし、スタッフも一人か二人いれば恐らく足りるだろうから人件費もさほど要らない。なるべく毎日売場に変化を持たせるのがベストだけど、なかなかそれは難しいかもしれない。でも、売場にある程度の変化を持たせて、なにがしかの提案が出来るようなリアル店舗を作れれば、少なくとも書店の手薄な地域の利益にはなるのではないか。
自分で書いてて無理あるなぁと思うんで、まあ現実には成り立たないでしょうけど、出版不況と言われる中、書店がどんどん閉まっていくという現状がある一方で、一か月に本を読まない人が国民の半分に上るという現状もある。このまま書店がどんどん減っていけば、いくらamazonが頑張っていても、読書人口は減っていく一方なのではないかなと思います。そうするとデフレスパイラルみたいなもので、余計に出版不況に拍車が掛かる。
書店やamazonはもちろん利益を確保して収益を上げないといけないわけだけど、一方で読書人口を増やす努力をしないと現状を抜け出すことはなかなか難しいのではないかなと思うわけです。なんて偉そうなことを、書店業界の片隅にいるただのフリーターが言ってもしょうがないんですけど、なんとかならないですかねぇ。とぼやいているだけではどうにもならないことは明白ですけど。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は、かつて読売新聞の社会部に在籍し、その後ノンフィクションライターの先鞭としてノンフィクションというジャンルを切り開く一翼を成し、2004年享年71歳でこの世を去った孤高のジャーナリスト本田靖春の、最終回を残し絶筆となった自伝的ノンフィクションです。
本書では主に二つのことが描かれて行きます。
一つは著者自身のこと。著者は韓国の京城で生まれました。京城にいた頃は、父親が割と成功していたためにたまたま裕福な暮らしをしていたのだけど、本人は最初から最後まで「由緒正しき貧乏人」を以って任ずる男です。戦後引揚者として日本に戻って来た後はかなりの貧乏生活だったようです。ただ闘病の話と貧乏の話はあんまり好きではないということで、本書にはそこまで描かれません。
ちなみにですが、著者がこの作品の連載を雑誌にしていた頃、著者は病気のデパートのような状態でした。大腸がんや肝がん、糖尿病、失明、心筋梗塞、両足の切断など、とにかくありとあらゆる病に襲われた著者は、それでもこの連載が終わるまでは死ねないと病をねじ伏せてきたわけです。しかし結局、最終回を書く直前に亡くなってしまいました。
著者が今の日本に対してどう嘆いているのか、どんな信条を持って生きてきたのかなど、そういう著者自身の生き方に関わる話が多くあります。
もう一つは、読売新聞社会部のこと、そしてその社会部記者であった著者自身のことです。著者は、読売新聞の社会部が社会部らしかった時代にギリギリ滑り込んだ運のいい男、と自分で言っています。他の新聞とは違い気風がよく出世を望まずひたすら仕事にまい進するような環境の中で、著者は一生の仕事と決めた新聞記者という仕事に生涯を賭け、先輩に取り立ててもらいながら記憶に残るような仕事をいくつもし、その一方で衰退していく社会部に幻滅し、そして最終的に辞めフリーになるといういきさつを、新聞記者として手がけた仕事や当時の社会部の気風を伝えるようなエピソードを交えながら、こんな時代もあったのだと後世に伝えたいという思いで書いているものです。
この二つを軸に、戦前・戦後の日本のあり方や、今の日本人への嘆き、自らの曲げようもない信念などを随所に散りばめて行った骨太の自伝ノンフィクションです。
僕はこの著者の作品を初めて読みましたけど、好きですね、この人。僕と似ている部分を感じました。と書くと誤解が生じそうなので言い訳も書いておくと、著者の性格を100倍ぐらい薄めたのが僕というような感じで、相似形ではあるけれども質はまったく違います。
とにかく、管理されたり押し付けられたりすると反発をする。自分が正しいと思うことはなるべく曲げない。出世欲とか金銭欲とかはまったくなくて、それよりも自分の中の信念みたいなものに背かないように生きたいと思っている。思ったことは我慢せずに口に出してしまう。僕は著者よりは全然穏やかな性格だと思うけれども、それでも似たような部分を感じますね。特に、押し付けられたり管理されたりすると反発するなんていうのはその通りで、僕はそんな自分の正確をきちんと把握しているので、サラリーマンなんかにはまずなれないなと高校時代ぐらいにはもう思っていました。著者はかなり激しくて、ことあるごとに反発しています。著者自身が書いているより、実際は恐らくもっと周囲に混乱や不満を生み出したことではないかなと思います。僕も自分でそういうことをやっている自覚があるのでよくわかります。でも、それが必要なことだと思って突っ張るわけなんですね。実際著者は何に反発していたのかというと、かつては気骨のあった社会部が軟弱になり、どんどんサラリーマン化していることです。著者は、正力コーナーと呼ばれていた記事に不満を持ち、それを排除しようと周囲を焚きつけるのだけど、誰も動かない。正力コーナーというのは、読売新聞社の社主である正力松太郎が手がける様々な事業の提灯記事みたいなもので、それが社会面に割り振られる。誰もがそれを忌み嫌っていながら、面と向かって嫌だといえる人間がいない。社会の公器として言論を武器に立ち向かっていかなくてはいけない社会部が、自社の些細な問題にも拳を振り上げられないのなら新聞社として恥ではないか。そういう思いから著者は読売新聞を去ることになるわけです。この意地の張り方。僕も同じことが出来るとは思えませんが、気持ちとしてはかなり似たようなものを持っているなと思います。
自分を飾らないからこそ著者の言葉は多くの人に届くし、慕う人間も多い。その好例として、著者が社会部時代に手がけたとあるキャンペーンを挙げようと思います。
戦後の日本には売血という制度がありました。これは輸血のための血を買い取る制度で、当時日本では輸血のための血液をほぼこの売血に依存していました。当時も献血は存在しましたが、輸血全体の0.5%ほどだったようです。
それが現在は売血がなくなり献血一本になっている。この献血100%を推進させた力の一つが著者の張ったキャンペーンだったわけです。
めんどくさいので詳しくは書かないですけど、当時の売血には多くの問題点があり、著者は山谷などに行きその現状を自ら確かめたりして、売血の問題を社会に問うことにしたわけです。ちなみにその取材の過程で自ら売血に参加し、そのせいで後年肝がんを患うことになってしまったわけです。
著者は二ヶ月半毎日一面でキャンペーンを張り、その後もキャンペーンを折を見てキャンペーンを続ける。献血が50%を超えるのに最低でも5年は掛かるだろうと思われていたところ、本格的キャンペーンの開始からわずか2年で49.9%に達するという驚異的な浸透率を見せるわけです。結局いろいろあって著者自身思うところがあり、このキャンペーンをちゃんと誇ることが出来ないようですが、僕からすれば、0.5%しかなかった献血を僅か数年で100%まで持って行ってしまった功績は素晴らしいと思うし、それこそまさに巨大メディアが成すべき仕事だなと思いました。僕は新聞を取ってないし、最近はテレビのニュースも見てないけど、結局のところ他の新聞よりどれだけ早く情報を掴むことが出来るかという競争しかしていないイメージがあります。著者自身も本書の中で書いていましたけど、そういう無意味なスクープ合戦ではなく、それまで問題だと思われていなかった出来事について、視点を変えることによって国民に問題意識を持たせるような、そういう記事こそが新聞に求められているのではないかと思います。
著者は、今のままでは日本は滅ぶ、と何度も繰り返し書いています。その日本のこれからを担うはずの若者である僕の実感としても、まさにその通りだろうなと思います。結局現代は、自分さえよければいい、という考え方がはびこっています。それは僕にしても同じで、自分さえよければいいと思って毎日生活をしています。僕自身は、そういう考え方はマズイなと思っています。多くの若者が、そういう問題意識すら持っていないということに比べれば僅かでもマシな方かもしれません。ただその現状に対して何もしないという意味では同類ですけど。
もしこの国民性を打破できる存在があるとすれば、それは新聞かテレビしかないのではないかと思うんですね。著者はテレビのことをぼろくそに書いていますけど、それは僕も同感です。僕は今ほぼテレビを見ていないんですけど、つまんないですからね。視聴率を稼ぐのがテレビ局の目標で、そのためには大多数の視聴者に支持されないといけない。一方で、今の大多数の日本人は何も考えていないわけで、そういう人向けにアホな番組を垂れ流す。もちろんそういう番組のいくつかを見て面白いなぁと僕も思ったりしますけど、それでもやっぱり積極的にテレビを見ようという気にはならないですね。
そうなると新聞に頑張ってもらうしかないんだけど、新聞業界も既に崩壊の予兆がある。欧米ではメジャーな新聞社が潰れたりしているはずです。日本の新聞業界は歪んだ仕組みによって一応成り立ってはいるとはいえ、今のままでは未来はないでしょう。
そうなると、国民性を変えうる存在がなくなってしまいます。今のままの国民性では、早晩日本は壊滅的な状況になることでしょう。ただ別に僕は、大方の日本人と同様、ま自分が生きてる間だけ何とかなってくれればいいや、とか考えています。なので僕に大方の日本人を非難する資格はない。けど、著者の考え方には共感できるなぁ、という感じです。
とりとめもなくいろんなことを書きましたけど、著者の生き方や考え方にはかなり共感できる部分があります。大きく違うのは、著者が国のためになる仕事として新聞記者を選び、自分の人生を顧みることなくその仕事にまい進したのに対し、僕は生きる気力がほとんどないということですね。まあそのこと自体別に僕は憂えてないですけど。
まだまだ僕らより遥か上の世代には、気骨のある人間がたくさんいることでしょう。著者もその中の一人でしょうが、著者が持ち続けてきた気骨はかなり骨太ではないかなと思います。今の日本人を好きになれないと書く一方で、日本を愛する気持ちでは誰にも負けないという著者。日本に喝を入れる、というと大げさですけど、そういう気概を持って書いた本ではないかなと思います。別に難しいことを考えなくても、普通に読んで楽しめる本でもあります。孤高のジャーナリストとして生涯を閉じた男の自伝的ノンフィクション。是非読んでみてください。

本田靖春「我、拗ね者として生涯を閉ず」





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2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
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19位 奥泉光「黄色い水着の謎
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新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
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12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
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2011年の個人的ベストです
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